2018/05/11 - 2018/05/12
54位(同エリア986件中)
まめ猫さん
1泊2日で鬼怒川温泉に行ってきました。
鬼怒川温泉は、栃木県日光市の鬼怒川上流域にあり、江戸時代に発見され、日光の寺社領であったことから、日光詣に訪れた僧侶や大名のみ入ることを許されたという由緒ある温泉です。
鬼怒川温泉駅前の広場にはSLの転車台があり、ちょうど運行していたSL大樹の方向転換を間近で見学できました。
ロータリーには邪気を祓い、福を招くという「邪鬼」をモチーフとしたマスコットキャラクター「鬼怒太(きぬた)」の陶像が設置されていますが、温泉街の鬼怒川に架かる各橋のたもとに、他に6体の鬼の陶像が設置され、スタンプラリーができるという事で、邪鬼を探しながら約7㎞(約2時間)の散策を楽しみました。
宿泊した「旅の宿 丸京」は、館内のあちこちに炭を取り入れており、工夫された料理が美味しい全18室の小さな宿でした。
- 旅行の満足度
- 3.5
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スペーシアきぬがわを利用して鬼怒川温泉へ。
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前日まで天気が悪かったが、今日は車窓からこんな綺麗な景色を見ることができて良かった。
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鬼怒川温泉駅のホームに真っ黒なSL大樹の自販機が。
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駅構内にある「BENTO CAFE KODAMA」へ。
店内にはSLのジオラマもある。 -
だし巻き卵サンドとコーヒーをいただきながら、まったり。
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カフェの目の前にあるSLの転車台。
入線時刻は10:30、13:50、17:25の3回。 -
汽笛の音が聞こえてきたので、しばらく待っていると、大樹が来た。
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かっこよくて、テンションが上がる。
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転車台に乗って。
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くるりとゆっくり回転。
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徳川将軍の家紋である三つ葉葵をイメージさせる3つの動輪を表現したデザインのヘッドマーク。
「大樹」の文字は、日光観光大使で書道家の涼風花さんによるもの。 -
土日祝を中心に下今市(しもいまいち)駅から鬼怒川温泉駅までの12.4km区間を約35分で1日3往復走行している。
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イチオシ
この転車台は、JR西日本から譲渡を受けて、広島県の三次駅から移設したものだそうだ。
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側面に日光東照宮各所の彫刻で使用の「鳳凰」をイメージした特別装飾が施されていた(2018年4月27日(金)~5月28日(月)までの期間限定)。
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車掌車には、可愛い鯉のぼりの飾りが。
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去っていく大樹に皆で手を振る。
さようなら~。 -
お洒落な暖簾が素敵な鬼怒川温泉駅。そしてとっても綺麗なのが嬉しい。
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駅前のロータリーで、鬼怒川温泉のマスコットキャラクター「鬼怒太(きぬた)」がお出迎え。
邪鬼を払い、福を招く子供の鬼がモチーフとなっている陶像は、栃木県益子町在住の陶壁作家・藤原郁三先生による作品。
温泉街の鬼怒川に架かる各橋のたもとには、この像の他にも6体の鬼の陶像とスタンプ台が設置されていて、スタンプラリーを楽しみながら散策することができる。 -
SL大樹のモニュメント。鬼怒太がちょこんと乗っている(笑)
こちらも藤原郁三先生による作品。 -
モニュメントの横にある「鬼怒太の湯」という無料の手湯・足湯。
神経痛、筋肉痛、関節炎などの効能があるアルカリ性単純温泉。
ぽかぽかになって、疲れがとれた。
観光情報センターで邪鬼めぐりスタンプラリーのマップをもらって散策開始。 -
まずは、駅から徒歩約10分のところにある鬼怒楯岩大吊橋(吊り橋)。
鬼怒川温泉街と名勝楯岩を結ぶ歩道専用の橋。 -
平成21(2009)年に誕生した長さ140メートルの橋。
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しっかりした橋だが揺れるので、スリルを味わえる。
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下を流れる鬼怒川は、関東平野東部を北から南へと流れ利根川に合流する一級河川。
川面までの高さは37メートル。 -
ここから眺める渓谷がすばらしい。
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爽やかな空気と美しい新緑。
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吊り橋を渡ると駅前の像とはまた違う鬼怒太がいた。
陶像の横にスタンプ台があり、1つ目のスタンプをGET。
【楯鬼(たてき)】
自らが楯となり、鬼怒川温泉を守り、明日を継ぐ様子を表している。 -
吊橋の近くには、高さは70mを越える「楯岩」がそそりたっている。戦いのときに使用する楯に似ていることから名づけられ、岩の頂上には展望台がある。
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楯岩遊歩道へ行く階段の途中から眺めた景色。
