2018/05/04 - 2018/05/06
1063位(同エリア1730件中)
八福神さん
2018年4月29日出国~5月7日帰国までのエーゲ海の旅。
5月4日~6日までのアテネの旅とアムステルダム国立美術館です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- KLMオランダ航空 オリンピック航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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(5月4日 アテネ)
18:10ロードス発オリンピックエアで1915にアテネに到着しました。飛行機はair-bus320-200で新しい機体でした。金曜日だったせいか、ビジネスマン風のお客さんが多いように感じました。
アテネ空港から地下鉄で、古代アゴラ近くの市内のホテルにチェックインし、夕食にでかけます。
Gevomai Kai Magevomaiです。マッシュルームパイなどをいただきました。 -
(5月5日 アテネ)
〈イドロ・アンティコス音楽堂〉
朝一番に行こうと思って、ホテルの朝食を早めに済ませてアクロポリスに向かいます。入場開始時間の8時前に西側チケット売り場ついて、思惑通り、と思っていたのですが・・・。
8時30分をすぎてもチケット売り場が開かず、列を作っていた観光客のイライラが募ってきたところ、係員が観光客に、「ここはかなり長い間開かないから、別のチケット売り場に行け」と説明したらしく、どっと観光客が、新アクロポリス博物館前のチケット売り場に向かって移動したので、集団に飲まれてついていきました。でも、新アクロポリス博物館前のチケット売り場も開いておらず、ずーっと待って9時15分くらいにようやくチケットを購入して入場できました。
ネットで事前に購入していた人は、チケット売り場での行列をスルーして入場していました。ネットで購入しておけば・・・と悔やまれます。アテネのアクロポリス 史跡・遺跡
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〈ディオニソス劇場〉
中学生の頃に世界史の教科書の写真で見て、どうしても行きたいと思って初めて個人で海外旅行に行った訪問先がアクロポリスでした。入場で楽しくない思いをしましたが、15年ぶりのアクロポリスは、やはり感慨深いものがあります。アテネのアクロポリス 史跡・遺跡
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パルテノン神殿の入口部分です。画面に人が入らないように写真をとることはほとんど不可能です。それくらいたくさんの観光客が世界各国から訪れます。
パルテノン神殿 史跡・遺跡
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〈ブーレの門〉
パルテノン神殿から西を見ると、防御用に建てられたブーレの門があります。パルテノン神殿 史跡・遺跡
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〈プロピレア〉
入口部分から、プロピレアを通ってパルテノン神殿の敷地内に入ります。パルテノン神殿 史跡・遺跡
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〈パルテノン神殿〉
前に訪れたのはアテネオリンピックの直前ぐらいで、パルテノン神殿が大々的に修復工事されていたことを思いだします。当時ほど大規模ではありませんが、今でも修復中です。パルテノン神殿 史跡・遺跡
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〈エレクレティオン・西側〉
エレクレティオンの女神像はレプリカで、オリジナルは新アクロポリス博物館に展示されています。野外に設置したままだと酸性雨で損傷してしまうためです。パルテノン神殿 史跡・遺跡
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〈エレクレティオン・東側〉
エレクレティオンの入口だったところです。修復のおかげで作られた当時の姿を思い描くことができます。パルテノン神殿 史跡・遺跡
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アクロポリスからゼウス神殿が見えます。
パルテノン神殿 史跡・遺跡
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〈新アクロポリス博物館〉
エレクレティオンのオリジナルがあります。パルテノン神殿で見たレプリカとは形などはとても似ているのですが、本物の持つ雰囲気はやはり独特のものがあります。これまで幾多の人々を魅了してきたのもうなずけます。近くで見ると迫力があります。一つ一つの像で体形や姿勢が微妙に違います。新アクロポリス博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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〈ローマンアゴラ〉
ホテルに戻ってチェックアウトし、荷物をホテルに預けて、ローマンアゴラと風の塔に向かいます。ローマン アゴラ 史跡・遺跡
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〈風の塔〉
塔の上の部分には彫刻が施されています。ローマン アゴラ 史跡・遺跡
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〈ハドリアヌスの図書館〉
ローマンアゴラとハドリアヌスの図書館はとても近いところにあります。 -
樹木の茎と葉ですが、ハートマークにも見え、かわいいイラストです。
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〈アテネ国立考古学博物館〉
モナスティラキ駅から地下鉄に乗ってビクトリア駅に行き、徒歩でアテネ国立考古学博物館に向かいます。
アテネ国立考古学博物館には、クレタ島以外のギリシャ全土から発掘された出土品が集められています。世界史や美術の教科書で写真で紹介されるような傑作たちが待ち構えています。国立考古学博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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〈アンティキセラの青年〉
若々しい青年が手を出している動きの一瞬をとらえた、躍動感のあるブロンズ像です。国立考古学博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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〈ミロスのポセイドン像〉
右手には鉾をもっていたと推定されています。男性らしい力強い姿が印象的です。どの人物も今にも動き出しそうな躍動感があります。国立考古学博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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イチオシ
〈アフロディテとパンとエロスの像〉
デロスの裕福な家で発見されたものです。
パンの左腕の筋肉がムキムキになっていて、かなり強引にアフロディテに迫っています。アフロディテがパンをとりあえず手近にあったと思われるサンダルで叩こうとしています。エロスもパンの角を握って押し返そうとしています。構成や人物の描き方から緊迫感を感じます。
他方、美女がサンダルでエロ親父を叩こうとしている滑稽な場面でもあります。アフロディテの表情にいささか余裕を見てとれることから、エロスの行為は常習的なものなのかもしれません。いろんなことを考えさせられます。国立考古学博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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〈ボクシングをする子どもたち〉
サントリーニのアクロティリ遺跡で出土した壁画です。
