2018/03/05 - 2018/03/09
94位(同エリア583件中)
Dwind_999さん
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- フォロワー67人
台湾南西部の高雄、そこから少し内陸に入った屏東、そして南廻線で南東部の台東へと向かう、台湾南部の旅を楽しみます。
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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3月5日(月)、林百貨店向かいのホテルを9時前にチェックアウトして歩いて台南駅に来ました。10kg弱のリュックを担いでるので着いた頃には汗びっしょり。バスに乗ればよかったな。
9時29分発の区間車3133次に乗車します。高雄までの所要時間56分で運賃は68元。区間車(普通車)は悠遊カードで10%割引きになるので61元でした。台南駅 駅
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3133次の車両内。
時どき車掌が検札に回ってくるので、悠遊カードを手渡すと専用の端末でチェックします。
今回、高鐵(台湾新幹線)には1度も乗らず在来の台鐡を乗り継いで台湾一周しましたが、全部で17回ほど台鐡に乗って検札を受けたのは数回。 -
10時25分、高雄駅に到着。
台南から南へ約50kmに位置する台湾第二の都市、高雄。
駅構内の一角には小さ目の段ボールの機関車が置かれてました。
駅構内にある自動発券機で予約購入していた残り2枚の鉄道切符を発券。高雄駅 駅
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高雄駅構内にある「Yamazaki」。どんなあんぱんがあるかなと店内をのぞいてみました。
積極的にアジア展開されている山崎製パン、ジャパニーズ・クオリティーで台湾でも人気があるようです。
とんがり型の一風変わった形の日式紅豆(あんぱん)は37元(\148)。
だいたい20元から30元くらいのあんぱんが多い中でYamazakiのはいい値段します。
あとで食べてわかったのは、あずき餡がだんぜん多いということ。
あんこが少ない台湾のあんぱんの1.5倍ほどあり、値段に見合う内容でした。 -
高雄駅は現在、地下化工事中で駅の通り抜けは大変なようです。
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高雄駅の前の大通りを南に下り、途中から右に折れて愛河へ流れ込む第2号運河(幸福川)沿いをてくてく歩いて宿を目指します。
午前11頃の、気持ちの良い運河沿いの歩道。
"愛河"とか"幸福川"とか、なかなかシャレたネーミング。 -
高雄駅から約1.5kmほど歩いて、「Legend Hotel Kaohsiung Liuhe」に着きました。
2泊分2,160元(\8,640)をクレジットカードで支払い。受付の女性は日本語対応。
建物自体は古いようですが、内装をメルヘンチックに装飾しているのが特徴。
荷物をあずけ、フリーのコーヒーを飲んで少し休憩してから出かけました。レジェンド ホテル ホテル
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蓮池潭へ観光に行くため、MRT(地下鉄)の美麗島駅に来ました。
4500枚のステンドグラスで構成されたという「光之穹頂(光のドーム)」が素晴らしく、フォトジェニックな駅として一躍有名になった観光スポット。美麗島駅 駅
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美麗島駅から悠々カードで地下鉄に乗って左営駅で下車。
左営駅の2番出口から出て駅前から51番のバスに乗り、グーグルマップを見ながら位置確認し、左営市場付近で下車。
バスを降りて、ちょっと腹ごしらでもと思いながら付近を適当に歩き回って探したがなかなか見つけられず、仕方なくこの店にビール持ち込みで入りました。
おばちゃんが作ってくれた60元の焼き飯をいただきましたが、お味の方はちょっと・・・。 -
焼き飯を食べたあと蓮池潭の方へ歩き、廟前の樹の下がご老人たちの憩いの場となっている「左営元帝廟」にちょっと寄ってから、「玄天上帝神像」のところに来ました。
