2018/05/11 - 2018/05/11
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Bachさん
ゴールデンウイークを避けて、あまりにも美しく一生に一度は訪れたい庭園と言われる「足立美術館」に行ってきました。島根県まで日帰りか宿泊か微妙な立地環境であることから、これまでなかなか訪れる機会もなかったところ、たまたま先日2018.5.9テレビで「いつやるか?今でしょう!」の林修先生が「足立美術館」の紹介をしていたので、「今しかない」と思って早速行って見ることにしました。京都から片道300km、合計700kmの日帰りドライブですが、さらに欲張って、「境港」のおいしい魚、「水木しげるロード」、大根島の「由志園」も含めた強行スケジュールです。
(行程)8:00京都~(大山崎~名神~中国~落合JC~米子IC~国道431)~(300km4時間)12:00境港おさかなセンター~水木しげるロード~(江島大橋:ベタ踏み板)~由志園(鑑賞1時間)14:00~(25km40分)15:00足立美術館(2時間鑑賞)17:00~(途中宝塚北SA)~(300km4時間)21:00自宅
今回の訪問先の共通テーマは、「地元愛」です。「足立美術館」は地元出身の実業家・足立全康さん、「由志園」は地元の門脇由蔵・栄さん親子、「水木しげるロード」は地元出身の漫画家・水木しげるさん、ですが、最も感銘が大きかったのは以外にも「水木しげるロード」のゲゲゲの妖怪たちで、一番のお気に入りは表紙写真の「袖引き小僧」。童心にかえりながら、地元の活性化に情熱を燃やす「ふるさと創生」の素晴らしさに感銘を受けた1日でした。(ちなみに境港とゲゲゲの鬼太郎は鳥取県、由志園と足立美術館は島根県)
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境港に到着。早速「境港さかなセンター」で海鮮丼をいただく。
境港は、隠岐島に流された後鳥羽上皇や後醍醐天皇の伝承が今も残り、江戸時代には北前船で賑わい、明治以降は釜山、仁仙などとの航路も開設され、戦後は漁業基地として発展したが、最近は妖怪と魚の町として頑張っている。 -
水木しげるロードの起点になる「堺港駅」
水木しげるロードは1993年に23体でオープンし、現在は174体、スポンサー料1体100万円~で募集。
東京・調布市も水木しげるが50年住んだということで「ゲゲゲギャラリー」や鬼太郎バスやオブジェなどでアピールしている。 -
JR駅前には「水木しげる先生執筆中」のブロンズ像
水木しげるは、1922-2015年93歳死去、大阪生まれだが生後まもなく郷里の境港市で育ち、戦後紙芝居作家から漫画家になったが、40歳で結婚してから上向きになり45歳にして人気作家になっていった。2010年には妻の著書「ゲゲゲの女房」がNHK朝ドラで放映され一気に注目が集まり、海外でも評価が高まった。 -
河童の三平、タヌキ、カッパ
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「大怪獣」
2017年設置のスポンサー料は最高額の290万円という。 -
駅前には米子と境港間を走るラッピング列車。
車体に鬼太郎、ねずみ男、ねこ娘、目玉おやじなどの妖怪がいる。 -
ピンク色の「ねこ娘列車」の他、青色の「鬼太郎列車」、「ねずみ男列車」、「目玉おやじ列車」など現在6種類の鬼太郎列車が1日18往復していると言う。
駅名も米子駅は「ねずみ男駅」、境港駅は「鬼太郎駅」など全駅に命名。 -
トイレの表示にも
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交番の表示にも
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水木ロードは全長800mの商店街。
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妖怪の名前を見てもさっぱり分からないが、
今回を機に、分かる範囲で名前を調査。間違いはお許しを。 -
魔法陣の悪魔くんとメフィスト
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姑獲鳥(こかくちょう):妊婦の妖怪?
