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思えば、ずいぶん昔から錦帯橋と厳島神社は行きたい所でした。<br />気がつけば、何十年時と月日は過ぎてしまいましたが、ついに重い足腰をあげようやく憧れの錦帯橋と厳島神社を訪れてみました。<br />曇天の錦帯橋から始まった旅でしたが、天気も徐々に回復し干潮、満潮時の嚴島神社も実際に自分の目で拝見できました。めでたしめでたし!!

あこがれの錦帯橋、嚴島神社にようやく行って参りました ヘ(^o^)ノ

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2016/10/31 - 2016/11/01

279位(同エリア681件中)

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bunkichi

bunkichiさん

思えば、ずいぶん昔から錦帯橋と厳島神社は行きたい所でした。
気がつけば、何十年時と月日は過ぎてしまいましたが、ついに重い足腰をあげようやく憧れの錦帯橋と厳島神社を訪れてみました。
曇天の錦帯橋から始まった旅でしたが、天気も徐々に回復し干潮、満潮時の嚴島神社も実際に自分の目で拝見できました。めでたしめでたし!!

旅行の満足度
4.5
同行者
一人旅
交通手段
高速・路線バス タクシー 新幹線 JRローカル 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 早朝の新幹線に飛び乗り11時頃、念願の錦帯橋に到着しました。<br />でも薄暗い寒々とした曇り空。<br />せめて紅葉でもあれば絵になるのですが.....(T◇T)<br />

    早朝の新幹線に飛び乗り11時頃、念願の錦帯橋に到着しました。
    でも薄暗い寒々とした曇り空。
    せめて紅葉でもあれば絵になるのですが.....(T◇T)

  • でも日本三名橋(諸説有り)のひとつと言われるだけあって迫力はあります。<br />対岸の山の上には岩国城が見えます。

    でも日本三名橋(諸説有り)のひとつと言われるだけあって迫力はあります。
    対岸の山の上には岩国城が見えます。

  • 錦帯橋は5連のアーチから構成されています。<br />主要構造部は継手や仕口といった組木の技術によって釘は1本も使わずに造られているというから正に日本の匠の技ですね。

    錦帯橋は5連のアーチから構成されています。
    主要構造部は継手や仕口といった組木の技術によって釘は1本も使わずに造られているというから正に日本の匠の技ですね。

  • 現在の橋は1950年(昭和25年)の台風で全て流失したため1953年(昭和28年)に建造当時のまま復元されたものです。<br />1673年、現在の橋の原型となる木造橋を架けられましたが、洪水によりすぐに流失してしまいました。しかし翌年、改良を加えて再建され、1950年9月の台風29号による洪水で流失するまでの276年間保っていたというから素晴らしい!としか言いようがありません。

    現在の橋は1950年(昭和25年)の台風で全て流失したため1953年(昭和28年)に建造当時のまま復元されたものです。
    1673年、現在の橋の原型となる木造橋を架けられましたが、洪水によりすぐに流失してしまいました。しかし翌年、改良を加えて再建され、1950年9月の台風29号による洪水で流失するまでの276年間保っていたというから素晴らしい!としか言いようがありません。

  • 早速、全長193.3メートルのこの橋を渡ってみました。<br />江戸時代は、橋を渡れるのは武士や一部の商人だけだったそうです。<br />今回、940円で(錦帯橋→岩国城ロープウェー→岩国城)のセットチケット940円を購入しました。

    早速、全長193.3メートルのこの橋を渡ってみました。
    江戸時代は、橋を渡れるのは武士や一部の商人だけだったそうです。
    今回、940円で(錦帯橋→岩国城ロープウェー→岩国城)のセットチケット940円を購入しました。

  • やはり転ぶ人がいるようですね。

    やはり転ぶ人がいるようですね。

  • ロープウェーは山麓駅から、標高約200メートルの城山の尾根の山頂駅までを約3分で登ります。<br />

    ロープウェーは山麓駅から、標高約200メートルの城山の尾根の山頂駅までを約3分で登ります。

  • 山頂駅からは案内図に従って岩国城へ向かいます。

    山頂駅からは案内図に従って岩国城へ向かいます。

  • 行く途中に「岩国城の空堀」があります。<br />案内板には、<br />「岩国城は、江戸時代初期に築かれた石坦造りの近世域郭である。<br />この時代に築城された城郭の多くは平城で、岩国城のように山頂に城郭を築き、防衛を主体とした空堀を築造したものは、全国的に見ても極めてて珍しい。<br />この空堀は、幅約19.6m、深さ約10mと、日本最大の箱堀構造で、明らかに敵の鉄砲による攻摯を意識して造られたものである。石垣は空堀の部分にほ築造されていない。」と記されていました。