展望台に行くには、きつい階段を登らなければいけないらしいのであきらめた。 -
鬼怒楯岩大吊橋から5分ほど歩くと立岩橋(アーチ橋)が見えてくる。
昭和38(1963)年に鬼怒川バイパスの完成に伴って開通。 -
橋からみた景色。上流にライン下りの乗船所がある。
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2体目の鬼怒太像。
【立鬼(りっき)】
仁王のごとく立ったたくましい姿で、鬼怒川温泉の入り口を守っている。 -
立岩橋から約1キロ、15分ぐらいかかって着いた3つ目の橋は、鬼怒川温泉ふれあい橋(フィーレンディール橋)。
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柵が鬼の金棒になっているところが素敵☆
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【定印鬼(じょういんき)】
脚で合掌し、腕を組んで定印し、幸せを祈っている。 -
平成11(1999)年に鬼怒川温泉のシンボルとして誕生した歩行者専用の橋。
広々としていて、歩きやすい。 -
石段には、45メートルの鬼怒太が描かれている。
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石段を上がると…
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猫ちゃんがいた♪
可愛いにゃ~(=^ェ^=) -
ふれあい橋から約7分のくろがね橋(トラス橋)。
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鉄でできているためにくろがねと名づけられたそうだ。
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橋の入り口には、川を眺めながら入れる手湯・足湯「鬼怒子の湯」がある。
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爽やかな風を受けながら見る鬼怒川。
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紅一点の女の子の像、鬼怒太の妹の鬼怒子。
女の子というより、パンチパーマをかけたおばさまの様な鬼怒子。
【遊心鬼(ゆうしんき)】
鬼怒川温泉に来た人達に明るく過ごしてもらえるよう楽しくリラックスした様子を表している。 -
くろがね橋から徒歩6分のところにある滝見橋(吊り橋)。
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以前は1度に渡れる人数が10人までという制限があったようだが、現在は30人まで可能になったそうだ。
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揺れる橋から穏やかな鬼怒川を眺める。
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滝見公園に設置された鬼怒太。
【思惟鬼(しいき)】
ほおづえをついている姿は、さらに豊かな鬼怒川温泉になるようにと、明るい未来の展望を考えている様子。 -
更に10分歩いてようやく最後の橋、鬼怒岩橋(桁橋)に。
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鬼怒川温泉駅から鬼怒川公園駅までの一駅分、よく歩いた。
美しい山の景色が疲れを吹き飛ばす。 -
6体目の鬼怒太のスタンプでコンプリート♪
【半跏鬼(はんかき)】
ゆったりと立膝をしてくつろぐ姿で、やすらぎの温泉郷を象徴している。 -
鳥の声に癒される。綺麗な空気を沢山吸い込もう。
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紅葉の時期も綺麗なんだろうな。
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スタンプが全て集まったので、観光情報センターで小判の入った「邪気払いお守り」をいただいた。
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本日宿泊する「旅の宿丸京」は、駅から徒歩2分程というアクセス抜群の宿。
周りには他にも沢山の宿が並んでいた。 -
炭の宿ということで、あちこちに炭が置かれている。
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可愛らしいロビーラウンジ。
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部屋に入る前に色浴衣を選んで。
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エレベーターの中の炭のアート。
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鍵は2つ。鍵を入れる袋を渡してくれる宿は初めてだ。
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広い部屋がよかったので14畳の炭ルームを予約した。
ゆっくりできるようにとあらかじめ敷かれていた布団。
チェックアウトまで宿の方が部屋に来ることはなかった。 -
炭ルームといっても壁の飾りと床の間の壁面ボードのみが炭というだけなので、特徴のない普通の和室だった。
他にステキな部屋もあったようなので、予約する前によく調べなかった事に後悔。 -
高機能液状木炭をPP樹脂に塗布した黒色の壁面ボードは、室内の調湿機能と消臭・電磁波遮断の効果があるそうだ。
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建物自体が古く、洗面台の水を流すたびに排水管からゴボゴボという音がしていた。手を拭くタオルがおいてなかったのも残念だった。
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さて、気を取り直してお風呂に行きましょう!