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のっぺらぼう
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ねずみ男
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ねこ娘
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だるま
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ねずみ男
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鬼太郎の下駄
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竹切狸
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砂かけ婆
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貧乏神
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八岐大蛇
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隠神刑部狸(いぬがみぎょうぶたぬき):伊予国に伝わる化け狸
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田の神
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件(くだん):中国、四国、九州などに伝わる牛の腹から生まれる子牛のような姿をした妖怪で、生まれてすぐ何かしらの予言をし、その予言は必ず的中するが、予言をするとすぐに死んでしまう
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クサビラ神:飢饉の時に森から現れた妖怪で、滋賀県栗東市のキノコを祀る菌(クサビラ)神社の話
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川赤子:川、沼、池などの水辺に出現する、赤ん坊の姿の妖怪
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鬼太郎と目玉おやじ
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小豆洗い
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ガラッパ
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豆腐小僧
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山操(やまわろ、やまおとこ)は長野県に伝わる大男(山男の類)の妖怪
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妖怪工房の妖怪ポスト3つも並んでいる。
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ゲゲゲのヘアサロン
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算盤小僧
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ゲゲゲのパン屋さん
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エンコウ:河童の仲間で赤ん坊のような姿で、鰻のようにぬるぬるした肌をして、真っ赤な顔は猿に似ている。
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水木しげる夫妻:ドラマ化された「ゲゲゲの女房」の放送開始に合わせて完成したという
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河童
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川猿:河童の仲間で童子の姿となり人に化ける
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夜行(やぎょう)さん
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座敷童子(ざしきわらし)
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妖怪ショップ
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妖怪神社
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手の目
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キジムナー:沖縄の妖怪で、ガジュマルの古木の精霊
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鬼太郎
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鬼太郎と水木先生と肩に目玉おやじ
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妖怪広場の妖怪傘
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河童の泉
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ムーラちゃん:1万2千年の眠りから目覚めたムー大陸の王様
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ゲゲゲの鬼太郎の塔
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サラリーマン山田
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世界妖怪会議開催:水木しげるロードリニューアル中に妖怪たちが一時出張して会議をするところ
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世界妖怪会議に出席した「バックベアード」というアメリカの妖怪
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水木しげる顕彰像:なまけ者になりなさい
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由志園(ゆうしえん)入口
松江市の宍道湖と並ぶ中海に浮かぶ「大根島」という変わった名前の島に造られた「牡丹の里」と言われる庭園 -
「由志園」は、美しい大輪の様々な種類の牡丹が1年中見られ、広大な池泉と緑豊かな山水の回遊式日本庭園が眺められる。
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「由志園」という名前は、初代園主・門脇栄(さかえ)が志半ばで亡くなった父の志を受け継ぎ完成させ、父親の由蔵(よしぞう)の志ということから「由志園」と命名した。
