南アジア縦横断の旅（1）Sli Lanka《KLからコロンボIN。コロンボ滞在3日間。市内観光とインドビザ申請。》

2018/03/23 - 2018/03/26

今回の《アジア縦横断の旅》は、クアラルンプールから東南アジアをOUTし、スリランカ・コロンボから南アジアINしました。

○南アジアの旅をスリランカINにした理由。
1.いつかスリランカに来たかった。
2.東南アジアからの航空券が安かった。カトマンズだと倍。インドINだとビザ的に無理。
3.インドビザがコロンボなら簡単に取れると友人から聞いた。
4.兎に角ビーチ。
5.シギリヤロック。ぼったくり入場料だけどあそこは是非登ってみたい。


○コロンボ初日
空港近くの宿からコロンボ市内へ移動。
少し街歩き。

○コロンボ2日目
国立博物館、独立記念ホール、ビハラマハデビ公園、ガンガラマーヤ寺を見学。

○コロンボ3日目
インドビザを申請しに行く。
申請後市内観光でもと思ったけどスーパースコールに見舞われ、その後宿に籠る。

エリア コロンボ(スリランカ)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

klia2から東南アジアをでます。

さらば東南アジア！また来る日まで。

コロンボ、バンダラナイケ空港に着いた。クアラルンプールからは2時間半の時差。日本とは3時間半の時差がある。

半分関西弁みたいな空港笑。バンダラナイケ空港はフラッグキャリアもLCCも同じターミナルなんですね。というか、私の乗ってきたエアアジアの方がスリランカ航空よりも内側に駐機。

ビザ発行から入国、ATMで現金を下ろしてSIMを手に入れるところまでめちゃくちゃスムーズに進み、着陸から30分後には私は空港の外でタバコを吸っていた。(私は預け荷物が嫌で、機内持ち込みできる分しか荷物を持たないので出入国が早いって訳もある。)

表にはタクシーが溢れるほどいて、沢山のドライバーが客を引こうと声をかけてくるが全くしつこくない。私は空港から1.5km地点あたりにホテルを予約してあり、初めてのスリランカなのでタクかトゥクでホテルまで行こうか考えていたけど、空港前の雰囲気でスリランカは治安がいいと感じ、宿まで歩いて行く事にした。

宿へ向け出発。うむ、治安は問題ない。
道は真っ暗だけど全く危険を感じない。
ここの野犬は弱そうだ。

スリランカ人は肌が真っ黒なので、急に暗闇に人がいて何度かびっくりした。

「しかし、暑いし湿気も凄いな」、なんて考えながら歩いていたら、ミャンマーみたいなキラキラ仏陀を発見。仏教国に来たなと実感し、同時に安心感も湧いた。

しかし、ブッキングで予約し地図を確認しながら来た場所にはホテルはなかった。そこら辺でたむろしていた地元の人達が集まって来てくれて、私が予約してある宿の場所をスマホで教えてくれた。ブッキングの地図が数ブロックずれていたのだ。助けてくれた人達の中にトゥクの兄ちゃんがいて、その兄ちゃんにボラれそうになったが、この距離をその値段高いだろ、って私が突っ込んだ時の兄ちゃんの「バレたかテヘペロ」的な感じが愛嬌があって面白かった。ハノイの極悪タクシーとは大違いだ。

だけど、必ずタチの悪いぼったくりマンはスリランカにも生息しているはずなので、気を緩めてはいけないと、自分に喝を入れた。

兄ちゃん達に教えてもらった通りに行くと予約済みの宿を発見。このド派手な宿。写真では分からないけどネオンが7色に変わる。ネオンが赤の時は怪しい建物に見えなくもない。

この宿はブッキングにもアゴダにも載っている。一泊4000Rp。高いけど初日だし妥協した。空港から道を知っていれば20分ほど。

部屋は綺麗だし、扉を出たらすぐにタバコが吸えるし宿の周りには色々店もあるので便利そう。今後の為に覚えておこう。

部屋に荷物を置き、飲み物を近くの売店に買いに行った。写真の1Lのジュースが260Rpだった。175円。スリランカに来て初めての買い物なので相場がわからないけど、多分ボラれていない気がする。

