2018/05/11 - 2018/05/11
266位(同エリア1088件中)
風 魔さん
友人が3月に自宅を古民家風に改築したので、見学をかねて新緑の木々ともえぎ色の新茶の畑を眺めて、興津川の上流までドライブに行く。
立春の日から数えて「八十八夜」の5月初旬に、摘み取る一番茶を「新茶」と云い味と香りがよく、毎年全国の友人、知人、親戚に季節の旬を感じてもらうため、新茶の発送が年中行事となりました。
今年の「八十八夜」は、5月2日でした。
この時季は、大気も爽やかで移り行く周辺の景色を眺めて、快適に森林浴の気分を味わいました。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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興津川の支流・黒川沿いを上り、静岡市清水森林公園の「黒川せせらぎ広場」に着く。
黒川キャンプ場 キャンプ場
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赤い猩々紅葉の木。
この辺りには竹林が多く竹の子の名産地であり、毎年春頃には農家の庭先の大鍋で茹でた竹の子をいただきに訪れます。 -
黒川の清流。
かってこの「黒川キャンプ場」では、夏休みに宇崎竜童さん・風間深志さん(冒険家・バイクライダー)の共催による「しみず地球元気村」のイベントが開催され、大勢の子ども連れの家族で賑わいました。 -
対岸には遊歩道の木道があり、川に沿って散策できます。
ところが以前対岸まで架かっていた大きな木製の橋は、台風か大雨の影響で取り壊され橋台のみが残されて、遠回りで回り道することになりました。 -
この山々を越えて行くと、南アルプスに到ります。
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日本の里山の風景。
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野生の葉山椒の木。
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葉山椒の実を採りましたら、いつまでも指先に山椒の匂いが残っていました。
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そろそろ、ランチの時間です。
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階段を上がる先に食事処・ふれあいの里「たけのこ」。
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店内へ入る。
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ここは、地元の人たちが運営しています。
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地元産の野菜の天ぷらそば。
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山菜入りの「かやくご飯」とそば。
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次に、「河内の大石」を見物する。
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「河内の大石」とは、安政元年(1854年)の「安政東海地震」の発生により、西北に1.6km離れた「真富士山」の中腹から崩落してきた大岩石です。
安政東海地震とは、 安政元年11月4日(1854年12月23日)、駿河湾から遠州灘、紀伊半島南東沖一帯を震源とするM8.4という巨大地震が発生した
「真富士山」は、富士山の南西に位置して、富士山の眺望を競う双頂峰です。 第1真冨士山 =1,343m. 第2真冨士山 =1,402m。 -
この凝灰角礫石でできた「河内の大石」は、高さ=19m、周囲の長さ=60mあり、推定重量は数百トンもあります。
相方の友人が大石の大きさを比べるモデルとなり、その巨大さを実感する。 -
同時に崩落した岩石は、苔むしています。
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大石神社。(安産の守り神)
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3月に改築完成した、友人の古民家へ到着する。
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外観は以前の建物のままで、外壁と内部を改装しました。
今では「古民家ブーム」のため、遠方から多くの見学希望者が訪れます。 -
⇒ Before・改築
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以前は、日当たりいい廊下のある古民家でした。
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⇒ After・改築
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玄関口のフクロウのエンブレム。
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典型的な農家の部屋の間取りです。
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玄関先の飾り小物。
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仏壇の間。
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しかし、キッチンは現代風です。
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今は新茶の刈り取り、製茶作業で忙しい時期なので、隣にある母屋からは秋頃に引越し予定です。
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長い廊下。
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お洒落な玄関先。
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典型的な農家造りの古民家ですが、奥にはロフト付きベッドのある客室もあります。
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大きな一枚板の「花梨の木」の座卓。
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この様な座卓は、よく旧家にあります。
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改築まえからある鴨居のネズミ。
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対面には、ネズミが狙うお供え餅。⇒ 遊び心です!
