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これまで何度か訪ねたことがある埼玉県秩父郡小鹿野町にある「神怡館(しんいかん)」が3月をもって閉館するという情報を得、それではその前に最後の見学をということで友人たちと出かけた。<br /><br />「神怡館」というのは、1982年(昭和57)埼玉県と中国山西省が友好県締結し、その10周年を記念して1992年(平成4) に建てられた埼玉県山西省友好記念館である。<br /><br />神怡館の見学の後は、節分草の自生地「節分草園」、「秩父神社」、「聖天宮」(道教寺院)を回り、帰宅した。最初の計画では「聖天宮」は行く予定になかったが、同行者がおもしろそうだと言うので急遽行くことになった。<br />

埼玉県秩父郡小鹿野町へ「神怡館」と「秩父神社」、「節分草」を見学に出かける

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2018/03/10 - 2018/03/10

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Weiwojing

Weiwojingさん

これまで何度か訪ねたことがある埼玉県秩父郡小鹿野町にある「神怡館(しんいかん)」が3月をもって閉館するという情報を得、それではその前に最後の見学をということで友人たちと出かけた。

「神怡館」というのは、1982年(昭和57)埼玉県と中国山西省が友好県締結し、その10周年を記念して1992年(平成4) に建てられた埼玉県山西省友好記念館である。

神怡館の見学の後は、節分草の自生地「節分草園」、「秩父神社」、「聖天宮」(道教寺院)を回り、帰宅した。最初の計画では「聖天宮」は行く予定になかったが、同行者がおもしろそうだと言うので急遽行くことになった。

旅行の満足度
4.5

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  • 先ず「神怡館」の全体を撮ってみた。ただし、これは今回のものでなく、数年前に撮影した写真で、気に入った一枚である。

    先ず「神怡館」の全体を撮ってみた。ただし、これは今回のものでなく、数年前に撮影した写真で、気に入った一枚である。

  • 「神怡館」は何度か見学に訪れたことはあるが、この3月末で閉館されるとのニュースを聞き、それではその前に行ってみたいと友人たちと出掛けた。<br /><br />*「埼玉県山西省友好記念館」<br /><br />  埼玉県秩父郡小鹿野町両神薄2245

    「神怡館」は何度か見学に訪れたことはあるが、この3月末で閉館されるとのニュースを聞き、それではその前に行ってみたいと友人たちと出掛けた。

    *「埼玉県山西省友好記念館」

     埼玉県秩父郡小鹿野町両神薄2245

  • 埼玉県と中国の山西省が1982年(昭和57)に友好県省を締結し、その10周年を記念し、1992年(平成4)に開館された。<br /><br />「神怡」とは中国北宋代の汎仲淹(989~1052)が書いた『岳陽楼記』の「心曠神怡」に由来し、「心が開けて気持ちが和らぐ」の意味である。

    埼玉県と中国の山西省が1982年(昭和57)に友好県省を締結し、その10周年を記念し、1992年(平成4)に開館された。

    「神怡」とは中国北宋代の汎仲淹(989~1052)が書いた『岳陽楼記』の「心曠神怡」に由来し、「心が開けて気持ちが和らぐ」の意味である。

  • 入口の両側には左右に「鉄牛・鉄人の像」が置かれている。これらは右側に置かれているものである。

    入口の両側には左右に「鉄牛・鉄人の像」が置かれている。これらは右側に置かれているものである。

  • 同じく左側の「哲牛・鉄人の像」である。

    同じく左側の「哲牛・鉄人の像」である。

  • 「鳳鳴館」という建物が敷地内にあるが、これは以前はレストランの建物であった。しかし、今はもう営業していない。

    「鳳鳴館」という建物が敷地内にあるが、これは以前はレストランの建物であった。しかし、今はもう営業していない。

  • 中に入ってまず目を引いたのは巨大な玉香炉塔で、正に圧巻的な存在である。

    中に入ってまず目を引いたのは巨大な玉香炉塔で、正に圧巻的な存在である。

  • 「兵馬俑」

    「兵馬俑」

  • 山村の小学校の教室を模したコーナー。

    山村の小学校の教室を模したコーナー。

  • 「下華厳寺 脇侍菩薩像」<br /><br />山西省大同市郊外にある下華厳寺には遼代(916~1125)の仏像が安置されていて、この像は「東洋のビーナス」と言われ、切手にもなっている。

    「下華厳寺 脇侍菩薩像」

    山西省大同市郊外にある下華厳寺には遼代(916~1125)の仏像が安置されていて、この像は「東洋のビーナス」と言われ、切手にもなっている。

  • 「観音菩薩座像」(元代)

    「観音菩薩座像」(元代)

  • 7人の職人が1年をかけて作った組み木の建築模型「応県木塔」。

    7人の職人が1年をかけて作った組み木の建築模型「応県木塔」。

  • 「仏光寺東大殿 脇侍菩薩像」

    「仏光寺東大殿 脇侍菩薩像」

  • 「編鐘」

    「編鐘」

  • 約20年前の「中国凧」が展示されていて、日本の凧とはかなり異なる。

    約20年前の「中国凧」が展示されていて、日本の凧とはかなり異なる。

  • 「永楽宮の壁画」

    「永楽宮の壁画」

  • 神怡館の見学を終えて、節分草が自生している「節分草園」へ移動した。ここは日本一の自生地と言われ、毎年2月から3月にかけて花を咲かせる。<br /><br />* 「節分草園」<br /><br />   埼玉県秩父郡小鹿野町両神小森堂上 (TEL. 0494-79-1100)<br />