入口そばにはなんとカラオケの舞台があり、おばちゃんやおじさんたちの歌声が流れてきました。
日本の神妙な社寺とは違って台湾の寺院や廟はわりと大らかで、信仰の場であると同時に地元の人たちが集う憩いの場であり娯楽の場でもあるんですね。 -
「北極玄天上帝像」参道入り口の、いかつい狛犬のような動物にまたがった武将。
向こうに見えるのは、蓮池潭の南側にある五里亭と龍虎塔。
蓮池潭は高雄市街から北へ約10kmに位置する、南北に1.4km、東西0.4kmの人造湖。 -
蓮池潭の湖に突き出た参道の橋の先には、北極玄天上帝像が鎮座しています。右手に七星宝剣をもち、左足で蛇と亀を踏みつた高さ22mの道教の神像。
馬などの動物にまたがった武将たちの像が参道の両脇を固めています。玄天上帝 (北極帝) 建造物
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北極玄天上帝像を出て蓮池潭沿いを左に歩いて行き、龍に乗った観音様(騎龍観音像)とその両脇に建つ、春閣と秋閣の二つの四重の仏塔からなる関羽を祀る「春秋閣」のところに来ました。
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春秋閣の龍が大きく口を開けた入口そばに、10元の自動おみくじ機があったのでコインを入れてみました。
扉が開き、おみくじを手にした巫女さんのような小さな人形がすーと動きながら運んできてくれたので、おお~とおもわず声をあげましたが、おみくじの内容はチンプンカンプン。 -
春秋閣の龍の口から入り、両側の壁に釈迦の弟子達や説法などの様子が描かれた、起伏のある曲がりくねった龍のお腹のトンネルを、何かご利益があるかなと思いながらくぐっていきました。
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春秋閣の龍の体内をくぐり抜け、湖に突き出た橋を歩いて、反り返るような屋根が特徴の五里亭へ。
先生に引率された小学生たちが見学にきていました。
蓮池潭というだけあって、橋の両脇には蓮の葉が密生。 -
春秋閣のすぐ正面には本殿にあたる、關聖帝君(関羽)を祀る、荘厳にして豪華な装飾の中国宮殿様式の廟「啓明堂」があります。
中国式東屋の五里亭の2階に上がると風がよく通り汗が引きます。 -
七層の龍塔と虎塔が並び建つ、龍虎塔に来ました。
塔の前には巨大なオブジェといった感のある龍と虎が大きく口を開けています。
龍から入って虎から出ると、過去の罪が浄化され、福が来るとされているそうで、これは入らない手はない。左営蓮池潭/龍虎塔 滝・河川・湖
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積年の罪がきれいさっぱり洗い浄められることを願いつつ、いざ龍の体内へ。
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体内のトンネルの壁面を埋め尽くす、閻魔大王から受ける審判と罰刑の図が描かれた「閻魔大王審罰刑図」の陶製壁画。
てらてら光る陶製の地獄絵図なんかを見せられると、罪の浄化どころか地獄行きを宣告されやしないかと思ってしまう。 -
虎塔の螺旋階段をのぼり、八角形の窓から望む蓮池潭。
龍虎塔からは、気持ち良い風を受けながら蓮池潭の全景を見渡せます。 -
龍虎塔の前には、魔物をよせつけないというジグザグの橋。
魔物はまっすぐにしか進めないので、このように曲がりくねった形になっているとのこと。 -
龍虎塔から出てくると、"くまモン"激似の高雄のマスコットキャラクター"高雄熊"がお出迎え。
蓮池潭西側の主要な観光スポット見て回りましたが、中には由緒ある廟もあるんでしょうが、行楽に訪れるテーマパークのようなノリで手軽に楽しめる湖畔の景勝地といった印象。
もちろんそれなりの素養と好奇心のある人だったら、湖畔の周りに点在する道教寺院や廟などたくさんの見どころを存分に楽しむことができるんでしょうけど。
観光バスで訪れた団体もいたけど、平日なので混雑することなくわりとのんびり見学できましたが週末・休日となるとけっこう賑わうんでしょうね。 -
17時前に「 Legend Hotel Kaohsiung Liuhe」に戻り、6階のエコノミーシングルの狭い部屋に入りました。