スリランカRpはだいたい3分の2で日本円。

パン2つはクアラルンプールからバックに入れてあった非常食。夜中で店も開いていないので今夜はパンで済ます。クアラルンプール出発直前に、残りのRMを使い切る為に半ば無理矢理一食食べて来たので、寝る前にパンで十分。

翌日昼前、コロンボへ向かう。
実質スリランカ初日。

昨日空港近くの宿へ歩いて向かっている時に、バスターミナルとバスを確認済みなので、チェックアウト後直ぐにコロンボ行きに乗ることが出来た。

これは、空港からのバスを降りた場所。フォート駅前。路線バスなので空港から2時間かかった。途中道が結構混んだりしたけど、私はマニラの極悪渋滞を経験済みなのでこの程度では動じない。

空港からは187番のバスで来た。バスに、フォート駅前行きと英語で書いてある。運賃は150Rpと言われたけど、小銭が120Rpしかなかったので120Rpで勘弁してもらった。だけどこれが正規の値段なのかは不明。120Rpとは約80円。空港からフォート駅前まで35kmあるので、そんなにボラれている気はしない。隣に座っていた現地人は、20Rpを払い3kmほど乗り下車していった。

そしてフォート駅前から予約してある宿の最寄りまで市バスで来た。Libertyって地区。

最初駅前でどのバスに乗ればいいのか分からずウロウロしていたらトゥクのおっさんに声をかけられ、「500Rpで連れて行ってやるぞ」と言われてるが高いので断ると、200Rpまで値が下がったがまだ高いような気が。。。

実は宿まで5km無いので歩けるけど、初めての街なのでバスの練習がてら市バスで行きたい。そしたら、最終的に、さっきのトゥクのおじさんが市バスでの行き方を教えてくれた。笑

フォート駅前からは100番に乗る。
20Rp。正規の値段は不明。ローカルが20Rp渡していたので真似した。この程度の値段ならボラれても誤差の範囲。

コロンボで泊まっている宿の前の道。

友人から、コロンボには安宿街みたいなとこはなく市内に安宿が点在している感じ、って聞いていたけどホントだった。ウォークインで探すとなると相当骨が折れると感じた。

そしてチェックイン。部屋はこんな感じ。エアコン・ダブルベット・窓無し・便所シャワー共同。これで約4000Rp弱。

コロンボは宿が高すぎて頭痛い。
しかもドミ宿ばかりで1000円はする。

ここで思わぬ誤差。インドビザを取りにコロンボに来たのに土日でビザセンター休み。うむ、相変わらず詰めが甘い私。

仕方がないので2.3日コロンボに滞在する事に。

とりあえず宿の付近を散策。

海を眺めながら列車待ちの出来る駅。
切符を買わなくても線路脇からホームに入り込める。

駅の名前はkollupitiya。
江ノ電よりも海に近い。

駅から見た南側。

コロンボのバーキンで食べたKING RICEなるカレー。カレーがそこそこ辛くて量が結構ある。400Rp。コーラは100Rp。

コロンボ2日目。

宿代に含まれてる朝食を食べる。辛さも量も程よい感じ。その後街に繰り出す。

とりあえず国立博物館へ行こう。
宿から1kmほどなので歩き。

道中、トゥクやらガイド志望やらに声をかけまくられる。彼等は最初にwhere are you from?と聞いてきて、こちらが日本だと言うと満面の笑みで営業トークを仕掛けてくる。これは、日本人は不当な料金でも払うというのが彼等に染み付いてしまっている為なので、悪い意味でのフレンドリーさ。

あと、タバコくれくれおやじ。
私は絶対にあげない。

あげないと可哀想って言う優しい日本人をたまに見聞きするけど、これは不正なタカリである。不正なタカリに対して、NOと言うのが可哀想って。。。どゆこと？

今日からまれたガイド志望のおっさんは、私のスリランカでの観光を全てプランニングし、自身の車で運転手からガイドまで全部やってやると言うおっさん。各地で、ローカルプライスで泊まれる宿も全て紹介すると言う。

