2018/04/29 - 2018/04/29
20位(同エリア272件中)
かっちんさん
新潟県南魚沼市六日町を囲む山々は、春になるとカタクリや山野草など花の宝庫になります。
坂戸山のカタクリは、雪解けとともに4月中旬~5月初旬に山麓から山頂に向けて徐々に開花しはじめ、登山道脇に咲き誇ります。
今年は積雪が多く、4月20日の観光協会情報によれば、「山頂に残雪あり、山麓ではカタクリの咲き始め」でした。
その1週間後の4月29日に訪れたところ、山頂の雪が消え、その近くでカタクリが見られ、山野草が登山道の至る所に咲いていました。
今回のコースは、眺望のいい薬師尾根から山頂へ登り、カタクリ群落のある大城と桃の木平に立ち寄り、ジグザクコースの城坂遊歩道を下りてきました。
登山道のまわりは山野草の宝庫で、ウワミズザクラ、オオイワカガミ、ユキグニミツバツツジ、アズキナシ、イワウチワ、タムシバ、アオダモ、タチツボスミレ、エチゴキジムシロ、オクチョウジザクラ、イカリソウ、キクザキイチゲなどが見られます。
坂戸山は標高634m、東京スカイツリーと同じ高さで、八海山、金城山、苗場山などが一望できます。
眼下の南魚沼平野には上越線の電車がオモチャのように走る姿が見え、この日は115系「懐かしの新潟色」のイベント列車を山の上から見ることができました。
なお、旅行記は下記資料を参考にしました。
六日町温泉観光推進委員会の「カタクリとトレッキングマップ」、国営越後丘陵公園の「オオイワカガミ」
庭木図鑑 植木ペディア「アズキナシ、タムシバ、ウリハダカエデ」
みんなの花図鑑「イワウチワ」、松江の花図鑑「ミヤマハコベ、ヒメスミレ」
いがりまさし植物検索システムの「タチツボスミレの仲間の見分け方」など
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
六日町駅
上越線六日町駅にやって来ました。
上越新幹線を越後湯沢で降り、そこから六日町までは「北越急行ほくほく線」直通の電車に乗って来ました。
この駅名板は「ほくほく線」開業10周年記念で飾られた「片岡 鶴太郎の書」です。 -
坂戸山の案内図
六日町駅から登山口(鳥坂神社)までは15分ほど歩いたところ。
山頂までは薬師尾根コース(上り80分)、帰りはジグザグの城坂コース(下り60分)を歩きます。
山頂ではカタクリ群落のある大城を往復します。 -
坂戸山(六日町駅からの眺め)
右側の尾根が薬師尾根、一番左側の谷の斜面が城坂遊歩道です。
では、登山口へ向かいます。 -
魚野川を渡ります
-
集落に咲くハナミズキ
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イチオシ
登山口でお出迎え
ここから薬師尾根コースを登ります。
尾根道は結構急坂です。 -
白いブラシ「ウワミズザクラ」
登山道の両側は山野草の宝庫です。 -
淡紅色の「オオイワカガミ」
常緑の葉につやがあり固く、光を照り返すので「岩鏡」の名が付きました。 -
あっかんべ~・・・
ユキグニミツバツツジです。 -
紅紫色の「ユキグニミツバツツジ」
ユキグニミツバツツジの雄しべは10本、ミツバツツジは5本なので見分けがつきます。 -
ブラブラ暖簾
ミズナラの雄花序です。 -
どこからか、電車の軽やかな音が・・・
ほくほく線直通電車が六日町駅に到着するところです。
大きなジオラマを独り占め! -
イチオシ
しばらくすると、新潟色の上越線
この日は115系「懐かしの新潟色」の快速「上越線春のハイキング号」が走っています。
昔の塗装色を復活させた珍しい電車を尾根道から眺めています。 -
南魚沼平野と苗場山の眺望
ここで美味しい南魚沼産コシヒカリができるのです。 -
白い花が綺麗な「アズキナシ」
実(み)は外見がアズキに似ており、ナシと同じような「石細胞(ジャリジャリした食感)」を持つことから「アズキナシ」と名付けられました。
葉脈が規則正しく並ぶのが特徴で、その様子を「測りの目(定規)」に見立て、別名を「ハカリノメ」と言います。 -
五合目あたりから階段
一つひとつの階段が高く、登るのが大変です。 -
新緑に映える「ユキグニミツバツツジ」
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お洒落な「イワウチワ」
淡紅色の花を茎先に1輪つけます。
岩の上に咲き、葉の形が団扇(うちわ)に似ていることから「イワウチワ」と名付けられています。 -
淡紅色で筒状の「イワナシ」
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満開の「タムシバ」
八合目付近から白い「タムシバ(田虫葉)」が登場します。
コブシとの違いは花の下に葉がないのが「タムシバ」です。 -
まだ蕾もある「アズキナシ」
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「アオダモ」の樹木が多くなります
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タチツボスミレ
花は淡紫色で、距が紫色を帯びています。
