最高トルコの美味しい旅10日間①＜カッパドキア巌窟王＞

2018/04/13 - 2018/04/23

2016年のテロ以来、人気が全く無くなってしまったトルコに行ってきました。
行くまでは、テロ・治安の不安があったのですが、
現地の人たちの暖かさ、古代ローマの雄大な歴史は健在で、
素晴らしい旅となりました。
-------------------------------------------
＜最高トルコの美味しい旅10日間①＜カッパドキア巌窟王＞＞
トルコ到着からカッパドキアへの国内線移動。
気球ツアーとレッドツアーの記録です。

<日程表>
4/13 19:25 PG936/TK69
4/14 5:20 イスタンブール(Istanbul)到着
　　　12：30　イスタンブールからカエサリ空港(Kayseri)までフライト
4/15　夕方カッパドキア(Kappadocia)到着
4/16 4:30 気球の旅
　　　9:30-19:30 バイクでレッドツアーを一周
4/17 9:30 グリーンツアーに参加
　　　20：20　バスで移動
4/18 5:30 パムッカレ(Pamukkale)に到着
　　　一日パムッカレとヒエラポリス観光
　　 16:30 バスで移動
　　 19:00　セルチュク(Selcuk)に到着
4/19 エフェス(Efes)観光　
　　　移動
クシャダス(Kusadasi)
　　 23:20 バスで移動
4/20 10:00 イスタンブール到着
　　　市内観光
4/21 市内観光
4/22 市内観光　
　　　日付変わった01:20フライト

エリア カッパドキア(トルコ)

トルコ航空初乗り（BKK～IST）。
評判のよい機内食、早速、キョフテが出てきました！
シャルドネ（フランス産だったね）ハーフボトル開けて、結構ぐっすり寝れました。
隣がかわいいトルコ人の女の子だったし～。

イスタンブールからそのままカッパドキアに国内便で移動の予定が、
旦那の到着便がまさかの３時間ディレイ！
キョウビ、長距離でここまで遅れるのは中国発着分くらいです、ぷんぷん。

仕方なく、二人分のチケットを時間変更して、12:20発便で。
カッパドキアの直近の空港はカエサリ空港。なーんもありません。

そこから、シャトルで１時間くらい揺られて移動です。
移動方法ですが、うちは時間変更したので、予約したシャトルはいなかったけど、
とにかくどこのホテル（超高級以外）は１台のシャトルを使いまわしで、客を
ホテルまで送り届けます。
一人＄12だった、高い！

なんとかその日のうちにホテルに到着。
カッパドキアでのステイはAmber Cave Suites。
奇岩の町、ギョレメの洞窟ホテル。
良い眺め～～～。

ホテルが集中するこの「ギョレメ」の村の意味は「見るな！見えない！」という意味なんだそうです。ネット情報ヨリ

オーナーが幼少時代はこの部屋に住んでたんだよー、と言っていた
柔らかい雰囲気の洞窟のお部屋。
温水ヒーターがついているので、夜も暖かった！
（4月のギョレメの天気は日中の寒暖の差が激しかったのです）

迷路のようなギョレメ村。
細い道、広い道、いきなり行き止まりとかたくさん。
その中におしゃれなお店や洞窟ホテルがぎっしり。

だけど、どれもこれも、昔の人が作った美しい村の一角なんですねー。

ギョレメの小高い所がサンセットポイントと言われているので、
向かいました。

この奇岩群に古代の人たちは穴を掘って、洞穴部屋に住んでいたのです。
今でこそ、イスラム教の国となっていますが、古代は初期キリスト教徒の人々が多くの侵略者から逃れるためにこの「見える、見えない」街を形成したのですね。
明日以降訪問する地下都市や寺院も同じ目的で作られていました。
昔も今も、人間は侵略を繰り返して生きてきたのだと考えさせられる国です。

階段と坂を上って、丘に出ると結構、人が集まってます。
目印は大きなトルコの国旗です。
これを目指せば、迷いません。

遠くにローズバレーと言われる谷が見えます。

※実はこの写真、わたしのサングラス通して、ローズに加工しちゃってます。

こうして、トルコ１日目の夜は更けていったのでした♪

早朝　4:30--------
さあ、今回のメインイベントの一つ、「カッパドキアで気球に乗る」が来てしまいました。
出発直前で、親切お節介な方が「めっちゃ、怖いよ」とわざわざ教えてくれたので、
超怖くなってしまった！
しかし、後には引けないッ。

夜明けぎりぎりの6時前に我々の気球は空に向かって、起き上がりました。
良かった、綺麗なパープルと黄緑だ。幸先良い。
これにでっかく「中国旅行」とか印刷されたやつだったら、わたしは降りてました。
（たくさんあったんです）

