南米２０１８旅行記　【１】ウユニ塩湖１（サンセットツアー１）

2018/03/16 - 2018/03/26

ずっと前からウユニ塩湖の鏡張りを見たいと思いつつ中々実現できませんでしたが、今年3月に10日間休みが取れたのでウユニへ行くことにしました。そしてウユニからチリにアタカマへ抜ける途中の様々な美しい湖や砂漠を観光する予定でしたが想定外の事態が。これによりアタカマ抜けは断念、代わりにウルグアイの美しい街並みのコロニア・デ・サクラメントへ。そしてウユニ塩湖と同じく長年行きたかったイグアスの滝とリオデジャネイロへ行きました。
予定の一部は頓挫しましたがウユニ塩湖の鏡張り、今まで見たことがない迫力のあるイグアスの滝の大自然、コロニア・デ・サクラメントとリオデジャネイロの美しい街並みを満喫できた南米旅行でした。

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スケジュール

★3月16日　成田空港－ダラス空港－マイアミ空港－　[機中泊]
★3月17日　－ラパス空港－（フライト）ウユニ　ウユニ塩湖サンセットツアー　［ウユニ泊］
　3月18日　（ここから想定外の予定変更）ウユニ塩湖デイツアー　[ウユニ泊]
3月19日　ウユニ塩湖サンライズツアー　ウユニ－（バス）　［車中泊］
　3月20日　－ラパス観光－（フライト）サンタクルス空港－（フライト）ブエノスアイレス　［ブエノスアイレス泊］
　3月21日　ブエノスアイレス－（フェリー）コロニア・デル・サクラメント観光－ブエノスアイレス　[ブエノスアイレス泊]
　3月22日　（ここから予定通り）ブエノスアイレスー（フライト）イグアス空港（アルゼンチン）ー（タクシー）イグアスの滝観光（アルゼンチン）－（バス）プエルト・イグアス
　［プエルト・イグアス泊］
　3月23日　プエルト・イグアスー（バス）イグアスの滝観光（ブラジル）ーイグアス空港（バス）－（フライト）リオデジャネイロ　
　［リオデジャネイロ泊］
　3月24日　リオデジャネイロ観光　［リオデジャネイロ空港内］
　3月25日　－ドバイ空港　［ドバイ空港内］
　3月26日　－成田空港

エリア ウユニ(ボリビア)

• 旅行の満足度: 3.5

3月16日

この日からアメリカ経由で一気にボリビアのウユニまで移動します。成田からウユニまで3回もトランジットします。過去何十回も海外旅行行っていますが、2回トランジットも数回しかなく、3回トランジットは初めてです。果たしてすべて予約した便に搭乗で来て、無事ウユニまで到着できるか心配です。

17時半成田発でダラス行きのアメリカン航空便に搭乗します。

アメリカ系の航空会社にしては、食事は思ったよりも良かったです。

定刻時間の15時頃、最初の乗り換え地点のダラスに到着。次のマイアミ行きの便までトランジット時間が約2時間しかないので、定刻に到着してまずはホットします。ダラスでアメリカ入国手続きをしましたが、自動機械で写真、指紋を撮影できるようになり入国手はスムーズに通過、荷物も無事届いてアメリカン航空での最終目的地ラパスまで再び預けられました。

17時頃、同じくアメリカン航空で次のマイアミへ。ラパスはボリビア最大の都市なのに、アメリカからの直行便はマイアミしかないので、マイアミへ飛ぶしかありません。

20時40分頃、定刻通りマイアミに到着します。ダラスと時差1時間あるので、フライト時間は3時間弱です。

3便目もアメリカン航空でラパスへ。これもどうやら定刻の22時頃に出発するようです。

機内で高山病対策用の薬ダイアモックスを飲みました。その後トイレが近くなりました。最初はなぜトイレが近くなったのだろうかとわかりませんでしたが、後でダイアモックスを飲んだからとわかりました。

3月17日

早朝5時半過ぎ、無事ボリビアのラパスに到着しました。

ラパス空港。ボリビア最大の都市だけれど、小さな空港です。ボリビアの玄関口の空港はなぜだか知りませんがサンタクルスです。

ラパスから今度は国内線ボリビアーナ航空でウユニへ。本来はラパスで1泊したいのですが、旅行の日程や今夜が新月でこの日の夕方までにウユニへ到着したいという理由もあって、成田から4便目になります。1度に3回トランジットは初めてです。

朝8時頃、ウユニへ出発します。

機内から。離陸時からラパスの茶色い壁で統一された街並みが見えます。

この街の景観を見ると、ラパスもじっくり観光したかったです。

ウユニまでの途中の大自然の景色は素晴らしいです。

これも塩湖でしょうか。機内だけでもボリビアの大自然の素晴らしさを感じます。

ラパスから1時間弱、朝8時50分頃に無事ウユニ空港へ到着しました。成田から4便も遅延なしで無事定刻通りウユニへ到着して、とりあえずホッとします。

しかしこの後、今後の予定していた旅程を変更せざるを得ない思わぬ事態を耳にすることになります。後に書きます。

ウユニからチリのアタカマまでの2泊3日ツアーを予約していた旅行会社HODAKAから、空港から会社の事務所までフリーで送迎するというメールが来たのですが、出迎えがありませんでした。

