2018/05/05 - 2018/05/10
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とんぼねこさん
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2018年GW後半から、家族3人で6日間の予定で台湾台北と北投温泉、三峽や大渓の老街を巡ったり、台湾一周の鉄道旅をしました。
2度めの台湾とゆうことで、あまり定番のところよりも古い町並みや下町の雑踏など普段の台湾の姿を出来るだけ感じてみたいと思った旅です。妻の希望の北投温泉をベースとして、北投に4泊、最終日台北市内で1泊の合計5泊6日の旅。4日目は家族とは別行動で私一人で台湾鉄道一周旅行を敢行しました。旅の目的は台湾で最後に残された、旧型客車の鈍行列車に乗ること。南廻線枋寮駅~台東駅間を一日1往復しか運行していない貴重な列車に乗ってきました。今回は鉄分の多い内容となっていますのでご了承ください。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通手段
- 鉄道
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台湾で唯一残る旧型客車で運行される鈍行列車。3671列車、通称南国鈍行は日本ではほぼ見ることが出来なくなった、機関車で牽引する旧型客車の列車です。一日に一往復しかない貴重な列車で、台湾南部屏東縣の枋寮駅から台東までの間をのんびりと走っています。南廻線は山間部と海岸部を走る線区とがあり実に風光明媚な路線です。枋寮と台東の南側の知本駅までは非電化単線区間で数年中には全線電化されることが決まっています。そうなればこの列車もあと数年で廃止されるでしょう。廃止される前に是非乗っておきたい。台湾旅行が決まった時から密かに計画を練っていました。しかしどうやってこの列車に乗ろうか、思案しました。家族旅行である以上、私に許される時間は1日だけ。列車が走る区間は台北とは真反対の最も遠いエリア。果たして、一日で行けるのか?。本当なら高雄で1泊してから周れば確実なのですが・・もし私と同じように1日でこの列車を目指されるのであれば、少しは参考になるかと思います。
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この旅行計画表は、日本で事前に時刻を調べ計画したものです。3671列車を中心に時刻を組みました。枋寮に10:55分までに到着するためには、このダイアしかありませんでした。宿泊地の新北投の始発は朝6:10分。枋寮までの限られた時間で行くには、このダイアしかないことが分かりました。新北投から台北まで地下鉄で行き。そこで乗り換えて、今度は新幹線(高鉄)で高雄の近くの左營駅まで行きます。そこでまた在来線に乗り換えて特急で枋寮まで行きます。表を見ていただいてわかるとおり、乗り換えの時間はあまりゆとりがありません。私は事前に切符を買っていませんでしたので乗り換え駅で一旦改札口を出てそのたびに切符を買わなければなりません。そのための時間も必要なのです。また当日購入なので指定席が取れるかどうかも分かりません。それよりも何よりも枋寮駅に10:30分ごろまで到着できるのか不安でした。まず一つ目の心配は台湾の列車が時刻表通り運行されるのかどうかそれが心配でした。外国では列車が遅れるのは当たり前みたいですが、台湾ではどのぐらい正確に列車運行されるのか心配でした。二つ目の心配はスムーズに切符が購入できるかどうかです。やはり外国なのでちゃんと買えるのかどうかそれも心配でした。インターネットで事前に列車の予約が出来るのですが、今回この鉄旅の日にちは決まっていませんでした。その為にあらかじめの予約は出来なかったのです。
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この日は朝から雨が降っていました。あらかじめ天気予報で判っていたのですが、朝起きた時、やっぱり雨だったので少しテンションが下がりました。
新北投駅 駅
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新北投駅始発6時10分の電車で台北駅まで行きました。高鉄台北駅ではまず切符を購入しました。前日の夜に予約を入れたので何とか切符は購入出来たのですが窓側は取れませんでした。朝7時台の優等列車は人気で満席でした。
台北駅 駅
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切符を購入した後、お腹が空いていたので朝ご飯としてモスバーガーでハンバーガーセットを購入。台湾のモスバーガー、ちょっと日本とは違った感じでした。でもおいしかったです。セットで80元(約300円)でした。
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高鉄台北駅は地下にあります。すでに大勢の人がプラットホームで待っていました。台北駅を出ると一旦雨は止みました。しかし高雄に近づくとまたすごい雨が降り出しました。まるでスコールのようです
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台北駅7:31分定刻発車。新幹線の車両は日本の新幹線とほとんど同じです。これは日本製の車両です。
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約1時間半で新幹線の終着駅、左營駅に到着。ここから在来線を使って枋寮駅まで自強号に乗ります。新幹線の左營駅と在来線の新左營駅はつながっているのですが在来線の駅名はなぜか新左營ですちょっと不思議です。新幹線の左營駅はまるで空港のターミナルのようで、広くて近代的で、在来線の新左營駅はどの方向にゆけばいいのか分からず焦りました。危うく全く違う方向に行くところでしたが、なんとかたどり着きました。
新左営駅 駅
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しばらく待つと、特急である自強号が入線してきました。このエリアの自強号は非電化区間を走るため電車ではなくディーゼル型の特急となっています。
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列車に乗るとほぼ満席状態でした。指定席が取れて本当に良かったです。新左營駅を出てすぐに高雄駅に到着。この辺から雨が止んで徐々に天気は回復してきました。隣席に座っていた女性は高雄駅で降りたので、私はすぐ窓側に移動しました。ラッキー。
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車窓はだんだん南国の景色になってきています。これはバナナの木でしょうか?台湾はバナナが美味しいですね。
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枋寮(ファンリャオ)駅午前10時に到着。とうとう着きました。
ホームに降りた時、向かい側に新しい形の車両が停まっていました。普通型車両のようで、まさかこれがあの列車なのか? 私はしばらく不安になり今日だけこの列車、代替車両にになっていたのか…それともすでにあの旧型客車は廃止されたのか…とても不安になりました。枋寮駅 駅
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改札を抜けて駅前に出ました。
枋寮駅 駅
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駅前の様子です。この後切符を買うことに。この駅で台東から台北行きの特急の指定席切符を買うことが出来ないか試してみましたが、結果購入することが出来ませんでした。台東までの乗車券だけ買いました。
