東南アジア縦横断の旅道中記 ２４《空路、パタヤから今回の旅、東南アジア地域最後の街クアラルンプールへ。クアラルンプール6日滞在街歩き。》

2018/03/17 - 2018/03/23

パタヤに2週間強滞在。結構散財したし、毎日のビーチ通いの甲斐もあり、色黒師匠松崎しげる先生にはまだ及ばないものの結構黒くなった。

そして気がつけばタイ滞在可能リミットギリギリになってしまったので、空路でクアラルンプールへ。

クアラルンプールに初めて来たのは約10年前。初めて来た時はクアラルンプールがつまらなくてすぐにバンコクへ戻った。マレーシアは超親日的でマレーシアの人々も良かったんだけど、ここの空気感がなんとなく肌に合わなかったのだ。そんなこんなで、私的にマレーシアは東南アジアの中でも異質な国。

それ以来、マレーシアにはトランジット等で何度か寄ったけど素通り。今回滞在するのは10年ぶり。

今回、クアラルンプールに滞在してみてどう感じるか分からないけど、合いそうならしばらくマレーシアを旅してみるし、合わなければ即出国って感じでマレーシアINします。

＊後日談＊
パタヤ(ラヨーン)からクアラルンプールのルートをエアアジアが実は飛んでいたらしい。1400Bであった。まぁ、パタヤからドンムアンもラヨーンもそんなに差はないけども。


◎クアラルンプール1日目◎
パタヤから到着。中華街の宿にIN。一晩徹夜だったので宿でほとんど寝た。

◎クアラルンプール2日目◎
中華街とセントラルマーケットを散策。
夕方前から天気が悪化したので宿に籠る。

◎クアラルンプール3日目◎
klccとパビリオン付近散策

◎クアラルンプール4日目◎
GOKLで少し郊外へ。
その後イスラム美術館見学と街歩き。

◎クアラルンプール5日目◎
特に何もせず。

◎クアラルンプール6日目◎
次の国へ出国

エリア クアラルンプール(マレーシア)

• 旅行の満足度: 2.5
• 観光: 1.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 2.5
• ショッピング: 2.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: タイ・エアアジア X
• 旅行の手配内容: 個別手配

さようならパタヤ～。
また来る日まで。

パタヤ～バンコク（エカマイ）108B。

ちょっと遅くなったけどエカマイ到着。

飛行機はドンムアンなのにエカマイにしたのは、バンコクで寄りたいところがあったので。普通ならモーチットです。

ドンムアン空港に着いた。フライトは翌早朝、AM7:00なので今日は空港泊。8時間くらいならすぐに過ぎる。空港内に、薄暗くてコンセントがあり横になれる場所があったのだけど入れなくなっていた。ちなみに、ドンムアン空港泊するならば国内線の到着側が静かでおススメ。国際線出発側は深夜でも人民大量なので注意。

もう出国なので関係ないけど、今スーパーリッチ等だと2940Bなので、空港で両替すると180B損。

あと街中でタバコを買いだめしてくるのを忘れてしまった。空港だとセブンイレブンでも60Bのタバコが95Bもする。マレーシアはタバコが高いので買っておきたかった。出国後の免税店に賭けよう。

椅子に横になっても寝付けないので空港内を彷徨う。

飛行機久しぶり

さらばバンコク！
うねっている川はチャオプラヤー川です。

さらばタイ。

そしてこれはチャオプラヤー川が海に到達した地点上空。この後飛行機から昨日までいたパタヤ、ジョムティエン、ラン島が見えた。

klia2到着後とりあえずSIMをゲット。ショップは空港内、あちこちにあるのですぐにわかる。

今回、私はマレーシアをすぐに出そうな気がするので、適当にMAXISというSIMにした。ネットを使ってみるとなんか遅い？？


SIMを手に入れチャイナタウンの予約済みの宿へ向かう。

空港からチャイナタウンへは、まずこのバスでKLセントラル駅へ。12RM、300円ちょい。このバスはKLセントラル駅の地下に到着するのでエスカレーターで一階へ。そこからチャイナタウン最寄りのPASAR seni駅まで行ける。この電車は1.3RM。

バスと電車の運賃が上がったこと以外は、初めてクアラルンプールに来た10年前と変わらず。以外と変わらないもんなんですね。

そして宿にチェックイン。最上階の角部屋。ブッキングを通して大当たり。クアラルンプールでの定宿決定。多分そんなに来ないだろうし、ウォークインでは泊まらないけど。廊下からの音が聞こえるけど角部屋なので大丈夫だろう。そして観光ストリートに面しているので外の音も結構聞こえるが、パタヤのLKメトロよりは静かでしょう(笑)

ブッキングでの予約時は1泊55RMだったのが、最終的に税やらサービス料やらで75RMになった。

しかも、2017年から外国人は宿泊施設に1泊するごとに10RMを観光税として徴収されるようになったらしく、今回私も徴収された。マレーシアはパンチのある観光資源がないのに大丈夫？観光客減りそうだが。15RMくらいのドミに泊まっている人も払っているんだろうか。観光税で宿泊費が倍にw

これじゃ長期滞在出来ない、というか、したくない。消費税に観光税の上乗せ。まだ入国ビザ代払った方が納得いくわ。

という事で、昨日から全く寝ていないので観光は無理。しばらく寝ようzzz...