しょうがない、タクシーで予約していた宿へ。タクシー代は定額で決まっています。10Bs（約150円）と安かったので不問とします。しかし後にHODAKAから、空港からの送迎し忘れなど比べ物にならない事態の話を聞くことになります。

朝9時半頃、予約していたホテルに到着。1泊税込みだと約5,000円程度で、ウユニの街では高い方かもしれません。部屋に入れる時間が12時からなので、HODAKAへツアーの確認と代金を払いに行きます。

ホテル沿いの大通り。正面に時計塔がありますね。ウユニの街のシンボルでしょうね。

雲一つない快晴ですね。夜までこのまま晴れて欲しいです。
今の所、ダイアモックスの効果が出ているのかわかりませんが、息苦しさはまったく感じません。

宿からHODAKAまで徒歩5分ぐらいです。ここでまず今日のサンセットからナイトにかかる時間のウユニ塩湖のツアーに参加を申し込みました。
そして既に予約してある明日からのアタカマへの2泊3日ツアーの支払いをしようとしたところ、スタッフと日本人年配者のグループとの間の会話で、想定外の驚きの話を耳にしました。何とボリビアとチリとの国境近くで、反政府組織と政府機関との間で争いが起こり、ツアーが通る道路が封鎖されているとのこと！今日出発の2泊3日ツアーは中止、明日もおそらく中止だろうと！そしていつ収束するかわからないと！
ガ～ン！こちらの旅程は、チリのアタカマへの玄関口のカラマからフライトも既に購入してあります。フライト路線も大幅変更？スタッフからウユニからカラマへ抜けるバスがあることを聞いたので、バス会社の場所を教えてもらって訪ねることにしました。

所々、このようなカラフルな壁の建物があります。

バス会社へ向かう途中。時計台に兵隊が並んでいます。

バス会社までの道です。バス会社に聞いた所、今の所バス路線の道路は封鎖されていないとのことです。カラマからのフライトは22日朝なので、21日までにカラマに到着する必要があります。後でキャンセルもできるので、とりあえず21日のカラマ行きのバスを予約しました。
アタカマへのツアーはおそらく断念でしょう（実際断念）。途中のラグーナ・コロラダやラグーナ・ベルデ、チリ側の月の谷他、5500mの山々の美しさを見ることができず、大変残念です。
しかし後に、ツアー中止だけでは済まない事態になります。詳細は後の旅行記に書きます。

左側の緑の建物が予約したホテルです。

予定よりも早めに部屋に入れたので、シャワーを浴びで一眠りします。何せ成田から一気にウユニまで行ったので、さすがに疲れました。

一眠りした後、16時発のサンセットツアーに参加するため、HODAKAに行きます。雲行きが怪しくなりました。地面で濡れている所があるので、寝ている間に雨が降ったようです。

HODAKAに明日の2泊3日ツアーについて聞いた所、以前道路は封鎖されているとのこと。いつから封鎖されているのか聞きましたが、スタッフによって返答が違う。後日ツアー中に道路封鎖されて遠回りしてウユニに戻ってきた日本人に聞いた所、どうやら前日16日辺りで封鎖されたようです。
16時、サンセット&星空ツアーに出発です。他に参加者5人全員日本人です。

待ちの外れで長靴を借りて履きます。自分の靴はドライバーに預けます。その後ウユニ塩湖まで、結構素晴らしい風景の中を走ります。

塩湖が見えてきました。

どこから塩湖なのかわかりませんが、かなり多量の水たまりがあります。情報によると、今年の2月は例年以上に雨が多く降って3月でも水たまりが多量にあるとか。

この水たまりの中をツアー会社の4WDは入って行きます。なるほど、長靴を借りた時点で履くことになっているのは、車から降りれば辺り一面水たまりになっているからですね。

辺り一面、結構深い水たまりです。今の所水も濁っていて、とても鏡張りは見えそうもないのですが、何とか鏡張りが見えて欲しいです。

おそらく先ほどまで雨が降っていて雲に覆われていますが、若干青空が見えてきました。またパンフレットの写真ほどではないですが、水面に雲が映し出されてきました。

依然まだ車は水たまりの中を動いているので、車内から撮影すると揺れて画像が傾いてしまいます。

やはりちょっと前まで雨が降っていたので陽がなく、美しい光景には中々ならないです。

一応これでも水面に映し出されていますね。しかし何せ雲で覆われている範囲が広すぎます。

私たちの先を行く車が水面に映し出されています。少し鏡張りらしくなったでしょうか。

別の車はもっと先に行っていますが、私たちの車はどうやらこの辺で降りるようです。私たちの車の他にHODAKAからは数台車が出ていますが、私たちの他にすぐ傍にある車は1台だけです。その車はHODAKAかどうかわかりません。つまり同じツアー会社でもドライバーによって眺める場所が違うということですね。

時刻は17時半頃。ここで車を降りてウユニ塩湖を眺めます。続きは旅行記ウユニ塩湖２へ。