2018/05/10 - 2018/05/11
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cloud9さん
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今日はヒースロー空港から帰国する日ですがフライトが16:00と余裕があるので、ホテルはチェックアウトしてスーツケースはインフォメーションデスクに預けて自然史博物館とナショナルギャラリーに駆け足で行ってきました。13:00にホテルに戻りスーツケースを受け取って14:00にヒースロー空港に到着して何とか無事帰国できました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩 飛行機
- 航空会社
- カタール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
朝起きたら雨降っていました。ロンドンに来て始めての雨です。でも8時ぐらいには雨が上がって、10時前には晴れました。
パッキングも終わり10時過ぎにはチェックアウト。市税取られるかと思いましたが何もなくチェックアウト完了。インフォメーションデスクにスーツケースを預けて外出します。 -
まずは自然史博物館です。最寄り駅がSouth KensingtonなのでWest Bromptonから2駅です。ちょっとDistrictラインの接続が悪くてEarl's Courtで乗換えが必要でした。South Kensingtonで下りてThe National History Museumの表示に従って地下道を5分くらい進み左側の出口を上がると自然史博物館の建物が見えます。無料。ちょうど小学生の団体入場したばかりのようでしばらく待たされましたが荷物チェックもなくすんなり入場。最初のホールには鯨の巨大な骨格標本が吊り下げられています。エントランスで寄付を募っていたのでポンド以下の小銭寄付しておきました。
Archaeopteryxの最初の完全骨格化石であるロンドン標本に出会える ロンドン自然史博物館 by cloud9さんロンドン自然史博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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まずはダイナソー
小学生の団体でむっちゃ混んでました。
Baryonyx
1億2500万年前
全長7m -
カマラサウルス
ディプロドクスの親戚。25トンあった。 -
みんな大好きトリケラトプス
全長6m
ワイオミングUSA、6700万年前 -
Coelophysis
初期の恐竜
鋭い爪と歯を持つ小さくて細い肉食恐竜。この個体は死ぬ前に小さなクロコダイル食べて、その骨がまだ胸郭に残っているらしい。 -
ステゴザウルス
1億5000万年前
ゆっくり歩く草食恐竜。尾の先端の4本の棘で肉食恐竜を攻撃していたようです。 -
パラサウロロフスの頭部
頭頂部は空中で、ここに空気を送り込んでトランペットのように警告音を鳴らせたようです。 -
ティラノサウルスの復元模型
動いていました。小学生大喜びです。 -
ここで始祖鳥を探しますが無かったので職員に確認すると中央ホールの後方の上のほうにあるといわれてやってきました。小さい部屋です。
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イチオシ
ロンドン標本Archaeopteryx
自然史博物館で最大の目的だったArchaeopteryxの標本です。
最初の完全骨格化石。1861年に羽だけ見つかった直後に発見された。この標本では現代の飛翔性の鳥の特徴の叉骨が明瞭。これで爬虫類と鳥類をつなぐmissing linkが存在したことが証明された。羽根はベルリンの標本よりは不明瞭ですが。 -
対となる石版も展示あり
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まだ少し時間があるので館内を回ってみます。
ホールの踊り場に飾ってあったジャイアントセコイアの切り株。
1300歳以上だったようです。年代とトッピックスの注釈あり。西暦1000年ごろって人口が3450万人程度だったんですね。 -
水生恐竜はダイナソーとは別の通路のようなところの両側に展示がありました。
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Mosasaur(海トカゲ)
8300-8000万年前
カンザス、USA
このMosasaurには強力な噛み跡があった。
右前肢は短いパドルのような形で、水中を泳ぎ回るのに適した典型的な形。 -
Mosasaur(海トカゲ)
7000-6500万年前
マーストリヒト、オランダ
最初に発見されたMosasaurの頭蓋骨。1780年に地下のチョーク採掘場で発見された際、巨大なワニと考えられていた。鋭い刃先を持つ円錐歯は、大きな獲物に取り組むために使用された。 -
Pliosaur
1億8700万年ー1億7800万年前