オジンには不釣り合いな壁絵ですが、別に嫌いじゃないです。
部屋には小さな冷蔵庫がありましたがぜんぜん冷えが悪い。
ここだけじゃないですが、安ホテルの冷蔵庫はダイヤル調節もないのが多く、冷えるまでかなりの時間がかかります。 -
ホテルの廊下やエレベータードアなどはさらにメルヘチックな、ファンタジーワールド全開。
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夜になってホテルからも近い六合夜市をぶらついてみました。
19時頃だったので賑わいはまだそれほどではない感じ。
結局何も手が出ないままに引き上げました。六合夜市 市場
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夜市を出て付近を散歩。
賑わっている自助餐(セルフ形式食堂)の店があり、その多彩な料理の数々に目を奪われますが、ここもちょっと見るだけ。
明日にでも寄ろうかなと思ったけど結局食べなかったです。 -
朝7時からの地下1階フロアでいただくホテルの朝食。
このフロアもご多分にもれず、壁はしっかりメルヘンしてます。
ビュッフェの朝食は、他のホテル同様に魯肉飯(ルーローファン)もあったりしますが味のほうも他のホテルと同じく今一つ。
肉類などもほとんどないしスイーツ系のデザートもない。(今回の5、6千円のホテルではそれらはほとんど期待はずれ)
一般的には台湾風のメニューを加えたこの程度の品ぞろえで満足する人もいるんでしょうが、年甲斐もなく食いしん坊の私は朝からガッツリいきたいので、チキンやポークの料理がないのはさびしい。 -
3月6日(火)は、美麗島駅からMRTに乗って西子灣駅で下車し、高雄港そばにある「駁二藝術特区」と呼ばれる、鉄道や倉庫の跡地を利用したアートスポットを歩いて回りました。
蓬莱倉庫群を縫って走るミニ鉄道がかわいい。駁二芸術特区 博物館・美術館・ギャラリー
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『「駁二」は高雄港第3ドックにある第2フィーダー埠頭(第二号接駁碼頭)の略称』とのことで、旧倉庫街をリノベーションした複合アートスペースとして、巨大なオブジェなどが点在し、カフェやショップなどを併設する人気の観光スポット。
蓬莱倉庫群前には、ポパイのような腕をした巨大なワークマンがデンと立っていました。 -
大勇倉庫群の前を走るライトレール(路面電車)。
そのうしろには378mの高さを誇る「高雄85大樓」の輪郭が、空気が悪いのか霞んでみえます。
そういえば高雄市内で、試乗車なのか、電動の2両連結バス(電気連節バス)が走っているのを見かけました。 -
アート感満載の大勇倉庫群。
壁面の絵やガンダムのような巨大な像など、さまざまなパブリックアートが目を楽しませてくれます。 -
鉄道のレールが何本も敷かれたままの広大な操車場跡のあちこちに、ユニークな鉄のオブジェ・アートが展覧されていて目を楽しませてくれます。
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西子灣駅のすぐそばにある「打狗鐵道故事館」をのぞいてみました。
かつての「臨港線高雄港駅」を資料館とした旧駅舎内では、さまざまな当時の資料などを展示する鉄道資料室や駅長室が公開されています。
屋外展示では台湾鉄道で走っていた蒸気機関車などが展示。旧打狗駅故事館 (打狗鉄道故事館) 博物館・美術館・ギャラリー
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打狗鐵道故事館を出て西へ歩き、フェリーターミナルのある鼓山輪渡站に来ました。
景観橋から見る、すぐ目の前の旗津半島へ向かうフェリー。 -
一番船運河景観橋を渡ってさらに歩き、「打狗英国領事館文化園区」にやって来ました。
入場料は99元でしたがシニア料金(65才以上)があるのを知り、台湾人だけかもと思いながら窓口でシニアと言ってパスポートを見せると、39元でチケットをもらえました。
所によっては外国人は適用されないかもしれませんが、これまでもいくつか見逃していたかも。
領事館事務室前には当時の様子が人形で再現されていたり、事務室内にも歴史的資料とともに多くの人形を使って当時の模様を紹介しています。打狗英国領事館邸 (高雄史蹟文物陳列館) 博物館・美術館・ギャラリー
