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東本願寺の飛び地となっている渉成園は、ひっそりとしたたたずまいです。<br />京都駅にもほど近く、京都タワーが借景に取り込まれて何となく様になっているのが不思議。

渉成園と京都タワー

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2018/01/26 - 2018/01/26

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ちびのぱぱ

ちびのぱぱさん

東本願寺の飛び地となっている渉成園は、ひっそりとしたたたずまいです。
京都駅にもほど近く、京都タワーが借景に取り込まれて何となく様になっているのが不思議。

旅行の満足度
4.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
徒歩
  • 河原町のサンルートホテルから京都駅に向かうに、徒歩で行くことにしました。<br />1.5キロぐらいでしょうか、冬場の運動不足の解消も旅の目的の一つなのでちょうど良い距離に思えます。<br />せっかく歩くので途中寄り道して行きたいと思って地図を見ていると、渉成園という庭園がちょうど中間地点にある。<br /><br />入場料は無料とあるのだけど、一人500円以上の寄付が期待されているという。<br />なかなか微妙です。<br />ネットで見ると、500円の寄付と引き替えに立派なガイドブックの冊子を頂けるという。<br />極力お金を使わないけちな旅をしているけど、こうゆうところでは妙に見栄を張る性分で、入口で払わざるを得ない雰囲気になっているのか、それとも人と顔を合わせずに入場できる構造になっているのか気にしながらやってきました。<br /><br />到着してみると入口にはちゃんと窓口があり、どうみてもスルーできる雰囲気ではない。<br />腹を決めて、その窓口で千円札を「二人です」と差し出し、「パンフレットは一冊で結構です」と付け加えようとすると、それを遮るように「お二人でしたら二種類のパンフレットを差し上げましょう」と機先を制せられてしまいました。<br /><br />パンフレットはこの庭園で見られる草花を紹介したものがもう一種類用意してあったのです。<br />あわよくば「お一人様分の寄付で結構です」なんて言ってもらえるのではと言う浅ましい願いも打ち砕かれ、冬枯れの庭園に足を踏み入れました。<br /><br />

    河原町のサンルートホテルから京都駅に向かうに、徒歩で行くことにしました。
    1.5キロぐらいでしょうか、冬場の運動不足の解消も旅の目的の一つなのでちょうど良い距離に思えます。
    せっかく歩くので途中寄り道して行きたいと思って地図を見ていると、渉成園という庭園がちょうど中間地点にある。

    入場料は無料とあるのだけど、一人500円以上の寄付が期待されているという。
    なかなか微妙です。
    ネットで見ると、500円の寄付と引き替えに立派なガイドブックの冊子を頂けるという。
    極力お金を使わないけちな旅をしているけど、こうゆうところでは妙に見栄を張る性分で、入口で払わざるを得ない雰囲気になっているのか、それとも人と顔を合わせずに入場できる構造になっているのか気にしながらやってきました。

    到着してみると入口にはちゃんと窓口があり、どうみてもスルーできる雰囲気ではない。
    腹を決めて、その窓口で千円札を「二人です」と差し出し、「パンフレットは一冊で結構です」と付け加えようとすると、それを遮るように「お二人でしたら二種類のパンフレットを差し上げましょう」と機先を制せられてしまいました。

    パンフレットはこの庭園で見られる草花を紹介したものがもう一種類用意してあったのです。
    あわよくば「お一人様分の寄付で結構です」なんて言ってもらえるのではと言う浅ましい願いも打ち砕かれ、冬枯れの庭園に足を踏み入れました。

    渉成園 (枳殻邸) 名所・史跡

  • まだ朝の9時を廻ったところですが、園内には欧米系の観光客が数名ゆっくりと沈思しつつ静かに歩いていました。<br />互いの視界を遮らないようにちょうど良い距離を保ちつつ、カメラを構えたりしています。<br /><br />写真は回棹廊と名付けられた橋で、江戸時代の歴史家頼山陽がここを訪れた際に十三景に含めたそうですが、その時のものは安政の大火で焼け、明治時代に再建されたということです。<br />檜皮葺の凝った造りですね。

    まだ朝の9時を廻ったところですが、園内には欧米系の観光客が数名ゆっくりと沈思しつつ静かに歩いていました。
    互いの視界を遮らないようにちょうど良い距離を保ちつつ、カメラを構えたりしています。

    写真は回棹廊と名付けられた橋で、江戸時代の歴史家頼山陽がここを訪れた際に十三景に含めたそうですが、その時のものは安政の大火で焼け、明治時代に再建されたということです。
    檜皮葺の凝った造りですね。

  • 回棹廊にしばし見とれます。

    回棹廊にしばし見とれます。

  • 渡ってみる。

    渡ってみる。

  • 青くないのに碧玉の石どうと呼ばれるなぞの燈籠です。<br />厳密には燈籠ではないらしい。<br />だれが作ったのか、いつ頃からあるのか。<br /><br />渉成園には由来の分からないものがたくさんあって、それらがこの庭園を不思議な世界にしています。<br />

    青くないのに碧玉の石どうと呼ばれるなぞの燈籠です。
    厳密には燈籠ではないらしい。
    だれが作ったのか、いつ頃からあるのか。

    渉成園には由来の分からないものがたくさんあって、それらがこの庭園を不思議な世界にしています。

  • 釣り宿のように印月池にせり出した縮遠亭とよばれる茶室。<br />遠くの景色を縮めて眺めると言うような意味で、小島の小高いところにあって昔は遠くを眺められたようです。<br />今は、京都タワーが眺められます。

    釣り宿のように印月池にせり出した縮遠亭とよばれる茶室。
    遠くの景色を縮めて眺めると言うような意味で、小島の小高いところにあって昔は遠くを眺められたようです。
    今は、京都タワーが眺められます。