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大根島は松江市の宍道湖と並ぶ中海に出来た火山島で、透水性のよい黒ぼく土壌の上に地下水豊富であったため、江戸時代から高麗人参、明治時代からは牡丹の栽培が始まり、牡丹は苗木の9割を生産する日本一の名所となった。
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高麗人参や牡丹の栽培をやっていた門脇栄の父親由蔵は広大な農地が必要で一度収穫すると土地は15~20年間使えない高麗人参を栽培できる農家は限られ、また島民は牡丹の行商で全国に出稼ぎに行ったので、なんとか島の人々が家族一緒に暮らせるようにと、大根島の風光明媚な環境に着目し、全国から観光客が訪れる日本庭園を造ろうと志した。
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苔庭が清々しい
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牡丹の館では、植え替えや温度や湿度を調整して1年中いつでも見れるようにしている。
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ここの牡丹は行商で日本各地に売られていったが、今では全国から買いにくるようになり、全国の9割を生産しているという。オランダや米国など海外にも輸出している。
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牡丹庭園では、色彩、花形、表情が異なる色とりどりの250種、2万本の牡丹が咲き誇る。
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ここの牡丹の特徴は、肥料や土壌の開発で通常20~25cmの大輪を40cmの大輪にした、花数も剪定技術と栄養管理で通常1株から10~20輪を50~70輪にした。
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牡丹と藤の花の後、今では芍薬が優美な花を咲かせている。
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ゴールデンウイークで終わってしまったが、ここの目玉は3万輪の牡丹が池を埋め尽くす「池泉牡丹」。最終日には希少価値の黄色い牡丹で埋め尽くされる「黄金の池泉牡丹」も開催された。
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庭園は、地元の黒松120本と火山活動で誕生した大根島の多彩な形の溶岩を使っている。
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足立美術館:なぜこんな所に出来たか不思議ですが、地元出身の実業家・足立全康(ぜんこう)が昭和45年71歳のとき郷土への恩返しとして島根県の文化発展のために創設。横山大観コレクションと日本庭園で有名で、庭園を通して四季の美に触れ、その感動をもって横山大観という画家の作品に接することで日本画の魅力を理解してもらいたいという思いがあるという。
入館料2,300円 日本一値段が高い美術館とも言われているが、一番は大塚美術館の3,240円 -
玄関を入ってすぐの苔庭
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茶室・寿立庵の前庭
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ロビーに入る前に2つの像、「案内する足立翁」
足立翁は、不動産事業で成功し大観作品を最も多いときで2百数十点あったが、バブル崩壊で売り払い、昭和59年に総工費8億円をかけて大観展示室を完成し所蔵する130点のうち常時20点前後を展示した。
大観の130点以外にも、上村松園、橋本関雪、平山郁夫、北大路廬山人など総数1,500点。 -
指差す先には「将軍の孫」像
ブカブカのブーツをはいて敬礼の姿勢は我が孫を見るようで何とも可愛いので気を引いたが、「足立翁」像の作者・北村西望(長崎「平和祈念像」の作者)の作品。 -
ロビーからはガラス越しに「枯山水庭」が一望できる。
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庭園は5万坪に自らが全国から庭石や松を探してきた6つの庭園がある。枯山水庭、苔庭、(茶室)寿立庵の庭、白砂青松庭、池庭、亀鶴の滝
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中央の3つの立石を荘厳なる山に見立てて、そこから注ぎ込まれる水が渓流となって大河になっていく様子を表現しているという。
後ろの勝山という山(標高250m)を借景にして自然と人工の庭園とが調和している。赤松が800本、他にスペアが400本あり、毎年7月から2か月かけて7名の庭師で剪定作業が行われる。 -
海外でも評価が高く、米国の日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズガーデニング」で2003年から15年連続1位。
2位以下は(2015年)桂離宮、山本亭(東京)、養浩館庭園(福井城松平家別邸)、御所西京都平安ホテル(京都) -
四季折々に趣が異なるので、4回は来る価値がある。
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喫茶室を通り過ぎると、窓越しの額縁絵
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遠方に亀鶴の滝
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亀鶴の滝:高さ15mの人口の滝で横山大観の「那智乃瀧」をイメージしているという。
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池庭:鯉が優雅に泳いでいる。
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生の掛け軸:床の間の壁をくりぬいてあたかも一幅の山水画がかかっているかのように演出されている。
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日本伝統の白い海鼠(なまこ)壁は風情がある。
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白砂青松庭
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横山大観の「白砂青松」をイメージして造られた。
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白砂の丘陵には右に黒松、左に赤松を配置し対照的な調和美を生み出しているという。
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「女と猫とヴィオロン弾き」冨田憲二(とだけんじ)作、地元安来市生まれ(1947年)、人体彫刻、風景彫刻家
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帰りの高速道路で最近オープンした西日本最大級の「宝塚北」SAで休憩
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ここでも地元出身、手塚治虫の「アトム」をアピール
最後まで「地元愛」がテーマの旅行でした。
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