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打狗英国領事館事務室の展示を見たあと、石段を上がって領事官邸へと向かいます。
やっぱり遠くがかすんで見える。 -
石段を上がりきった丘の上には、1879年にイギリスによって建てられた赤レンガの領事官邸があり、高雄港開発をテーマとした展示がされていました。
小山の上にあるので眺望が楽しめるところとして知られているようですが、少しけむったような視界で展望は今一つ。 -
領事官邸を裏側から出て山を下り、再びフェリーターミナルそばの景観橋を渡って高雄市忠烈祠 (原高雄神社)の方へ歩きました。
いちおうスマホのマップを見ながら進みましたが今一つわからないままに、ショートカットの道なのか、崩れ落ちそうで危なっかしい石段を上がっていきました。
そばの岩場にはロッククライミングする人の姿が。 -
坂道を上がってやって来たのは、中華民国建国及び国共内戦・抗日戦争等で戦没した英霊を祀る「高雄市忠烈祠」。
日本統治時代には高雄神社があった所で、石灯籠など一部残されているが、神社を取り壊して中国建築風に建て替えられたそうです。
平日の昼間なので境内は静かなもの。忠烈祠(高雄市) 史跡・遺跡
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忠烈祠のそばには「LOVE観景台」と呼ばれる展望台が設けられ、ちょっと霞んでいるが高雄市街が一望できる人気の展望スポットとなっているそうです。
台湾人のガイドさんに引率された、20数名の日本人団体観光客が観光に訪れていました。 -
展望台からは高雄港や「駁二藝術特区」の倉庫群、レールが並ぶ操車場跡の公園も眼下に望めます。
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忠烈祠のある小山を、これまたよくわからないままに変な道を下りて行き、市街地に出ました。
通りを歩いていると、歩道に敷いた板の上で大量のからすみを干している場面に出くわしましたが、調べてみると2週間から3週間くらい昼間に干すというから手間暇のかかる作業ですね。 -
そして昼過ぎにやって来たのは、道の角っこに小籠包の店を構える「永和小籠湯包」。
働きづめで腰も曲がるであろう、70代とお見受けしたおじいちゃんが大型冷蔵庫から一組の蒸篭を取り出し、蒸し器にかけます。
しばらく待つと湯気の立つ小籠包がテーブルに置かれ、コンビニで買ってきた缶ビールを飲みながら口をやけどしないように注意していただきます。
路上で蒸され路上でいただく小籠包、これまた乙なもの。
ビールよりも安い、60元の9個入り小籠包、まあそれなりにおいしくいただきました。永和小籠湯包 地元の料理
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愛河沿いの歩道のところに来ると何やらスヌーピーもどきの張りぼてのオブジェがいっぱい。
カルフールで買い物したついでにあんぱんを買ってイートインで小腹を満たし、そのまま歩いてコンビニでビールなど調達して15時半にはホテルに戻り、洗濯などしてそのあとはどこへも出かけずに過ごしました。 -
3月7日(水)。
8時半に宿をチェックアウトして高雄駅から自強号303次の列車に乗り屏東駅へ。
自強号は特急なので全席指定ですが、席が空いていればどこにでも座っていいらしく、さらに悠々カード利用では70kmまでは普通車料金扱いで10%割引になるとのこと。
通常運賃は48元ですが、悠々カードで31元。
まあ距離も短いし立ち乗りでもいいと思ってましたが余裕で座れました。 -
高雄から東へ約20km、23分で屏東駅に到着。
駅構内には、昔の原住民家族のようなオブジェがありました。屏東駅 駅
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思いのほか立派な屏東駅。
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そしてこれまた思いのほか街らしい表情を見せる屏東。
屏東駅からも近い、予約した「ティロンホテル(台輪時尚旅店)」の前に来ました。 -
9時半過ぎにホテルに着いて、狭いフロントで対応してくれたおじちゃんに2泊分の2,520元(\10,080)を現金払い。