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改築祝いの胡蝶蘭の花。
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部屋から眺める庭先の植栽。
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モチの木に寄生する「エビネランの花」。
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モチの木に寄生するエビネランは、奥深い山に自生する山野草で、ランの愛好家には貴重な花です。
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花瓶や陶器のミニ人形などの飾り小物。
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庭先で、ちょっとお茶の一服休憩する!
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鶴の置物。
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自宅の周辺は、すべて新茶の畑です。
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ここは興津川上流域の大平地区と呼ばれ、朝晩の大気の温度差、霧・靄の発生、適度な降雨と乾燥など、お茶の生育には好条件が揃っています。
数年前の新茶発表の取引市では、この西河内産の新茶に1㎏=10万円のご祝儀相場が付けられました。 -
春先のお茶の萌芽期前後から摘採期までの、低温によって起こる被害を凍霜害といいます。
このため霜害を防ぐため、防霜ファンが設置されています。 -
新緑のグリーン・カラーを眺めると、視力のためにはいいですよ!
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これからは、茶葉の色合いはもえぎ色 ⇒ 新緑 ⇒ 黄色と変化します。
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遠景の眺望は、気分爽快です!
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次に敷地内にある、新茶の生産工場を特別に見学する。
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工場内に漂う、新茶葉の香りが心地よい!
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☆ 新茶のできるまで ☆
工程1.生葉の引き上げ。 -
工程2.生葉の通風による乾燥。
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工程3.加熱による乾燥。
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この様な工程を経て、最終作業に到ります。
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工程4.機械による茶揉み作業。
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重い石臼を、機械で動かすような感じです。
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工程5.製茶中揉みの工程。
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以前には製茶作業の工程は、すべて人手による技能で行っていました。
静岡市内には、社団公益法人・静岡県茶手揉保存会があります。
目的は揉製茶技術を有する人材を養成し、その伝統技術を後世に伝承していくとともに、手揉技法の公開実演や体験などにより、広く県民に対し手揉茶への関心と理解を深めるための啓発・普及活動を目的とする事業を行っています。
(保存会のホームページより引用) -
製茶の最終工程。
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以上の様な工程を経て、針のように尖った「新茶の完成」です。
毎年この時季には友人に頼んで、全国の友人、知人、親戚にこの季節の「旬」を味わっていただくために、新茶を地方発送することが年中行事です。 -
工場からは、「新茶の生産の稼働中」を知らせる白煙が出ています。
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先祖代々の墓石は、当家の敷地内にあります。
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今は亡き父親は大平地区の森林組合長でしたが、後を継いだ友人は農閑期には全国を廻り「適正な森林の保全、安全なチェーンソーワークの使用法」などの講習と実技指導を行っています。さらに、森林の保全に関する専門書も著作しています。
以前には、NHKのテレビ番組の中で森林保全の活動状況を紹介されました。 -
茶工場の煙突からは、稼働中の白煙が立ち上る。
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山裾まで茶畑がつづく。
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興津川の大平地区を、さらに上流域に上がる。
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「Cafeメイト」にて、一杯のコーヒーで休憩する。
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今月初めに、開店したばかりです。
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喫茶&食事ができます。
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ここは、市民憩いの「大平キャンプ場」の近くです。
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この辺りまでは、清水区の市街地から車でおよそ1時間です。
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今日は高い気温のため、ベランダを通り抜ける風が心地よい!