足元がふわっと浮き上がって、飛びました！
後ろから他の気球もどんどん次々に離陸します。

あんまり怖くない！（この時は）

素晴らしい景色！！！
まるで夢みたいなスケールの大きさです。感動です。

その後、上の写真の上空のような高さまで気球は急上昇。
もうね、めちゃ怖かったです。
30階のビルくらいの高さ位あったので。
ブルブルブルしてましたが、隣の小さなガールたちはきゃっきゃはしゃいでました。

このように、奇岩にギリギリまで接近しちゃうよ！みたいな
テクニックをお披露目してくれるんですが、
「そんなん、要らんから！」
見てたら、他の気球たちも同じようなことしてました。

朝食の時間に間に合うように、ホテルに戻ってきました。
朝5時前にでかけて、戻って来たのは８時前くらいです。

寒くて、怖かったけど、とても良かった！
当日は風が少し強めだったから移動距離も長くて、ラッキーだったねと言ってもらえました。
お値段は一人170ユーロ。
ピンキリらしいのですが、今回は命の安全性を取って、７年以上の経験があるパイロットオンリーというツアーに参加しました。

ここの朝食がトルコで一番美味しかったです。
庭で取れた卵、その辺にあるアプリコット、いちじくのコンポット。
これでもか！と積まれたフルーツに、ナッツ類。
焼きたてのパンにヨーグルト、チーズの乳製品もどれも新鮮で、本当に素晴らしかった。

イチジクとイチゴのシロップ漬けとヨーグルトに、この下のが
どう見ても蜂蜜なんだけど、オーナーのおじいちゃんが
「絶対に蜂蜜ではなくて、英語でどういったら分からない」という甘いソース。
これに手作りの胡麻ソースを合えていただいたのは
トロケル程美味しかったのでした。にゃむにゃむ

カッパドキアに旅行に来るとレッドツアーとグリーンツアー（とおまけのブルーツアー）を強く勧められます。
まずは、比較的近場のレッドツアーを自分たちでバイクで回って、
80ｋｍ近くあるグリーンをツアーで申し込もうと決定。

宿のお兄に「良いバイクを手配して！」って言ってたのに、
史上最強にぼろい90ｃｃくらいのホンダを持って来やがった。
全然、走らなくて、幹線道路ではホーンを鳴らされまくったけど、
一日じっくりカッパドキアの観光のお供となりました。

まず始めのスポットは、「ギョレメ パノラマ」。
広大な平地に広がるニョキニョキの奇岩群がどこまでも。圧巻です。

この奇岩にもどこそこに穴が開いていて、人が住んでいた形跡があるんですな。

次は古代のお城、ウチヒサール城（Üçhisar）へ！
ウチヒサールの町の高台にあるかさっとした土色のお城。
宮崎ワールドです。

実はウチヒサールの町には高級ホテルが結構多くて、始め、
こっちのホテルと迷ったのですが、食事や移動が便利なので、ギョレメにしたんです。

次は「ラブバレー」へ。見たまんま。

Google Map頼りに行くとこのように「ラブ」の上から見下ろす場所に出ます。
ここを少し散歩してたら、根本の方を歩いている人の姿が見えるので、
車両立ち入り禁止の看板の所から入って行けました。
（我々は忠実に立ち入り以外の場所にバイクを止めて、歩きましたとも）

この後、
ギョレメ野外博物館にも閉館ギリギリで訪れたのですが、
韓国人と中国人グループと遭遇して、見るものも見れず。

ギョレメの町ではのんびりと過ごせてたのに、観光地にはやはり団体客はいるんですね。
そそくさと帰ってきました。

明日のパムッカレ行のバスチケットを購入してから、本日の晩御飯。
レストランのチョイスはアドバイザーからの「Old Cappadocia Cafe & Restaurant」。
名前も外観もイケテないレストランだったけど、中は別世界でとても美味しかった。
まずは、トルコワインから。これが旅の楽しみなのよね～～。
この「TURASAN」はカッパドキアのワインなんだけど、リーズナブルでトルコ料理によく合う。
特にこのカレチ・カラサの葡萄のが飲みやすくて、滞在中は重宝しました。

オールド カッパドキア カフェ & レストラン 地元の料理

そして、火をつけて割るタイプのケバブ、テイスティケバブ。
ラム肉をチョイスして、いただきましたが、ホロホロに蒸しあがり、ワインと
完璧マリアージュ。
やはり、ローカル＋ローカルの組み合わせは如実ですな。
トルコ料理最高ではないですか！

こうして、本日も飲みすぎの夜は更けていったのでした。
②へ続く。