枋寮駅 駅
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再び改札を入ると、おー!なんと!あの旧型客車の姿が… .
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いつの間にか3671列車が入線していました。私は感動のあまり思わず走り出してバシャバシャ写真を撮り始めました。
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写真でしか見たことのなかったその姿に私は感動してテンションが上がりっぱなしになりました。列車は機関車と客車3両編成です。この日の編成は全て日本製の旧型客車です。良かった。日によっては、混合編成のときもあるそうです。
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列車の最後尾。見てください。貫通しています。昔少年だった頃、乗ったことのある鈍行列車そのものです。懐かしい!
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さあ、乗ってみましょう!勿論最後尾の車両に乗ります。
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連結用のハンドルが・・・連結部には鎖と棒がかけてあるだけ。
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室内に入りました。シートはクロスシートですが、年季の入ったビニル張りでなかなか良い感じです。このシート意外と座り心地は良かったです。
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機関車も見てみましょう。非電化区間を走る列車なのでディーゼル機関車です。
アメリカ製のR100型ディーゼル機関車。莒光号用に導入されました。 -
しばらくすると、台東方面から莒光号が入線してきました。この急行列車も客車列車です。このエリアは日本では少なくなった客車列車の宝庫です。
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さあ、いよいよ出発です。10時55分。枋寮駅を定刻に発車しました。写真に写っている青年はこの列車で友達なった台湾の青年A君です。
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この列車の車掌さんです。走行中デッキに出ようとしたら止められました。走行中は危険ですのでデッキに出るのは止めましょう。
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仕方ないので、ドア窓越しに最後尾風景をパチリ。
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しばらく走ると、加祿駅に到着。
加祿駅 駅
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枋寮からの沿線図です。枋山駅から先は東海岸まで山越えのトンネル続きの路線となります。
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11時10分?獅(ネイシ―)駅到着
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列車はだんだん山岳地帯を走ります。幾つものトンネルを抜け、秘境信号場の枋野(ファンイェー)號誌站に到着。
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駅ではありませんが、この列車はここで停車します。
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駅員さんが手を降ってくれました。行ってきます!
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長いトンネルを抜けるとようやく東海岸に出ます。東海岸側最初の駅。古荘駅です。
この駅。実は2017年10月より駅の役目を終えて無人の信号場になりました。 -
午前11時47分に大武(ダーウ)駅に到着。山間ののどかな駅ですが構内は広いです。
大武駅 駅
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この駅では少し停車時間があると台湾青年のA君が教えてくれたので、ホームに降りて列車を撮影。
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台湾の駅舎はコンクリート製が多いようです。特に東海岸側はほとんどコンクリート製でした。このあたりから晴れてきました。
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大武駅を過ぎると、おおー!!!見えてきました。海です!エメラルドグリーンの南国の海です。
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この車窓・・・感動です。この景色を見れて、やっぱり無理して来てよかった~と思った瞬間でした。
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大武駅~瀧溪駅間の路線図
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海沿いを走りしばらくすると瀧溪(ロンジー)駅に到着
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12時丁度に到着。この駅では、特急通過待ちのため約10分ほど停車。ホームで特急を待ちました。
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通過待ちの間A君は車掌さんとなにやら鉄道談義で盛り上がっているようです。言葉は解りませんが・・
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特急と思ったら、莒光号がやってきました。かなりのスピードで通り過ぎます。
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爆走の莒光号
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瀧溪駅を出たらまた海沿いを走ります。
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鉄橋を渡ると・・
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金崙(ジンルン)駅到着
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12時20分に金崙駅に到着
金崙駅 駅
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金崙駅を過ぎると海岸線から離れます。
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また、南国の景色
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12時30分。太麻里(タイマリ)駅到着。この駅で撮り鉄の2人組の男性客は降りていきました。彼らは日本人?台湾人?