    神怡館の見学を終えて、節分草が自生している「節分草園」へ移動した。ここは日本一の自生地と言われ、毎年2月から3月にかけて花を咲かせる。

    * 「節分草園」

      埼玉県秩父郡小鹿野町両神小森堂上 (TEL. 0494-79-1100)

  • このような雑木林に自生していて、2月下旬から3月中旬まで花を咲かせている。しかし、小生たちが訪れた時はもう終わりかけているものが多く、そのためか入場料はこの日から無料とのことであった。<br /><br /><br /><br /> <br />

    このような雑木林に自生していて、2月下旬から3月中旬まで花を咲かせている。しかし、小生たちが訪れた時はもう終わりかけているものが多く、そのためか入場料はこの日から無料とのことであった。



     

  • セツブンソウを見るの初めてである。

    セツブンソウを見るの初めてである。

  • 森の妖精と言ってよいような愛くるしい白色の五弁花(がく)で、石灰岩地を好み、満開時にはうっすらと雪が積もったような景観を現生する。この花は、キンポウゲ科の球根物で、落葉樹林下に自生する。

    森の妖精と言ってよいような愛くるしい白色の五弁花(がく)で、石灰岩地を好み、満開時にはうっすらと雪が積もったような景観を現生する。この花は、キンポウゲ科の球根物で、落葉樹林下に自生する。

  • 2月中旬になると、このように地面に一斉に咲きだす。

    2月中旬になると、このように地面に一斉に咲きだす。

  • 四阿屋山ろくの堂上地区には10000平方㍍の山林が広がっている。

    四阿屋山ろくの堂上地区には10000平方㍍の山林が広がっている。

  • 枯れ葉に隠れて何だかわからなかったが、茶色い色の植物が咲いていた。

    枯れ葉に隠れて何だかわからなかったが、茶色い色の植物が咲いていた。

  • 薬師茶屋という食堂で、「岩茸寿司と天ざるそば」を昼食に食べた。写真の左側下の黒いのが「岩茸寿司で、普通の寿司のしゃりに岩茸をのせたものである。<br /><br />岩茸(いわたけ)というのはこの地方の標高800㍍以上の山の絶壁に生える天然の野生苔の一種。1㌢成長するするのに2、3年かかり、一度収穫すると同じ所では20,30年巴収穫できなという。

    薬師茶屋という食堂で、「岩茸寿司と天ざるそば」を昼食に食べた。写真の左側下の黒いのが「岩茸寿司で、普通の寿司のしゃりに岩茸をのせたものである。

    岩茸(いわたけ)というのはこの地方の標高800㍍以上の山の絶壁に生える天然の野生苔の一種。1㌢成長するするのに2、3年かかり、一度収穫すると同じ所では20,30年巴収穫できなという。

  • 「秩父神社」を訪ねた。秩父三社の一つにに数えられる、歴史のある神社。現在の本殿は徳川家康画再建(1970年解体復元)したもので、名工・左甚五郎作の「古層建ての虎」、「つなぎの龍」をはじめとする絢爛豪華な彫刻によって飾られている。<br /><br /><br />* 「秩父神社」<br /><br />  埼玉県秩父市馬場町 1-3

    「秩父神社」を訪ねた。秩父三社の一つにに数えられる、歴史のある神社。現在の本殿は徳川家康画再建(1970年解体復元)したもので、名工・左甚五郎作の「古層建ての虎」、「つなぎの龍」をはじめとする絢爛豪華な彫刻によって飾られている。


    * 「秩父神社」

      埼玉県秩父市馬場町 1-3

  • ここが本殿である。

    ここが本殿である。

  • 門の隙間からわずかに中の様子を窺うことが出来、このような人物像を見ることが可能である。

    門の隙間からわずかに中の様子を窺うことが出来、このような人物像を見ることが可能である。

  • 最後に「聖天宮」へ向かった。本来は予定していなかったが、「聖天宮」は秩父神社から車で1時間位なので行ってみようということになり、出掛けてみた。<br /><br />この寺院は台湾道教の宮で、日本にある同種の寺では最大の施設である。ここに到着したのは4時少し前であった。門が閉まっていたので、受け付けで尋ねると、4時に閉門とのことであった。残念ながら、この日は全く見学することは出来なかった。後日を期したい。<br /><br /><br />* 「聖天宮」<br /><br />  埼玉県坂戸市塚越51-1 (Tel. 049-281-1161)<br />  http://www.seitenkyu.com/<br />

    最後に「聖天宮」へ向かった。本来は予定していなかったが、「聖天宮」は秩父神社から車で1時間位なので行ってみようということになり、出掛けてみた。

    この寺院は台湾道教の宮で、日本にある同種の寺では最大の施設である。ここに到着したのは4時少し前であった。門が閉まっていたので、受け付けで尋ねると、4時に閉門とのことであった。残念ながら、この日は全く見学することは出来なかった。後日を期したい。


    * 「聖天宮」

      埼玉県坂戸市塚越51-1 (Tel. 049-281-1161)
      http://www.seitenkyu.com/

  • 「聖天宮」は台湾人によって1981年(昭和56)から15年掛けて1995年(平成7)に完成した。

    「聖天宮」は台湾人によって1981年(昭和56)から15年掛けて1995年(平成7)に完成した。

  • 屋根の上を見ると、様々な人物が左右に置かれている。

    屋根の上を見ると、様々な人物が左右に置かれている。

  • いずれまた訪れてみたいと思う。

    いずれまた訪れてみたいと思う。

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