緑にのまれた廃村のある島「枸杞（くこ）島」を訪れてみた

2017/10/24 - 2017/10/25

上海沖に浮かぶ嵊泗列島最東端に位置する枸杞（くこ）島

緑に埋もれた廃村で一躍脚光を浴びたこの小さな島ですが
意外にも島内はかわいらしく景勝地が多かったので
旅行記にまとめてみました

バスとフェリーを乗り継いでアクセスは不便ですが
中国っぽくないかわいらしい島なのでお勧めです

▼より豊富な写真、詳細コメントの旅行記はこちら。よろしければ合わせてご覧ください。
http://blog.tabinomori.com/asia/china/20171021_china_guoqi/

▼「緑の廃村・後頭湾村」の旅行記はこちら
http://tabinomori.com/travel-blogs/asia/china/zhejiang/

エリア 中国

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 2.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 船 タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

中国上海郊外、浙江省に属する嵊泗（ジョウシ）列島

その東端に位置する枸杞（クコ）島は
近年、「中国で一番美しい廃村」として
緑に飲み込まれた廃村「後頭湾村」が注目され
今人気急上昇中のスポットです

▼その模様はこちらでお楽しみください
http://tabinomori.com/travel-blogs/asia/china/zhejiang/

この枸杞島、
緑の廃村だけが観光目玉の田舎の漁村かと思いきや
結構見どころが多い

これは小さいながらも立派なお寺「龍王宮」
後頭湾の入口にあります

立派だけど人気（ひとけ）がない・・・

枸杞島は東西二つの島から成るのですが
これは西の本島にある景勝地「山海奇観」

りっぱな巨岩に必ず刻まれる達筆な景勝名と漢詩
中国あるある

そこからの夕景
湾に帰港する漁船たちと
無数の点はムール貝養殖のためのブイのシルエット

いつまでも見ていて飽きない美しい夕景でした！

山海奇観の近くにあった砲台
明朝時代のものだそうです

こんな辺境にも戦禍がおとずれていたとは

村の中心にある「ムール貝の碑」

枸杞島は中国漁獲高の約半分を担う
ムール貝の養殖産地で

この島が帰属する浙江省より
2001年「??（ムール貝）の郷」の称号を授かったのです

ムール貝は食べてないけど、
とにかく魚介が安くてなかなか美味しかった

地元の人が通う食堂で漁師飯いただきました

村の建物は何故か皆カラフルです

むらおこしの一環なのでしょうか

この一体はピンク色に統一されてます

壁画が多いんですよねぇ

島の情景を描き上げた見事なタイル絵

「星空の村」なんてのを見つけました

ロマンチックなネーミング

戦艦ヤマトみたいなかっこいい漁船です

星空の村は
青一色と星やかわいらしい海洋生物の壁画が描かれた村でした

やっぱり村おこしの一環だろうか

この島は海底火山が隆起して出来た島のようです

巨岩がゴロゴロしています

ここもまた美しい壁画がある将軍ストリート

村の中央にあった水耕栽培用の池

決してきれいとはいいがたい水でしたが、
なぜかアオサギが来ていた

店先のトラックの下に隠れていた野良パピー♪

かわいさ抜群の破壊力にやられました
（でも逃げられた）

ここも、村自慢の漁の風景の壁画

防波堤の道沿いもまたキャンバスに

とにかくどこもかしこも壁画でカラフルなのです

きれいとはいいがたいですが
一応海水浴場

夏場は上海などから都会っ子がリゾート感覚で訪れるそうです

枸杞島自慢の網漁

網の補修は女の仕事なのか、
見事な手さばきで穴を見つけ補修していきます

無残にも干からびたアンコウ

日本では高級魚でもここでは商品価値なし？

太刀魚だろうか

この世を恨んで命尽きたかのようなおそろしい形相

ゴミ置き場の前に建てられていた
よく分からない渦巻きの建物

目の前は小学校でした
もしかして遊具の一環かな？

道路わきに突如現れたウ○コみたいな巨大オブジェ

よくよく見たら巻貝で
やっぱり公衆トイレでした

まぁよくこんなの作るなぁ～

おびただしい数の白の斑点は養殖用ムール貝のブイ
漁師船のカラフルさとコントラストが
絵になる光景でした！

よく知る中国とはちょっと違う
素朴でおしゃれな漁村の島

これらは主に西側の本島なので東側の島もまた面白そうでした！
是非いつか再訪したい島になりました♪
----------------------------------
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。

▼より豊富な写真、詳細コメントの旅行記はこちら。よろしければ合わせてご覧ください。
http://blog.tabinomori.com/asia/china/20171021_china_guoqi/
▼「緑の廃村・後頭湾村」の旅行記はこちら
http://tabinomori.com/travel-blogs/asia/china/zhejiang/