2017/12/20 - 2017/12/20
928位(同エリア1783件中)
マサラさん
10年くらい前にホイアンに来たことがあったモエ姉からホイアンは昔の街並みが残ってて観光客もいなくて静かで良い街だよ~と聞いていた。
きっと私が好きな街だろうと思って初めて訪れたのは2017年4月。
しかし現実は180°違っていた。
その昔、過疎化が進んだただの田舎町だったであろうその街は、世界遺産に登録されてから観光客が急増。
ダナンから観光バスが大挙して押し寄せ、今や中国人&韓国人観光客だらけのまるでテーマパーク状態に成り下がっていた!!!
これにはモエ姉も驚きを隠せないようだった。
うるさいわ、ゴミゴミしてるわで全く落ち着かない。
確かに素敵なカフェも沢山あるし、人がいなければのんびり過ごすのにはもってこいの街だろうけど、観光客が多過ぎて残念ながら全然私好みの街ではなかった。
それでも今回ホイアンを訪れたのは、どうしても行ってみたい所があったから。
それは
「世界入りにくい居酒屋」
で紹介されたムオイさんとコさん夫婦が切り盛りするローカル食堂MC。
この店は味といい、値段といい、店のご家族といいもう最高で、私が今までベトナムで行った店のナンバーワンに輝いた。
そんなお店が、テレビで紹介されたにも関わらず、日本人は今まで来た事がないと言う。
それはあまりにももったいなさ過ぎるから、私が改めて紹介したいと思います。
他のホイアンの人気店や街の風景なども併せてご紹介するので見てね。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 2.5
- グルメ
- 5.0
- 交通手段
- 徒歩
PR
-
ニャチャンから来たバスは朝5時半頃にホイアンに到着。
辺りはまだ薄暗く、誰も歩いてない。
とりあえず予約してあった宿まで行ってみるも、門は固く閉ざされ、入れなさそう。
しばらく川っぺりでしゃがんで(地面が濡れてて座れなかったから)時間潰してみたけど、寒すぎて外にいるのに限界を感じ、6時位から開いていた近くのローカル向けのカフェ(おじさん達の憩いの場)にお邪魔する。
オープンエアなので寒いは寒いが、温かいコーヒーを飲んで少しマシになった。
コーヒー1杯20000ドン。
ローカル価格の倍以上だった(泣)
しかもこのカップ、ベトナム航空のやつじゃね? -
なんとか7時過ぎまでカフェに居座り、宿に戻ってみるとカーテンが開いていて、警備のおじさんの姿が見えたのでアピールして入れてもらう。
実は表札の横に小さな呼び鈴があるので、それを鳴らせばいつでも開けてくれたみたい。
今回お世話になるのはアンホイ島にある「THE HOUSE 36」。
結構外れの方にある一軒家を改造したゲストハウス。
オーナーは別に住んでるようで、夕方とかはロビー(というか居間みたいな空間)に子供とかいたけど、昼間はバイトの女の子がフロント業務を任されていて、夜は守衛さんが常駐してる感じ。
立地はあまり良くないし、口コミも賛否両論だったけど、じゃらんのクーポンか何かで1泊目が620円位でとれたので泊まることにした。
二日目は確か4トラ経由でbooking.comで予約したと思う。
入れてもらってしばらくしたら、オーナーらしき女性が来て説明してくれた。
アーリーチェックインなら追加で7ドルねと。
丁重にお断りし、荷物だけロビーに置かせてもらい、時間通り14時にチェックインすることにする。
最近どこの国でも早く着いた時は部屋が空いていれば無料でアーリーチェックインさせてくれるところが多かったので、ちょっとケチ臭いなと思ってしまった。 -
お部屋はこんな感じ。
ぱっと見は悪くないけど、湿気がひどい。
私が泊まった時は特に雨模様でめちゃくちゃ寒かった(ダウンが必要なほど。多分10℃位)けど、ベトナムの中南部なんて基本的に暖房設備がないから部屋の中もものすごく寒かった。
因みに13時位に宿に戻っても部屋に入れてもらえず(空いてるのに)、14時過ぎまでバイトの子の愚痴(ここは給料が安くて休みがないとか)に付き合わされてようやく案内された。
疲れた。 -
ポットはかろうじてあるけど、コーヒーやお茶のセットはない。
コンプリメントのお水は・・・・冷蔵庫に入ってたかなぁ。
多分ホイアンでお水買ってないのであったんだと思います。
すみません、失念しました。 -
換気扇が壊れてて、常に湿気てるバスルーム。
見た目は綺麗だけど、メチャクチャかび臭かった。
前回ホイアンで泊まったカンナム島のサニーガーデンっていうゲストハウスがとっても良かったので、似たような感じを期待していったけど、全然ダメだった。
ここはやめた方がいいです、皆様。 -
ということで、荷物を置かせてもらって、早速朝ご飯食べに行きます。
街中のモニュメント。 -
鳥居らしきものが。
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長崎だか日本のどこかから贈られた朱印船の模型。
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提灯も日本のやつが!