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脱衣場の壁は、マイナスイオン効果や遠赤外線などの効果を体験できるよう炭でできている。ナノスチーマーがあって、嬉しい♪
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まだ誰も入っていなかったので中をパチリ。
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無色透明・無臭の内湯「炭澄の湯」。
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アルカリ性単純温泉。
効能:筋肉痛、五十肩、神経痛、関節痛、慢性消化器病、痔疾、運動麻痺、冷え性 -
ゴツゴツした備長炭の石を足の裏で踏みしめると遠赤外線効果で体の芯からぽかぽかになるらしい。
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丸京の“丸”を表した炭化コルクの壁掛けが飾られた「檜の露天風呂」。
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早い時間に入ったので貸切状態で利用できた。
温泉はやっぱり気持ちがいいな。 -
18時から食事処「ごはん処七日」で夕食。
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夕食は「一週間を食べる」をコンセプトにした〇饗(マルキョウ)膳。曜日にちなんだお料理が並ぶ。
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使い捨てのおしぼりとお箸&箸置きが可愛い。
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梅酒で乾杯。
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お品書きがなかったが、前菜はどれも美味しかった。
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とちおとめの鬼怒川サイダー。
有機肥料、減農薬栽培で育てた日光ストロベリーパークのとちおとめの果汁が10パーセント入っている。 -
「月」をイメージした日光きすげ鶏卵の温泉卵と千切り野菜のサラダ。
ドレッシングが好みの味。 -
綺麗な「水」が作り出す名産の湯葉と茶碗蒸し。
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「金」色のお酢のジュレがかかった数種類のグリル野菜。
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荒くおろしたみぞれを乗せた霧降高原豚のロース肉と野菜のタジン鍋。
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ゴマだれとポン酢だれでさっぱりといただく。
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スープの中には、もっちもちの炭のすいとん。
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ご飯は栃木産コシヒカリ。
美味しいお米を食べると、日本人でよかったとつくづく思う。 -
デザートなのに花の器に魚が・・・と思ったら、炭のチーズケーキだった。
左上の黒いのは、コーヒー味の花豆。 -
お腹いっぱい、ご馳走様でした。
炭の効果か、布団がよかったのか夜はぐっすり眠ることができた。
(翌日の旅行記に続く。)
ここまで見ていただき、ありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- たらよろさん 2018/05/31 12:36:23
- 鬼怒川温泉☆
- こんにちは、まめ猫さん
関西人にとって、北関東の温泉地は、結構位置関係が難しい。
鬼怒川ってどのへんだったっけ??
どんな温泉地だったっけ??
鬼のところ?階段に文字が書いてあるところ??そんな適当なイメージでしか話せなくて、、、
でも、素敵な駅舎ね~
綺麗な建物を見るとテンションあがるな。
それに、機関車をアピールされているんだぁ~
今、あちこちで機関車が復活しているので、大人も子供も、、、嬉しいですよね♪
たらよろ
- まめ猫さん からの返信 2018/05/31 23:37:38
- RE: 鬼怒川温泉☆
- たらよろさん
いつもコメントしていただき
ありがとうございます♪
鬼怒川温泉は栃木県日光市にある温泉で
県の中心よりやや北に行ったあたりに位置し
昔は熱海や箱根と並んで東京の奥座敷と
呼ばれていたそうです。
新宿から特急電車で約2時間と意外にアクセスがいいんです。
今回は行きませんでしたが
すぐ近くに日光江戸村や縮小した世界遺産や建築物が展示されている
東武ワールドスクエアといったテーマパークもあります。
SLの哀愁ある汽笛の音と重厚感のある車体が好きなので
間近でじっくり見学できたのは嬉しかったです。
まめ猫
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