    行く途中に「岩国城の空堀」があります。
    案内板には、
    「岩国城は、江戸時代初期に築かれた石坦造りの近世域郭である。
    この時代に築城された城郭の多くは平城で、岩国城のように山頂に城郭を築き、防衛を主体とした空堀を築造したものは、全国的に見ても極めてて珍しい。
    この空堀は、幅約19.6m、深さ約10mと、日本最大の箱堀構造で、明らかに敵の鉄砲による攻摯を意識して造られたものである。石垣は空堀の部分にほ築造されていない。」と記されていました。

  • 「旧天守閣跡の石垣」です。<br />平成7年(1995年)に発掘復元されたもので現在の天守閣からは約50m離れたところにあります。

    「旧天守閣跡の石垣」です。
    平成7年(1995年)に発掘復元されたもので現在の天守閣からは約50m離れたところにあります。

  • 岩国城は、初代岩国領主吉川広家によって1608年に作られた戦時の城で「横山城」とも呼ばれてます。(平時は麓に「御土居」が別に築かれてます。)<br />天守閣は桃山風の南蛮造りと云われてます。<br />でも気の毒な事に、完成からわずか7年後(1615年)に幕府の一国一城令により廃城となってしまったそうです。

    岩国城は、初代岩国領主吉川広家によって1608年に作られた戦時の城で「横山城」とも呼ばれてます。(平時は麓に「御土居」が別に築かれてます。)
    天守閣は桃山風の南蛮造りと云われてます。
    でも気の毒な事に、完成からわずか7年後(1615年)に幕府の一国一城令により廃城となってしまったそうです。

  • 今の天守閣は1962年に「天守構造図」という絵図を元に鉄筋コンクリート構造によって復元されたものです。

    今の天守閣は1962年に「天守構造図」という絵図を元に鉄筋コンクリート構造によって復元されたものです。

  • 復元の際に市内を眺望できる東側へ位置を変えましたので、ここからは絶景が望めます。

    復元の際に市内を眺望できる東側へ位置を変えましたので、ここからは絶景が望めます。

  • 上からみる「錦帯橋」

    上からみる「錦帯橋」

  • 天守閣内には、武具や甲冑など様々なものが展示されてます。

    天守閣内には、武具や甲冑など様々なものが展示されてます。

  • 折角の機会なので開運・金運のご利益が預かりたいと「岩国シロヘビの館」にも寄ってみました。

    折角の機会なので開運・金運のご利益が預かりたいと「岩国シロヘビの館」にも寄ってみました。

  • 「神様の使い」とご対面です。<br />ホームページには大柄と書いてあったけどご対面したのは小さくてお子ちゃまだったのかも?<br />ご利益がありますように・・・(o_ _)oペコリ<br /><br />岩国シロヘビの館<br />http://shirohebi.info/

    「神様の使い」とご対面です。
    ホームページには大柄と書いてあったけどご対面したのは小さくてお子ちゃまだったのかも?
    ご利益がありますように・・・(o_ _)oペコリ

    岩国シロヘビの館
    http://shirohebi.info/

  • せわしなく錦帯橋周辺を巡り、次なる目的地「嚴島神社」の宮島に向かいました。<br />宮島は島全体が神の島として崇められており、確かに島の稜線が観音様の寝姿に見えないこともありません。<br />分かり易くするため目、鼻、口の部分位置を記してみました。

    せわしなく錦帯橋周辺を巡り、次なる目的地「嚴島神社」の宮島に向かいました。
    宮島は島全体が神の島として崇められており、確かに島の稜線が観音様の寝姿に見えないこともありません。
    分かり易くするため目、鼻、口の部分位置を記してみました。

