春の山陰旅は花と名園巡り（２日目）

2018/05/01 - 2018/05/02

長崎から戻った翌日に、
島根・鳥取旅行に母と出かけました。
我ながら元気だなぁと思います。
前日までの長崎とは違いお天気は下り坂。。。
計画を変更しながら雨にも負けずの旅となりました。
山陰旅行の計画を立てている方のお役に立てば幸いです。

【１日目】
自宅→羽田空港（自家用車で羽田まで。GW中につき、駐車場は事前予約しました。）
羽田空港→出雲空港（JL)
出雲空港からの移動はレンタカー（今回はTOYOTA）
午前中：出雲大社
昼食：出雲そば「田中屋」
デザート：出雲ぜんざい「ぜんざい餅」
午後：松江城のお堀めぐり
　　　由志園（大根島の牡丹園）
夕食：旅館にて
宿泊：玉造温泉（皆美）

【２日目】
朝食：旅館にて
午前中：足立美術館
　　　　途中道の駅「あらエッサ」立ち寄り
昼食：境港の回転寿司「すし若」
お買いもの：境港水産物直売センター
お買いもの：松江名産センター
午後：松江フォーゲルパーク
夕食：出雲空港内レストラン
出雲空港→羽田空港（JL)
羽田空港→自宅（マイカーで）

帰宅翌日
母が、購入してきたお魚と格闘してくれました。
連休後半も自宅で美味しいお魚を食べることが出来ました！

エリア 境港(鳥取)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ 自家用車
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: ジャルパック

おはようございます。
朝から雨が降っています。
天気予報は当たってほしくない時に当るんだよなぁ。。。
こういう日は旅館でゆったりしていたい気分ですが、
１泊２日の強行軍ですので、今日も元気に活動開始です。

朝食はビュッフェ。
メニューが多くてびっくり。
全メニュー制覇には５泊くらい必要と思われました。
地物のお魚や野菜、お味噌汁は宍道湖のシジミと体に良さそうです。
朝ご飯が充実しているって、幸せー！！

皆実はお庭も立派です。
雨で足元が悪かったもので、散策はしませんでしたが、
お庭好きの母は「まあ、立派なお庭だこと！」と喜んでおりました。

８：００に宿をチェックアウトして、足立美術館に向かいます。
宿からは約１時間。
開館時間はまだ人も少なくゆっくり見学できます。

お天気が悪いのが残念。。。
その天気の悪さを差し引いても素晴らしいなぁ。

後ろの山を借景に、計算しつくされた完璧な作庭です。

朝早くは、喫茶も待たずに入れたのでゆっくり座って、お庭を眺めました。

新緑のもみじが雨に打たれて艶々しています。
昨日の由志園も素敵でしたが、足立美術館はスケールが違うなー。
「これが秋になって紅葉したところを見たいわよねー。」ということになり、
１１月の旅行を即予約！

茶室へと続く石畳。

苔も雨に合いますね。
雨の日は写真にすると物悲しい感じになりますが、
実際は侘び寂び感がうまく出ていて、日本人で良かったなと思うお庭でした。

庭園の中には数カ所休憩できるスポットがあります。
こちらでは食事もとれるようでした。
でも昼はお寿司が待っているので、スルーです。

立派な錦鯉も泳いでいます。

京都のお寺みたい。

滝もありました。

お見事な借景ですね。

木々の配置も遠近感を利用して上手く並べています。
とても奥行きを感じるお庭です。

大名庭園って感じ。気分はお殿様です。

こちらは山水のお庭。
庭の次は絵画や工芸品。
ゆっくり見るには３ー４時間ほしいところでした。
帰るころには、館内は凄いお客さんの数でした。外国人も多く、特に白人が多いのが印象的でした。やはり美しい日本庭園は人気なんですね。

境港にお魚の購入とお昼（回転寿司）を目指して移動します。
途中、安来の道の駅「あらエッサ」を見つけ立ち寄ります。
雨だから降りるのが面倒と言いながらも、道の駅だと寄ってしまう購買意欲にあふれた母娘です。
入り口では野菜の苗木が売られており、母曰く「良い苗が安い！」とのこと。でも持って帰れませんので購入断念です。

海鮮系も鮮魚から干物、乾物までいろいろ売っていました。
欲しいけれども、これから境港なので我慢です。

本日の昼食場所、「すし若」です。
大人気の回転ずしで、私たちの前に20組以上待っていました。
食べるのに夢中で写真を撮り忘れてしまいましたが、
安くて美味しいです。
でもマグロは薄かったなー。値段上げてもいいから、もう少し厚くしてください。

