北イタリア周遊旅行 1~2日目 ミラノ・ヴェネツィア

2018/04/28 - 2018/05/06

イタリアに行こう、ということで友人と話がまとまってから3ヶ月。
我々は2018年のGW、成田から直行でミラノまで出発、ヴェネツィア、サンマリノ、フィレンツェ、ジェノヴァを経由してミラノに戻る、北イタリア一周の旅に出かけたのでした。

旅程はこのようになっています。
1日目 : ミラノ着、宿泊
2日目 : ミラノ→ヴェローナ→ヴェネツィア　ヴェネツィア泊
3日目 : 終日ヴェネツィア　ヴェネツィア泊
4日目 : ヴェネツィア→リミニ→ラヴェンナ観光　リミニ泊
5日目 : リミニ→サンマリノ観光　サンマリノ→リミニ→フィレンツェ フィレンツェ 泊
6日目 : 終日フィレンツェ フィレンツェ 泊
7日目 : フィレンツェ 観光　夜にピサまで移動　ピサ泊
8日目 : ピサ観光→チンクエテッレ　チンクエテッレ泊
9日目 : チンクエテッレ→ジェノヴァ→ミラノ　ミラノ泊
10日目 : ミラノ→成田

※初日と2日目は、記述が長い割に観光に関係ない話が結構多いです。
ご容赦ください。
※トラブルばっかのように見えますが、これはこれで刺激的で面白いものでした。 あくまで私見ですが...

エリア ベネチア(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 鉄道 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ミラノ中央駅。　
入国して早々、喉がカラカラだった僕は自販機で水を買おうとしました。
しかしこの自販機が中々に奇怪な代物でした。よくある「お金を入れる→商品のNo入力→購入」のシステムなのですが、一見するとNoは商品の「下側に」書いてある模様。
しかし困ったことに、買いたいミネラルウォーターの下欄には商品Noが書いていない。
一方、ミネラルウォーターの上の棚には何の商品も乗っていないのだが、No記載あり。
そこで僕はミネラルウオーターの「上部に書いてある」Noを入力したのですが、商品を受け取りに行くアームは水をスルーし、「何も商品が入っていない」カラの棚を漁って、何一つ持って来ずにお金だけ(1.6?)を回収して終了したのでした。
もちろん自販機からしてみれば「指定された場所に移動して商品を取る作業」を完遂したわけなので、なに一つ間違った動作はしてないのですが。

この自販機を使いこなすには、
①商品の「下側に」Noが書いてあることを理解する
②最下段に存在する水の「下側」にNo記載は無い
③水の上の商品Noと、横一列の商品の個数から、水の商品Noを推定する
④推定したNo(当然記載されてない)を入力する

という手順を踏まなければならなかったわけです。
わかるわけないだろ。

ヴェローナ駅の荷物預かり所。
我々はこの日、午前中にヴェローナを観光してからヴェニスに向かおうということにしていました。
当然そこそこ大きな荷物を抱えて移動しているので、我々はヴェローナ駅の荷物預かり所に一旦大きな荷物を預け、然るのちヴェローナを観光しようと考えていた…
のだが、本来8時半に開くはずの預かり所は、9時になっても9時半になっても頑として開こうとしない。　当然、我々以外の旅行客も、スーツケースやバックパックを抱えてわらわらわらと集まってくる。
さて、ここで事態を察した警備員3人集が登場。　何やら話し合った後、「ちょっと待っとけ!」と頼もしげに言い残して、彼等は職責を果たすべく向かって行ったのでした。
…しかしその数十分後、我々の目の前に再び姿を現した警備員3人集は、「駄目だったよ…」とばかりに手を広げる仕草をして、悠々とカフェの中に吸い込まれて行ったのでした。
当然荷物預かり所は待てど暮らせど開かず、我々は諦めてヴェネツィアに旅立ちました。

...むしろこれくらい潔い諦めを見せてくれる方が、こっちとしては決断しやすいので有難いです。 わかんないものはどうしようもないですからね。

ヴェネツィア駅から。
土日ということもあってか、とにかく人、人、人。
...やはりヴェネツィア観光客多すぎ問題は間違い無いようで、観光しにきてる身分で言うのも何なんですが、こりゃ地元の人の生活が危ぶまれるレベルです。
もし次訪れる機会があれば、お互いのためにもオフシーズンに訪問してみよう、と思いました。

ブラーノ島。
カラフルな家々は、「漁師が深い霧の中でも迷わず帰ってこれるように...」との配慮に由来するそうです。

パスタ。
美味しいんですけどちょっと塩味きついかな?
ぼったくられる事もなく、非常に良心的な対応をしていただきました。

..ちなみに当日、ホテルを予約したはずが、何故だかちょっと離れた「アパート」に案内された我々。
男二人に対して何故かダブルベット一台のみ、Wifiは繋がらない(一応名称とpassは記されていたのだが、どうやら横にある別のホテルから漏れてきている微弱電波だった)。風呂場には換気扇も窓も無いが故にカビ臭い、通路沿いの窓から中の様子が丸見えと、なかなかのシロモノでした。
最も本島にしては異常に値段が安い上に、居住空間自体は広かったので、まあこれはこれでありかなと思って過ごしてましたが、普通のホテルを求めてる方はちょっと値段張る所の方がいいかもしれませんね。