独立100周年のラトビア&リトアニア、おまけにストラスブールを巡る旅(②：リトアニア/ヴィリニュス・トラカイ)

2018/03/19 - 2018/03/20

JALマイルの有効期限間近となり、良い旅程を探していたところ、年度末の休みが取れそうなタイミングで、ヘルシンキin/フランクフルトoutのJAL便が予約出来たので、行った事のないラトビア・リトアニアを訪問する旅に。
リガを出発し、リトアニアの首都ヴィリニュスへ。ヴィリニュスを基点にトラカイへの日帰り訪問も。

エリア ビリニュス(リトアニア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

リガ→ヴィリニュス間のバスはLUX Expressを利用。
こちらのバスは通常2+2のシート配列だが、後方に1+1の超ゆったりとしたシート配列(LUX Lounge)を設けており、4時間も乗るのだからとそちらを予約。
乗車率は前方の通常シートで半分ちょっと、後方の LUX Loungeは自分含めてたった3名、と言う状況だった。

LUX Loungeに乗ると、水とお菓子が無料サービス。
あとは、通常シートと共通だがトイレや無料のコーヒーメーカーも使えたし、Wifi接続サービスもあったりと、なかなか快適なバス移動となった。

大体時間通りにリトアニアの首都ヴィリニュスに到着。
バスターミナル内に入っているコンビニにて、「バス乗る時に使うICカード、アレ下さい」とこの旅2度目のやり取りを経て、ヴィリニュスの交通カード(Vilniečio kortelė)をお買い上げ。
3日間(72時間)有効のパターンにして、カード代含めて9.5ユーロ。
ヴィリニュスは結構起伏があり、ホテルも駅から少し離れているので、バスは結構利用すると判断。
3日間有効の場合は、初回利用時に車内のリーダーにタッチする事で利用開始となる。
ちなみに翌日、係官の切符一斉チェックを受けたが、このカードをチェックして貰って問題無い事を確認出来た。

早速駅前からトロリーバスを使ってVinco Kudirkos aikštė停留所まで。
目の前には宿泊するホテルの「Novotel Vilnius Centre」が。

ノボテル ビリニュス ホテル ホテル

早速ホテルにチェックイン。
部屋は結構広々としており、バスタブとシャワーブースも別のタイプ。
おかげでゆったりと過ごす事が出来た。

ノボテル ビリニュス ホテル ホテル

その後近所のレストラン「Forto Dvaras」で晩御飯。
リトアニアに来たら食べたいと思っていたツェッペリナイというジャガイモの肉詰めダンプリング的な物を頂く。
美味しいが、2個はちょっと多いと言うか飽きる．．．。

Etno Dvaras 地元の料理

食後はホテルに戻る途中でヴィリニュス大聖堂などの夜景撮影大会。
リガもそうだったが、ヴィリニュスも夜フラフラしていても危ない感じは全く無いと感じた。
問題は寒さだけ。

翌朝のホテルでの朝食。こちらのホテルも結構種類が豊富で迷うくらい。
皿の左にあるカッテージチーズのゼリー寄せ的な奴がめっちゃ旨かった。
席はそれほど大量には無いため「7時半から8時半の間は混雑するよ」という注意書きもあったが、一人だったらピークの時間帯でも席探しに困る程ではなかった。

食後はトロリーバス使って、昨日のバスターミナルへ。
バスターミナルの窓口でトラカイ行きのバスチケットお買い上げ。2ユーロ。
最終行先がトラカイというバスは出て無い模様で、自分の時は「ALYTUS」行きのバスがトラカイを経由したが、窓口の方は英語で乗り場番号も案内してくれたので、迷う事なかった。