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日本橋。
朝早かったけど、係の人がいたから通れず。(お金かかるからね。) -
外から写真だけ。
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狛犬?猿?
-
朝ご飯にやってきたのはローカルいち推しのカオラウ屋さん「THANH」。
前回来てすっごく気に入った店。
「二度目のダナン」でも紹介されてました。
街の北側、タイフィエン通りにあります。 -
麺をほぐしてるところ。
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こちらがホイアン名物カオラウ。
ホイアンのバーレー井戸の水でないと作れないのはホワイトローズだけではありません。カオラウもそうなんだって。
太くて歯ごたえのある油そばって感じの麺。
基本的に麺の感じはどのお店も似てるけど、味付けや肉の大きさとかが違う。
前回3軒食べ比べてここが一番おいしかった。
1杯30000ドン。 -
ベトナムの麺っていうとフォーとかブンとか割とコシがないフニャフニャツルツル系の米麺が多いけど、カオラウはザラっとしてコシがあるっていうかブチっと切れる系で全然違う。
私は断然こっちのタイプが好き。
THANHは朝7:30から品切れ次第(14:00位)閉店するので食べてみたい方は朝ご飯に来るのがおすすめだよ! -
美味しいカオラウ食べて街歩きの続き。
この日は結婚写真撮ってるカップルが多かった。 -
コチラでも。
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コチラでも。
-
カラフルなランタン。
ちょっとモダンなタイプかな。 -
グリーンの棚が見事。
-
カオラウだけじゃ足りなかったので
朝ご飯のはしご。
次にやってきたのはバインミークイーン。
ここも「二度目のダナン」で紹介されていました。
ホイアンには有名なバインミー屋さんがいくつかあって、ここもその一つ。 -
具材はすべて自家製なんだとか。
-
左:ミックス 20000ドン
右:チキン 25000ドン -
両方とも具がぎっしりで肉汁たっぷりのソースがすんごい美味しい。
日本だったら600円位しそうなボリュームでした。
まいうー。 -
市場にやってきました。
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料理教室の生徒さんたちが買い出ししてます。
揃いのノンラー被って可愛い。(笑)
何作るのかなぁ? -
市場の中のフードコート。
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ハスの実も沢山売ってます!
