シカゴの休日街歩き、博物館と建築を巡る旅１　まずはシカゴ美術館へ

2018/05/03 - 2018/05/09

2018年GW後半、はじめてのシカゴ旅行。友人と二人で美術館、博物館めぐりをする旅に出ました。航空券はJALのQクラスを購入。ホテルはBooking comで6泊予約。伊丹経由でシカゴに降り立ち、春のシカゴの街歩きを楽しむ計画です。
空港の駅で７日間有効のパスを買って地下鉄やバスを利用、博物館などもパスを買って巡ります。私はフランク・ロイド・ライトの建築を見たかったので郊外のオークパークのロイド邸と市内のロビー邸にもネットでチケットを購入して行ってきました。
春爛漫という感じのシカゴの旅を満喫できました。

エリア シカゴ(アメリカ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

伊丹を８時に出発、成田経由でシカゴ到着は朝です。前日ろくろく寝ていないにも関わらず機内映画を見てしまい、ほとんど寝られないままシカゴ到着でした。治安が悪いとの先入観から今まで来ていなかったシカゴですが、最近は改善されインスタ映えする都市NO１との噂も。ホテルはマグニフィシェントマイルの近くなので、空港からCTAトレインをつかって移動します。空港到着はターミナル5でしたので歩いて駅まで移動。

駅では7日間有効のパスを自販機で購入。近くに係員がいて手伝ってくれます。ICカードのヴェントラカードなので手数料5ドルと7日間のパス28ドルで合計33ドル。カードで購入。駅のホームで列車を待ちます。7分おきぐらいの間隔で列車は来ているようでした。

シカゴ オヘア空港駅 駅

空港到着が朝で出発も昼間なので列車を使うことにしました。ブルーラインの駅ですがエレベーターのある駅は少なく、ちょっと遠回りしてレッドラインに乗り換えました。ただ乗り換えと言っても一旦外に出るので注意が必要です。

駅から徒歩5分ぐらいでホテルに到着。グランド駅には上りのエスカレーターがありました。ただ、2ブロック先のバス停がとても便利でした。

AC Hotel Chicago Downtown ホテル

チェックイン時間より早かったけど、お部屋に入れました。
ダブルベッドが二つのお部屋。

コーヒーメーカーや冷蔵庫もあり、水も無料。セイフティボックスもありました。

ベッドサイドにはコンセントの他充電用のUSBの差込口が４つ。便利でした。

ロングフライトで疲れているので、歩き回る観光は避けて近くから出るリバークルーズに参加しようかと思ったのですが出てみると小雨が降りだし、摩天楼は霧の中なので私は眠気もあって行くのをやめてお部屋で休むことにしました。

この日はチューリップもまだ咲いていません。シカゴの気温は先週30度を超えていたのに寒くなっていました。友人は一人で建築リバークルーズに行ってきましたが途中から晴れて良かったとのことでした。
せっかく朝到着で昼間が観光に使え短い滞在時間を有効活用すべきだとは思ってましたが一昨年パリで到着後寝込んでしまった経験があったので無理しないことにしました。

さて翌日、元気が出たので朝からバスに乗ってミレニアムパークまでやってきました。今日のメインはシカゴ美術館ですが朝10時からしかあかないので、まずはパーク。

ミレニアムパーク 広場・公園

青空とチューリップ

有名なクラウドゲートにやってきました。

フォトスポットとしても有名なビーン。豆の形をしている全面鏡に映る景色や人が面白い。

ビーンの下に入ってみるとまた違った光景が。

景色が魚眼レンズのように映って面白い

公園の中でも一番の人気スポットでした。

フランク・ゲイリーデザインのイベント会場。

ジェイ プリツカー パビリオン　 現代・近代建築

チューリップが咲いて白い花が満開でした。

姫リンゴの花にも似ていますが。

ミレニアムパークでもうひとつ有名なクラウン・ファウンテン

反対側にもありますが、表情がころころと変わっていきます。

ミレニアムパークの前にあるティファニーのグラスドームがあるというシカゴ文化センター。

シカゴ文化センター 博物館・美術館・ギャラリー

ビルの前には牛のモニュメントが。

文化センターの入り口は9時半に開きます。

階段を上っていくとドームが見えてきます。

世界最大のティファニーグラスドーム。

壁のモザイクも素敵でした。

別のドームもありました。こちらはより複雑なデザイン。

色も模様もクラシックな感じで素敵でした。

このビルディングは古い建物らしい窓のつくり。天井が高いです。

クラシックなデザインの内装です。

アートの展示スペースになってました。

高い天井と大きな窓。部屋の仕切りを利用してモダンアートが展示されてました。

中庭に別のアート。

ミレニアムパークに戻りここから橋を歩いてシカゴ美術館にいけます。

美術館への橋からの眺め、

公園と摩天楼

美術館に入りました。シカゴパスを購入。106ドルで美術館や水族館、博物館、展望台に入場出来ます。シカゴ美術館はいくつかの建物があって複雑です。入ったところは近代。ピカソの青の時代の「老いたるギター弾き」の絵の前で小学生達がレクチャーを受けてました。

