西郷隆盛ゆかりの地と史跡池辺寺跡めぐりウォーク

2018/04/21 - 2018/04/21

西郷隆盛が西南の駅で本営とした「北岡神社」と奈良時代初期の創建と伝えられる「史跡池辺寺跡」をめぐるＪＲ九州ウォーキングである。

　市電市立体育館前１０：０２→１０：４０熊本駅前
　熊本駅白川口で受付１０：４５ウォーキングスタート→１１：００北岡神社１１：２０→県道227号線→万日山トンネル（４４０ｍ）→井芹川→池上日吉神社→味生池展望所→１２：５５史跡池辺寺跡→ワクド石→平集落→池上小学校→万日山トンネル→１３：４０熊本駅新幹線口がゴール→熊本市電１３：５０→１４：２５商業高校前

　

エリア 熊本市(熊本)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

北岡神社の夫婦楠
加藤清正が再興し、その後細川忠興など細川家からも庇護を受けた由緒ある神社である。

北岡神社本殿
承平4年（934）第61代朱雀天皇の御代に、藤原保昌が肥後国司として下向された際，凶徒の反乱と疫病の流行を鎮めるために京都の祇園社（現在の八坂神社）御分霊を勧請し、創建されたのが始まりという。

北岡神社拝殿

鹿児島本線の線路跡と左側は高架になった線路

万日山トンネル（440ｍ）
片側2車線の広い道路である。

万日山トンネルを抜けるとインターチェンジの建設があっていた。
向こうに見える建物は池上小学校
西回り道路など新しい道路が出来上がると周りの景色が変わるだろう。

井芹川沿いにあるこの周辺の地形模型図

井芹川の橋を渡るとあとは急な坂を2300ｍを登っていく。
その途中にあった民家の花がきれいに咲いていた。
聞いたところ「なんじゃもんじゃ」の木ということだ。

平集落をさらに登っていくとそこにあったのがこの景色。史跡池辺寺跡の全景。古代熊本市西区池上町にある。山林寺院で奈良時代初頭の創建であると伝えられているそうだ。のちに天台宗の寺院となったらしいが詳しいことはわかっていないということである。

この地域の模型図。説明板。

百塚地区といわれるこの場所にあった池辺寺跡の説明

百塚の一番上からみた景色。遠くに熊本市内が見える。

百塚地区の最上部から見た風景。
このような塚が百あったという。

百塚についての説明板

百塚から見た景観の説明板

ワクド岩から見た熊本市内の様子

ワクド岩
ワクドとは大きなカエルのこと。カエルの姿に似ていることからこう言われているという。池辺寺と聖徳寺の境目にあたるところから分けるということからこう呼ばれているということだった。

山の中にある平集落への道路が完成した記念碑

途中の山道には家の生け垣につつじやなんじゃもんじゃの白い花などが咲いていてきれいだった。

堂床
塔心礎と説明されていたが何のことかよくわからなかった。

途中の道路
これくらいの道がずっと上まで続いている

途中の味生池展望所から見た熊本市西区の様子

上る途中にある展望所
味生池展望所で昔はここに味生池（あじういけ）という大きな池があったそうである。ここに龍がいたという伝説があるらしい。

右側の山が熊本駅の近くにある花岡山と白い仏舎利塔
左側が熊本市西区の街並み

池上日吉神社
下まで降りたところにあった古い神社

池上日吉神社についての由緒
池辺寺のことが書かれている

新しく作られていた池上日吉神社の鳥居

池上小学校の壁面にある龍
龍のうろこには作成した子どもの名前が一枚ずつ書かれているという。
味生池に住んでいたという龍とのいわれがあるらしい。

池上小学校の近くではボランティアの人がいわれを説明してくれた

池上小学校の壁面の龍
ここらあたりのランドマークである。

ちょっと離れた西回り道路から見た池上小学校

熊本駅新幹線口にある春日小学校

熊本駅新幹線口がウォーキングのゴールである。　　

熊本駅前の熊本市電
ＡとＢのコースがあるが熊本礫からは健軍町までのＡコースである。運賃は一律170円だ。様々な種類の形式の電車が走っている。この電車はドイツ製の低床電車であるり、車掌が乗っている。