2018/04/25 - 2018/05/03
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Massoさん
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13年ぶりにボルドー訪問を決断。ワイン産地というだけではなく、ある雑誌では2017年に行くべき世界の都市ランキング第1位になっています。 フランス自体には3年ぶりの訪問となりました。
久しぶりに街を訪れると、アクセスだけでなく、歴史遺産を生かしながら観光を伸ばす地道な開発がされた街に変貌していました。地元の方に連れて行ってもらったシャトー巡りで、メドック地方を堪能。街歩きで調達した地元食材で乾杯。また訪れたい街となりました。
行程中、移動日が鉄道会社のストライキにあたり方針変更。ぜいたくにタクシーと空路を乗り継ぎシャルトルへ移動しました。
シャルトルは光と影の織りなす瞬間を楽しむ街。4月から10月は街中をイルミネーションでデコレーションするイベントが続きます。夜の10時ごろにイベント開始なので、泊まらないと楽しめません。今回、期せずして最高の宿に泊まれました。
メーデー前の貴重な1日でパリの美術館巡りをしようとしたところ、まさかの異常気象。低温、強風、激しい雨が吹き荒れる中を迷える観光客は修行の入場待ちの列で肩を寄せ合いました。パリの最高気温5℃。ベルギーとの境では雪が降りました。
そしていよいよ5月1日。大半の美術館、博物館、商店は休業。ますます行き場をなくした迷える観光客は休みだろうと必ず開いてる神系の建物に殺到。ジベルニー行きのバスツアーでパリを脱出しても、やっぱり行くところがそもそも少ないせいか、モネの家は花よりも多いんじゃないかという観光客で埋め尽くされました。前日のオランジュリー美術館の予習が功を奏し、日本橋も間違えずに済みました。
最終日、オルセー美術館で印象派の復習をして来ました。モンマルトル駅近くの宿だったので、連日クレープ屋さんをはしご。予定時間オーバーで危うく飛行機を乗り損なうところでした。
今回はカタール航空でドーハ経由パリ。深夜出発は、時差ボケ対策には有効な気がしました。世界中の地域からドーハ経由で飛び立って行くこれぞハブ空港。トランジットエリアが広々して、深夜でもショップは24時間オープン。とにかく飽きさせません。
いよいよ、東京へ帰ろう。一期一会の出会いが多くあった旅でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- カタール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回の旅行は初めてカタール航空を利用。アラビア文字が新鮮な感じです。対応言語は10はあったと思います。エコノミーでも食事の選択肢、飲み物のバリエーションは多く気分良く過ごせます。
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とにかく広いドーハ空港。あまりに大きく、トランジット内を移動用の列車が往復運転。写真は乗り場ですが、なんだか宇宙ステーションの一角かの雰囲気。
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パリの第2ターミナルには初めて来た時には、そのデザインに圧倒されましたが、ドーハと比べてしまうと老朽化は見てとれました。改修が待ちどおしい!
