2018/05/04 - 2018/05/05
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mistralさん
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ゴールデンウィークに近場で一泊のドライブの旅を
計画したのが3月中旬。
当初計画したのは箱根だったけど、間近すぎて?
どこにも予約ができず、目的地を別方面に変更した。
あれやこれやで彷徨った結果、伊香保も近場なことに
気が付き、急ぎ予約を試みた。
2部屋、何とか予約ができたので一安心していた。
あとは、いかに渋滞をさけて現地に向かい、帰宅時も
ラッシュに巻き込まれずに高速を帰ってこられるか。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
5月4日、ゴールデンウィークで下りの渋滞はいかに?
と心配していたけれど
ゆっくり出発したにもかかわらず、午後2時半過ぎには
最初の目的地、水澤観音に到着した。
正式には 五徳山 水澤観世音/水澤寺 という。
天台宗
本尊は十一面千手観世音菩薩 で秘仏となっている。 -
間もなく見えてくるのが
鐘楼。 -
希望する人は
鐘がつける。 -
12支の守り本尊
12の方位に対して、それぞれを守るのは
8体の守護仏。
方位と生まれ年の干支とはリンクしているので
自分の干支の仏様にお詣りをする。 -
-
六角堂
-
内部には回転する六地蔵尊、
地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人間界、
天人界の六道を守る地蔵尊が祀られ
六道輪廻の様を表している。
台座を回せるようになっていて前の人が3周周り終わったら、
続いて中に入り、やはり3周する。 -
そんなわけで
六地蔵をよく見ることが出来なかった。 -
続いてすぐそばにある
本堂、観音堂へ。
竣工は天明七年。 -
-
柱に巻き付くような龍の
丸堀り。 -
-
-
本堂裏側に回り
覗き窓のようなところから
見てみると -
小ぶりだが綺麗なお姿の
仏様たちが立っておられた。 -
中央には阿弥陀如来
周りを取り囲むのは十六羅漢像など。 -
龍王弁財天へ。
弁財天は商売繁盛の神様。
霊泉であることから、お水取りもできる
スポットのようだ。 -
なぜかカエルにお水をかけると
ご利益があるとのこと。 -
-
中央に弁財天が。
-
坂東札所 第16番 水澤寺
の御朱印をいただいた。
奥で僧侶の方々が一生懸命
書いてくださっていた。 -
16時、当日の宿泊先、ぴのんに到着。
「松本楼」から徒歩数分のところにある「ぴのん」
ぴのんはスペイン語で「松ぼっくり」のことらしい。
大浴場や朝食の際のバイキング希望の方には
松本楼も利用できるとのこと。 -
洋風旅館、ぴのんは
若女将の考える「泊まりたい宿」がコンセプトとなっているらしい。
ご両親が経営されている松本楼と、大正時代に曾祖父が経営されていた
洋食店、更にはご自身の2年半のイギリス留学中の体験とが合わさって
生みだされたようだ。 -
エントランス部分
右手にはレストランの夢味亭が
左手には宿泊棟がある。 -
ラウンジに置かれた
味わいある家具たち。 -
デッキに見えているのは
足湯だったかも? -
-
バーコーナー
-
-
-
食事はレストラン 夢味亭 で。
気づいたら写真はほとんど撮ってなかった。
梁をむきだしにした工法がイギリスの(?)田舎家の
佇まい。 -
夕食はフュージョンのコースを選んでいたが
中華xフレンチの新感覚のディナーとの説明があった。
シェフ2人で創り出す、ぴのんオリジナル。
見た目は普通のフレンチ、口にしてみると・・・!?と解説が。
最後のメイン料理、上州牛のステーキには
お膳にご飯、お味噌汁、お漬物などのセットが
出てきて、mistral以外で、ご飯を頼んでいた人達は
大感激! -
-
宿泊した3階の廊下突き当りのドアから
見える景観。
透明ガラスになっているのが
珍しく感じる。 -
気軽に利用できるように、料金はリーズナブルに、
しかし料理内容は絶対に譲れないので、
エレベーターの設置をあきらめ
