【秘境駅巡り②】 長野県（中井侍～千代）

2018/04/04 - 2018/04/04

飯田線 秘境駅巡り 小和田駅出発以後の後半の様子
二つ目の秘境駅「中井侍」から 秘境巡り後の下車駅「天竜峡」まで

例年、年度末明けの4月上旬に リフレッシュ気分で どこかへ出掛ける。
昨年は 高知に 一昨年は 鹿児島に飛んだが、
今年は 4月最初の水曜日という絶好の日に
設定された この秘境駅ツアーをチョイス。
今回のツアーを見つけなければ、
「秘境駅巡り ＝ 他人事」のままだっただろうな～。

エリア 天竜峡(長野)

二つ目の秘境駅は、ここから長野県　中井侍

狭いホームの脇に高い壁

豊橋側の丘の上から見下ろす。
線路の向こうは 強烈な斜面。

飯田側のトンネル。
その手前に鉄橋、その脇に桜

角度を変えて見ると 左にもう一つトンネルがある。
旧線のトンネルらしい。

（新しいトンネルを抜けて、次の駅へ）

三つ目の秘境駅は、「信州に春を呼ぶ駅」伊那小沢

ここ伊那小沢は 2017年に秘境駅入りしたばかり。
それ以前は 秘境駅号は停まらなかった。

ホームから見る天竜川に架かる橋が、
コンクリートのアーチ橋とはモダンだな。
秘境駅の風景を演出するには逆効果だな。

加えて、今回 訪れた秘境駅の中で唯一の両面式ホーム。
人里離れた場所とはいえ、明るく開けたような雰囲気。
昨年名から 秘境駅に加わったばかりで
秘境駅ランキングで 81位に止まることも頷ける。

伊那小沢を出発した後は・・・

久々に市街地の駅

後続車の追い抜き、特産品の販売等のため、
ここ 平岡に 暫しの停車

特産品を扱うテントの前で
地元の人＆ゆるキャラが我々を呼ぶ。

あのテント群の前まで行って、何も買わないのは気が引ける。
ゆずシュークリームで小腹を満たす。

発車直後、線路脇で見送られ、
秘境駅巡りを再開。

小休止直後、四つ目の秘境駅は、「陸の孤島の秘境駅」為栗

この「してぐり」も読めんよね。

幅の狭いホームと車体の間に 結構な隙間。
いい具合に やんちゃな構造だな。

味のある待合室。　その向こうには・・・

ここでも天竜川に吊り橋が架かる。
あの橋からの眺めは どんな具合だろ？

豊橋側の短いトンネルを横目に吊り橋に向かう。

吊り橋まで来たところで・・・
「揺れますから、足元に お気をつけ下さい。」と注意喚起される。
ちょっと ちょっと　簡単に言わんといて。　脅かさんといて。　

吊り橋から上流方向を見る。向こうの立派な鉄橋は、
この後、発車して すぐに渡る 万古川橋梁

視線を右に移すと為栗の駅

この吊り橋は、欄干のメッシュや その下の隙間が おっかない。
おまけに 普通に歩いているのに 揺れる。
これは いかん！ 怖過ぎる。

（為栗からの飯田方面）
吊り橋での根性試しは終わり！　次の駅へ。　

五つ目は「崖っぷちの秘境駅」田本

ホームの先のトンネル、木造の待合室、右側の崖、
秘境駅の構成要素が整っているね～。

後方（豊橋側）のトンネル
その上からホーム全体を見下ろせるというので・・・

トンネルの上に向かうが、階段は幅が狭くて急。
更には ツアー参加者が年長者揃いなので 長い列ができる。
ここは 焦らず 煽らず 待ちましょ。

やっと上に上がって 田本駅を見下ろす。
線路の左は 断崖絶壁、右は巨大な壁。

窮屈なホームに戻って 真横の巨大な壁を感じる。

飯田方面は前方にダブルのトンネル。

（続々と抜けて、次の駅へ）

六つ目の秘境駅 金野。　飯田市内に入った。

既に５駅味わった後なので、
ここ金野は 地味な駅に 感じてしまったが、
秘境駅ランキングでは ７位だという。

「金野」の「金」の字が金運を招くという触れ込みで
皆が 駅名票に群がる。「金」の字にタッチする。

（優しくタッチして、次の駅へ）

ラスト七つ目の秘境駅　千代

ここでも待合室が細いホームの一部を占拠する。

秘境駅巡り終了。　

（次の天竜峡で下車）

降りた天竜峡駅の下りホーム。

貴重な下車機会。天竜峡駅舎の姿を収めておく。

バスの発車まで時間があるので、河畔に下りてみる。

河畔から見た上流方向

エンジン音が聞こえてきて・・・

エンジン音の主は この船。
川下りを済ませて、戻ってきたところか？

河畔から下流方向を見る

この後 鉄橋の上に行って・・・

鉄橋の上から更に下流方向を見る。

ライン下りの始まりを演出するであろう両岸の岩。

4月に4往復のみの 臨時直行高速バス「天竜峡ライナー」
帰路は このバスで 約２時間半かけて 名古屋駅へ

「心地よく眠って、目が覚めたら名駅」
・・・のつもりだったのに
「微妙な乗り心地」で 辛い２時間半になったな～。

（以上　終わり）