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ボルドーまでは新線TGVでノンストップ。
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ボルドー駅に到着。直行便なのに満席でした。
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カンコンス広場は中心部の代表的な広場。トラムBとCが交差しており、乗換えが可能です。観光局もここからすぐそばです。
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アパルトマンのエレベーター。大人がやっと二人乗れるかという小型な代物。外側のドアは自分で開閉しましょう。
4階(日本式)の部屋でエレベーターがあるのはうれしい。 -
市内中心部は昔からあまり変わっていません。落ち着いた街です。1日目は移動で終了。明日に備えましょう。
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中心部宿泊のコストを抑えるのにアパルトマンを利用。カギの受け渡しとか、看板がないとか不便はありますが、買い物をして温めものをしたり、簡単な調理をしたりできる分ホテルとはちょっと使い勝手が違います。
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2日目は観光局で1日フリーパスを手に入れて、近郊をトラムで移動。La Cité du vinはワインの一大博物館。世界中のワインにフォーカスしており、充実の展示内容です。しかも、一回試飲付き。おトクです。
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展示を見終わったら8F(日本式9F)でいよいよ試飲。ボルドー以外も飲めますが、やっぱり頼むのはボルドーになってしまいます。天井にはワインの瓶がズラリと並んだデザインが印象的。
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カンコンスから一駅のプルス広場前の水鏡でまずまずの一枚。天気は雨が落ちたりで良くなかった割には、綺麗に撮れてます
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トラムB、Cは本数も多いし、移動には時間を気にせず行かれます。写真はプルス広場前を走るトラムC線。
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いよいよシャトー巡り。現地の方に案内してもらって、最初はシャトーマルゴーを入れるところまで連れて行ってもらいました。
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次に予約していた格付け3級のシャトージスクーで醸造所見学。
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オーナーは変わりながらも、生産量は多く日本でも比較的容易に手に入ります。サードワインが神の雫で取り上げられたことがあります。
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2017年収穫分を熟成中。天候条件が厳しく、仕事は大変そうだとのことでした。
ちなみに、2016年は大変いい年だったとのこと。このほか、2005、2010、2015年は良い年です。 -
最後に試飲を3品種。日本で売られていないHaut-Médocのブランドを一本と2010年のトップを一本購入。Médocが本来のブランドだけに、日本で人気のあるHaut-Médoc de Giscoursだけでなくて、ぜひセカンド以上を試してください。深みが全く違います。
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ボルドーのシャトーで静寂の中、2018年のぶどうが少しずつ葉を伸ばしていました。中心街から離れて、生産の現場はゆっくり時間が流れていました。いい年でありますように。
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ボルドーに来たからにはと、フォアグラのテリーヌを調達、他にも立ち寄ったシャトーのロゼワインを開けて飲んじゃいました。本来ならソーテーヌが正解だけど、このロゼは軽くていい香りで美味しいものでした。
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フランスはストライキまっ盛り。SNCFのストライキにあたって空路エールフランスでパリまで移動。両方ともダメな日はみなさんどうするのかしら?
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普通列車は何本か動いていたけど、思い切ってタクシーを予約。パリ、シャルトル70kmを一気に移動。お金はかかりましたが、雨模様だったこともあって荷物もあるし、空港からホテル直行は本当に楽でした。病みつきになりそう。長距離でも、状況によってはアリかも。
運転手さん、飛ばしてました。150?kmぐらい出てたかな?1時間のはずが40分で着きました。 -
ネットで予約した時には、まさかミシュランの星を持っていたレストランの運営とは知りませんでした。地元の有名なレストラン、ホテルです。すばらしい料理と眺望が同時に楽しめる宿でした。
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Le bœuf couronné自慢の La tête du veau。牛が得意なお店です。妻はオッソブーコを注文。いずれもすばらしい。タクシーが飛ばしてくれたおかげで、満席になる前にお店につけました。皆さん食べ始めると2時間はあきません。当初の予定では3時のお昼になりそうでした。
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これがオッソブーコ。ミラノで頂いたものとはだいぶ趣きが違います。
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デザートにシャンパーニュグルマンを注文。妻はカフェグルマン。周辺から、シャンパーニュグルマンは…どうのこうのと話のネタになってました。年配のお客さんが多かったので、いろんなウンチクがあるようでした。頼んだ方は、ただおいしいばかりでした。ぜいたくざんまい。
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チェックインして、窓を開けると大聖堂が正面に見える部屋。眺望はこれ以上ない部屋でした。
