2018/05/03 - 2018/05/03
119位(同エリア167件中)
ちゃんさん
韓国・済州島発祥のトレッキング「オルレ」の九州バージョン、九州オルレを巡る第5弾。今回は昨年2月にオープンしたばかりの新コース、みやま・清水山コースを巡りました。
コースまでは、久留米の自宅から車でわずか40分。JRとコミュニティバスを使えば、公共交通でのアクセスも容易です。GWの混雑とも無縁で、新緑に溢れる山の空気を思い切り吸って、いいリフレッシュになりました。
【過去のオルレ】
宗像大島編:http://4travel.jp/travelogue/11311259
平戸編:https://bit.ly/2JT7xMp
別府編:https://bit.ly/2riN9NQ
久留米・高良山編:https://bit.ly/2KygHio
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
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まずはゴール地点の「道の駅みやま」へ。ここに車を駐車して、スタート地点まではみやま市のコミュニティバスで向かいます。
バスまでの待ち時間に、昼ごはんを買い出し。道の駅で選ぶのもよし、目の前にはセブンイレブンもあるので、飲み物などの調達にも便利です。道の駅 みやま 道の駅
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道の駅みやまから、スタート地点最寄りの女山までのバスは1日4本。午前中は10時46分発の1本のみです。日曜日は運休なのでご注意を。最新の時刻は、みやま市HPで要チェック⇒http://www.city.miyama.lg.jp/info/prev.asp?fol_id=20224
2018年5月3日現在、草木饅頭の販売カーの目の前にバス停があります。 -
5分ほど遅れて、オレンジ色のかわいいバスがやって来ました。下車するバス停は、乗車時に運転士さんに告げる決まりだけど、「女山」の読み方が分からないのでモゴモゴ言っていたら、前に座っていたおばあちゃんが「ぞやま」だと教えてくれました。
おばあちゃんと運転士さんの会話は、微妙に噛み合わない夫婦漫才みたい。3月1日に走り始めたばかりのコミバスは、はやくも地元の社交場になっているようです。みやま市コミュニティバス くすっぴー号 乗り物
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「ぞやま」着。同じくオルレ目的の若者グループ3人も降りました。
スタート地点は、目の前の八楽会教団。九州自動車道で「脇見注意」の看板とともに現れる、あの「城」です。個人の趣味で作った建物だと思ってましたが、まさか宗教施設だったとは。 -
スタート地点にはでかい看板が立ち、レンタル杖もあります。ゴールの、道の駅みやまに返却すればOKです。車の駐車もできるので、完歩せずに戻ってくるのならここが便利かも。
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午前11時、オルレスタート。コースは、八楽会教団の境内を通過します。
オルレあるあるの一つ、「え、ここ入っていいの?」がさっそく発動です。 -
集落にヤギ。
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女山史跡森林公園に入ると、ようやくトレッキングらしくなってきました。
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産女谷水門。どう機能していたのか、僕の想像力では復元できませんでした。
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急な上り坂に、手入れの行き届いた竹林が続きます。人呼んで、神宿る竹林。
こりゃ、映えますねぇ~。 -
竹林の中で、標準コースとショートカットコースに分かれます。終盤なら迷うかもしれないけど、まだまだ歩き始め。迷わず標準コースへと進みました。
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竹林を抜けると、これまた手入れの行き届いた森に。
秋もいいけど、新緑のもみじもいいねぇ。陽の光が、やわらかに照らしてくれます。 -
スタートから40分。カンセ(馬のオブジェ)が立つ第一の見どころ、森林公園展望台に到達しました。標高はたかだか200mにも満たないけど、急な坂だったので、ずいぶん登って来たように感じます。
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そして標高の割に、広がる景色もなかなか爽快。広々とした筑紫平野に、新幹線の白い高架が一直線に横断します。
晴れていれば、有明海から雲仙までよく見えそう。西向きなので、夕焼けもきれいだろうな~ -
ミニチュアのようなN700系新幹線が、北上していきました。
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展望所から先は、下り坂。一列に並んだ列石「女山神籠石(ぞやまごうごいし)」に沿って下山です。なぜこのような列石が築造されたのか諸説あり、確定的な結論には至っていないとか。
女山神籠石 名所・史跡
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オルレあるある、「立ち入り禁止じゃないの??」。
ため池の堤へは、トラロープを断ち切ってコースが設定されてました。 -
ため池を渡り、渓谷沿いに下っていると、谷間に大師堂が現れました。神秘的な雰囲気で、見どころのようにも感じるけど、オルレのマップでは一言も触れられてません。
私的なものかもしれず、立ち入りらずに退散しました。 -
麓へ下山。お蕎麦屋さんとカフェが並び、オルレ中の一服にもよさそうです。
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すっかり平地へと下ってきてしまいました。スタートして4km、コース全長11.5kmの半分も来ていないのに…。