チェックインは15時からになっていたが、もう入室OKということで3階のダブルルームに入りました。
なんとなく時代を感じさせる簡素な部屋で、この宿だけはいくぶんローカル色を醸し出していました。 -
宿を出て屏東駅から区間車(普通車)に乗り、南へ20km弱の所にある潮州駅へ向かいます。
萬巒にある豚足街へ行くのが目的ですが、当初、屏東からバスで行くつもりが、前日に地図を見ていると鉄道で潮州まで行ってそこからバスで向かうという手もあるとわかり、潮州にも寄れるし帰りは竹田駅にも立ち寄ってみようかなということでこのルートを選びました。 -
屏東駅から乗車した区間車の車内。
ご夫婦だろうか、排骨(豚のスペアリブ)が乗っかった弁当をおいしそうに食べていました。 -
屏東駅から20分、11時過ぎに潮州駅到着。
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潮州駅構内には、なんともユニークな張りぼてのオブジェがあり笑いを誘います。
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潮州駅近くのバス乗り場から屏東客運のバスに乗車。
悠々カードが使えました。 -
そして、やって来た萬巒豬脚街(豚足街)。
100m足らずの道の両側には豚足専門店がずらりと軒を連ねています。
平日のお昼、人の通りもそれほどなくてちょっと拍子抜けですが。
台湾一周ルートに屏東を組み込んだのは、ここの豚足と「台灣原住民文化園區」がお目当て。
期待しつつ、老舗の鴻海飯店に入りました萬巒猪脚街 散歩・街歩き
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250元の豬脚(豚足)の小と白飯(15元)をたのみました。
ビールは自分で勝手に冷蔵ケースから取りますが、台湾ビールと同じ緑色の瓶なので間違って値段の高いハイネケンを持ってきてしまった。
そして意外に早く、お待ちかねの切り分けられた豚足がテーブルに置かれました。
ところが、見た目もそうですが、食べるられる部分も少ない黒ずんで少し固くなった食感の豚足は、遠路はるばるやって来た私の期待を大きく裏切るものとなりました。
出来立てだったらもっとおいしく食べられたんでしょうけど。
この程度の豚足だったらわざわざ来るほどのことではなかった。 -
残念な豚足街を早々にとんずらして、ついでに「万巒彩絵吊橋」というのが近くにあるのをネットで知り歩いて行ってみました。近いといっても豚足街から片道2kmくらいはありますが。
幹線道路の途中から左に折れ、車も人の通りも少ない、道路沿いにバナナ園などがある道路を歩いて行きました。
民家のあるところでは放し飼いされた犬が路上にいたりして、見知らぬ侵入者の私にむかって吠えまくります。時には3、4匹の犬がたむろしており、足のそばにまで近づいてきて吠え続けます。
10代の頃は犬を飼っていたし嫌いじゃないですが、近くで吠えられるとやっぱり恐い。
目を合わさないようにしてそそくさと通り抜けました。ふう。
吊り橋見学も難儀なこった。 -
雨が降りそうな曇り空の下、万巒彩絵吊橋に着きました。
平日だからなのか一組のカップルがいただけで、橋の手前付近からはカラオケが聞こえてくるのどかな光景が広がります。
「3D立體彩繪吊橋」として喧伝されている吊り橋ですが、板張りに立体的に描かれた絵は薄れかけていてまったく迫力に欠けます。
※画像処理した写真なのでいくらかコントラストが強調されてますが実際はかなり薄い色合い。
犬に吠えまくられながらやって来るほどのことはなかったですね。 -
また犬に吠えまくられながら吊り橋から萬巒に戻り、屋根もない小さなバス停で30分ほど待ったのち、本数の少ないバスに乗って潮州駅まで行きました。
潮州駅付近を少し歩いてパンを2個買ったあと区間車に乗って竹田駅へ向かいます。
きれいな車両で、沿線沿いの椰子の林が車窓を流れていきます。
ビンロウ(檳榔)の木が含まれているかも。 -
潮州駅からほんの5、6分で竹田駅。
運賃は悠々カードで14元(\56)。
現在の竹田駅(高架駅)の前に日本統治時代の1919年(大正8年)に建てられた駅舎が残されており、駅前は「竹田驛園」という公園として整備されていて人気の観光スポットになっているそうです。竹田駅園 広場・公園
