マメザクラ満開の伊豆山稜線歩道歩きと土肥温泉宿泊2泊3日　その2土肥温泉観光＆中浜屋宿泊編

2018/04/13 - 2018/04/15

　4月中旬にマメザクラとアセビが満開になる伊豆山稜線歩道。その西の端にあたる金冠山、達磨山から船原峠までを歩きました。写真で見るとなだらかな稜線ですが、実際歩いてみると意外ときつい登り。ただ絶景を見ながらの稜線歩きは気持ち良く、楽しく歩くことができました。宿は土肥温泉に2泊。1泊目は中浜屋さんに素泊まりで2泊目は民宿かねうさんに宿泊。伊豆のおいしい魚と山菜を存分にいただき、温泉にもゆっくり浸かり、心身ともに充実した旅になりました。

　その2。土肥温泉観光＆中浜屋宿泊編。伊豆山稜線歩道を船原峠まで歩き、平石バス停から土肥温泉へ。観光案内所周辺を観光し宿へ。1泊目の宿は中浜屋さん。素泊まりで非常にリーズナブル。温泉にゆっくり浸かり、登山の疲れを癒しました。2日目は土肥金山を見学し、昼食には海鮮丼を食べ、今日の宿がある馬場へ向かいました。

エリア 土肥温泉(静岡)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 2.5
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

土肥温泉に到着。

東海バス 乗り物

目の前にある観光案内所で散策マップを入手。後、宿や夕食の場所なども教えていただきました。

土肥観光案内所 名所・史跡

宿は素泊まりでチェックインが17時からなので、周辺を観光。

土肥温泉 足湯 黄金の湯 温泉

足湯もあります。

土肥温泉 足湯 黄金の湯 温泉

観光案内所の裏にあるのが、土肥温泉のシンボルとも言うべき世界一の花時計。現在はパンジーが植えられています。

世界一の花時計 名所・史跡

散策マップにスーパーとあったので行ってみると、地元密着型のかなり渋めのスーパーでした。明日の朝食用に菓子パンを購入。

松原公園を散策。

松原公園 公園・植物園

静かな公園で散歩するにはちょうどいい。

松原公園 公園・植物園

海側から。ここの歩道に腰掛け、

松原公園 公園・植物園

土肥の海岸。心地いい潮風が吹き、海を見ながらボーとするのもたまにはいいものです。
ではそろそろ宿に向かいましょう。

土肥海水浴場 (屋形海岸) ビーチ

本日の宿は漁協近くにある中浜屋さん。今回は素泊まりです。4000円+320円（消費税）+150円（入湯税）=＠4470円

お部屋食の宿 中浜屋 宿・ホテル

部屋は2階の和室8畳+広縁付き。奥に洗面はありますが、トイレは共同。建物自体は古いですが、共同トイレも改修されており非常にきれいで問題なし。
では風呂へと参りましょう。

お部屋食の宿 中浜屋 宿・ホテル

風呂は男女別の内湯のみ。男性用の脱衣所。

お部屋食の宿 中浜屋 宿・ホテル

内湯。土肥温泉の混合泉でカルシウム・ナトリウムー硝酸塩・塩化物温泉。加水、循環ありなので、温泉好きには敬遠されるかも。ただ24時間入る事ができ、これはプラスポイント。平日という事もあり、いつも貸切で利用できました。

お部屋食の宿 中浜屋 宿・ホテル

こちらが女性用内湯。少し小さめです。

お部屋食の宿 中浜屋 宿・ホテル

洗い場の数は十分。

お部屋食の宿 中浜屋 宿・ホテル

夕食は近くの中華屋へ。
まずはビールとノンアルで乾杯。

龍華 土肥店 グルメ・レストラン

野菜炒め定食や、

龍華 土肥店 グルメ・レストラン

餃子、唐揚げ（定食のセット分）、最後に炒飯を注文。どれも平均点ですが、明日は豪華な食事になると思うので今日はこれぐらいで十分。

龍華 土肥店 グルメ・レストラン

翌朝はゆっくり10時前にチェックアウト。
土肥漁港をぶらぶら。

大藪南堤防の先端まで行くと、釣りをされている方が大勢います。

再び観光案内所へ。コインロッカーがあるのですが、入らないものもここで預かっていただけます。（料金はロッカーと同じ200円）

土肥観光案内所 名所・史跡

近くの「ありがとう」へ。新鮮な野菜や干物、ジャムなど色々あって楽しい。

土肥特産市「ありがとう」 お土産屋・直売所・特産品

歩いて土肥金山へ。

土肥金山 名所・史跡

入ってまず目に付くのがこの金鉱石。白い石英鉱床の横にある黒い鉱脈が金鉱石だそうです。

土肥金山 名所・史跡

坑内入口。

土肥金山 名所・史跡

中は整備されています。

土肥金山 名所・史跡

水替作業。24時間体制で水を抜かないと他の作業が進まないので大変です。

土肥金山 名所・史跡

ここには金鉱脈が残り見る事ができます。

土肥金山 名所・史跡

坑内には金採掘の各作業が再現されています。

土肥金山 名所・史跡

金鉱石の運搬。この辺りは石見銀山と同じ光景です。

次に黄金館へ。

土肥金山 名所・史跡

ここではやはり純金の金塊。12.5㎏で辛うじて持ち上げる事ができます。

土肥金山 名所・史跡

そしてこちらは世界一大きい金塊。重量なんと250㎏。これは触るだけです。

土肥金山 名所・史跡

金の精錬作業がミニチュアで再現。
後、様々な鉱石の展示などもあり意外と楽しめました。
ではそろそろお昼へと向かいましょう。

土肥金山 名所・史跡

歩いて向かったのは湯茶寮マルトの食事処、紅一点。

土肥温泉 湯茶寮マルト 宿・ホテル

注文したのはアジフライ定食。アジフライはふっくらやわらか。小鉢の刺身も厚みもあり食べ応え十分。

土肥温泉 湯茶寮マルト 宿・ホテル

そして海鮮丼。

土肥温泉 湯茶寮マルト 宿・ホテル

たこ、鯵、サーモン、イサキ、鮪、海老、真ん中には手長海老まで。見た目以上に一切れが大きくボリューミー。
お腹一杯で大満足。

土肥温泉 湯茶寮マルト 宿・ホテル

その後、土肥温泉街をぶらぶら。橋の欄干に延びたド根性ビワ。

観光案内所で荷物を受け取り、13時50分発のバスで馬場へ。（ばんばと読みます。）

東海バス 乗り物

歩いてすぐの土肥神社へ。

境内の横には平成の大楠。

土肥神社を参拝。

本殿の横にある木くぐり。なんと槙と楠の木の枝が合体しています。この2本の木の間を願い事をしながらくぐると叶うと言われています。

反対側から。確かに合体しています。不思議～。

続いて安楽寺へ。こちらにも樹齢1000年の大楠があります。こちらの方が大きく立派。

境内へ。

意外と質素。この右側にある母屋でまぶ湯の料金を支払い、

まぶ湯へ。門の手前を右へ。

安楽寺 まぶ湯 温泉

ここが入口。

安楽寺 まぶ湯 温泉

坑道の奥にある御神体を祀る夫婦神社。

安楽寺 まぶ湯 温泉

手前にあるまぶ湯。土肥温泉の発祥の湯と言われています。現在は入れないのが残念ですが、横にあるお地蔵様に病気平癒を祈念しつつ温泉をかけるといいそうです。

安楽寺 まぶ湯 温泉

湯口。
さて少し早いですが、宿に向かいます。

安楽寺 まぶ湯 温泉