紀元前16世紀後半のものとされています。遠い昔からボクシングが行われていたこととボクシングの魅力が長い時間が経過した今も変わっていないことに感銘を受けます。国立考古学博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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〈春のフレスコ〉
これもサントリーニのアクロティリ遺跡で出土した壁画です。
花が咲いている春の情景が描かれた色彩豊かな壁画で、春のフレスコという愛称がついています。国立考古学博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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〈スー二オンのクーロス像〉
確か、2017年後半に日本経済新聞で掲載された「ギリシャの美10選」に選ばれていたように記憶しています。博物館にクーロス像はいくつも展示されていますが、片足が前に出て動いている姿をとらえたものは少なかったように思います。アルカイックスマイルが見て取れます。また、髪の毛が若干赤っぽくなっており、作成当時は色彩が施されていたのだろうと思われます。
仏像で片足を半歩ほど前に出しているものがありますが、ギリシャ彫刻がその源泉なのかも、と思ったりしました。国立考古学博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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イチオシ
ロードスの土産屋でこの怪しげな怪物(?)の像が売られていて、「一体どこにこの像が展示されているのだろう、何かのパロディか?」と思っていたのですが、ここ、アテネ国立考古学博物館で発見しました。
ガイドブックには取り上げられていないですが、道端の絵はがきでも使われています。力強さとギャクっぽさが同居しています。国立考古学博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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〈中央市場〉
アテネ国立博物館から徒歩で中央市場に行きました。徒歩では距離があるのですが、アテネ市内がどんな風かを知りたいと思い、歩くことにしました。
途中オモニアあたりは貧しくて治安がよくなさそうな雰囲気が漂っていました。観光客が見ているギリシャは偏りがあるのかもしれません。オモニア駅は15年前に宿泊したユースホステルの最寄り駅で、当時とそれほど変わっておらず、かつて訪れたときの記憶が蘇りました。
中央市場は、魚や肉の店がいっぱいです。血まみれの羊の顔が並べられている店があったり、かなりグロテスクな光景もあります。昼以降だったので人の数はそれほど多くはありませんでしたが、朝には活気があるのだろうなと思います。
中央市場にあるイピロスで遅い昼食です。『地球の歩き方』以外の日本のガイドブックに掲載されているらしく、ウェイターに「昨日も日本人がガイドブックを持って来たよ。」と言っていました。
カウンターで料理を指さして注文する方式です。作り置き方式ですが、予想以上に美味です。
ムサカ、チキンスープ、イワシのサーディン、どれも新鮮な材料が使用されています。
ウェイターは取り分けてくれたり、いろいろ世話を焼いてくれて、とても親切です。中央市場 市場
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〈古代アゴラ・入口部分〉
へファイトス神殿やアタロスの廊柱などの建物以外は、廃墟といってもいい状態ですが、ギリシャの哲人たちが歩いたり、思索したり、対話したりした場所です。古代アゴラ 史跡・遺跡
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〈へファイトス(テセウス)神殿〉
紀元前450~440年に建てられた神殿です。当時からの原型を残している貴重なものです。古代アゴラ 史跡・遺跡
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荷物を置いていたホテルで荷物をピックアップして、空港近くのホテルで宿泊です。
古代アゴラ 史跡・遺跡
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(5月6日 アムステルダム)
〈フェルメール:デルフトの家の風景(通称:小路)〉
朝6時の飛行機でアテネを出発し、アムステルダムに午前8時45分に到着です。
アムステルダム出発の飛行機まで時間があるので、途中で降りて、アムステルダム国立美術館に行きました。
アムステルダム空港から中央駅まで電車、中央駅からトラムに乗って、ミュージアムプラッツで降りるとゴッホ美術館やアムステルダム国立美術館が集まる大きな公園がすぐにあります。トラムは事前に乗り場でチケットを買う方式です。
ゴッホ美術館に行こうとしたのですが、希望の時間のチケットは完売でした。人気の時間帯は、ネットで事前に予約していないと入れないようです。
アムステルダム国立美術館は、日本ではなかなか見れない作品をたくさん展示しています。主要な作品を見て回りました。アムステルダム国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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〈フェルメール:ラヴ・レター〉
世界で20~30点しかないフェルメールを4つも見れてしまいます。フェルメールの作品は同じ区画に展示されています。アムステルダム国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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〈フェルメール:牛乳を注ぐ女〉
女性を描いた3つの作品はどれも人物の動作や気持ちの動きを捉えていて、ドラマチックです。また、光の捉え方も巧みで、背景から光がさしているように見えます。アムステルダム国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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〈フェルメール:手紙を読む女性〉
真剣に手紙を読む姿を捉えた静かな雰囲気を持つ作品です。どんな内容の手紙だったのでしょうか。アムステルダム国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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〈レンブラント:夜警〉
レンブラントの作品がたくさん展示されていますが、何といってもこの作品の知名度はピカイチです。作品の中にレンブラントが描きこまれています。アムステルダム国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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〈ゴッホ:自画像〉
ゴッホの作品もいくらか展示されています。アムステルダム国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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〈フラ・アンジェリコ:聖母子〉
中世イタリアのフラ・アンジェリコの作品が展示されています。色彩豊かですが、派手過ぎず、落ち着きのある作品です。好きなフラ・アンジェリコの作品をアムステルダムで見ることができて嬉しかったです。
行きと逆のルートで正午ちょっと前の中央駅発の電車で空港まで行きます。中央駅構内の案内所で、「空港駅行は、〇番(何番かは忘れました)ホームに行ってください」と英語で記載されています。
アムステルダムスキポール空港を14時40分に出発するKLM867便で帰国です。アムステルダム国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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旅行記グループ
アテネとギリシャの島々(2018GW)
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