Kettleness, near Whitby, Yorkshire
これは最も初期のPliosaurの1つで、頭の大きな首長竜。パワフルに泳ぎ他の魚、魚竜、首長竜を捕食していた。 -
ぐるっと回ってHUMAN EVOLUTIONにやって着ました。
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左から
Paranthropus boisei skull
180万年前、タンザニア
Paranthropus robustus skull
180万年前、南アフリカ
奥歯のエナメル質が厚く、芋や種等の硬い食べ物を食していた。
Paranthropus aethiopicus skull
250万年前、ケニア -
左から
West Asian Home erectus
180万年前、ジョージア
脳の大きさが大きいアウストラロピテクスに似ていて、現代人よりも小さい。
Asian female Home erectus
60万年前、中国
同じ場所で見つかった他の化石と石器は、これが狩猟採集者であったことを示唆している。
African female Home erectus
150万年前、ケニア
これまで見つかったHome erectusの一番古いサンプルの1つ. -
左から
European Home hiidelbergensis
45万年前、 フランス
若い成人男性の頭蓋骨。 同じ場所で発見された他の人間の化石と人工物からすると、これらの人々が大きな脳、強力な筋肉、および道具を使って大きな動物を狩る能力を持っていた。
African Home hiidelbergensis
30万年前、ザンビア
これはアフリカで見つかった最初期の人間の化石。脳の体積が1280立方センチあり現代人と同じ大きさだった。
Asian human fossil, possibly Home hiidelbergensis
30万年前、インド
この頭蓋骨はインド大陸で発見された初期の人間の化石の一つです。これは、現在までのhiidelbergensisの最も東洋的な例。 -
左から
Homo Habilis
180万年前、ケニア
Homo Habilisはオアウストラロピテクスと比較して、脳が大きく顎が小さく咀嚼筋が小さい。
Homo rudolfensis
190万年前、ケニア
Homo rudolfensisはHomo Habilisと比較して、少し頭蓋要領が大きく、より平らな顔と頬骨が突き出している。 -
Famale Homo floresiensis
2万年前、インドネシア
Homo floresiensisの脳は小さかったが、近くで見つかった石器からこの種は道具を作る能力があった。 -
左から
初期のネアンデルタール人の頭蓋骨
スペイン、40万年前
30歳前後に死亡した。死因は強い打撃で歯が損壊してその感染症で死亡したらしい。
初期のネアンデルタール人の頭蓋骨
ドイツ、30万年前
この頭蓋骨は小さめでおそらく女性だった。
後期のネアンデルタール人の頭蓋骨
イタリア、5万年前
ハイエナの糞の化石と同じ堆積層で見つかった。右の眉と頬骨の歯のマークから、ハイエナが死後直ちにこの個体をあさって食した。 -
左から
Adult female Neanderthal
これは1848年に発見されたネアンデルタール人の最初の大人の頭蓋骨。
Devil's Tower child
アメリカ、5万年前
歯の観察によってこのネアンデルタール人の子供が死亡したときは約4歳だった。 -
Another mystery human
中国、25万年前
この頭蓋骨は人間の形をしていまが、どの種に属しているかは不明だそうです。 -
Cheddar Man
イングランド、1万年前
ブリテンで発見された中で一番古い完全な骸骨だそうです。
166cm。頭蓋骨に空いた大きな穴が原因で死亡した。 -
ネアンデルタール人の復元模型
40000年前。動物の毛皮を着ていた。 -
初期の近代的な人間
ネアンデルタール人よりも背が高く丈夫で体力もあった。
11:30になりました。そろそろナショナルギャラリーに向かわないと時間がショートしそうです。 -
South KensingtonからピカデリーラインでCovent Gardenに着ました。5分歩いて11:55にはナショナルギャラリーに到着。
早速レオナルド・ダビンチの「岩窟の聖母」を目指しますが、部屋が工事中のようで見れませんでした。次にボッティチェッリの「ヴィーナスとマルス」も探しますが、また工事中で見れず。ナショナルギャラリー 博物館・美術館・ギャラリー
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次にフェルメールの「ヴァージナルの前に立つ若い女」に向かいます。やっとありました。
1670-2年
ヴァージナルは小型のハープシーコードのような鍵盤楽器 -
聖聖母と洗礼者聖ヨハネとバーリの聖ニコラス(アンシデイの聖母)、1505年
ラファエロ・サンティ
左から、洗礼者ヨハネ、幼児キリスト、聖母、聖ニコラウス -
説教する洗礼者ヨハネ、1505年
ラファエロ・サンティ
