2018/03/22 - 2018/03/23
51位(同エリア242件中)
neisanさん
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事前に分かっていたとはいえ、やはりSNCF(フランス国鉄)はきちんとストをしてくれました。予約しておいた列車は予備も含め全て運休。今日はカルカソンヌからアルルまでの300㎞弱の移動日です。もう少し早くこの情報が出ていれば、スケジュール変更ができたもものをとぼやきながらも、WEBより、カルカソンヌからマルセイユへ行くバスを見つけ出し、万が一全面運休でもバスでマルセイユへ出てホテルへは当日飛び込み、アルルとアビニョンはカットして翌日からは予定通りに進むという心づもりでこの旅に出ました。
前日、駅の切符売り場でナルボンヌ方面全列車運休を告げられ、自動的に保険として予約したバスでマルセイユに向かうことに。幸いマルセイユからアルルまでは午後のICが運行されるとのこと。当初の予定では、朝カルカソンヌを出てアビニョンで途中下車し、アルルで泊まる予定でした。スト回避のためのプランを昨夜ホテルで練り直し、今夜はアルルで泊まり、明日の午前にアビニョンに出て夕刻ニースまでTGVで移動することに変更、その場でWEBからTGVを予約、予約コードをメモしマルセイユで駅で発券することに。綱渡りの旅が始まります。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- エティハド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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スペインから入るとフランスはとても物価の高い国です。ホテルの朝食がコンチネンタル(コーヒー+オレンジジュース+クロワッサン等)で10ユーロ。スペイン・イタリアではランチが食べられる値段です。今回の旅、フランス国内はアルルを除き食事なしで予約を入れておきました。
今朝はクラッカーと昨日買ってきたジュースとチョコムース(スーパーはさほど高くありません)です。窓から外を眺めながら朝食を軽く済ませ。バスストップに向かうことに。ホテル ブリストル ホテル
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ホテルのレセプション。壁時計の都市名がニューヨーク・パリ・東京!
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送られて来たEチケットで無事バスに乗車。カルカソンヌのバス停は、駅から数百メートル離れた路上です。フランス2日目の私にここにバスが来るのかと聞く人もいます。運転手はフランス語のみ。英語を話す二人連れと少し英語を話す私は戸惑いながらも、どうにか乗ることができました。マルセイユまで300km少々を6.12ユーロで行ってくれるありがたいバスです。
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送られて来たEチケットです。当日はバスドライバーがスマホでQRコードを読み取り、荷物は自分で指定された床下収納庫に入れます。座席指定はありませんでした。
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途中モンペリエで20分の休憩です。ドライバのアナウンスは近くの乗客に翻訳をして頂きました。
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モンペリエのトラムです。バスターミナルに駅が隣接しています。
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高速道路を快適に走り、コートダジュールの海岸が見えてきました。
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定時にマルセイユ・サン・シャルル駅(駅北西に隣接)に到着。
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運行予定のマルセイユ発のICは、WEBでは購入不可でした。満席?と思いつつ、駅の自動切符販売機も購入不可、有人の切符売り場(ブティック)の行列にしばらく並んだ後に言われたことは”On the train”の一言。
それにしても切符1枚売るのにこんなに時間が掛かるとは、行列の長さに関係なくお客と売り場でおしゃべりをしている!ここでは日本ではありません。
ICの出発まで2時間少々あるので、駅のコインロッカーに荷物を預け、港まで歩いてみることに。 -
駅構内にコインロッカーがあることは表示で分かりますが、どの辺りかがよく分からない。結局インフォメーションで場所を尋ねると一番南東寄りのホームの先にありました。
入口に入り、全ての荷物をセキュリティを通した後、ようやくコインロッカー室に進んで荷物をしまいます。中は7.5ユーロ、大は9.5ユーロでした。手間も費用もとてもかかります。 -
駅前を港方面に向かい階段を降りていきます。結構長い階段で、荷物を抱えていたらめげそうです。
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駅が高いので街の向こうまでよく見通しがききます。
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階段を振り返る。登るのに辛そうな。
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途中から路地に入り港を目指します。
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街並みは結構きれいですね。
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だいぶ下へ降りてきました。繁華街のようです。
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この街もトラムが走っています。
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途中でムスリムのレストラン(Le King)を発見。朝が軽かったため、だいぶお腹が空いてきました。英語も通じここで昼食です。
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美味しくてこれで3ユーロ。とてもフランスとは思えない値段です。旅行中も最も安い食事になりました。フランスではムスリムのレストランがお得なようです。