一枚だけ「すし若」の写真がありました。
オーダーはタッチパネル式でした。
どれも一皿１２０円。

続いてお魚を買いに「境港水産物直売センター」へ。
ここに行く前に、市内にある別の鮮魚が買えるところ２か所へ行きましたが、あまり良くなく、３度目の正直ってことでここへ。
今回は「大海」さんで調達しました。
「大海」さんに無いものは他のお店で買って、まとめて発泡スチロールの箱に詰めてもらいました。

写真ではわかりにくいですが、メバルも見たこと無いほど大きいものでした。
他のお魚も安くて、購買意欲に火が付きました。

蟹のお店が沢山ありましたが、蟹はあまり興味が無いのよねー。

お魚を買った後は、松江にお菓子を買いに戻ります。
お天気が悪いので、各店舗を回るのは諦め、
松江城側の「島根名産センター」で一括購入することにしました。
写真は昨日乗ったお堀巡りの船着き場。「島根名産センター」は道を挟んだ向かい側にあります。

松江銘菓（写真を撮らずに食べてしまった。。。）は、ほぼ全部揃っていましたし、
宍道湖のシジミ、練り物、お酒など島根のお土産は何でもござれです。

お買い物を終えて、
このまま飛行機の時間までどうしようということになり、
帰り道の途中にある、
「松江フォーゲルパーク」を訪れることにしました。
花と鳥のテーマパークです。
母も私も鳥好き、花好きなので下調べ無しだったにも関わらず、
結構良いチョイスでした。
入口を入るとベゴニアの花が咲き乱れています。

天井から吊るした数多の鉢から花が枝垂れて咲いています。

鳥たちの温室まではとても長いエスカレーターで昇っていきます。
エスカレータは屋根付きですので、濡れることはありません。
でも雨のせいで気温が下がり、とっても寒いです。

温室内に入ると色々な鳥たちがいます。

くちばしの長いこちらの鳥はトキの仲間だったかと。
紅白で縁起が良さそう。

アフラックのＣＭみたいなアヒルです。

天井近くには鶴の群れ

ペリカン

フラミンゴ

ルリコンゴウインコ
呼んでも振り返ってくれませんでした。

キバタン
お利巧なんですよねー、この子。
欲しいなぁ、連れて帰りたい！

ベニコンゴウインコ
この子も可愛い。欲しいよー！

猛禽類もいます。意外とお顔がかわいい。

オオハシ

池には錦鯉の集団。

モモイロインコ。

オオハシは餌を買うと手に乗せてくれます。
でも餌が無くなった途端に戻ってしまいます。

フクロウの仲間も色々いて。

精悍な顔つきですね。

西洋の童話に出てきそうな顔です。

目つきが鷹に似ていますね。やっぱり猛禽だ！

こちらも童話系のお顔。

ベゴニアだけでなく、フクシアの花も沢山咲いています。

フクシアも色々な種類があるんですね。
ヨーロッパのハンギングバスケットではよく使われていますが、
日本でこんなに沢山咲いているのは珍しいと思います。

ハートのベゴニア

ゼラニウムも咲いています。

フォーゲルパークは予定外の訪問でしたが、
十分楽しむことが出来ました。
雨の日でも楽しめるのはいいですね。
なかなか鳥と触れ合える施設というのも少ないので、貴重な場所だと思います。

観光を終えて、一路空港へ。
レンタカーを戻して空港へ送ってもらいます。
空港にも〆縄がありました。

お夕飯をどうしようということになり、
空港内のレストランで、
そば粉のガレットと穴子重をオーダー。
こちらはガレット。
「まあ、こんなもんでしょう」というお味。
ガレットを後１分しっかりと焼いて、
生クリームを植物系から乳脂肪系に変えるだけでも良くなるとは思います。

穴子重は穴子が思いの外大振り。
江戸前や瀬戸内海で獲れる小振りの物の方が美味しいかな。
宍道湖で食べ損ねたウナギの代わりにと思いましたが、
ちょっといまいちでした。
今年の秋は宍道湖で鰻をいただきたいと思います。

食後はお土産屋さんを一巡りして、搭乗です。
帰りもクラスJ。
１９：２５発の最終便です。飛行機はほぼオンタイムで離陸しました。

ちょっと強行軍な旅でしたが、
パックツアーにはない母が行きたいところだけを集めたコースでしたので、
母は大満足だったようです。