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コースは左に折れ、再び山道に。再度、150mの標高にアタックします。ココロオレルオルレ。
一つアーチの眼鏡橋。ちょっと変わった形です。 -
そしてここにも、歴史ありげな大師堂。周囲の山々の雰囲気も合わせて、より神秘的な空気に包まれていますが、やはりマップではスルーされていました。
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道沿いにはお地蔵様や像がいくつも立ち、きれいに掃除されてます。
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町営施設の前で昼休憩を取って、再び山道へ。五百羅漢は、マップにも記載された見どころの一つです。
霊場の雰囲気が次第に濃くなり、オルレながらに背筋が伸びてきます。 -
鳥居をくぐれば…
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山門まで、一直線に続く階段へ。
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山門をくぐってもう一息登れば、本堂に到達です。どんんづまりで、手水は滝の前にあります。これはご利益がありそうな雰囲気。
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オルレのコースは、さらに山上を目指します。視線を落とせば、新緑の中に山門が。
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三重の塔も、清水山の自然の中に凛とそびえています。
春の桜、秋の紅葉の中でもよく映えそう。 -
昔ながらの「お寺の茶屋」は、自然食ダイニング「TAKeyA」に変身。これなら若者でも来たくなっちゃうかも。残念ながらお休みでしたが。
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藤の見ごろがやたらと早まった今年。TAKeyA前の藤棚も、すっかり花の時期が終わっていました。
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2回目のピーク、第二展望所に到達。木々が茂っていて、あまり展望が開けませんでした。
もちろん女山と比べればの話で、清水寺の参拝が目的なら、一緒に見ておきたい眺望ではあります。 -
オルレあるある、公式コース(左)より、横の道(右)の方が歩きやすくない?
オルレは非舗装路が基本。舗装した道としていない道が平行していれば、公式コースは非舗装路に設定されてます。雨の後とかなら、適宜コースを外れるのもアリかと。 -
麓へは、林道を下っていきます。山に登って降りてを繰り返すコースではあるけど、それぞれの道の雰囲気はがらっと違い、飽きません。
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「見どころ」に設定されているため池の二つ目、大谷溜池。そんなにきれいには見えないけど、大きな鯉が群れを成して泳いでいて、生物環境としては悪くないみたい。
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諏訪神社まで降りてくれば、2回目の下山完了。コースは残り4kmで、ここが最後のトイレであるとの注意書きがしつこいくらい出ています。
そのトイレは、わざわざ仮設で設置されたものでした。オルレは単にマップを作っただけではなく、案内板からトイレまで、結構な手間がかけられてます。感謝。 -
みやま・清水山コースの特徴というか辛さというか、ココロオレルオルレなポイントが、コース終盤の田園地帯。
これまでの森の中の山道とはうって変わって、陽射しをさえぎるものがない、田んぼの中の一本道になります。 -
シンプルなインターチェンジのみやま柳川を横目に、歩けども歩けども、進んでいる実感が沸かない。
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田園地帯を貫く道。非舗装路の原則も、貫かれます。
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明後日は、こどもの日ですね。
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はるかかなただった新幹線高架を、ようやく くぐれました。ゴールまであと900m。もう意地です。
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住宅街を抜ければ…
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ゴールの、道の駅に到着!時間は午後4時10分。昼食休憩を含め、5時間10分の道のりでした。標準所要時間は4~5時間なので、まあ妥当なトコかな?
ここからJR瀬高駅までは、17時14分まで1時間開かない間隔(13時台除く)でコミュニティバスが出ています。地方のコミュニティバスとしては「頻発」と言っていいレベル。一休み後、お買い物して帰ればちょうどいいタイミングです。 -
観光案内所で、4つ目のスタンプをゲット!
久留米コースは単なる押し忘れで、いつでも押しに行ける行けると思ったまま、はや2年が経過してます。 -
減った小腹を満たすべく、国道209号線沿いの「大力うどん」へ。みやまのみならず、広域筑後圏のソウルフードといっていい、うどんの名店です。
大力うどん グルメ・レストラン
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この値段を見よ!かけうどん170円、たぬきうどん190円、肉うどん290円…と、高松並みのプライスが並びます。なぜこれで採算が取れるのか、大いなるナゾ。
もちろん大人気で、夕方5時前という中途半端な時間にも関わらず、ほぼ満席でした。 -
味も満足、心も満足。近場でリフレッシュできた、GW後半の初日でした。
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