2018 5月 イタリア サレルノ・イスキア・ナポリ・ローマの旅 ～その１ サレルノ～

2018/05/04 - 2018/05/12

５年ぶりにイタリアへ！サレルノでモッツァレラ工場見学、イスキア島で海の温泉、ナポリとローマでは教会、美術館、街歩きを堪能してきました。

その１は、関空からローマ、サレルノのモッツアレラ工場、ナポリからイスキアに向けてフェリーに乗るところまで。

エリア イスキア島(イタリア)

5月4日（金）関空10：25発　KLM 0868
関空からローマの直行便がなくなって初めてのイタリア旅行。
往路はKLMでアムステルダム経由でローマまで。

実は今回の旅、出だしからやってまいまして・・
スーツケース（と家）の鍵を自宅に忘れてきたことを空港へ向かう途中で気づいて冷や汗かきました。ええ、スーツケースの鍵は閉まってます。
結局、関空３Fのスーツケースなど売っている旅行用品店で開けてもらえ(開いた場合は千円、開かなかったら無料、壊すことも可能)、ロック付きのバンドを購入して旅行中はそれでしのぎました。往復共に手荷物預ける前にラッピング（４F）をしておいたら大丈夫でした・・
チェックインカウンターのお姉さん、旅行用品店のお兄さん、ラップ屋さん、あと相談に乗ってくれた友よ、皆様ありがとうございました<(_ _)>

5年ぶりの欧州便、機体もレベルアップしてました。
画面も大きくなってるし、タッチパネルで操作も楽々！昔のようにフリーズして使えなくなるようなこともない！
配られたイヤホンは片方が聞こえづらく、持参していたものを使いました。
日本の映画は6‐7本くらいだったかな？あんまり数は多くないですが、日本語字幕の洋画もあるので退屈はしませんでした。
13,000円プラスしてエコノミーコンフォートにしたのですが、足元広くてゆったり快適でした。この値段なら有りだな。

1回目のお食事
ドリンク前にホットおしぼりが配られました。あと、食事のメニュー表も久々に見たなー。
日本食をチョイス。
鯖の竜田揚げと炊き込みご飯（サフランかな？洋風の味付けでした）
右下の箱にはチーズとクラッカー、サラダのドレッシング。
サラダ、デザートはマンゴーのケーキも甘すぎなくて良かった。
パンも温かかったし、小さいペットボトルのお水がついてるのもうれしい。
KLMの食事、今まで乗った飛行機の機内食で一番おいしかったです！満足☆

途中で出たおやつのアイスクリーム。
ウエハースでサンドされたチョコレートコーティングのバニラアイス。

到着前の食事もホットミール。
チキンのホワイトソースがかかったパスタ。
ピクルス（これも美味しかった）、カットフルーツ。
これも美味しかったな。

スキポール空港はめっちゃ広いと聞いていたので若干心配していたのですが（乗り継ぎ時間は1時間35分)定刻より少し早くスキポール空港に到着したこともあり余裕でゲート前に到着。
EU入国審査と手荷物チェックで30~35分くらい？
ちなみに乗り継ぎでもスキポールはセーフティバッグ（STEBs）に入れてもらえば100ml以上の液体の免税品も関空で購入できます。

アムスからローマは2時間10分
フィウミチーノ空港からテルミニ駅まではレオナルドエクスプレスを利用。35分ほど。１４ユーロ。18：45 フィウミチーノ着で19：23の列車に乗れた。
翌朝早朝にナポリへ立つのでホテルは駅の近くにしました。

まだ改装して新しい感じのHotel Max
一応、三ッ星

クローゼットと金庫
ベッドサイドにコンセントがあるのは便利ですね。

冷蔵庫もついてました。

バスルームの電気がすごく暗い！と思ったけど、だんだん明るくなるタイプです。

お風呂はバスタブ付きでした。
今回の旅でバスタブあったのここだけだったな。

ローマ在住の友人にお土産（日本食）を渡しがてら、駅で簡単に晩御飯。
il mercato CENTRALEはいろんなお店が入っていて、テイクアウトもできるので便利。
キノコとポテトのグリル
フィノッキオとフルーツのサラダ

il trapizzino
もちもちのピザ生地のパンの中にチキンの煮込み。
中の具は選べます。
味付け濃いめなのでワインとか飲めると合うんだろうな～

5月5日（土）
テルミニ駅 7：22発 Frecciargentoでサレルノまで。
Salerno 8：53着
オンライン予約したチケットは駅での打刻は不要でした。

各車両の端（座席番号の若い側）にスーツケース置き場がありました。
座席上にも荷物置き場があって、小型のスーツケースを上げてる方も。

ほぼ定刻通りにサレルノ到着。
乗り替えのRegionale（普通）は45分後。
電光掲示板に何番線にどの列車がくるか表示されるのでチェック。

直前でホーム変更。
待っていた人たちみんな一斉に移動。

Capaccio-Roccadaspide駅
ホームの階段を下りて、高架下を通って外に出ます。

ここからタクシーに乗りたいのですが、乗り場がない。タクシーも見当たらない。
その辺で電話してたおじさんに聞いていると近くにいた奥さんが寄ってきて、すぐそこのBARにタクシーの電話番号があるよ、と教えてくれました。
カッフェを飲みながらタクシーを待つこと15分。
ピンクのスーツ姿の女性運転手さんが現れ無事合流。