    厳島神社 寺・神社・教会

  • 当日(10/31)の干潮予定時間は広島港で16時2分嚴島港では若干早まるらしいので15時頃に宮島に早めに到着するようにしました。

    当日(10/31)の干潮予定時間は広島港で16時2分嚴島港では若干早まるらしいので15時頃に宮島に早めに到着するようにしました。

  • 15時過ぎには潮もかなり引いており、多くの人が集まってました。

    15時過ぎには潮もかなり引いており、多くの人が集まってました。

  • デカい!( ̄□ ̄;)<br />(棟の高さ16.6m、柱間10.9m)<br />現在のものは平清盛の造営時から8代目と言われ、明治8年(1875年)の再建だそうです。

    デカい!( ̄□ ̄;)
    (棟の高さ16.6m、柱間10.9m)
    現在のものは平清盛の造営時から8代目と言われ、明治8年(1875年)の再建だそうです。

  • 大鳥居の扁額は沖側は「嚴嶋神社」、神社側は「伊都岐島神社」(万葉仮名)と記されています。<br />厳島は神を斎(いつ)きまつる島という意味で「伊都岐(いつき)島」と称され、平清盛の時代に造営された際「嚴嶋」になったそうです。

    大鳥居の扁額は沖側は「嚴嶋神社」、神社側は「伊都岐島神社」(万葉仮名)と記されています。
    厳島は神を斎(いつ)きまつる島という意味で「伊都岐(いつき)島」と称され、平清盛の時代に造営された際「嚴嶋」になったそうです。

  • 主柱はクスノキの自然木で、両柱とも1950年の修理時に根継ぎを行っております。

    主柱はクスノキの自然木で、両柱とも1950年の修理時に根継ぎを行っております。

  • 各主柱の立つ基礎は、千本杭といって、松材の丸太の杭を密に立てて打ち込んだもので、現在はその上をコンクリートと花崗岩で固めてあるそうです。

    各主柱の立つ基礎は、千本杭といって、松材の丸太の杭を密に立てて打ち込んだもので、現在はその上をコンクリートと花崗岩で固めてあるそうです。

  • 15時半頃にはすかっり潮が引いてしまったので社殿に参拝に伺いました。

    15時半頃にはすかっり潮が引いてしまったので社殿に参拝に伺いました。

  • 昇殿受付

    昇殿受付

  • 客神社(まろうどじんじゃ)

    客神社(まろうどじんじゃ)

  • 東廻廊より大鳥居

    東廻廊より大鳥居

  • 鏡池の所だけ水が残っています。

    鏡池の所だけ水が残っています。

  • 客神社祓殿(まろうどじんじゃはらいでん)正面

    客神社祓殿(まろうどじんじゃはらいでん)正面

  • 平舞台より御本社祓殿(ごほんしゃはらいでん)

    平舞台より御本社祓殿(ごほんしゃはらいでん)

  • 西廻廊

    西廻廊

  • 西廻廊より能舞台<br />とりあえず干潮時の嚴島神社は一通りまわったので宿泊先の宮島口に戻りました。<br /><br />ご参考までに<br />参拝順路(嚴島神社の公式サイト)<br />http://www.itsukushimajinja.jp/route.html

    西廻廊より能舞台
    とりあえず干潮時の嚴島神社は一通りまわったので宿泊先の宮島口に戻りました。

    ご参考までに
    参拝順路(嚴島神社の公式サイト)
    http://www.itsukushimajinja.jp/route.html

  • 宿泊先、安芸グランドホテルが行っている「夜の宮島ナイトクルーズ」に参加してみました。<br />出発時にパラパラ降っていた雨も上がり、21時40分頃、大鳥居に到着しました。<br />先程と見た時とは違い満潮状態です。

    宿泊先、安芸グランドホテルが行っている「夜の宮島ナイトクルーズ」に参加してみました。
    出発時にパラパラ降っていた雨も上がり、21時40分頃、大鳥居に到着しました。
    先程と見た時とは違い満潮状態です。

  • 当日夕方に大鳥居補修工事も終了したため大鳥居の下を本日よりくぐれるようになりました。<br />皆興奮の中、竜頭付きクルーズ船は大鳥居の下を悠然とくぐって行きました。<br />\(^O^)/ わーい

    当日夕方に大鳥居補修工事も終了したため大鳥居の下を本日よりくぐれるようになりました。
    皆興奮の中、竜頭付きクルーズ船は大鳥居の下を悠然とくぐって行きました。
    \(^O^)/ わーい

  • 翌日、7時40分のフェリーで再び宮島へ戻ってきました。<br />本日の満潮予定は10時40分なのでそれまでに宮島の主峰・弥山巡りをするためロープーウェイ乗り場に向かいました。<br />

    翌日、7時40分のフェリーで再び宮島へ戻ってきました。
    本日の満潮予定は10時40分なのでそれまでに宮島の主峰・弥山巡りをするためロープーウェイ乗り場に向かいました。

  • ロープウェー乗り場までただひたすら坂を登り続けます。<br />これで紅葉でもキレイならば癒やされますが、ご覧の通り木々はほとんど緑状態です!