しばらく仮眠後、中華街で食べた肉骨茶なるもの。どんなお茶だよって思い食べてみたら美味くて好きになった。14RM。(後から調べたら、これはバクテーというマレーの有名鍋という事を知った。イギリス植民地時代に、安い労働者としてやって来た中国人が持ち込んだらしい。)

寝起きで頭がボケていて1RM3円と思い、安って思い食べていたら、実は14RMは400円弱で全く安くない事に気がついた。これは米つけて7RMくらいが妥当な気がする。ちなみに、屋台にデカく料金が書いてあったのでこの値段はボラれていません。

その後帰宿。パタヤからまともに寝ていないので頭が朦朧とする。就寝。

肉骨茶はこんな感じの屋台で食べた。

クアラルンプールの中華街はグルメ天国とか本やネットで見るけど、それはない。士林市場級なら頷くけど、ここは実際にはそれ程食の幅はない。

だけど、全体的に日本人好みのさっぱりめの味付けが多い気がして、油っこい台湾よりここの方が味付けは私は好き。(とはいえ台湾料理は大好き。たまに無性に食べたくなる)

クアラルンプール2日目。昼前に起きた。

これは中華街の門。この通りに宿や食事処が多く、夕方あたりから屋台が並び始めるナイトマーケットになっているけど、売っている物はとくに目新しい物はない。

各地の中華街は繁体字が多く残っているので個人的に好き。漢字はやはり繁体字のほうが美しくて力強さを感じるし、中華の威厳を感じる。なので台湾や香港を旅行すると時は漢字チェックをする。

逆に現代の簡体字は気持ち悪い。日本でも中国でも旧字体を使わないようになってしまったのは、文化・伝統の破壊だと個人的に思っている。

中華街から歩いてすぐのパサールセニ中央市場。売っている物はどこにでもある土産物。二階にフードコートがある。AM10～PM10。

多分マレーシアで最安と思われるタバコ。
11.5RMという値段。

タバコだけではなく、なんか全体的に物価の高さを感じる。移住したい都市、コスパの高い都市東南アジアナンバー1とか書いてあるけど、、、ホント？w

かっこいいバス。

散歩していたら雷と共に空が黒い雲に覆われて来たので宿に帰る。そのうちスコールがくる。

その後やはり雨模様に。結局ただのスコーンではなく、結構降り続き宿に籠る羽目に。特に行きたいところもないので、クアラルンプール2日目は引きこもり日にした。

クアラルンプール3日目。

朝9時頃中華街の宿で目覚める。
飯を食おうと思いぷらぷらしていたらこの看板が目にとまる。どうやお粥のようだ。朝にお粥とは最高の選択。ここで食べて見よう。

頼んだのは「馳名生魚片粥」。

馳名の部分は意味不明だけど後半の4文字で意味が解る。刺身のお粥って事でこれを食べてみた。値段は7RMとコスパ悪し。すぐに腹が減る。

味は生姜とネギが効いていてさっぱりと美味かった。そして宿からも近いし他にも美味そうなのあるし、お店のおばさんも感じのいい人だったのでまた来よう。

今日どうしようかと中華街をぷらぷらとする。そしたらパサールセニ横に、クアラルンプール無料バスのGO KLバス停があった。

↓GO KLバスのルート表PDF
https://www.gokl.com.my/assets/pdf/map.pdf

政府が観光客誘致のために無料バスを走らせているみたいだけど、宿泊1泊につき10RMの観光税徴収してる。その観光税から無料バスの運営費捻出してるんじゃないの？w

とりあえずツインタワーとブギビッタン地区へ行ってみる。

最初パサールセニからklccに着き、歩道橋から歩いて来たブギビッタン地区にあるパビリオンという商業施設。このパビリオン、めちゃくちゃ巨大。バンコクのサイアムパラゴンとセントラルワールド伊勢丹を合体させた感じ。

これはklcc公園とパビリオンという商業施設を繋いでいる歩道橋。この時スコールが降っていたので助かった。

ムスリムの女性が頭に被るほっかむり。個人的になんだか萌えポイントというか少し面白いですね。なんで被るのか調べたら女性の髪が男性を魅了するかららしい。でもピチピチのジーパンはいいのか(笑)。ピチピチのジーパンが好きな男は多いのだよ(小声)。

こんな事を考えながら、クアラルンプールにおける物欲拝金地区を散策。

ブギビッタンのフードコートで飲んだミロ。こんなので3RM。高すぎ。このミロ以外、10RM越えのcopiしかこの付近になく止むを得ず飲んだ。

最初ミロで店員に伝わらなかった。マレーシアではミロ(Milo)をマイロって言うみたい。バスはBAS、タクシーはTEKSI。警察はPOLIS。インドネシアも一緒。

夜になって再びklccへ戻って来た。パビリオン付近とklccを半日ほど徘徊したけど、ツインタワーを見に観光がてら一度来ればいいかなって感じ。ここにあるものは全て東京で買える。遥々日本からやって来て、家の近所で買える物を見て回っているのは痛い。

