ニューオーリンズジャズフェスティバル2018

2018/04/25 - 2018/05/02

ジャズ発祥の地、ニューオーリンズ。
ジャズクラブひしめくバーボン通り、ミシシッピ河ジャズクルーズ、音が溢れていたフレンチクォーターの街。アメリカ南部の人々の陽気さに触れながら、ジャズフェスティバルで音楽に浸りきってきました。

エリア ニューオーリンズ(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 旅行の手配内容: 個別手配

デルタ航空で行きました。往路、DL6羽田空港から15：15発。ロサンゼルス8：56着
DL1325ロサンゼルス12：45発　ニューオーリンズ18：32着

復路はDL2701ニューオーリンズ7：30　デトロイト11：05着
DL275デトロイト12：05発　成田14：00着

イラン渡航歴より、ESTAでの入国ができず、事前にアメリカビザ取得での入国となりました。領事館のウェブサイトでの申告はなかなかに面倒でしたが、面接は拍子抜けな程あっさり終わり、web申告の内容である程度事前に決定されていたような印象。（面接長引いてる人も多々いました。どちらにしても丁寧に回答した方が良さそう・・）とりあえず10年は安心。これが失効の頃にはイランとの関係が良くなっている事を心から願います。

到着後、出口を進むとタクシー乗り場があります。料金表がしっかり出ていて、二人なら36ドル、3人なら45ドル、4人なら60ドル・・二人乗車だけ少し割高だったかな？それにチップを足しました。係員の人が乗車するタクシーのナンバープレートの数字をタクシー会社の連絡先の載ったパンフレットに書いてくれてそれに乗車。何とも安心です。
今日の泊まりはフォーポインツバイシェラトンフレンチクォーターで、バーボン通りの中心で人が多いので、2つ手前のバーガンディ通りで降ろしてもらいました。
19：00でもまだ明るく、バーボン通りからは沢山の音楽と熱気が伝わってきて、早く歩きたい！とワクワクしながらチェックインしました。

携帯はソフトバンク、iphoneなので、そのまま、アメリカ放題で電話等も日本と全く同じように使えるのですが、相方は、iphoneではなく、今回は広い公園のフェス会場内で連絡を取り合いたい為、空港でwi-fiレンタルしました。気軽に好きな場所を楽しんでは合流し合えるのでとても快適です。

夜のバーボン通り。19世紀の街並みが残るフレンチクォーターの一番の歓楽街。お酒を飲みながら酔っぱらって歩いている人、みんなニューオーリンズの夜を楽しんでいます。バーボン通りのAnn　St.あたりまでは賑やかで、夜12：00頃までは気楽に飲み歩ける雰囲気でした。ホテルに戻る足音を聞いていると朝方まで飲んでる人ももちろんいるようでした。ただし、少し外れた通りになるとガラッと雰囲気が淋しくなったりするのでそこは気を付けました。

ぶらっと歩いてまずは夜ご飯。気軽に入れる超有名店、ガンボショップへ。ルイジアナ風炊き込みご飯のジャンバラヤとクロウフィッシュ（ザリガニ）の煮込みです。
席数が多いので、少し並んでいても割とはやく入れます。中庭の席が人気が高いので、中庭を希望するといいと思います。（少し余分に待たされます）
飛行機疲れの胃に優しいお味でした。

そして真っ先に行きたかったここ、プリザベーションホール。この町で生まれたニューオーリンズジャズを保存する目的で1961年にオープンしたそうです。もとは1750年完成の建物で、昼間見るとオンボロな小屋、という感じですが、ここだけは抑えておかねば、な場所です。ガンボショップのすぐ並びにあります。先に通りがかった時に、22：00のライブを観たいと尋ねたところ、21：30までにここに並べば大丈夫、と言われました。

演奏中の撮影はダメですが、これは開始前の中の雰囲気。椅子席の前に座布団席があって、座布団に座る年配者は少なくなぜか一番前の席になりました。1ステージ45分の総入れ替え制。料金は各回で違うようですが、とてもお値打ち。飲み物も食べ物も提供はなく、飲み物だけは持ち込みが可です。

店内は狭く、立ち見の人もいました。事前にウェブサイトで予約もできるようですが、値段はかなり違いますし、超有名なコンサートでなければ町の雰囲気を楽しみながら並ぶのはありだと思います。

この日はプリザベーションオールスターズ＆スペシャルゲストでLouis Fordさんとなっていました。何と値段は20ドル台、この値段で聴けるなんてもったいない、円熟の、素晴らしい演奏です。

この時期のニューオーリンズは日本と同じくらいの気温かもう少し温かい位。どの店もオープンでジャズだけでなく若者のクラブミュージックのような演奏もガンガン聞こえてきます。外から聴いて、気に入ったバンドがやっているお店に入るといいと思います。

ここもバーボン通りのCafe Beignetというお店で、Musical Legands Parkというオープンな一角です。気軽に入れるスペースで、ここも一日中、生演奏しています。座れば1ドリンク+チップ、という感じで色々とまわりました。

昼間の入口の銅像。左がファッツドミノ、真ん中がアルハート、右がビートファウンテン。ファッツドミノは昨年秋に亡くなったそうで、今年のジャズフェスではアーティスト達がトリビュートライブをやっていたり、今年のジャズフェスのポスターになっていたり、本当に愛されていて、レジェンドだなぁと思いました。始めて知って、帰ってから、聴いたりしました。

繁華街は頻繁に騎馬警官もパトロールしています。

セントルイス大聖堂の裏にある銅像。道の突き当りに浮かび上がるライトによる影と月がとても幻想的でした。

Ann　St,を真っすぐ北に歩いたところにある、ルイ・アームストロング公園の入口。大きく派手にARMSTRONGの文字。サッチモの存在がニューオーリンズの人達にとっていかに大きいかが分かります。

フォーポインツバイシェラトンフレンチクォーター。19：00頃ホテルに着きましたが夜12：00過ぎまで、初日とは思えない位、充実した夜を過ごすことができました。夜到着なら、バーボンストリート沿いはおすすめです。

アイアンレースの通り側の部屋は、夜遅くまで音がうるさいかもですが、中庭側の部屋はとても静か。
でも、通り沿いのバルコニー側でずっと人通りや音楽を楽しんでいる人もいて、それも楽しい過ごし方だなぁと思いました。
どの建物もアイアンレースで彩られたバルコニーから、みんなバーボン通りを見下ろしながらお酒を楽しんでいます。時々、2月のお祭り、マルディグラにちなんでビースの首飾りを投げてくれて、受け取った時は、その、投げてくれた人とのやりとりがとても楽しかったです。