  • 実によい案配に、ろうそくのような京都タワーが見えています。<br />これはもう、最初から京都タワーを借景にこの渉成園を作庭したとしか思えなくなってきた。<br />あるいは、京都タワー自体がここにこのように見えることを意識してこの蝋燭デザインにしたとか。

    実によい案配に、ろうそくのような京都タワーが見えています。
    これはもう、最初から京都タワーを借景にこの渉成園を作庭したとしか思えなくなってきた。
    あるいは、京都タワー自体がここにこのように見えることを意識してこの蝋燭デザインにしたとか。

  • 印月池の向こうに水上コテージのような漱枕居(そうちんきょ)。<br />その優美なたたずまいを眺めていると、にわかに雪が激しくなりました。

    印月池の向こうに水上コテージのような漱枕居(そうちんきょ)。
    その優美なたたずまいを眺めていると、にわかに雪が激しくなりました。

  • どんどん雪が降ってきたと思ったら、また日が差すというめまぐるしい天気。<br />基本は寒いです。

    どんどん雪が降ってきたと思ったら、また日が差すというめまぐるしい天気。
    基本は寒いです。

  • 不意に雪がやみ、青空が広がる。

    不意に雪がやみ、青空が広がる。

  • 古木に日が差し、枝の影が模様を描いています。<br />もうすっかり立ち枯れてしまった。

    古木に日が差し、枝の影が模様を描いています。
    もうすっかり立ち枯れてしまった。

  • 盧庵(どちらも草冠が付く)というこの庭園のシンボル的な茶室。<br />桜の花が似合いそう。

    盧庵(どちらも草冠が付く)というこの庭園のシンボル的な茶室。
    桜の花が似合いそう。

  • コケに覆われた庭石に燈籠。

    コケに覆われた庭石に燈籠。

  • サザンカの生け垣。

    サザンカの生け垣。

  • 通用門が風流です。

    通用門が風流です。

  • 幻灯機のように光りと影が、コケのスクリーンにノスタルジックな窓を描く。

    幻灯機のように光りと影が、コケのスクリーンにノスタルジックな窓を描く。

  • 雪のせいか寒々とした漱枕居の方に向かいます。

    雪のせいか寒々とした漱枕居の方に向かいます。

  • 漱枕居(そうちんきょ)とはどんな意味だろう。<br />字を見て思い浮かべたのは夏目漱石です。<br />一字しかかぶっていませんが……。<br />漱石というのはかなりひねったペンネームで、謂われは以下のようなものです。<br /><br />枕石漱流(ちんせきそうりゅう)という漢詩の言葉があって、川の流れで口をすすぎ石を枕にするように世を捨て気ままに暮らしたいという様な意味のようです。<br />この故事に倣い、自分も隠居をしたいものだと言うのに漱石枕流(そうせきちんりゅう)と漱と枕を逆に言ってしまった人がいた。<br />そりゃ違うだろーっ、て言われたその人はいや、間違っていないとガンとして認めず、石で口をすすいで歯垢を取り、ついでに川を枕にして耳垢も取るんだと意地を張った。<br />要は間違いを認めず意地を張ることの意味のようです。<br />金之助さんは自分のペンネームにそれを付けたというのです。<br />人間意地を通さねばならない、そういう訳です。<br />ちょっと違うかな……。<br /><br />で、こちらの寓居は旅路にあることを意味する漱流枕石から取られたと、受付で頂いたガイドに書かれていました。<br />なるほど、うららかな日にここで昼寝をしたらさぞ気持ちいいだろうと思います。

    漱枕居(そうちんきょ)とはどんな意味だろう。
    字を見て思い浮かべたのは夏目漱石です。
    一字しかかぶっていませんが……。
    漱石というのはかなりひねったペンネームで、謂われは以下のようなものです。

    枕石漱流(ちんせきそうりゅう)という漢詩の言葉があって、川の流れで口をすすぎ石を枕にするように世を捨て気ままに暮らしたいという様な意味のようです。
    この故事に倣い、自分も隠居をしたいものだと言うのに漱石枕流(そうせきちんりゅう)と漱と枕を逆に言ってしまった人がいた。
    そりゃ違うだろーっ、て言われたその人はいや、間違っていないとガンとして認めず、石で口をすすいで歯垢を取り、ついでに川を枕にして耳垢も取るんだと意地を張った。
    要は間違いを認めず意地を張ることの意味のようです。
    金之助さんは自分のペンネームにそれを付けたというのです。
    人間意地を通さねばならない、そういう訳です。
    ちょっと違うかな……。

    で、こちらの寓居は旅路にあることを意味する漱流枕石から取られたと、受付で頂いたガイドに書かれていました。
    なるほど、うららかな日にここで昼寝をしたらさぞ気持ちいいだろうと思います。

  • 以前に京都を旅した知り合いの奥さんに、どこがよかったですかと尋ねたら、京都駅、と即答されました。<br />あまりに意外な回答にどう答えて良いかパニックになりましたが、ここがその京都駅です。<br />確かにりっぱ。<br />とにかく巨大です。<br />巨大すぎて猛烈に寒い。

    以前に京都を旅した知り合いの奥さんに、どこがよかったですかと尋ねたら、京都駅、と即答されました。
    あまりに意外な回答にどう答えて良いかパニックになりましたが、ここがその京都駅です。
    確かにりっぱ。
    とにかく巨大です。
    巨大すぎて猛烈に寒い。

    京都駅ビル空中径路 名所・史跡

  • 頭がキンキンしてきたので、早々に奈良に向かうことにしました。

    頭がキンキンしてきたので、早々に奈良に向かうことにしました。

  • 冬の京都駅。

    冬の京都駅。

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