さて、本日の目的地、Tenuta Vannuroに到着です！！
タクシーで10分弱、10ユーロ。
スーツケースがなければぶらぶら歩いてもいいかも。
帰りの列車に合わせてお迎えも頼んでおきました。
車で来ている人がほとんどで、敷地入り口付近は駐車場になってます。
ヨーグルトテリアの建物があって、その奥手の2Fにオフィスがあります。スーツケースはそこで預かってもらえました。

まだ11時ごろですが、朝のツアーに参加した人たちかな、ジェラート？を食べていておいしそう～

広い敷地、トイレなどの設備もちゃんとしてます。

小鳥のさえずりと牛さんがいるなってすぐわかるニオイ・・笑

この建物でモッツアレラチーズを作っています。

窓からのぞいてみた。すごい量のチーズ！！
職人さんたちがせっせと丸めてます。

畑もあって、いろんな野菜が植わってます。

畑もなんかおしゃれ。

フィノッキオ
和名はウイキョウ

これはなんでしょうか。

いちご。

ジャガイモの花かな

モッツアレラをつくる生乳の牛さん
黒い牛なんだ！
そして雌なのに角がある！
大きい！！

この牛舎はオートメーション化されているそうで、牛が自由に背中ブラシのエリアにいったり、搾乳エリアにいったり、昼寝したり、餌を食べたりしているそうです。

めっちゃ広い。
そしてすごい数の牛がいます。
ツアーの時間に合えば中の見学台に上って説明を聞いたりできるそうですが、この日は午前9時の回しかなく、プライベートだと40ユーロくらいするとのことだったので、自由に見学できるエリアから見ました。

ここで作られたチーズの購入もできます。
どこにも卸していないので、ここでしか買えないそう。
番号札をとって順番を待ちます。

10番以上待ったかな、どんどん進むけど大量に買う人もいて、30分は待ちました。
モッツアレラは常温保存で数日もつのでイスキアのホテルで食べようと購入しました。大きさが違うと呼び名が変わるらしいですが、値段は同じで量り売り。
リコッタは冷蔵保存なので断念。

バラがきれいに咲いてました。

お昼ごはんは敷地内のレストランにて

12時半開店だそうです。広い、きれい、かわいい。

一番のりで席に着き、とりあえずおすすめをオーダー。
ここで焼いたパンと、
サワークリームにキュウリが入ったもの。さっぱりさわやか。
自家製バターもプレーンと香草入りの2種類。普段食べてるバターと全然違ってさっぱりしてます。

前菜盛り合わせ Verdure dell'orto
野菜は敷地内で栽培されたもの。どれも味が濃い！そして素材を生かした味付け！
そしてモッツァレラとリコッタチーズ。
モッツァレラはキュッキュッと音がするくらいフレッシュ。
私はリコッタが気に入った！ほろっとした触感でほんのりクリーミー。

春のおすすめの一品だそうです。
Insalata di Carciofo
アーティチョークのサラダ

ピントがあってないけど、Acqua Sale
硬いパンを水で濡らして、トマトや玉ねぎと合わせた郷土料理。
これもカメリエーレのおすすめ。

ドルチェを食べる時間がなくなってしまい、カッフェで〆てタクシーで駅へもどります。
このレストランは安い、美味い、高品質だったので、絶対またゆっくり来たいです。

Capaccioの駅、無人ぽい。券売機もはじっこのホームにしかない。

雲ゆきが怪しくなってきました・・
ぼつぼつしてきた。

この駅も電光掲示板

ヴェスビオも雲をかぶってます。
実は天気予報がずっと雨マークなんです。。
1週間前はずっと晴れてたのに、どうなるイスキア？！

とりあえずナポリ中央駅まで戻ってきて、
メトロでGalibardi駅から港近くのUniversita駅まで。1駅。
ナポリの港は3か所あるので、どこから船がでるか要確認です。
あと、メトロのチケットは改札の窓口で買うと高いので、改札手前の売り場で購入を忘れずに！
アーティスティックな展示？がされていたりします。

Universita駅からスーツケースごろごろしながら、Google mapで道を確認しながら、10～15分くらい？でNapoli porta di massa港へ到着
建物の中に船会社ごとのチケット売り場があるので、調べておいたMedmar（フェリー）でチケットゲット。

我らが乗るフェリーが入ってきました。

乗船しまーす。

まだピーク時期じゃないこともあり、かなり空いてる。
フェリーはふわふわした揺れがあって、正直後半ちょっと気持ち悪くなりかけました。トイレでは女子高生くらいの子が何人も吐いてて・・。
穏やかそうに見えても揺れるので心配な人は酔い止め必要かもしれません。
ちなみにイスキアまでは1時間半の道のりです。

売店もあるので、炭酸の飲み物とか飲んでもすっきりするかも。

その②　イスキアへ続きます！