-
にぎやかです。
-
市場を抜けて橋を渡りカンナム島へ。
「世界入りにくい居酒屋」のお店MCを探しにやってきました。
前回はカンナムに泊まったこともあり、なんとなく土地勘があったので、
番組の地図を頼りに来たらすぐに見つかりました。
まだ営業してなさそうなので、夜出直します。
位置的には分かりづらくもないけど、人通りの少ないローカルエリアで、テレビで紹介されてなかったら絶対来ないようなところ。 -
カンナム島から望む市場。
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本土(?)に戻ってきて、Reaching out cafeで一休みすることに。
ここも前回来てすごく良かったのでリピです。 -
ここで働くのはろうあの人たち。
言葉が話せないので、文字が書いてあるブロックを使ったり筆談でコミュニケーションをはかります。
店内は音楽もかからず、とっても静か。 -
この外の通りが見える入口横の席がおすすめ。
-
ディスプレイも素敵。
-
食器や布製品、アクセサリーなどは1本通りを隔てたところにある工房で障がい者の人たちが手作りしたもの。
カフェの中でも一部販売していますし、工房があるところがお店になってるので、そちらでお買い物することも出来ます。 -
アクセサリーもハスの花をモチーフにしたものとか、とっても素敵なデザインです。
手作りなので同じデザインでも微妙に違います。 -
ティーセットなどもとっても可愛い。
バラでも購入できるので、私は以前来た時真ん中のピッチャーを買いました。 -
何茶だったか忘れましたが、多分ハスの葉茶だったかな。
-
こっちも忘れたけど、多分ウーロン茶。
ほんっとにここのお店の茶器がどれもこれも可愛くて。
一人ひとり違う急須やカップのセットで出してくれるのが嬉しい。
お茶にお茶請けのクッキーがついて68000ドン。
お湯はお願いすればいくらでも足してくれます。 -
このお店は大きな声でのおしゃべり禁止なので、中国人のうるさい団体が入ってきてもおしゃべりしたさにすぐに出て行ってくれるので、静かな時間をゆったり味わうことができます。
-
Reaching out cafeの横の小径。
-
こちらがreaching outのショップ兼工房。中は撮影禁止ですが、工房も見学可能です。
ここで売ってるシルクの寝袋(35ドル位)がすっごく良くて前回来た時買ったんだけど、今や私の旅の必需品となっています。
寝台バスや寝台列車、ドミトリーでシーツ替えてなさそうで汚い~なんて時に重宝します。
1枚あるだけでも大分温かくなるので、今回みたいにちゃんとした宿でも暖房がなくてものすごく寒いみたいな時、このシルクの寝袋があるととっても便利。
ホイアンはお土産屋さんでまがい物の安いシルクの寝袋いろんなところで売ってるけど、高くても絶対ここのものがおすすめ!
(ここで買う前にそのまがい物を買ってしまった張本人がいうのだから間違いない・笑) -
ぶらぶらしながら宿に戻ります。
-
どんなところも絵になるんです。
観光客がもう少し少なかったらいいのになぁ。 -
あ、三毛ちゃん。
-
おぉ、私の好きなコンカフェが!
さっきお茶してきたばっかりなので、お夕飯の後帰りに寄りましょう。 -
宿で休憩して、夜になってから出直しました。
改めまして
「世界入りにくい居酒屋@ホイアン」
のMCレストランです。
どれどれ、一見さんが入りにくいほどジモティーで盛り上がってるかにゃ? -
えっ・・・・・・・。
お客さんほとんどいないんですけど。
こりゃ違う意味で入りにくいなぁ。
いや、きっとこれから混むんでしょ、意を決して入店。 -
メニュー。
もちろんベトナム語オンリー。
GA 鶏肉
LAU 鍋
MI XAO 焼きそば
HAI SAN 海鮮
COM ご飯
位のベトナム語は分かるようになりました!
が、やっぱりほとんどわかりません。 -
すると、英語が表記されてるメニューが出てきました!
なんだ、あるんじゃん。
外人も良く来るのかな?
ちょっと拍子抜け。
でも、私たちは番組で紹介されていた
コ・スペシャル(さつま揚げ)
ムオイ・スペシャル(鹿肉と夜来香の炒め物)
熱々シーフード鍋
が食べたくて、スクショしておいた番組のHPを見せて、
「これ下さい」
と注文。
すると、お店の女の子は
「あ~!!オッケーオッケー!」
ってすぐ分かってくれた。
でも今日はムオイ・スペシャルはないらしいので、別の料理を注文。 -
こちらがコ・スペシャル。
30000ドン。
わ~これこれ、生のにんにくかじりながら食べるやつ~!