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帰り道に、先程訪問した「製茶工場」の沿道を通過する。
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友人は左手の興津川沿いに、BBQ設備のある別荘風の建物を所有しており、夏季シーズンには多くの人たちが涼をもとめて訪れます。
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新緑の山の向こう側は山梨県境ですが、南アルプスの日本第二の高峰・「北岳」( 標高: 3,193m ) は、ここから北西に位置します。
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この旅行記へのコメント (4)
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- aoitomoさん 2018/05/13 12:20:11
- 新茶の生産工場初めて見ました~
- 風 魔さん こんにちは~
『黒川せせらぎ広場』
広場と言っても広大ですね。
ネットでも調べてみました。
色々散策したら1日楽しめそうです。
河内の大石も凄いですね。
ボルダリングしたくなります。(笑)
『ご友人の古民家』
古民家とはいえ立派に改装されていて驚きます。
キッチンなどは使い勝手を考えて現代風にしたのだと思いますが、
隅々まで計算されている感じで素晴らしいです。
『新茶畑と生産工場』
新茶の畑はフォトジェニックで絵になります。
敷地内の新茶の生産工場を見学させてもらえるなんて、
ご友人だからでしょう。
こんな工程の写真は初めて見ましたよ。
しかも、丁度いい時期に見れてよかですね。
これもご友人の計算のうちでしょうか。
貴重な写真楽しく拝見させていただきました。
おふたりでいい旅ができましたね~
aoitomo
- 風 魔さん からの返信 2018/05/14 01:33:03
- Re: 新茶の生産工場初めて見ました~
- aoitomoさん
こんばんは~
いつもご訪問&投票を、ありがとうございました。
新緑の森林と川のせせらぎを感じてのドライブは、気分転換に最高です。
清水森林公園内の黒川キャンプ場では、以前夏休みに宇崎竜童さんと、
風間深志さん(冒険家・バイクライダー)との共催で、「清水地球元気村」
というイベントが開催され、子ども連れの家族でとても賑わいました。
立春の日から数えて「八十八夜」の5月初旬に、摘み取る一番茶を新茶と
いい味と香りがよく、毎年全国の友人、知人、親戚に旬を感じてもらうた
め新茶の発送が年中行事となりました。
竹林にある春の竹の子は、京都産のものに匹敵するほど美味しく、毎年
庭の大鍋で煮た竹の子をいただきにドライブで出掛けます。
PS:昨日テレビの外国人の人気観光スポットの紹介の中で群馬・「宝川
温泉」が紹介されていましたが、以前の貴旅行記で見た気がしますが、
伊豆の名湯のようなイイところですね!
またの訪問と情報交換を!
風 魔
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- あーななちゃんさん 2018/05/12 21:45:17
- 興津川
- 風魔さん こんばんは♪
興津川、きれいですよね。
子供の頃、毎年泳ぎに行きました。すごーくキレイだったことを覚えています。
ついでに、モクズ蟹をとって食べました。子供ながらに蟹味噌と内子が美味しいーと思っていたら、上海蟹の仲間なんですね。上海蟹は食べたことがないので、比較はできませんが。。。最近になって知りました。
上流には、あんなに素敵な景色が広がっているんですね。
お茶の緑がキラキラしていて、富士の実家近くの茶畑を見たくなりました(*´∀`)♪
あーなな
- 風 魔さん からの返信 2018/05/13 00:25:24
- Re: 興津川の清流
- あーななさん
こんばんは~
いつも旅行記の感想と思い出のはなし、ありがとうございます。
小さい頃の共通の話題に触れると、嬉しくなります!
興津川でモクズ蟹がとれたことは知りませんでしたが、伊豆の河津川のモクズ蟹
が観光客にも料理として出されることで有名ですね!
夏休みには、中流にある和田島中学近くの興津川の川べりで、BBQをしながら
タモでタナゴやメダカなどの小魚を獲り、家の水槽で飼っていました。
興津川は南アルプス山系の自然水の水質が良く、清水の水道の水源となっていま
すが、浅瀬で水量が少ないのが欠点です。
中国旅行では上海のレストランで上海蟹を食べましたが、値段の高さほどの旨さは
感じませんでした。店頭にはハサミを糸で固定された上海蟹が大きさごとに、三等
級に分けて売っていました。
蟹の思い出といえば、若い頃に浜名湖の弁天島にあった会社の保養所へ、男子5人
で麻雀をしに行き余った1人が部屋の窓から網に付けた紐を引っ張り上げて、中に
入った名物のドウマン蟹を獲り、翌朝に朝食の味噌汁に入れて食べましたが忘れら
れない思い出の味でした。
今の時季は、地元では新茶~桜エビ~シラスと食材が豊富で5月の光と薫風を浴び
ながらアウトドアで、富士~富士宮方面へドライブでも行きたい気分です!
またの訪問と情報交換を!
風 魔
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