2018/04/21 - 2018/04/21
11位(同エリア207件中)
かっちんさん
新潟県津南町と長野県栄村の境界を流れる志久見川(しくみがわ)を渡り、栄村のカタクリ街道を長瀬集落から歩きます。
栄村は東日本大震災の翌日、2011年3月12日未明、長野県北部地震の大災害を受けたところです。
また、日本有数の豪雪地として知られ、昭和20年2月12日に観測史上最高の7m85cmを森宮野原駅付近で記録しています。
カタクリは最盛期を過ぎていましたが、オオヤマザクラと水色の妖精「ヤマエンゴサク」など、春の里山風景を見ながら森宮野原まで5kmほど散策します。
栄村東部地区の公共交通機関は、以前村営バスがありましたが年々利用者が減少し、現在予約制のデマンド交通「かたくり号」が走っています。
村外の人でも森宮野原駅と観光施設を結ぶルートであれば利用可能と案内されています。
なお、旅行記は土木史研究「長野県における鉄筋コンクリート・ローゼ桁」、栄小学校、栄村復興への歩み「山口村と八幡宮の存在」、栄村歴史文化館「こらっせ」、苗場山麓ジオパーク「森宮野原駅 最高積雪7.85mの標柱」などを参考にしました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
志久見川
新潟県津南町と長野県栄村の境界を流れる志久見川(しくみがわ)です。
森宮野原付近で千曲川(信濃川)に注ぎます。
新潟県下加用集落からの眺めで、対岸は長野県栄村長瀬集落です。
今回は津南町から路線バスで「中子の桜」を訪れ、そこから歩いて志久見川まで来ています。 -
イチオシ
美しいアーチ橋「長瀬橋」
昭和36年(1961)に完成した鉄筋コンクリート・ローゼ桁橋梁が志久見川に架かっています。
この形式の橋は全国の中でも長野県に数多く、32橋も架設されています。 -
雪解けで水量の多い志久見川
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長野県の除雪重機
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志久見川第二発電所
長瀬橋を渡ると、中部電力の発電所があります。
昭和15年(1940)信越化学工業により発電所が建設され、のちに中部電力に引き継がれました。 -
水車ランナー
平成5年の発電所改修前まで運転していた「水車ランナー(羽根車)」です。 -
長野県と新潟県を結ぶ「吊橋」(長瀬)
人道橋ではなく、太いケーブルと野生の猿が渡れるような梯子が見えます。 -
満開の桜(長瀬)
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枝垂れ桜(長瀬)
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黄色い「ミヤマキケマン」(長瀬)
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急崖を流れ落ちる滝
長野県側の河岸段丘から流れています。 -
堂々と咲くモクレン(長瀬)
民家の庭に咲いているモクレンです。 -
地底王国から伸びる潜望鏡?(発電所)
水圧鉄管と並行して地中に埋められた余水管路の空気抜き管のようです。 -
旧東部小学校の体育館(長瀬)
平成23年4月に旧北信小学校と旧東部小学校とが統廃合し、新たに栄小学校が開校しました。
現在は東部社会体育館となり、災害時の避難所になっています。
では、長瀬地区のカタクリ街道を歩き、5km先の森宮野原駅へ向かいます。 -
「斎藤さん シートベルトしてるかえ」(長瀬)
斎藤のじっちゃんが交通規則を守らないのかと思いきや、この集落には「斎藤」苗字の住人が多く、全員への注意喚起なんです。
ちなみに隣の柳在家集落には「関沢さん シートベルトしてるかえ」の看板があります。 -
春の花芽(長瀬)
ツルなので、「藤」の花芽でしょうか? -
ヒトリシズカ(長瀬)
長瀬地区のカタクリ街道の脇に咲いています。 -
イチオシ
水色の妖精「ヤマエンゴサク」(長瀬)
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イチオシ
可憐な「カタクリ」(長瀬)
街道脇の斜面にカタクリ群落があるのですが、最盛期を少し過ぎていました。
その中から気に入った花を紹介。 -
奥ゆかしい花(長瀬)
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イチオシ
里山の風景(切欠)
隣の切欠集落を歩いています。
山の斜面を段々畑にした里山風景が見られます。 -
イチオシ
お堂(柳在家)
隣の柳在家集落に入ると、お堂があります。 -
桜の大木(柳在家)
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畑に積もる「散り花」(柳在家)