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大聖堂内のステンドグラスは、経年変化で再現不可能な青色が見事。シャルトルブルーは本当に美しい。昼間でも、一見の価値あるところです。
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夜の10時から街中をライトアップ。あいにくの雨でしたが、3両編成のトレインでナイトシティツアーへ。子供連れで車内はいっぱいでしたが、小さな街と言えども歩いて回るのは結構たいへん。雨もあって我々には大変助かりました。
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写真よりも生の方が当然のことながら美しい。ビデオも撮りましたが、どうやってもうまく撮れません。ぜひ、現地でご鑑賞ください。10時以降からがお楽しみなので、一泊するしかありませんが、十分の価値があると思います。
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ホテルの窓からはこんな風に変わりました。SNCFの駅からわずか200m。パリからも遠くありません。
おすすめの訪問地です。 -
シャルトル駅は小さな駅。春のバカンス中だったので、地元の人も多く電車利用していました。雨は降りしきり、気温は低く風も強い観光客には厳しい日でした。
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パリではモンパルナス駅の近くのホテルで宿泊。チェックイン時間より早く着いたのに部屋に入れてもらえました。最高気温5度と4月ではありえない寒さだったので、とても助かりました。
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今回はモネにフォーカス。混雑するオランジュリー美術館で、人の映り込まない睡蓮のパノラマ写真をどうぞ。奇跡的な写真です。
フラッシュさえたかなければ、撮影は自由でした。 -
日本橋をテーマとした作品もたくさん展示がありました。
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メーデー前にがんばってオペラ座に。この雰囲気は一見の価値ありです。
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いよいよメーデー。博物館、商店の大半がお休みで、行き場を失った観光客は寺院に集結。サクレクール寺院前は様々な国から来た観光客でごった返してました。
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お昼にオペラ近くでラーメン屋、ひぐま発見。カツカレーが10€は安い。醤油ラーメンとともに新しいパリの流行に接して来ました。けっこう流行ってました。
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日本語メニューも当然あります。スタッフは総じてフレンドリーでした。味はお試しの上判断してください。
個人的には、よくがんばってるなと思います。 -
午後にはベルトラのジベルニーツアーに参加。ようやく天候に恵まれて、モネの家まで直行。連れで行ってもらうのは楽でいいですね。
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この日は人出も多く、家の中にはとても入れませんでした。
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睡蓮の花の時期には早いのですが、十分雰囲気は味わえます。やはり事前の予習はオランジュリー美術館でしておくべきだと思いました。
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作家の思いに触れられる良いツアーだと思いました。
半日で楽しめるのも手軽で、パリに戻ってからもまだ時間が十分ありました。 -
パリに戻って、マイバス近くから95番のバスに乗って一気にモンパルナス駅の近くまで移動。クレープ通りで軽く一枚ずつ頂きました。妻のはブランベクレープで、目の前でブランベしてくれました。よく見ると辛うじて炎が写っています。飲み物は当然シードル。なみなみと注いでもらえます。
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ラスト1日の朝食。パンはすべておいしい。コーヒーは暖かいミルクとともにたっぷりともらえました。カタール航空は午後4時出発なので、午前中ならもうひと回りできます。
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朝一番にオルセー美術館へ。オランジュリーとセット券があるのでお得です。なぜだかカモが入り口近くをウロウロ。
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もう一度モネを復習。
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人物だってあります。
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印象派が好きな人にはたまらない美術館ですね。
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モンパルナス駅の近くでマルシェ発見。帰り際に見つけたパリの生活風景がとてもラッキーでした。もう少し時間があったらよかったのですが、それはまたの機会にしましょう。
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欲張りついでにクレープ屋さんをもう一軒。
今度はランチでガレット、クレープ、飲み物のセットで9.5€。安い!
写真はガレットコンプレと、ガレットの代わりにサラダをとったらこんな大きなものが来ました。サービス満点。 -
ギリギリまで観光していたので、空港に着いたのが14時40分。おみやげをあわてて買って€を使い果たしてドーハへ向かいました。パリから乗ってA380はまたも満席。
カタール航空おそるべし。 -
無事に成田到着。途中でいろんなことがあったけど、予期せぬ良いことが沢山あって、良い出会いもあった旅行でした。道中いろいろありましたが、終わりよければすべて良し。そんな旅行でした。
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