葉は心形で、葉先がつまんだように尖ってます。 -
イチオシ
黄色の「エチゴキジムシロ」
バッタが花びらにとまり、蜜を吸っています。 -
坂戸山の頂上
登山口から1時間40分かかりました。
標高634mなので東京スカイツリーと同じ高さです。
正面に見える雪山が八海山です。 -
可憐な花「カタクリ」(山頂下)
山頂を少し下りたところにカタクリの群落があります。 -
カタクリの群落(山頂下)
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イチオシ
雪解けに姿を見せるカタクリ(山頂下)
後ろの山は残雪の八海山。 -
ピンクの雄しべが可愛い「タムシバ」
山頂から小城・大城へ向かう途中にタムシバが一斉に咲いています。 -
青空にのびる「タムシバ」(小城・大城)
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イチオシ
タムシバと八海山を望む(小城・大城)
眺望のいい遊歩道です。 -
広大な南魚沼平野の眺望(小城・大城)
正面に苗場山、左に飯士山、谷川岳と続きます。 -
薄紅色の小さな花「オクチョウジザクラ」(小城・大城)
チョウジザクラは花を横から見ると丁子のように見えることから名付けられています。
オクチョウジザクラはチョウジザクラの変種です。 -
イチオシ
大胆な格好の「ユキグニミツバツツジ」(小城・大城)
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ウリハダカエデ(小城・大城)
若い木の樹皮がマクワウリのような縞模様になるため「ウリハダカエデ」と名付けられています。 -
黄緑色の小花がぶらさがる「ウリハダカエデ」
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隠れるように咲く「チゴユリ」(小城・大城)
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珍しい「白花のカタクリ」(大城)
淡い紅紫色のカタクリの群落中に、ポツンと白いカタクリが・・・ -
大城のカタクリ群落(遊歩道の左手)
金城山を眺めて昼食をとる女性がいます。 -
カタクリ群落と苗場山(遊歩道の右手)
カタクリの花は終わりかけ。
大城で行き止まりなので、引き返します。 -
城坂遊歩道
坂戸山の頂上に戻り、帰りは城坂遊歩道を下山します。 -
スミレサイシン
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桃の木平
城坂遊歩道を少し下ると、カタクリの群落のある「桃の木平」です。 -
真ん中に陣取る女王カタクリ(桃の木平)
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一面がカタクリの群落(桃の木平)
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淡い紅紫色に染まる桃の木平
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白いユキツバキ(桃の木平)
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カタクリとシロバナスミレサイシン
再び、城坂遊歩道を下ります。 -
エチゴキジムシロ
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薄紫色のイカリソウ
4枚の花弁が、中に蜜をためる距を突き出し錨のような特異な形をしているため、「イカリソウ」と名付けられています。 -
赤紫色のイカリソウ
薬師尾根では見られなかったイカリソウが斜面に数多く咲いています。 -
ジグザグの急坂
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ミヤマハコベ
白花で花弁5個が深く切れ込み10弁に見えます。
葉は黄緑色で対生し広卵形。 -
ナガハシスミレ
距が著しく長く、花がひしゃけたような咲き方。
葉は心形で先が尖り、基部は深く、光沢があります。 -
キクザキイチゲ
山麓の一本杉に下りてきました。
この辺りはキクザキイチゲの群落です。 -
濃紅色のヒメスミレ
集落の近くまで無事下りてきました。
濃紅色の花でスミレに似ていますが全体に小さく、葉の形がほこ形です。 -
へぎ蕎麦の夕食
六日町から越後湯沢まで移動し、小嶋屋の「へぎ蕎麦」で旅の〆にしました。
ここからの帰りは普通電車です。
今日は山野草の咲き誇る坂戸山を楽しむことができました。
昨年は山麓・中腹のカタクリ群落が満開でした。
訪れる時期により花の楽しみ方が異なりますね。
このときの旅行記も良かったらご覧ください。
『雪解けの坂戸山から顔を出す「カタクリと山野草の花々」 2017(新潟県六日町)』
https://4travel.jp/travelogue/11241204
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