桜の花が花吹雪になっています。 -
赤い屋根のお堂(柳在家)
同じ集落に二つお堂があるので、後日調べてみました。
このお堂は旧山口地区の観音堂です。
2005年夏の水害で斜面崩壊が発生し、観音堂も流されるおそれが生じたため、新しいお堂がつくられました。 -
オオヤマザクラかな(志久見)
隣の志久見集落に入ります。
民家の桜です。 -
色鮮やかな桜(志久見)
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栄村歴史文化館「こらっせ」(志久見)
開館していたので立ち寄ります。 -
こらっせの場所
志久見集落にあります。 -
「こらっせ」に「こらっせ!!」
ここは旧東部小学校志久見分校を改修し、2016年8月にオープンしました。
栄村の歴史、廣瀬家土蔵再現、考古・民具、古文書、分校の教室なとが展示されています。 -
廣瀬家土蔵の民具(展示)
江戸中期からの漆器の木箱がずらりと並んでいます。 -
火焔型土器(展示)
火焔型土器(かえんがたどき)は、信濃川沿いの遺跡で発見される代表的な土器です。
この土器は長瀬新田遺跡で出土され、約5,000年前のものです。 -
雪下冷蔵の「デーコッ ツグラ」(展示)
毎年晩秋に径1mの藁で作るツグラを屋外に設置し、雪に埋もれさせてデーコッ(大根)を保存するのです。 -
赤ちゃんの揺りかご「ボボツグラ」(展示)
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豪雪地帯を歩く「スカリ」(展示)
大きなカンジキ(スカリ)の上に、さらに小さいカンジキをのせ、手縄を上に引っ張りながら新雪を歩きます。 -
雪ゾリ(展示)
山から切り出した木々は、雪の積もる冬にソリに載せて運び出していました。 -
分校の教室(展示)
右側の列は古い時代の机と椅子ですね。 -
体育館かな(志久見)
「こらっせ」の隣にあります。
では、再び歩きます。 -
お堂(志久見)
昔から住民により守られてきたお堂です。 -
石仏(志久見)
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火の見櫓(志久見)
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お堂(雪坪)
隣の雪坪集落に入ります。
どの集落にもお堂があります。 -
森宮野原駅に到着
長野県の最北端に位置する駅です。
学生時代に信州周遊券で乗れるフリー区間の端の駅だったので、わざわざ降りたことがあります。
駅名は、駅が位置する長野県栄村の「森」と近接する新潟県津南町の「宮野原」の2つの集落名を合わせてつけられたものです。 -
ホーム(森宮野原駅)
ここから飯山線で長野へ向かいます。 -
転轍機(森宮野原駅)
線路のポイントを切り替える装置です。 -
日本最高積雪地点(森宮野原駅)
昭和20年(1945)の豪雪の際に、森宮野原駅付近で最高積雪7.85mを記録しました。
積雪量は当時としては日本一で、その凄さを示す標柱が立てられています。
当時、2階建ての家の屋根まで雪が積もり、電柱の電線をまたぐことができたと言います。 -
長野行きの列車(森宮野原駅)
1両編成の列車に乗ります。 -
イチオシ
千曲川を彩るハナモモ(西大滝)
長野県を流れる千曲川は、新潟県に入ると信濃川と名前が変わります。 -
大きく蛇行する千曲川(上桑名川付近)
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反対列車との交換待ち(戸狩野沢温泉駅)
しばらく停車します。 -
菜の花列車(戸狩野沢温泉駅)
飯山線の風景がデザインされています。
2両でやってきた反対列車からこの車両が切り離され、長野行きに連結されました。
ここから長野までは利用客が多くなります。 -
菜の花畑のある駅(信濃平)
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「スカ色(横須賀色)」の電車(長野駅)
長野駅に到着すると、しなの鉄道ホームに懐かしい色の電車がとまっています。
車両は国鉄時代に製造された115系。
しなの鉄道では「懐かしの車体カラー」を復活させ、全7色の電車を運行しています。 -
信州蕎麦の「草笛」
今晩の夕食は長野駅ビル「ミドリ」3Fにある「草笛」です。 -
旬の「ふきのとう天ぷら」
ビールのつまみに最適! -
桶に入った「もり蕎麦」
ここの蕎麦は1.5人分の量で食べ応えがあり、とても美味しいです。(720円)
メニューには小盛り(100円引き)、「大盛りの注文は注意してください」が書かれています。
明日は北信の旅です。
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