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駅舎の中は昔の雰囲気を残したままに物産館としてお土産品などを販売。
駅の隣には、日本統治時代の軍医だった池上一郎博士文庫紀念館があり、日本語図書館として公開されていました。 -
竹田駅の前には、はがれた漆喰や赤レンガの朽ち具合がノスタルジックな味わいを見せている「大和頓物所」というカフェがありました。
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竹田駅から区間車に乗って屏東駅へ戻ります。
所要約15分で運賃は14元。
鉄道のことはぜんぜん疎いですが、区間車にしてはなんだか洗練された車体に見えます。 -
車両内ももちろんきれい。
乗客も少ないローカル線、車窓の景色を楽しみながら屏東へ戻りました。
おいしい豚足にはありつけず犬には吠えまくられ、残念な萬巒行きでしたが、でも近場のつかの間のローカル列車旅ができて良かったです。 -
屏東の宿に戻ってシャワーを浴び、夜になってからすぐ近くの慈鳳宮に行ってみました。
慈鳳宮 寺院・教会
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媽祖を祀る、絢爛豪華な廟。
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涼しい屏東の夜の街をそぞろ歩き。
人や車の通行はそんなに多くないが、輝くネオンに彩られてそれなりに街の姿を見せています。
通りかかった一軒のパブのような店に生ビールがあるのを見つけ、思わず喉がごくりと鳴り促されるように入りました。
台湾に来てほとんど見ることがなかった生ビール、1杯90元(\360)でいただきました。 -
屏東夜市をちょっとのぞいてみました。
屋台の間を通り抜けていくバイクがほんとにじゃまっけ。屏東観光夜市 露店・屋台
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3月8日(木)。
部屋の前まで持ってきてくれるお粗末な朝食をいただいて、屏東駅そばにあるバスターミナルから「台湾好行」の「原住民族文化園」行きのバスに乗車。
平日は1日3本(08:00,12:00,16:00)しかないバスで運賃は79元。悠々カードで乗車。※原住民族文化園の少し手前の水門までのバス(屏東客運)の本数は多いようです。 -
屏東から1時間弱で「台灣原住民族文化園區」に到着。
公式WEBサイトを見ると、票價表の欄に「65才以上老人は免購票入園」とあったので、チケット売り場窓口でパスポートを見せながら「シニア」と言うと、そのまま入っていいみたいな仕草をするので、ゲート入口の守衛にパスポートを提示して入場しました。
入場料150元のところを無料で入れて良かった。台湾原住民族文化園区 博物館・美術館・ギャラリー
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平日の朝9時過ぎに入ったのでまだ人は少なく、先生に引率された現地の小学生たちが社会科見学に来ているだけでした。
「原住民族文物陳列館」では、各部族の習俗や衣装、文化、生活様式などの展示がされていました。
16部族いるという台湾原住民。17世紀にスペインとオランダによる原住民への宣教が始まり、その後欧米の宣教師による布教活動で原住民の多くがキリスト教を信仰しているそうです。 -
山あいの広大な敷地の中に5つのエリアに分けられた、台湾原住民部族の文化などを紹介をするテーマパーク。
文物陳列館を出て、歌舞ショーのあるナルワン劇場の方へてくてく歩いていきました。(約1.5km離れた歌舞場までは園内シャトルバスがある)
ショートカットの彩虹吊橋を渡っていきます。 -
さらに歩いて今度は観流橋を渡ります。
何だかアドベンチャー・テーマパークの中を歩いてる感じ。 -
道路壁にも描かれているように、「手と手をつなぐ動作が原住民部族の融合を象徴する」とのことで、このあと見たショーでもこのように手をつなぎ合って踊りました。
台湾原住民のなかで最も人口が多いのがアミ族(約20万人)で、まるで縄を編むような手のつなぎ方はこれからきてるのか。
って、ぜんぜん関係ない単なる独りよがりなオヤジのダジャレです。