広告宣伝費の費用を削減しているとのこと。
壁面を利用した絵などもあって
かわいらしく楽しい演出も。 -
5日、10時チェックアウトご向かったのは
伊香保温泉街にある石段。
車はホテルにおいたままで徒歩で。 -
20年以上前に夫は訪問しているようだが
階段の様子が以前とは変わっている、と。 -
昔からある温泉街の石段の先に(手前に)
新たに広々とした石段が建設されたようだ。 -
-
-
石碑の左手にあった歴史解説に
添えられていた
明治期の石段街という写真。 -
「石段の歴史「」より
石段が誕生したのは天正4年(1576年頃)と伝えられている。
長篠の戦いによる負傷者治療のために、武田勝頼が
真田氏に命じて、源泉を各浴舎に引き湯する為に造らせたとされる。
石段の中央に湯桶を作り、効率よく浴舎に温泉を配った。 -
(つづき)
12軒の宿が江戸時代に引き湯権を与えられ)
それぞれ12支を屋号として、明治維新まで年番で
名主や役人を勤めていた。
現在は旅館のあった場所の石段には12支の
繪のプレートが埋め込まれている。
たまたま下りの折りに、卯のプレートを見つけた。 -
いさんで石段を登り始めた。
-
路地に入り込んだら
-
それはそれで
楽しそうな気配が。 -
石段沿いにも
色々なお店があるのだが -
当日は高速道上りの渋滞がピークと
なりそうな予想があり、
出発は早めにしようと決めていた。
なので、あまり休憩もとらずに
どんどん上っていった。 -
小満口(こまぐち)
湯元から流れる温泉を分岐させているもの。
石段街には4か所の小満口があり、 -
温泉が勢いよく流れていく様子を
見られるようになっている。 -
ひたすらどんどん石段を上っていくと
昭和55年に、天正以来の大改修工事が行われた際
与謝野晶子の歌が刻まれたとの説明のとおりに歌が。
「伊香保の街」
榛名山の一角に、段また段を成して、
羅馬時代の野外劇場の如く、
斜めに刻み附けられた、桟敷形の伊香保の街、
屋根の上に屋根、部屋の上に部屋、 -
すべてが温泉宿である、そして榛の若葉の光が
柔らかい緑で 街全體を濡らしてゐる。
街を縦に貫く本道は 雑多の店に縁どられて、
長い長い石の階段を作り、伊香保神社の前まで、
Hの字を無数に積み上げて、
殊更の建築家と繪師とを喜ばせる。 -
石段の両側にあるお店は
よく手入れされた植木鉢が並べられていて、
上り続きで息切れがしていても
休憩がてら目を休ませられる。 -
伊香保神社に
たどりつくと
最上段が365段になる。 -
丁度365段にしたのは
温泉街が一年を通して賑わって欲しいとの
願いが込められているようだ。 -
ここまで石段を上がって
参拝する人はあまりいないだろうと思ったら
結構な行列だった。 -
参拝を済ませ
石段を下る。 -
-
-
どんどん下って、
-
広い下の石段まで
降りてきた。 -
はるか遠くに
残雪の頂きものぞいていた。
11時過ぎに車に戻り伊香保を出発、
暫くは車も多くて、渋滞が懸念されたが
そのうち少しづつ解消してきて
東京には14時半帰着!
ゴールデンウィークの期間だったが
ひどい渋滞をさけて旅を終えることが出来た。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- たらよろさん 2018/05/08 12:51:24
- 洋風旅館
- こんにちは、mistralさん
伊香保温泉って、関西人からすると、
聞いたことあるけれど、どこだっけ??
どんな温泉だっけ??ってどちらかというとマイナーなイメージで。。。
お写真を見て、あの階段に文字がある温泉か~とわかりました。
宿泊された洋風旅館。
いかにも、イギリス人のご主人との共同っていうのがわかる
素敵なバーカウンター☆
寛げるソファーや椅子があって、皆で談笑できるスペースがお部屋意外にあるのが良いですね。
機会があれば泊まってみたいけれど、伊香保機会あるかな??(笑)
たらよろ
- mistralさん からの返信 2018/05/09 08:38:11
- RE: 洋風旅館
- たらよろさん
おはようございます。
いつもありがとうございます。
>
> 伊香保温泉って、関西人からすると、
> 聞いたことあるけれど、どこだっけ??
