2017ANA SFC修行の旅　その５　バリ島ウブド一人旅編③

2017/03/11 - 2017/03/17

2016年の夏、「ＳＦＣ修行」という言葉を知りました。
簡単に言うと、「スーパーフライヤーズカード」というＡＮＡやスターアライアンス各社利用時に様々な恩恵を受けられるカードを手に入れる為に、ＡＮＡのプレミアムポイントを50000ポイント貯めるべく飛行機に乗りまくる旅のことです。
その存在を知ってからの半年間、自分なりに情報を集めて準備をし、2017年１月からの３か月ちょっとで無事に50000ポイントを貯め終えました。
ＳＦＣカードのメリットや、50000ポイントを如何に低予算で貯めるかということに関しては、私もお世話になった諸先輩方のブログ等で詳しく紹介されていますので、私は「単なる飛行機乗りまくりの数か月ではなく、出来るだけ『旅』を満喫しようと動き回った記録」として旅行記を載せていきたいと思います。日帰りもあれば一週間の旅もありました。
これからＳＦＣ獲得を目指す方の参考になれば幸いです。
今回はついに海外進出。ＡＮＡとシンガポール航空のビジネスクラスでバリ島ウブドに行ってきました。


3/11　0:10羽田発　6:35シンガポール着
　　　9:20シンガポール発　12:05バリ島着

3/16　20:05バリ島発　22:40シンガポール着

3/17　0:35シンガポール発　08:25成田着

エリア バリ島(インドネシア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 航空会社: ANA シンガポール航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

シドゥメン村からウブドに戻り、後半の宿泊先であるアラヤ・リゾート・ウブドにチェックインしました。
オープンから１年も経っていない新しいホテルです。
ハノマン通り沿いで、前日までのコマネカアットラササヤンとはまた違った立地の良さと、デザイン性の高い建物、朝食の美味しさに定評があります。

お部屋はこちら。またしても１人で泊まるにはもったいない広さです。
ベッドは寝返りし放題。
写真だとわかりにくいですが、ベッドの足元の辺りがベンチのようになっており、テレビを見る時などに重宝しました。

ベッドの逆サイドもこんな感じで広々です。

お部屋は１階だったのですが、窓から外に出ればホテルのプールの方に直接行けます。
逆に言えば、きちんと窓に鍵をかけていないと誰でも入れてしまうということでもあります…。

アジアのリゾートホテルに時折見られる「部屋の真ん中に洗面台」という配置。
奥はトイレとシャワーブースになっています。
シャワーブースはカーテンで仕切るだけだし、トイレはガラス扉の上の方があいているし、とにかくオープンな感じです。
私は１人だったので問題なかったですが、一緒に泊まる人がいると気まずいことになっていたかもしれません。

デザインにこだわるホテルらしくて素敵だなと思ったのが、こちらの「起こさないでください」の竹筒です。これをドアノブにぶら下げて使います。

裏を向けると「掃除してください」の絵になっています。

ランチタイムからはだいぶ遅れてしまいましたが、バロンブリッジカフェにやって来ました。
割と新しいカフェで、過去２回ウブドを訪れた時にはまだありませんでした。
町の中心部からは結構離れているので、タクシーを使うのが正解な気がしますが、今回の旅はお散歩とスパ巡りが主目的だったので歩いてしまいました。２キロほどだったと思います。

お目当てはコレ！
マンゴーのパスタなんです。「それってどうなの？」と思うでしょうが、ほんのりとマンゴーの甘い香りがありつつ、絶妙な塩加減でとっても美味しかったです。

せっかく遠くまで来たので、イチゴのタルトとアイスコーヒーも頂いちゃいます。

こんな感じのフォトジェニックなおしゃれカフェで読書しながらのんびりしていたら、スコールに見舞われました。
ここまであまりにお天気に恵まれていたので３月は雨季だということを忘れかけていました…。
しばらくは読書を続けて待ってみたのですが、思いのほか長い時間降り続いていたので、諦めて出ました。
帰りはショートカットして、モンキーフォレストの中を通り抜けることにします。

モンキーフォレストのお猿さん。
彼らも雨宿りがしたいようで、屋根のあるエリアに割とかたまっていました。

雨が小止みになったのでお猿さんたちも活動を始めました。
もぐもぐタイムのようです。

ホテルに戻ると、アフタヌーンティの時間でした。
こちらのおしゃれなレストランでソファー席を陣取って…。

美味しい紅茶と、インドネシアの伝統的なお菓子を頂きます。

お茶の後は、ホテルのすぐ近くにあるcocoスーパーでお買い物。
ヘアオイルのカプセルを爆買いし、会社の同僚女性たちに配りました。
毎回喜ばれるので、バリ土産は悩まなくて済みます。