バスに揺られる事40分弱、トラカイのバスターミナルに到着。
バスターミナルからからトラカイ城までは徒歩20分程度。寒いけど良い天気の中歩き出す。

道なりにテクテク歩いていくと、無事トラカイ城の姿が。
まだまだ湖面は完全凍結状態。この跡は寒中水泳大会でもやったのかな？

トラカイ城 城・宮殿

周辺を撮影後、橋を渡って城内へ入場。
入場料金は7ユーロ。

トラカイ城 城・宮殿

トラカイ城中心部は広場になっており、周辺の城壁内の部屋はトラカイの歴史とか、トラカイ城の変遷などを説明した展示室が結構ある。
オフシーズンだから人はかなり少な目。殆ど貸し切り状態で全ての展示をじっくりと拝見出来た。

トラカイ城 城・宮殿

ランチはバスターミナルとは反対方向にさらに歩いて「Senoji kibininė」へ。
スープで温まり、名物のキビナイというパイを頂く。肉系と野菜系を1個ずつ食べたら結構お腹一杯。

帰りもトラカイ城を横目にテクテクと歩いてバスターミナル方面へ。
...と言いつつ、バスターミナルをパスしてさらに5分程歩いて、トラカイの鉄道駅へ。
帰りは鉄道で帰ってみる事に。この時期は1日10本しか運行してない模様。

やって来た電車は意外にも新しめ。ドイツの近郊電車っぽい感じの2階建て車両。
1車両2,3名程度の乗客を乗せて、トラカイを出発。トラカイ駅の切符売り場は開いてなかったので、切符は車掌から購入。1.8ユーロ。

35分程でヴィリニュス駅に到着。謎のオブジェがお出迎え。
バスは信号で止まったり(当たり前)、運転手によっては運転が荒かったりするので、時間さえ合えば鉄道の方が数段快適。バスターミナルより余計に歩く事になるが。

ビリニュス駅 駅

ヴィリニュスに帰還後は、旧市街の散策など。
こちらはゲディミナス城。自分の訪問時は何やら工事中とかで、登る事は出来ず残念。夏までに工事は終わるのかな？

ゲディミナス城 城・宮殿

トロリーバスに乗ってŠv. Petro ir Povilo bažnyčia停留所へ。
こちらではSt. Peter and St. Paul's Churchを見学。
内部の彫刻の細かさは大変見事だった。
なお、リガでもそうだったがTrafiというアプリでバスの運行状況を見れるので、大変効率良く移動する事が出来た。

聖ペテロ & パウロ (ペトロ イル ポヴィロ)教会 寺院・教会

その他街並みを色々散策後、またバスに乗って郊外へ20分程乗車。
下りたのはUgniagesių st.停留所。目的地のテレビ塔が見える。

停留所からは歩いて10分程でテレビ塔に到着。
今晩はこちらの回転レストランで夕飯を取る事に。
ここには1991年のソ連から独立の時、ソ連軍がテレビ塔を占拠しようとした際の戦闘で市民に死者が出ており、その記念碑がある。

テレビ塔 建造物

何の予約もしていなかったが「予約席でなければ何処でも座っていいよ」との事。
オフシーズンの平日でも少し予約席があったので、確実を期したい人は予約した方が良いだろう。
座ったとたんにタイムラプスのカメラ仕掛けたのは、3年前のベルリンの時と同じ。

テレビ塔 建造物

頂いたのはリトアニア独立100周年記念セット。
ノンアルコールカクテル、野菜とレバーのパテ、鴨肉のソテー、デザート、お茶で29ユーロ。
どれもリトアニア国旗の赤・黄・緑の三色を取り入れており、夜景を眺めながら美味しく頂けた。
追加でビール発注しようか迷ったが、歩いてバス停に帰る事を考えてここは自重。

テレビ塔 建造物

帰りのバスもTrafiアプリを見てタイミング良く来たバスに乗車してホテル近所までさくっと帰還。
ホテル近くのスーパーMaxima Xにてリトアニアビールを購入。入浴後に晩酌し、速攻で就寝．．．。

ノボテル ビリニュス ホテル ホテル