    ロープウェー乗り場までただひたすら坂を登り続けます。
    これで紅葉でもキレイならば癒やされますが、ご覧の通り木々はほとんど緑状態です!

  • ロープウェー乗り場(紅葉谷駅)到着が8時20分ですから途中迷ったにせよ船着き場から50分ほどかかってしまいました。<br />ここからは紅葉谷→榧谷(かやたに)駅で一回乗り換えて獅子岩駅に15分ほどで到着します。(往復料金 1,800円)

    ロープウェー乗り場(紅葉谷駅)到着が8時20分ですから途中迷ったにせよ船着き場から50分ほどかかってしまいました。
    ここからは紅葉谷→榧谷(かやたに)駅で一回乗り換えて獅子岩駅に15分ほどで到着します。(往復料金 1,800円)

  • 展望台からの眺めは絶景です。<br />

    展望台からの眺めは絶景です。

  • 展望台から15分ほど歩くと「霊火堂」に到着しました。

    展望台から15分ほど歩くと「霊火堂」に到着しました。

    霊火堂 寺・神社・教会

  • ここには弥山七不思議の一つ『消えずの火』があります。<br />806年に弘法大師が修法を行った際の霊火が、1200年以上たった今も「消えずの火」として燃え続けているということで、それにあやかり「恋人の聖地」のプレートがデーンと入口に鎮座しておりました。

    ここには弥山七不思議の一つ『消えずの火』があります。
    806年に弘法大師が修法を行った際の霊火が、1200年以上たった今も「消えずの火」として燃え続けているということで、それにあやかり「恋人の聖地」のプレートがデーンと入口に鎮座しておりました。

  • ここからは先は535mの頂上目指したひた登ります。<br />ブラタモリで紹介されましたが、宮島の地表の大半を、花崗岩が占めています。<br />その花崗岩の風化現象により山頂付近には様々な「奇石・怪石」が点在しています。この「くぐり岩」のその一つです。

    ここからは先は535mの頂上目指したひた登ります。
    ブラタモリで紹介されましたが、宮島の地表の大半を、花崗岩が占めています。
    その花崗岩の風化現象により山頂付近には様々な「奇石・怪石」が点在しています。この「くぐり岩」のその一つです。

    くぐり岩 名所・史跡

  • 山頂付近です。<br />先程『消えずの火』を撮るためISO感度を上げ元に戻すのを忘れ、山頂付近の写真は全て奇っ怪な世界の写真になってしまいました。<br />360°拡がる瀬戸内海の景色は忘却の彼方に消え去りました。<br />&lt;(T◇T)&gt;わぁああああ!<br />

    山頂付近です。
    先程『消えずの火』を撮るためISO感度を上げ元に戻すのを忘れ、山頂付近の写真は全て奇っ怪な世界の写真になってしまいました。
    360°拡がる瀬戸内海の景色は忘却の彼方に消え去りました。
    <(T◇T)>わぁああああ!

  • 約1時間ほど弥山を周遊し、嚴島神社周辺に戻ってきました。<br />天気も回復して青空に五重塔が映えています。

    約1時間ほど弥山を周遊し、嚴島神社周辺に戻ってきました。
    天気も回復して青空に五重塔が映えています。

    五重塔 名所・史跡

  • やはり晴天、満潮の厳島神社はキレイです!<br />これぞ世界遺産ですね。

    やはり晴天、満潮の厳島神社はキレイです!
    これぞ世界遺産ですね。

    厳島神社 寺・神社・教会

  • 昨日の風景とは別世界です。

    昨日の風景とは別世界です。

  • イチオシ

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  • イチオシ

  • イチオシ

  • 但し、鏡池だけは満潮時には見ることができません。<br />&lt;(_ _)&gt;

    但し、鏡池だけは満潮時には見ることができません。
    <(_ _)>

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