2018/05/04 - 2018/05/04
270位(同エリア876件中)
愛吉さん
5月4日、九段北の丸公園にある東京国立近代美術館に横山大観展を見に行きます。
大観の生誕150年を記念する展覧会だけあり、生々流転を始め大作が並び、見応えある展示会でした。
しかし連休の為か会場内は大混雑、歩を止めて鑑賞するのは不可能、人波に押され流れ作業の如き鑑賞となります。
会場を出て来ると隣の公文書館で、江戸幕府最後の闘いー幕末の文武改革展を行っているので入ります。
ここに展示されているのは全てが本物の歴史資料、本物に接する喜びがあります。
次いで近代美術館工芸館に回ります、昔の近衛師団司令部の建物で煉瓦造り、明治の西洋館として国の重文に指定される建物です。
展示会は”名工の明治”、明治時代の名工の作品が並び素晴らしい作品ばかりでした。
見学後は北の丸公園を横断し田安門から退出、田安門の向かいは靖国神社、久し振りに境内を一巡します。
多くの参詣人と共に私も国家安康を祈願しました。
表紙の写真は北の丸公園の入口、田安門です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄
-
北の丸公園内の東京国立近代美術館に到着しました。
生誕150年、横山大観展開催中です。
内部は大混雑、流れに乗って鑑賞します。
長さ40米の”生々流転”も展示されますが、立止まると後ろから押されるので、ざっと見で終了です。 -
隣にある国立公文書館に来ました。
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こちらでは”江戸幕府、最後の闘いー幕末の文武改革展”開催中です。
解説付きで実物の資料が並びます。
学校で習い頭の片隅にある資料を探します。 -
勝海舟出世の糸口となった、対外政策への意見書が展示されています。
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これがそうです。
上に置かれた解説を拡大して読んで下さい。 -
大日本帝国憲法の公布書原本です。
明治22年2月11日公布。 -
終戦の詔書。
脚注に注目して下さい。 -
新憲法公布書。
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次は紀伊国坂を登り、近代美術館別館の工芸館に向います。
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工芸館入口横に北白川宮の銅像が。
工芸館は元の近衛師団司令部、明治の西洋館として国の重文に指定されています。
宮は初代の近衛師団長でした。 -
煉瓦造りの堂々とした建物です。
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反対側からも写します、旧近衛師団司令部のプレート。
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正面入り口、ここから入場。
展示は明治の名工が作成した工芸品が並びます。 -
本展示会の目玉として展示される、鈴木長吉氏作成の12の鷹。
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鷹の動12を表します。
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羽の一枚一枚にも加工が加えられ正に名工の作品です。
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北の丸公園には戦後の総理、吉田茂氏の銅像があります。
先程の公文書館で、戦後憲法の公布に副署していた総理大臣です。 -
武道館の前を通ります。
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田安門に出て来ました、1636年に建てられ、江戸城に残る門の内一番古い門で、国の重文に指定されます。
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枡形門の外側の門です。
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九段坂上の歩道橋から写しました。
手前は明治4年に建てられた靖国神社の常燈明台、奥は武道館の屋根。 -
歩道橋を渡ると、そこが靖国神社。
明治2年、戊辰戦争の戦没者3588人を祀る招魂社として明治政府が建立。
その後国の平安の為に殉じた者を祀る処として、1879年靖国神社と名称変更。
現在は約250万柱が祀られています。 -
正面に建つ大村益次郎の銅像。
日本陸軍の創始者と云われます。 -
第二鳥居と神門
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手水舎
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神門に取り付けられた菊の御紋章
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中門鳥居から拝殿
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おみくじ結び所
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東京桜の標準木。
この桜木の開花状態により東京桜の開花宣言が行われます。 -
遊就館前に建つ特攻勇士之像
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母の像
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戦没馬慰霊像
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軍犬慰霊像
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鳩魂塔
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境内を一巡し、九段下の地下鉄に向います。
お堀の向うに見えるのは北の丸に建つ武道館です。
三つの展示会を見学、北の丸公園を散策、靖国神社参拝と済ませ、やはり疲れました、帰るとしましょう。
終
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