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この先が港です。正面には高級そうなホテルが。
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港に出ました。
ベルジュ埠頭 船系
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結構たくさんの人出です。
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港を堪能し駅への道を戻ります。帰り道はひたすら上り坂です。
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16:16発のICの案内が出ました。
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出発が2分遅れました。皮肉なことに、今朝出てきたカルカソンヌへ戻って行くICです。
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料金の安い2等車に乗車します。
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予想通り、車内はガラガラ。駅に来ないと分からない列車に乗るのは切羽詰まった人だけのようです。
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アルル駅に到着。一つ目の停車駅です。さきほどバスで近くを通っています。なんとも皮肉です。そして、ここまで検札なし、車掌さんはどこに? 乗車券は? 日本のように乗車証明のようなものもありません。さらに駅に降りると窓口が全部閉まっている。まだ17時です。ここもスト?
ボランティアらしき女性が一人だけいましたので、明日のアビニョンまでの列車の運行を尋ねたところ、運行する列車を教えてくれました。これで明日も進めそうです。アルル駅 駅
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駅前のバス乗り場にこんなものが・・・。
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旅行ガイドブックに載っていた旧市街を回る無料バスがすぐ来ました。
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ホテル近くのバス停で降り、無事ホテルに到着!
ベスト ウェスタン ホテル アトリウム ホテル
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ホテルに荷物を置き、カメラを持って旧市街の中へ。
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レピュブリック広場です。
レピュブリック広場 広場・公園
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騒がしいイタリア語が聞こえてきます。修学旅行?をイタリアはするのか? 教師に引率された高校生ぐらいのグループです。
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街の中をブラブラ歩いていきます。古い街並みがきれいに残っています。
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コンスタンティヌスの公衆浴場です。
コンスタンチヌス共同浴場跡 史跡・遺跡
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川のほとりにでました。旧市街を南北に横切ったようです。
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駅の方へ歩いて行きます。
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旧市街入口の門です。この近くに「黄色い家」がありました。
カヴァルリ門 建造物
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ホテルに引き戻します。ユトリロを思わせる街並みですね。
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世界遺産になっている「アルルの円形闘技場」です。浴場跡といいローマ帝国ですね。
アルルの円形闘技場 史跡・遺跡
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日が暮れ始めました。
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ホテルに戻らずに、直に夕食に行くことに。
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途中にあったアルルの民族衣装です。
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事前に調べておいたレストランに入ります。幸い空いていた席があり、ウェイトレスのお嬢さんが、今日の定食は魚のスープとか、要はブイヤベースです。ブイヤベースの定義についてはよく知りませんが、バケットに生ニンニクを擦りつけスープを染み込ませてチーズをかけて頂きます。美味!! 二人分はあります。フランス人の胃はどうなっているのでしょう?
ル クリケ フレンチ
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十分にいただき、暗くなった街を次のポイントへ。
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人は少ないですが、きれいな街です。
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次の目標に着きました。シーズンオフのためか、人がいない。そして寒い! 並んだテーブルのみ見てホテルへ帰ることに。
カフェ ヴァンゴッホ カフェ
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疲れがたまらないよう早く眠ろうと準備を始めると外が騒がしい。なんとイタリア語で子供の大声が飛び交っています。修学旅行か・・・・・。悪夢の夜が始まりそうです。レセプションでは何も言いませんでした・・・・。ストを乗り越えようやく着いたアルルの夜は簡単には許してくれません。
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