そういえば、サミットの首脳たちは自分の手を交差させて隣りと手をつないだりするけど、ちょっと趣向を変え原住民部族のようなつなぎ方で、友好の証しにステップ踏みながら踊ってみるのもいいかもね。
左手向こうには全長262mの山川琉璃吊橋が見えます。 -
約1.5km歩いて歌舞場「娜麓湾(ナルワン)劇場」に着きました。
ショーの始まる頃になると観光バスでやってきたグループが押しかけてきました。
10時30分から大勢の小学生たちに混じって約1時間の原住民部族によるショーを楽しみました。
最初に演じられた歌と太鼓のパフォーマンスは迫力もあって良かったですが、そのあとは手をつなぎ合った単調な踊りが続きました。 -
民族衣装に身を包んだ部族たちによる約1時間のショーを楽しんだあと、またてくてく歩いて入り口の方へ戻る。
ここは海抜150mから200mくらいの所に位置しており、少し霧が出てきたりして肌寒さを感じます。
観流橋の右向こうに見えるのは、このあと渡る山川琉璃吊橋。 -
台湾原住民族文化園区を出てから右のほうへ進み、50元のチケットを購入して山川琉璃吊橋の前に来ました。
2015年にオープンした全長約262m、川床からの高さ約45mの山川琉璃吊橋。 -
三地門郷三地村と瑪家郷北葉村を結ぶ吊り橋で、1度に100人という制限がありオープン当初は多くの人がつめかけて待つ人の行列ができたそうですが、今はだいぶ落ち着いたらしく、平日のこの日はガラガラ。
以前、太魯閣渓谷の慈母橋近くの小さな吊り橋で足がすくんだことがあったけど、この橋はしっかりした造りで揺れもせず、ぜんぜん怖くないのでかえって面白みがなかった。 -
一方通行の吊り橋を渡り終えて振り返ったところ。
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山川琉璃吊橋を渡ったこちら側には三池門の集落があり、観光客目当てのお土産屋さんや食べ物屋が吊り橋から上がったところに集まっていました。
ちょうどお昼頃で腹ごしらえでもと思いながら車道に出て坂道を歩いていると、じゅうじゅうと肉を焼く鉄板焼きが目につき、これは素通りできない。
左端のおばちゃん、ちょっとだけ日本語の単語を話しました。 -
ビールと豚肉の鉄板焼き、竹筒飯。全部で195元(\780)。
おいしくいただきました。 -
三池門から20元でバスに乗って水門の所で私だけ降ろしてもらい(バスは台湾原住民族文化園区まで行く)、バス停を探しながら歩いて西へ数百メートルの所にあったバスターミナルから、40分間待ったのちに8228番のバスに乗って屏東へ戻りました。
屏東公園付近でバスを降り、公園を散策したあと「太平洋百貨(SOGO)」の前に来てみると、なんともラブリーな横断歩道の信号機が。
街なかのあちこちで目にしました。太平洋百貨(屏東店) 百貨店・デパート
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日系デパートの「太平洋百貨」の中にあった「Yamazaki」でパン3つとエッグタルトを購入。全部で154元(\616)。
他のベーカリーでもそうですが、レジで必ず何か聞かれます。たぶん有料レジ袋はいるのか?と言ってるんだと思いますが、いつも持参している100円ショップで買った薄手の手提げ袋を出して見せると納得したように頷きます。
とんがり帽子型の日式紅豆(あんぱん,37元:\148)。
さすがジャパニーズクオリティを踏襲するYamazaki、あずき餡の量はまずまず。その分、他のパン屋さんに比べ値段も高いですが。 -
ひと頃、お菓子やパン作りに凝ったことがあり、あんぱんもよく焼きました。時にはフランスパン用小麦粉でフランスあんぱんを作ったり、よもぎを入れたあんぱんを焼いたり。その時の写真です。
右下の写真は以前通販で取り寄せて食べた「メイカセブン」のうすかわあんパン。もうこれはあんぱんというより"あんこの塊"みたいなものですが、あずき餡好きには垂涎のあんぱん。 -
3月9日(金)、屏東駅から10時3分発のキョ光号751次に乗って台東へ向かいます。
予約購入していた切符は242元(\968)で、所要時間2時間37分。 -
枋寮から南廻線(1992年開通)のトンネルの多い区間を抜け、屏東駅を出て約1時間半後には大武に至り、車窓の右側に太平洋の荒波を目にすることになります。