手作りなんで、フワフワサクサクの食感が最高! -
こちらはハマグリのスープ。
30000ドン
えー!?
こんなにハマグリたっぷり入って30000ドンポッキリ???
塩コショウにライム絞っていただきます!
ハマグリ好きにはたまらん! -
小イカの炒め物。
35000ドン
イカがそんなに好きじゃない姉が今日の料理のなかで一番美味しかったと言ってた。
これもこのボリュームで35000とは。
ニャチャンの貝屋さんが安くていいなんて言ってたけど、くらべものにならない。 -
そして番組で多くのお客さんが食べていた熱々シーフード鍋!
-
鍋の具材はシーフードだけじゃなくて野菜もたっぷり、お肉も少々入ってます!
ブンは鍋に入れちゃうと溶けるので、お椀にとってスープを入れてあげるのがいいです。
こんなにボリューム満点で100000ドン(500円) -
お会計はビール2本(20000ドン)とお通しのおせんべい(3000ドン)入れて総額218000(1000円ちょっと)と言う衝撃価格。
観光地ホイアンでこんなに安く沢山食べれるなんて奇跡!!! -
番組を見てきた日本人がいると聞きつけ挨拶しにきてくれたムオイさん(旦那さん)とコさん(奥さん)。
わぁなんだか芸能人に会った位テンション上がる(笑)
二人とも英語が分からないから、とりあえず「世界入りにくい居酒屋ホイアン編」のホームページ見せて、これ見てきたよって教えたら、
「あぁあぁそうそう、これ来た!」
みたいな感じでムオイさんガハハと大笑い。
で、
「日本人は来ますか?」って翻訳ソフト使って聞いたら
来た事ないよって。
マジ?
以前「入りにくい居酒屋」で出てたハノイの超路地裏の野鳥料理の店とかは結構探して行った人いるって聞いたことあるのに。
よっぽどここの方が分かりやすいところにあるのに。
なんでだろう?
そしてこんなに美味しくて安いのに、なんでみんな来ないんだろう???
不思議でたまんない。
とにかくここの味と安さ、このご夫婦の人柄が気に入って明日もここでご飯食べることに決定!
ホイアンでここ以上の店に出会える自信はもうありません。
「明日も来ます」と約束してお店をあとにしました。 -
帰り道。
カンナム島はローカルの居住区域なんで夜はとっても静かです。 -
本土に戻ってきました。
ライトアップがきれいです。船にも乗れますよ。 -
ちょっと幻想的な雰囲気に加工してみました。
-
渋い中華風ランタン。
-
新しめのアイスクリーム屋さん。
鳥籠をランタンにアレンジしていて可愛い。 -
向こう岸は私たちが泊まっているアンホイ島の繁華街。
夜市もあってメチャクチャにぎやか。
因みにここらへんの観光レストランだと鍋が300000(1500円)位します。
しかもどんちゃん騒ぎでうるさいし鮮度も悪くて美味しくなさそう。 -
デザート食べにコンカフェにきました。
見た目は雰囲気いいのに中のお客さんは私たちを除くほぼ100%がコリアン。
BGMもKポップという、ホイアンの雰囲気ぶち壊しの残念なコンカフェ。
いくら韓国人が多いからって、そこまでしなくても。 -
店内はどこを撮っても絵になります。
-
可愛い。
-
黄昏るモエ姉。
昨日のロティババァの傷は少しは癒えたかしら? -
大好きなヨーグルトコーヒー。
でも冷たすぎて、こんな寒い夜には向かなかったと後で気づいてしまった。 -
このスペースもなかなか素敵。
-
オリジナルグッズ色々。
-
喫煙される方は外でお願いします。
-
日本橋のライトアップ。
-
今日は早朝に着いてから一日長かった。
さぁ帰ってゆっくりしよう。
でもほんっと、MC最高だった!
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