【山中温泉 かよう亭】お目覚めのお茶から始まる優雅な一日(施設と朝食編)

2018/05/02 - 2018/05/03

かよう亭の朝は、目覚めのお茶サービスから始まります。

エリア 山中温泉(石川)

かよう亭さんは、1万坪の敷地に10部屋のお宿です。
昔はもっと部屋数が多いお宿だったそうですが、主人さんが美味しいお料理を美味しい状態で提供することを考えて建て替えたそうです。

こちらは待合コーナーです。
ソファや本が置いてあります。

お土産コーナーです。
漆器がたくさん。
お風呂で使ったボディソープを気に入ったので、こちらで購入しました。

かよう亭さんにはこんな心遣いがいっぱいです。

能面が飾られていたり。

部屋へ行く途中です。

部屋は桂の間です。
玄関を入って振り返るとこんな感じです。
ドアは内側から鍵をかけられますが、外からはかけられません。
貴重品はセーフティボックスへ。

こちらがメインのお部屋。
目の前の緑が気持ち良い、とても広くて綺麗なお部屋です。
もちろん掃除も行き届いています。

今回泊まった桂には部屋が３つあります。
その内のひと部屋には炬燵と鏡台が。

メインのお部屋とは別に、緑を感じながらちょっとお茶を飲むようなスペースも。
こちらで、朝の目覚めのお茶をいただきます。

お目覚めのお茶として、朝食の30分前に仲居さんがお茶と梅干、らっきょうの紫蘇巻きを部屋へ持ってきてくれます。

日本一の朝食と称されたことがあるという朝食です。
朝食も夕食と同様、別の部屋へ移動していただきます。
良い香りに期待感でいっぱいです。

お豆腐の昆布じめです。
山葵味噌でいただきます。優しくて美味しい！

熱々の出汁巻。出汁がしっかりきいています。
朝からこんなの食べられるなんて幸せです。

加賀の丸芋。長芋のようにすってありますが、長芋より粘りが強く甘くて美味しいです。

たか藻のお味噌汁。
たか藻はわざわざ採ってはいけない海藻ですが、お宿のご主人が、流れ着いたものを友人から譲ってもらってるそうです。
ネバネバが身体に良さそうです。これも美味しい！

海苔は炭でほんのり温めてあります。
海苔のために炭をおこすとは贅沢です。

ペラペラの海苔と違い、しっかり歯ごたえのある海苔です。
磯の風味を感じられ、白ごはんにピッタリです。

右側の入れ物では湯豆腐が供されます。
本格的！

こちらが湯豆腐です。美味しくないわけがないです。

こちらの炭で、仲居さんがハタハタとタラコを焼いてくれます。

こんな感じです。
ハタハタは干物ですが、塩の塩梅が良いし柔らかくて美味しいです。

香ばしくてごはんをたくさん食べてしまいます。
贅沢だ…

デザートは、せとかです。
甘くてフレッシュで、口の中が一番サッパリします。

行基が掘り当てたという山中温泉。
かよう亭さんの大浴場入り口手前にある寛ぎスペースです。

女湯の入り口。
24時間入浴可ですが、夜中の0時に男湯と女湯が入れ替わるので要注意です。

女湯の脱衣所。
わたしひとりだったので、撮影させてもらいました。
タオルもピチッと並べて用意されていて気持ちがいいことこの上ないです。
足元には髪の毛一本落ちていません。

大浴場の内風呂です。
お湯は柔らかく、キツイ匂いも刺激もないのですが、入るとお肌が柔らかくスベスベになります。
温度も熱すぎず、もちろんぬるすぎず、ちょうどいいです。

内風呂を反対から見たところ。

露天風呂です。
すぐそばに緑、目下に川のせせらぎ。
この上なく心地よく、本当にリラックスできます。

露天風呂を独り占め。最高！

マイナスイオンというものがあるのであれば、ここはそれで溢れかえっています（笑）

最後に。
心遣いと言えば、主人の敷布団で感激しました。
長身の主人用に長いお布団を敷いてくれていたのです。
これまで、特大の浴衣を用意してくれたお宿は結構ありましたが、長い敷布団を用意してくれたお宿ははありませんでした。
仲居さんは何も言わず、そんなお布団を用意してくれていて。
ちなみにお布団はフカフカで思わずダイブしそうになりました。

素晴らしいお宿だったので、今度は母と一緒に来ようと、心に刻みました。