太平洋の風を車内に感じながら、さらに台湾南東部の海岸線を台東へ向け北上していくキョ光号。 -
12時41分、キョ光号751次は終点の台東駅に到着。
曇り空で風もあり少し肌寒さを感じる。
まさに台湾の東、台東。
太平洋の風が吹き渡る、どことなくのどかさを漂わせる台東駅前。台東駅 駅
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台東駅前からバスに乗って約6km離れた街の中心へ向かいます。
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台東駅から約20分でバスを降り、「Sinsu Hotel Zhongshan Branch」にチェックイン。1泊分の1400元(\5,600)をカードで支払い。
ホテルに荷物を預けて出かけ、通りで見かけた「王子とんかつ」というジャパニーズレストランで昼ご飯にしました。
わりと新しい店舗のようで「とんかつ」の看板に誘われて入りましたが、ソフトドリンクフリーの160元(\640)のとんかつ定食、脂身のない赤身の豚肉でなんだか厚めのやわらかいハムを食べているような食感でした。 -
少し街を散策したのちに入ったのは、「榕樹下米苔目 」というライスヌードルが名物の店。
昔、大きなガジュマルの樹の下に店があったという老舗の食堂で、米苔目は蒸した米をすりつぶしトコロテンのように押し出して作った麺だそうで、もちもちつるつるした食感が特徴。
湯米苔目の小椀(45元)を缶ビール持ち込みでいただきました。
かつおだしの太麺のうどんのようなもので、小麦粉で作るうどんの麺よりもつるんとししてモチモチ感のある舌触りが心地よいですが、感動するほどでもなかったです。 -
1890年代に創建されたという媽祖を祀る台東天后宮を見学。
豪華な装飾の立派な廟でした。天后宮(台東) 寺院・教会
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旧台東駅の跡地を利用した「台東鐡道藝術村」に来ました。
バスターミナルに隣接する旧台東駅の駅舎は観光案内所としてきれいに改装され、ミニ文物館などもあって昔の原住民が使用したボートの模型なども展示されていました。台東鉄道芸術村 (旧台東駅) 広場・公園
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旧駅舎の裏側には昔のプラットホームやレールの一部、機関庫などがそのまま残されていて、ノスタルジーなひと時を楽しめます。
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17時過ぎに「Sinsu Hotel Zhongshan Branch(台東新宿時尚會館)」へ戻って荷物を受け取り、最上階の8階の部屋に入りました。
1泊1400元(\5,600)のスタンダード・シングルルームの狭い部屋ですが私には充分。
ホテルフロントにいた3人の女性のうちの一人が、4月から大阪のコンピューター学校に3年間留学するそうで、すでに1年分の学費や寮費を払っていて残りはバイトしながら勉強すると言います。
台東で塾や日本語学校に通いながら日本語を学んだという20代の女性、英語もできない私はその熱意と努力に頭が下がります。
大阪で学んだあとはできればそのまま日本に残ってゲーム関係の仕事につきたいと抱負を語っていました。健康と幸運をお祈りします。 -
夕食代わりの、あんぱんなどのパンとビールの、相変わらず冴えない取り合わせ。
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緯度としては台南よりも少し下にある台東なのにこの日は部屋の中でも21度くらいで外に出るとかなり肌寒く、今回の旅行で初めて薄手のダウンジャケットを羽織って夜市見学に出ました。
のんびりムードの台東観光夜市、例によって見て歩くだけ。 -
台東鉄道芸術村付近に来ると、辺りには手づくり感のあるランタンが灯され、工芸品などのアート作品を売るナイトマーケットがあったり、ストリートミュージシャンが伝統楽器を奏でていたりして、夜の憩いのひと時を演出していました。
平日なので人の通りも少ない、ちょっと肌寒い台東の夜でした。
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