シカゴ美術館 博物館・美術館・ギャラリー

同じくピカソ

カンディンスキー

結構ガラガラでしたのでゆっくり観賞出来ました

マグリットも数点有りました

ジャコメッティの部屋はカーテン越しに景色が見えます

ジャコメッティも数点ありました

モダンアートは有名どころの作品が沢山

ここでもカーテン越しの景色とのマッチングが面白い

アンディ・ウォーホールのエリザベス・テイラーは看板作品です。

シカゴ美術館の印象派は有名で、ここは混雑してました。ゴッホの「アルルの寝室」

門外不出の「グランド・ジャット島の日曜日の午後」スーラの名作はここでしか見られないので混雑してました。

疲れたので美術館にあるレストランに行ってランチしました。

レストランは眺めの良いちょっと洗練された雰囲気。お味はまぁまぁ。

昼食の後は再び美術館で絵画鑑賞。レンブラント

中性美術はほんの触りだけ。こちらはクロイスターズを有するメトロポリタン美術館に負けてます。

建築デザインの展示

美術館の地下にあるミニチュアルーム。額縁の中に1/12の大きさのお部屋が並んでます。他の美術館にはないこの額縁に入ったミニチュアルームは見ごたえがありました。

ミニチュアとは思えない精巧なつくり。

額縁から見ると何かのぞき見している気分になりますが、様々な建物が再現されていて一つ一つが高いクオリティ。日本の家屋のミニチュアもありました。

別のフロアの中国美術。青銅器の素晴らしいコレクションでした。

ティファニーのステンドグラス。
シカゴ美術館でほぼ一日過ごして疲れました。駆け足でしたがほぼ見て回りました。

美術館を出て街角のアートを見て回ります。
これはカルダーのフラミンゴ。

フラミンゴ (by カルダー) モニュメント・記念碑

シカゴ大火の後に建てられたビルルッカリー。外装も重厚で摩天楼の始まりともいえるビル、この中のロビーはフランクロイドライトが後に改修したとのことで中を見学します。

ルッカリー 現代・近代建築

一階ロビーです。階段の周りの装飾にライトらしいデザインが見られます。

鉄の階段装飾

夕方だったのであまり人がいない感じでした。階段は部外者は登れないようです。

シカゴ商品取引所、アールデコの45階建ての建物のてっぺんには穀物の女神「ケレース」が立ってます。

シカゴ商品取引所 (CBOT) 現代・近代建築

ウィリスタワーに上ってみました。ミシガン湖が綺麗に見えます。

ウィリスタワー 建造物

ここの名物、透明な張り出しボックス。

下を見るとはるか下にビルの屋上が・・・。子供たちの中には怖がって入れない子供も。

でもここでの記念撮影は人気で行列しました。

シャガールの壁画「四季」

シャガール モザイク モニュメント・記念碑

四面にモザイクで壁画が描かれてます。

ピカソの無題というモニュメント。子供たちが遊んでました。

無題 by ピカソ モニュメント・記念碑

ミロの作品は台座におばさんが座っていました。

ミロのシカゴ (by ミロ) モニュメント・記念碑

このガラス張りのビルの前にあるオブジェがちょっと変わった感じ。
大きくはないけどなかなか面白かったです。

起立した野獣へのモニュメント (by デュビュッフェ) モニュメント・記念碑

お巡りさんが自転車でパトロールしてました。

シカゴのB級グルメの代表シカゴホットドッグで有名なポーティロズ・ホットドッグに立ち寄ってみました。ホテルから近いのでこれで夕食とします。

ポーティロス & バーネリズ アメリカ料理

中はセルフサービスの気楽なお店ですがテーマパークのような飾り。地元の人でいっぱいでした。

一階だけでなく2階にも席はあります。上を眺めると楽しい。

シカゴホットドッグはソーセージとトマトとピクルスと青唐辛子。ケチャップは付けないのがシカゴ風だとか。まぁまぁのお味でした。
他にもお肉を焼いてもらい、一人分で10ドル行かずお腹いっぱいです。