> どんな温泉だっけ??ってどちらかというとマイナーなイメージで。。。
> お写真を見て、あの階段に文字がある温泉か?とわかりました。
そうですよね。
私こそ関東在住とはいえ、伊香保温泉に行ったという記憶、
小さい頃にあったかなあ?という程度
かつて社員旅行などで賑わったのかもしれませんが。
階段に文字!も行ってみるまでは知りませんでした。
> 宿泊された洋風旅館。
> いかにも、イギリス人のご主人との共同っていうのがわかる
> 素敵なバーカウンター☆
> 寛げるソファーや椅子があって、皆で談笑できるスペースがお部屋意外にあるのが良いですね。
> 機会があれば泊まってみたいけれど、伊香保機会あるかな??(笑)
>
ぴのんのオウナーのご主人がイギリス人かどうかはわかりませんが、
その可能性も大ですね!
週末に気軽に行ってみたくなる宿、というコンセプトに
ぴったりとはまりました。
mistral
-
- 川岸 町子さん 2018/05/07 21:38:07
- 大切にしたいもの
- mistralさん、おばんでした(^-^)
伊香保へ行きたいと思いつつ、まだ訪れたことがないので、羨ましく拝見しました。
ご希望のお宿がとれて良かったですね!
お食事を大切にしたいため、エレベーターを省いたとのお話、思いが伝わりますね。
エレベーターも必要なものでしょうし、省くことにより後々困ることがあるかもしれない。それでも止めようとの意志、沢山悩まれたのでしょうね。
さてご朱印帳ですが、坂東札所の専用のをお持ちなのですか?私は関東に戻ってきてからご朱印帳を始め、もうすぐ3年になります。札幌に住んでいた時は、寺社が少ないため、ほとんど参拝することはありませんでした。こちらは気軽に参拝に立ち寄れて良いですね。実家はお大師様を信仰しているので、今年は川崎大師を参拝したいです。またmistralさんが行かれた所のご朱印を見せて下さいね~(^-^)
町子
- mistralさん からの返信 2018/05/08 09:01:19
- RE: 大切にしたいもの
- 町子さん
おはようございます。
いつもありがとうございます。
先日のリアド対決の旅行記、どちらとも決めかねるようなお宿
でしたね。迷宮のフェズ、恐るべし!
路地を彷徨っただけではわからない奥の深さでした。
>
> 伊香保へ行きたいと思いつつ、まだ訪れたことがないので、羨ましく拝見しました。
> ご希望のお宿がとれて良かったですね!
> お食事を大切にしたいため、エレベーターを省いたとのお話、思いが伝わりますね。
> エレベーターも必要なものでしょうし、省くことにより後々困ることがあるかもしれない。それでも止めようとの意志、沢山悩まれたのでしょうね。
食事の写真を撮り損ねました。
若者が喜びそうで選んだ宿でしたが、若者だけでなく、老人夫婦も
充分に堪能致しました。
ただ地下にあるお風呂から三階まで上がるのは、ちょっときつかったかも。
> さてご朱印帳ですが、坂東札所の専用のをお持ちなのですか?私は関東に戻ってきてからご朱印帳を始め、もうすぐ3年になります。札幌に住んでいた時は、寺社が少ないため、ほとんど参拝することはありませんでした。こちらは気軽に参拝に立ち寄れて良いですね。実家はお大師様を信仰しているので、今年は川崎大師を参拝したいです。またmistralさんが行かれた所のご朱印を見せて下さいね?(^-^)
北海道には寺社が少ない!んですね。
そう言われてみれば、なるほどと納得です。
御朱印帳、お持ちなんですね。もう何冊にもなっていることでしょう。
私もあれこれ持ってますよ。
坂東札所専用のもの、秩父札所用、その他に数冊。
専用のはなかなか埋まっていきませんね。
と書くと、本来の目的と変わってきてしまいますね。
コレクションではないんだから、としかられそうです。
墨と朱の鮮やかなコントラスト、雄大な文字、繊細な文字、
始めたばかりそうな若手僧侶が書かれた文字などなど
1ページ毎に個性があって!
やはり集めることに興味がいってしまいます。
町子さんの御朱印帳も今度、ご披露下さいね。
mistral
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