そして物欲地区にも飽き、中華街に戻って来て宿に帰る前に食べに行った大口仔肉骨茶。ここの肉骨茶は13RM。この前食べた屋台とは違って具のボリュームが凄い。肉がゴロゴロ入ってた。ご飯大盛り1.5RMと中国茶0.6RMも頼み計15.1RM。これだけ食べて400円なら満足。

先日食べた屋台の肉骨茶は具が少な過ぎだったのでコスパ悪すぎって思ったが、どうやら私がはずれの屋台に行っていただけのようだ。

クアラルンプール4日目。

ちょっとだけ郊外に行ってみようと思い無料バスのGO KLに乗り込む。 GO KLは環状線なので、適当に乗っていても変なところには行かない。KLセントラルで乗り、環状線を一周しKTMクアラルンプールで降りた。

GO KLバスを降りたクアラルンプール駅のあたり。ここからイスラム美術館へ向かう事にした。

国立モスクの前を通過。

イスラム美術館へ到着。
入場料は14RMにTAX6%の計14.84RM。

イスラムは屋根が丸い感じだけど何か意味があるのかな？多分あるのでしょう。

イスラム美術館で是非見たかった、世界各地のモスクのミニチュアコーナー。ミニチュアファンとしては面白かった。実はタージマハルもモスクだった。

意外にも中国にもモスクがあった。しかも、現在中国に2千万人、日本にも20万人のムスリムがいるらしい。。。。

美術館を見終わり街歩き。

ちょっと調べたら、クアラルンプールは若い都市みたいなので、街全体が整っていて道も広く全体的に綺麗。これを快適と感じるかつまらないと感じるかは。。。up to you。。。

そしてクアラルンプールのいい所はファラン天国ではないとこ。イスラム国家なのでファラン好みの遊び場がない。そして、タイやラオス、フィリピンで爆増していたコリアン達が全く目につかない。マスコミなどに誘導されている人の流れが見える。中国人はバンコクほどいない。マレーシアの華人と本土の中国人では言動が全く違うので見れば判る。

今の時期のクアラルンプールは、直射日光は超強力だけど気温はそんなに苦にならない。なので街歩きが快適に出来て嬉しい。

公共の場でしてはならない事10選、みたいな看板をモスク周辺で見た。イスラムだから厳しいこと書いてあるのかな、なんて思いながら見たが、ゴミを捨てるな、大声ではしゃぐな、唾を道に吐くな、バイク乗り入れ禁止みたいな常識的な事ばかりだった。

10選の中で一つ思ったのは、公共の場でキスをしてはならないって項目。そんな恥知らずな事、ファラン圏と下手な欧米かぶれの非欧米圏人の中でも、特に空気の読めない少し頭の痛い奴しかやらんわな、って思ったりした。

これはマスジットジャメ。
イスラム建築は綺麗。

こんな感じで街歩き。しかし、高層オフィスビルとタワーマンションと巨大ショッピングモールとモスクしかないので街歩きにも飽き帰宿。

クアラルンプール5日目。

明日の夜マレーシア出国。なので洗濯を済ます。私は節約旅行はもうしていないけど、洗濯は宿で手洗い。何百円か浮いたってやるのが嬉しいのだ。

洗濯後朝昼兼の食事へ。
刺身のお粥の店へ行った。

食事後、明日出国なので中華街を彷徨う。流石に5日目の滞在なのでこの町にも少し愛着が湧く。私的にはクアラルンプールに滞在するなら中華街一択だ。中華街としては小規模だけど。

クアラルンプールは宿も高いし食事もコスパ悪いんだけど、Tシャツはかなり安く買える。中華街で5RMくらいから買える。5RMとは、135円・40Bくらい。

中華街で食べたカレーラクサなる麺料理。

かなり好きな味。カレーとラーメン、そして何だか東南アジア風味みもあり、3つが合体。マレーとインドと中華の融合か。カレーラクサは、正にマレーシアを具現化した料理である。

厚揚げと肉が具として見えるけど、実はアサリのような貝が入っていてこれが激ウマ。6.8RM。

これは中華街にあるインド人の為のヒンドゥー寺院。郊外に巨大ヒンドゥー寺院のバトゥケイブがあるけど、過去に2度行っているので今回は行かない。

多分最後になるので中華街を中心に歩き回る。さりげなくKLタワーの先端が見える。

中華街のファミマで抹茶ソフト。気軽に日本の味を食べられるのは嬉しい。2.9RM。

そして夜には今回のクアラルンプールで大好きになった肉骨茶を食べた。

マレーシアは日が落ちるのが遅い。ほぼ赤道直下だからだろうか。PM8時ちょっと前に夜になる。

クアラルンプール最終、マレーシア出国日。
クアラルンプールは華人が多く、美人が多数生息していた。お粥を食べ宿泊先の中華街からklia2へ向かう。

パサールセニ to KLセントラル1.3RM。
KLセントラル to klia2 12RM。