いやいやちょっと待て。何が悲しくて、見ず知らずのおっさんとスリランカ滞在中、ずっと一緒に旅行せなならんのだ。

そして、おっさんの飯代も宿代もガソリン代も全て私持ちだろ？アホ。

そもそも、気の向くまま旅をしたいから一人旅しているのに、高い金を払ったうえに、誰かに行動を拘束されるなんて真っ平だ。逆に給料くれるならいいよ。

コロンボの道端画廊。
綺麗な絵が沢山。

そして博物館到着。

どうやら、国立博物館と自然歴史博物館がセットになっていて、チケットは1200Rpだった。

私は自然歴史博物館側から入場した。

早速自然歴史博物館を見学。

まぁ、やりたい感じのイメージや、頑張ってる感は感じますが、、、

ストレートに言えばショボいです。

もし自然歴史博物館に行かれる人は、入口のチケットチェックするカウンターにいる、背の小さい片言の日本語を話すおじさんに気をつけて下さい。

ずっとくっついてきて、親切心でガイドをしているように見せかけて最後にチップを要求して来ます笑。どこにでもいますね、こういう自称親切なおじさん。

まぁ、私はおじさんに写真撮って貰ったり、確かに参考になる説明もしてもらったので、おじさんに20Rpあげようとしたら、そんなスモールマネーいらないと言っていきなり態度が変わった。

おっさん「そんなスモールマネーいらない」
私「あっそ。ならいいよ。バイバイ」

頼んでもいないガイドに報酬を与える程、私は裕福でも寛容でもない笑。

この指が自称親切おじさん。

おじさんから教えてもらい良かったのは、スリランカ紙幣に描かれている鳥の標本。

紙幣の鳥の標本その2

紙幣の鳥の標本その3。

この写真の撮り方、おじさんからの指示です笑。

この自然歴史博物館で1番すごい！って思ったのが、鯨の骨。下にカバと象の骨があるけど、鯨と比べると象がネズミみたい。鯨ってでかいんだなー、と感心した。

こんな小さな鯨いるんですね。
イルカかな？

友人からスリランカにはヒョウがいるって聞いていたけど、この展示を見てホントに居るんだと思った。機会があれば実物見たい。

シギリヤのビデオ説明もあった。

後日行くので参考になった。

自然歴史博物館はこんな感じです。

東京上野の博物館の100分の1って感じでした笑。
だけど、B級スポット的視点では素晴らしい施設なので楽しめると思います。なんとなく、私設博物館的な匂いを感じたのは私だけでしょうか？

国立博物館が1000Rp分。こちらの自然歴史博物館が残りの200Rpで、計1200Rpって感じですね。

そしてこちらが国立博物館。

自然歴史博物館と同じ敷地内で隣り合っています。

早速見学しました。

チケットチェックして入場すると、先ず仏像のお出迎えが。空港でもこんな感じでした。

1番の展示室へ。ここは人間の進化について。

コロンボの国立博物館は、テーマによって1番から最後のテーマまで分かれている。順路に沿って見学していく。

こちらは、オオトカゲを絞め殺す大昔のおっさん。

こんなワイルドなおっさんがトゥクの運転手だっあたら、ボラれても逆らえない。

スリランカには野生動物が沢山いる

2番のテーマはいきなり仏教世界へ。
原始人の時代から一気にとんだ。笑

カモーンて感じ

展示物の水の中でメダカが飼われていた

王座

この絵好き

この絵も好き

鳥に食べられる蛇？

私的に1番テンションが上がったのが、このスリランカ舞踏のお面コーナー。大量のお面が展示されていて、ビデオコーナーで舞踏の様子が上映されていた。

すごいですねー。

バリのお面に似てる！

そして、スリランカの農村の庶民の生活紹介コーナーでコロンボ国立博物館は終了です。

自然歴史博物館と国立博物館を見学し終え、多分2時間くらい見学していたと思います。隅々まで念入りに見学する人はもっとかかります。

見学後は、敷地内にあるカフェテリアで食事休憩にしました。スリランカでは珍しく外のテーブルには灰皿も置いてあります。

そして次の目的地の「独立記念ホール」へ向かって歩いている道中、マーチングバンドの音が聞こえたので見に来た。ムスリム楽団ではなく衣装です。暑すぎてバテてきたので、マーチングを見学しながら少し休憩。

