2018/03/20 - 2018/03/26
36位(同エリア174件中)
きじねこさん
3月の後半に一週間休みをとって、フィンランドのラップランドとヘルシンキに、夫と2人で行ってきました。
目的はオーロラを見ることだったので、サーリセルカに4泊、ヘルシンキには1泊。
サーリセルカ、ヘルシンキ間は飛行機。
ホテルと飛行機は、HISで手配。
サーリセルカでは、ホテル内に事務所のあるミキトラベルさんで、トナカイそりツアー、犬ぞりツアー、オーロラツアーを手配してもらいました。
すばらしいオーロラが見られて、大満足。
ヘルシンキでは、マリメッコ本社で買い物、博物館でロシア時代のイコンなどが見られて面白い旅でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 飛行機
- 航空会社
- フィンランド航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
PR
-
成田からフィンエアーで10時間強。ヘルシンキ15時着。
約1時間弱で(時間が短すぎる!)イヴァロ行きの国内線に乗り換え。
国内線のお客は、キオスク以外の店で買い物ができません。夫はアルコールが買えず、がっかり。
イヴァロ行きの国内線乗り場で待っていると、周りは190センチはあるだろうという大きな人たちばかりで、思わず笑ってしまいました。巨人の国に迷い込んだこびとのような気分。 -
18時10分、イヴァロ空港着。
イヴァロ空港 (IVL) 空港
-
初めてのラップランド。
風もなく、それほど寒くありません。
周りに建物は見えず、あるのは白い雪と木々ばかり。 -
空港の外に停まっていたバスに乗って、サーリセルカに向かいました。
-
19時、私たちの泊まるサンタズホテルTunturiの前のバス停に着きました。
チェックイン後、雪の中をゴロゴロとスーツケースを引っ張り、Ahma棟へ。レセプション棟のすぐ隣です。
まず驚いたのは、エレベーターがないこと、
フーフー言いながら、階段でスーツケースを運び上げました。
部屋の中は、居心地はいいですが、幾つか問題が…。
電話がない、金庫がない、スリッパがない。お風呂の浴槽もありません。
ちなみに、フィンランドの旅行中、すべてのホテルでスリッパはありませんでした。この旅では雪靴を履いていたので、かなり困りました!
浴槽や電話がないのは、普通なのでしょうが…。
それから、明かりの真下にいかなければ読み書きができない薄暗さ。窓の外が木立でだったので、よけい暗かった。
でも、ココアやインスタントのコーヒー、紅茶のパックなどはありました。サンタズ ホテル トゥントゥリ ホテル
-
洗面台がおしゃれ。
さすが北欧! と思いました。 -
20時頃、近所(といっても、すべてが近所)のスーパーのクーッケリに出掛けました。
私たちの服装はご覧の通り、かなり怪しい感じですが、寒い思いをするよりもいいので、着込んでいます。
(以後、外に出るときは、このような服装。)
特に頭に被る頭巾と雪靴は、強い味方でした。
また、どこへ行っても、道はシャカシャカという感じ。ツルツルではなかったので、持っていったスパイクは使いませんでした。まだ雪が解けるところまで気温が下がっていなかったせいかもしれません。
この日の気温は、夜は-15度くらい。
スーパー(徒歩10分くらい)では、夫はビールとおつまみなど、私は、お土産になりそうなお菓子などを何個か買ってみました。
(でも、高かったので、びっくり! 気をつけなければと思いました。)
ウイスキーなど、もっと強いお酒が置いてあるAlkoは、スーパーの隣にありますが、平日は20時まで、土曜日は18時までなので、初日はもう閉まっていました。
スーパーでは、買う物を自分でレジの前の台に移し、お金を払った後は、持参した袋で持ち帰るのが基本のようです。支払いは、カードでOK。
いったん部屋に戻り、22時、空が晴れているので、オーロラを見に出掛けました。
口コミなどでよく登場する教会の裏に行くと、すでに何人かの人たちが空を見ていました。ほとんど日本の人たちかな?
しばらくすると、大きなオーロラが!
「初日から見えたねえ」、「良かった、良かった」ということで、20分くらいで私たちは戻りました。 -
翌朝の9時、ホテルの朝食。
ビュッフェです。
おいしかったのは、チーズ類と瓜のような果物(?)とピクルス。
パンもいろいろな種類があって、よかったです。
でも、魚は缶詰で、なんで甘い味付けなんだろうなあ、と思いました。サンタズ ホテル トゥントゥリ ホテル
-
特においしかったのは、ヨーグルトとベリー。
私はフィンランドの人たちをまねして、たくさんベリーをのせてみました。
大きなイチゴまでまるごと入っていて、感激!
でも、すっぱいので、甘い果汁シロップも足しました。
10時、食事の後は、レセプションの左奥のミキトラベルさんに、オプショナルツアーの申し込みに行きました。
ミキトラベルさんには日本人の方がいらして、頼もしい!