ランチがだいぶ遅い時間だったので、夕飯はスーパーで買ったカップ麺と、前日まで泊まっていたホテルでお土産に頂いたクッキーで簡単に済ませました。

翌朝、前日とは打って変わって青空が広がりました。
ホテルのプールもキラキラしています。

泊まっていたのはこの建物の下のフロア。左下に映っている窓から出入り出来て便利でした。

朝食は、前日にアフタヌーンティを頂いたレストランで。

沢山のフルーツとヨーグルトに…

シンガポール式チキンライスに…

パンも色々。

これにジュースとコーヒーも付いて豪華な朝ごはんでした。

朝食後ホテルの敷地内を散歩してみると、こんなものが。
バリでは至る所で神様が祀られています。
お寺だけではなく、普通のホテルであってもこうした場所があり、チャナンという花のお供え物が毎日代えられています。
島全体に漂うスピリチュアルな雰囲気は、こうした日常の風景などから生まれているのだなと感じました。

ホテルを出て、アルマ美術館まで歩いてきました。
２日目にケチャダンスを鑑賞したところです。
その時は夜の野外公演でしたので、改めて建物中のバリアートを見に来たのです。

西洋の美術館とは全く異なる独特の存在感がある建物でした。

中の絵画も素敵でしたが、写真は撮れないのでありません。

美術館の入場券を購入すると、そのチケットで敷地内のカフェでドリンクを１杯サービスして頂けます。
なので、絵画鑑賞後にこちらのカフェに立ち寄り…

冷た～いアイスティーで喉を潤しました。

美術館からホテルに戻る途中には、カキアンベーカリーという大人気のパン屋さんがあります。

帰り道にそのパン屋さんでテイクアウトしておき、ランチタイムにホテルの部屋でコーヒーを入れて頂きました。
日本人好みの自然な甘さで美味しかったです。

午後は楽しみにしていたバグースジャティでのスパです。
ウブドからお迎えの車で山の奥へ。
自然に囲まれた広大な敷地の中でハイレベルな施術を受けられるということで人気のスパなので、日本から予約をして行きました。

こちらの建物で受付を済ませます。
今回予約しておいたのは「ジャティコンプリートレストレーション」というボディマッサージとフェイシャルとクリームバスが60分ずつの贅沢なコースです。

とっても広いので、受付の建物から施術してもらう建物までこのカートで移動します。

緑いっぱいのこんな素敵なところでスパを受けられるんです。
左側の建物で着替えて、右側の建物で施術を受けます。

ボディマッサージはこちらで。

フェイシャルとクリームバスはこちらで。

終わった後はティータイム。
とても贅沢な３時間でした。

午後のスパが14時から３時間だったので、ウブドに戻って少しブラブラしたらもうすっかり夜でした。
最後の晩餐は、こちらのKAFEという名のカフェにしました。

ヨガバーンというヨガ専門施設を運営する会社が手掛けているカフェらしく、メニューはどれもヘルシーでした。
ピタサンドのようなものですが、具はほとんど全部野菜です。
でも野菜本来の甘みも活かしつつ、ちょうど良く味付けされていてとても美味しかったです。

そして翌朝。
最後の朝ごはんはエッグベネディクトにしてみました。
何を選んでも美味しい！
このホテルはコーヒーメーカーにも相当こだわっているそうで、この時に出して頂いたカフェラテも薫り高くて朝からいい気分になれました。

スパ三昧の旅ですから、最終日も楽しんじゃいます。
空港近くにあるフランジパニスパです。
送迎付きで予約することで、ウブドから空港までの足を確保する目的も兼ねていました。
ただタクシーで移動するだけよりもお得な感じがしませんか？

ジンジャーティを頂きながらオイルを選びます。

素敵なお部屋を独り占めし、ボディマッサージ、ジャムーを使ったボディパック、フットリフレクソロジー、フラワーバス、フェイシャルを堪能。更に別室でクリームバスも！
この旅で３回もクリームバスをやってもらったので、髪のツヤツヤがハンパないことになりました。

最後の極楽タイムを終え、スパの車で空港に送ってもらいました。
数年前とはだいぶ変わって、すっかり近代的な感じになった空港です。

出国審査の後は、お楽しみのラウンジです。
ショップが並ぶエリアの上にプレミアラウンジがあります。

フルーツなどを軽くちょこちょこと…。
左にあるのはスネークスキンフルーツなんていう気持ち悪い名前がついているフルーツですが、さっぱりしていて私は大好きです。

乗り継ぎのシンガポールにて。
行きと同じシルバークリスラウンジです。
重厚感のある雰囲気が素敵です。

シンガポール－成田間のＡＮＡでは、深夜便ということもあり、さすがにあまりお腹がすいていなかったので、「軽食」のところにカテゴライズされていたものをチョイス。
名前は忘れてしまいましたが、どこかとコラボしたラザニアのような薄い平たいパスタにトマトソースを合わせたものでした。
繊細な味付けで美味！せっかくのビジネスクラスだったので本当はもっと色々食べてみたかったんですけどね。

遠くに富士山が見えてきて、日本に帰ってきたぞという気分になりました。

３度目のバリ島ウブドは初の一人旅となりましたが、友人とワイワイ観光地の寺院などを巡るのとはまた違った楽しみ方が出来ました。