太麻里駅 駅
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太麻里からは海から離れています。次の駅は温泉で有名な知本駅です。
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12時46分知本(ジーベン)駅到着。大勢の中国人旅行者と思われる団体がホームに入ってきました。知本は温泉で有名だそうです。
知本駅 駅
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この駅でも特急待ちの為、10分ほど停車。車内に乗っていた多くの台湾人観光客はここで降りました。
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私達の乗っている3号車は日本人観光客の夫婦と私とAくんの4人だけになってしまいました。
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特急自強号がやってきました。
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ようやく台東駅に到着です。枋寮駅から2時間30分の旅ですが、楽しくて短く感じました。
台東駅 駅
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台東駅でA君とはお別れです。お疲れ様でした。記念写真を。変な写真でゴメンナサイ。
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一旦、台東駅の改札を出ました。駅前は何もないようです。この駅は郊外に移転されたそうです。追記。正確にはこの駅はもともと違う名前の駅でした。旧台東駅は台東市街にあって、新線開通以前は盲腸線でした。南廻線全通に伴い旧台東駅は廃止され
台東新駅だったこの駅が台東駅に改名されました。ですのでこの駅から市街へ行くにはタクシーかバスで行くしかありません。ちょっと不便ですね -
知本駅から電化されていますので、電気機関車も待機しています。台東花蓮間は電車運行されています。
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台東から台北まで乗る特急「プユマ号」です。台東駅で指定席を買いました。なんとか席は取れましたが、この路線の特急は大変乗る人が多くて指定席は取れにくいそうで。この日は運良く15分前でしたが指定席取ることが出来ましたが、行かれる方は予め予約される事をお勧めします。台北までは4時間12分かかりますので!!
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プユマ号に乗ってからは、全く写真は撮っていません。満席の上、隣は若い女性でしたので、あまり窓側を見ることができなかったためです。あと、台湾の特急はものすごくクーラーが効いていますので、防寒着は持っていきましょう。寒くてたまらなかったです。夕方6時12分定刻に台北に到着しました。なんとか無事台湾一周鉄道の旅を終えることが出来ました。本当に3671列車に乗れるのか心配でしたが。行って本当に良かったです。鉄道ファンでなくても、是非行ってみてください。昔の日本の鈍行列車を思わせるノスタルジー列車。旧型客車南国鈍行列車の旅はいかがだったでしょうか?長い旅行記にお付き合いいただきありがとうございます。今回はハイテンションのまま書きました。この列車に乗りに行かれる方の参考に慣れば幸いです。
次回旅行記は5日目・6日目です。
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この旅行記へのコメント (2)
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- tanichanさん 2018/05/19 22:14:03
- 初めまして
- 南廻り線の普快車3671及び3672列車の運行が無くなると言う噂が最近聞くようになり此れはいけません私も乗らねばと、5月5日~18日までの約2週間でしたが訪台して枋寮駅~台東駅間の窓全開の列車に今月14日乗って来ました。
私も一応鉄ちゃんの端くれで、とりわけ最後列の客車に陣取り後方デッキで走り去る景色とレールを撮って来ました、とんぼねこさんの時は車掌さんが居たのですか、何故か私が乗車した時は車窓さんも居なくて自由に出入りが出来ました。
旅行記を投稿するのはまだ先ですが動画も撮っていますのでその時は是非お立ち寄りください。
- とんぼねこさん からの返信 2018/05/20 06:14:17
- Re: 初めまして
- tanichanさん、コメントありがとうございます。ちょうど同じ時期に台湾行かれていたんですね。私の場合家族旅行だったので、フリータイムは1日だけだったのでゆっくり行くことが出来ませんでしたが、南廻線は良かったです。そうですか、車掌さんがいなかったんですね。それは良い画が撮れたと思います。また投稿されたら是非拝見させていただきます(^^)
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