いろいろと伺って、次のようなツアーを申し込みました。
・当日 トナカイサファリ 123ユーロ
・翌日 ハスキーサファリ 170ユーロ
・翌日 ネリムオーロラツアー 90ユーロ
以上です。
(オーロラツアーを翌日にしたのは、翌日の天気予報が良かったことと、かなり強いオーロラ〈レベル8〉が出ると、「オーロラ天気予報」に出ていたためです。これが大当たりでした。)
これ以外に、近くのカウニスパー山頂に行くバスの時刻表をもらったり、ヘルシンキの地図とお店の割引券をもらったりと、とても有り難かったです。サンタズ ホテル トゥントゥリ ホテル
-
11時過ぎ、歩いて6分ほどのところにあるリエコンリンナホテルの一階にあるラップランドサファリに到着。
ここでつなぎの防寒着を借り、トナカイツアーの送迎を待ちます。
私たちは借りませんでしたが、雪靴や手袋など、いろいろな物を貸してくれます。すべて料金に入っています。
送迎のバンが来て、私たちとドイツ人(たぶん)の若いカップルでトナカイ牧場に出発! -
トナカイ牧場に到着。
ここには10頭ほどのトナカイが、あちこちにつながれたり、柵の中にいたりします。
サーミの民族衣装を着たおじさんに、
「触っては駄目!」と念を押され、がっかり。
〈ちなみにこのおじさんは、背は日本人くらいでしたが、彫りの深い西洋風の顔立ちの方でした。〉 -
トナカイを、見たり、写真を撮るのは自由。
おとなしいトナカイたち。
赤と黒のつなぎは、ラップランドサファリで借りたもの。 -
おじさんが、簡易なそりに毛皮などを敷き詰め、これまた簡単なヒモで、そりをトナカイに繋げます。
角が立派なこのトナカイは、6歳ということでした。
働き盛り?
柵の中には、ちょっとしおたれた感じのトナカイもいました。
「あれは10歳。」とのことでした。 -
2人一緒にそりに座り、おじさんから、
「外に手を出しては危ない。」
「カメラを落としたら、取りに行けないから気を付けるように!」
などなど、さまざまな厳しい注意を受け、いざ出発! -
おじさんのそりが一番前を行き、私たちのそりがひもに引かれて続き、その後ろをドイツの人たちのそりが続きます。
でも、ええと…、これは人が歩くくらいの速度ですよね?
物を落としても、余裕で取って、戻れるような…。 -
さて、この後、単調なそりの旅が続きます。
どこを見ても、同じような景色。
途中、前のトナカイが止まったので、全部のそりが停止。
でも、おじさんは動く気配がない。
ええっ! おじさん、どうしちゃったの? と焦っていると、しばらくして、
「あれれ…。」という感じでおじさんが手綱をふり、動き出しました。
きっと寝ていたのでしょう!! -
まあ、そんな調子でノロノロとそりは進み、辺りを一周したのでした。
一番面白かったのは、空軍のヘリ(?)か何かが上空を飛んだ時、トナカイがみんな止まって、同じように空を見ていたことです。かわいかった! -
さて、そりを堪能したところで、中央で火を焚いている円錐形の小屋(コタ?)に案内されました。
小屋は暖かく、一番上には通風口があり、煙がそこから抜けるので、煙くありません。
そこで、おじさんにコーヒーを入れて頂き、
「家で作った」というシフォンケーキのようなケーキを頂きました。
食べながら、おじさんから、民族衣装や、サーミ人、この土地の自然やトナカイについての説明を受けました。
(分かったのは半分くらい。トホホ)
私が聞き取れたところでは、サーミの人たちは国境に関係なくラップランドに広く暮らしていて、トナカイを飼って生計を立てていること。
サーミと言っても、地域が違うと、言葉や慣習が違い、民族衣装も違うこと。
ラップランドには、オオカミやアカギツネもいること。
おじさんは、おじいさんのおじいさんの代から、この地で暮らしていることなどなど、興味深いお話が聞けました。
(余談ですが、日本に帰って2日ほどして見た「街道をゆく」という番組に、なんとこのサーミのおじさんが出てきて、びっくりしました!) -
14時半、サーリセルカに戻りました。
メインストリートにある、小さなハンバーガーショップで、トナカイのハンバーガーを食べました。牛肉に似たくせのない味。
スーパーに寄った後、この地方の展示があるシウラという建物に行きました。シウラには、一階にお店やインフォメーション、二階に展示があります。
これは二階の展示。
サーミの人たちの民族衣装があります。
サーミのおじさんの話を聞いていたので、実感が湧いて、とても興味深い!
それぞれ地方によって民族衣装が違うのも分かります。
男性の帽子から垂れているヒモ〈?〉は、右に垂らすか、左に垂らすかで、既婚か未婚かが分かるようになっているそうです。シウラショッピングセンター ショッピングセンター
-
ラップランドの自然についての写真もあります。
シウラショッピングセンター ショッピングセンター
-
サーミの人たちの古い写真。
星形の帽子が特徴的。シウラショッピングセンター ショッピングセンター
-
これも古い写真。
トナカイもいますね。
まるで馬のように扱っている!シウラショッピングセンター ショッピングセンター
-
展示を見た後、ホテルのすぐ脇から入れる、ウルホケッコネン国立公園を散歩することにしました。
これは、入口にある地図。
トゥントゥリホテルのすぐ横が入口です。 -
スキーの人用の道と、歩く人用の道が分かれています。
-
歩いて15分くらいのところにあるオーロラハット。
中には暖房が効いている部屋があり、オーロラを見るための広い場所もあります。ウルホ ケッコネン国立公園 国立公園
-
サーリセルカに戻る道。
たくさんの人たちが登ってきましたが、どこまでいくのだろう?
この日は、ホテルに戻って、買ってきたサーモンやパンなどで夕食をすませました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
きじねこさんの関連旅行記
この旅行で行ったホテル
-
サンタズ ホテル トゥントゥリ
3.85
この旅行で行ったスポット
ラップランド(フィンランド) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ラップランド(フィンランド) の人気ホテル
フィンランドで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
フィンランド最安
487円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
26