コロンボは道が綺麗。ゴミが全然落ちていないって意味での綺麗です。

スリランカ人のモラルの高さを感じる。

でも、あちこちからアンモニア臭がするけど。

そして独立記念ホール到着。

ホールはこんな感じ。

独立記念ホールの中はこんな感じ。

風が気持ちいい。
汗ばんだ肌を冷やしてくれる。

そして次の目的地、ビハラマハデビ公園に着いた。さっき来た国立博物館の近く。公園の道に屋台が出ていた。

しかしとにかく暑い！
キンキンに冷えたコーラで喉を潤す。
屋台で120Rp。

ペプシを飲んだら公園を散策。

この公園結構広い。写真の通り馬がいる。
そこら辺に生えてた草を馬に食わせてみたら、ちゃんと食べてくれた。

公園にある、20Rpで入れる水族館。
B級スポット好きは是非。

この公園には、池とスワンボートやら色々あって市民の憩いの場。東京なら、上野公園の立ち位置。博物館も側にあるし。

街並みを見学しながら本日最後の目的地、ガンガラマーヤ寺へ向かう。

このエリアは新しい建物ばかりなので、街歩きが楽しいエリアではない。ほとんど写真を撮るものもない。

歩いていたらお寺に到着。
公園から結構近かった。

なんとこの寺、入場料がかかる。
US2$か300Rp。かるくひいた。

「入場料を取るからには楽しませて頂くぞ」と寺に入る。

ちなみに、このお寺は入口から土禁です。下駄箱に預けるか各自自分で管理します。

ほほう。なるほど。

なかなか迫力のある感じではないか。東南アジアの寺とはまた違って面白い。

こちらはどうかな。

ほう。金ピカブッダに純白チェディーか。
素晴らしい組み合わせだ。

なるほど。

お花の色合いといい南国らしいではないか。
旅人の旅情をくすぐるにくい演出だ。

このお寺、なんだか他の国のお寺っぽい仏像が多かった。この仁王像なんて東アジアでしょ。中央の仏像も東アジアぽい。

一瞬本物かと思った。
おそらく実物大。

ほらこの仏像の感じ。

完全に東南アジアの仏像。

これを見て確信を持った。
これタイのやつ。タイ語が書いてある。

多分私の予想では、このガンガラマーヤ寺は仏教世界では名のある寺で、海外の寺から仏像などが送られて来ているのではないかと。

実物大？

この仏像はタイ。

これはスリランカぽい。

仏陀ってこんなに背が高いの？

超大型巨人みたい。


そして、本日の観光はこれにて終了。
暑いしそこそこ歩いたので疲れた。

宿に帰る。

宿の近くのショッピングモール。

地下に遅くまでやっているスーパーがあり、重宝している。宿の近所に飯屋が無いのが痛い。

てか、数日コロンボに滞在してみて思ったんだけど、コロンボは何故か飯屋が少なすぎる。皆んな飯どうしてるんだろうか。。。少なくとも、私の滞在しているエリアには屋台なんて全く無いし。。。

今日の宿の朝食は洋風。

朝食後すぐにインドビザセンターへ。

インドビザは面倒くさいようなので、私は最初から代理店頼み。リアルパッカーには馬鹿にされそうだけど、面倒な事は金で解決するのもアジア流。笑

コロンボでのインドビザ取得は、ネットに親切な情報が沢山あるのですぐにわかる。私もネット情報通りで問題なかった。

代理店は全部で6から8店舗ある。1軒目と2軒目の代理店は全然順番が来なかったので諦めた。代金は全て込みで500Rpと言われた。

そして3軒目の赤い看板のある代理店に行ったら、外人だからか分からないけど、割り込ませてくれて直ぐに手続きしてくれた。エクスプレス料金込みだろうけど他の代理店より少し高く、写真代こみで770Rpだった。

ただ、この料金の申請だとビザセンターに3回来なくてはならないけど、この代理店で5700Rpのスペシャルエクスプレス申請をすると、申請から全て代理店でやっでくれる見たい。ちょっと高すぎるので私は申請フォーム入力と写真撮影のみお願いした。

インドビザ申請センターはこんな感じ。
写真を撮らないで下さいと係員に怒られた。

ネット情報と私の場合、申請料金が違った。
私の場合は1782Rpだった。

ようやく申請が終わった。
あと2回来なくてはならない。

申請を終え観光にでかける。

写真はトゥクトゥクパン屋さん。ビザセンターからは海から見て2本目の道からフォート駅方面に向かう。この通りには地元食堂が沢山あった。

ペターの市場やコロンボ灯台を見に行こうと歩いていたら、空が急に真っ黒に。雷も鳴り始める。

そしたら強風と強烈な雨。
スコールだ。宿に帰って来てよかった。