先のアンシデイの聖母のの聖ヨハネの下に添えられていた。 -
ナデシコの聖母、1506-7年
ラファエロ・サンティ
イタリアルネサンスの小品の中で最も精妙で保存のよい作品。 -
アルドブランディーニの聖母、1505年
ラファエロ・サンティ -
ひまわり、1888年
フィンセント・ファン・ゴッホ -
ファン・ゴッホの椅子、1888年
フィンセント・ファン・ゴッホ -
フィア・イヘイヘ、1898
ポール・ゴーギャン
右下の自身で書き込まれたタイトルはタヒチ語には無く、ゴーギャンはfa'ai'ei'e(美しくする、飾る、装飾する)と間違えたか、faaineine(祭りの準備)を書き写し損なったか。 -
洗礼者ヨハネの首を持つサロメ、1609-10
カラバッジオ
ヘロデ王がサロメの願いを聞き入れたとき、彼女はバプテスマのヨハネの頭を求めた。この作品は、カラヴァッジオが殺人を犯してローマを逃れた後に描かれた。 -
トカゲに噛まれた少年、1594-5
カラバッジオ
ここでかなり時間がタイトになったので、最後に売店でナショナルギャラリーコンパニオンガイド(14.95ポンド)を購入して、Covent Gardenからホテルに戻ります。 -
13:00時過ぎにホテルに到着。ホテルでスーツケースを受け取って地下鉄でヒースロー空港に向かいます。カタール便はターミナル4なのでEarl's Court駅のピカデリーラインでターミナル4行きを待ちますが、なんか車両の表示と駅の表示がばらばらでターミナル4に行くのかわからなかったが、ターミナル4と表示されていた列車に乗り込んだところ、途中でこの列車はヒースローには行かないみたいな車内放送があり、スーツケース持った人が全員下車したので一緒に降りた。前も思ったけど駅の表示も車両の表示もいい加減でちゃんとしてほしい。次に来た列車はターミナル4と出ていて今度はちゃんとターミナル4に到着しました。そこでもう使わないと思ってオイスターカードを返却して返金受けようとしたところ、10ポンド以上の残っている場合は返金できないと表示される。確認すると20ポンド残っていました。係員に確認すると、ここでは払い戻しできないのでwebで手続きしろ、ということでした。デポジットとあわせて25ポンドなのでそんなに痛くは無いけど。まあオイスターカードは期限は無いようなので次回まで持っておこうと思います。実はカタール便のオンラインチェックイン忘れていたので車内でスマホでチェックインしたんですが、カタール航空のカウンターはガラガラでオンラインチェックインしなくてもよかったようです。
さて、ポンドが276ポンドも余ってしまってさすがに円に換えようと思ったところ、レートが122円/ポンドだった。手数料20%かよと思って換金をやめて日本に帰ってから考えることにします。
ボーディングが15:00からですが少し早めに始まりました。機体はA350-900です。さすがに1時間前から席に座るのは退屈だなと思い、空港内で時間を潰して乗り込むと、私の席に他人が座っている。ここは私の席だというと、窓際に移動したが怪しい。多分隣2席は空いていたはずなので3席空いてると思って移動してきたらしい。元の席に戻れよと思った。おかげで横になれず窮屈な思いをした。まあ隣が空いてるだけでもよかったが。ヒースロー空港 セントラル バスステーション バス系
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ドーハに到着して、バスでターミナルに向かいますが、トランジットではなくいきなりDapartuerに下ろされました。本来なら一度X線と身体検査があるはずがスルーです。いいのか。で1時間あると思ってたトランジットですがすぐに搭乗が始まりました。トイレ行きたかったので急いでトイレ済ましてバスで成田行きのB777-300に向かいます。席は27Hで隣2席は最後まで人が来なかったので3席占有して横になれました。後ろは大男3人組でちょっと申し訳なかったが。
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で順調に成田に戻ってきました。時間稼ぎのためか房総半島を海沿いに南下してからUターンして成田に着陸。少し遅れましたが誤差の範囲。歩いてパスポートコントロールまで行ってターンテーブルに向かいますがまだ回っていません。5分ぐらいして荷物が回りだし、私のスーツケースは早めに出てきました。
ここでポンドのレートを確認すると、136円/ポンドだったので換金しました。ヒースローで換金してたら、4000円ぐらい損していたところです。まあそれにしても4000円ぐらいロスしているのでATMで100ポンド単位で引き出していたらと後悔しました。
この後電車を乗り継いで10時ごろに家に到着。
今回のイギリス・ロンドンの総括ですが、ロンドンで7日間、実質観光4日間は短すぎました。ただ思っていたよりも初めてのイギリスは楽しかったです。次回はロンドン近郊のお城も行きたいし、ハドリアヌスの城壁も行きたいので10日間ぐらいで計画立てたいと思います。
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