2018/02/25 - 2018/02/25
166位(同エリア493件中)
アリヤンさん
今日は初瀬路最大の難関、青山峠越えを目指します。
青山峠入り口まで行くには、名張方面から今まで通って来た初瀬路古道近辺を通ってサイクリング。
同じ道を走るのはもったいないので、今はゴルフ場の中に埋もれた「七見峠」本物の古道を見つけたい!一心でその跡を探し回った。
「七見峠」は名張宿⇒開立峠⇒新田宿から阿保(あお)宿に抜ける手前の峠で、今はゴルフ場に取って代わられて存在しない「峠」です。
ところがその一部がゴルフ場近辺に今も残っているはずです。
新田宿から青山羽根へ抜ける峠自体はゴルフコースで遮られ、いまではマボロシとなっています。
しかし、過去散歩がてらに近辺を歩いた経験から、本物の七見峠の古道がどこかが大体分かってきました。
近所の人の「七見坂はアノ辺を通っている。」との話でピンと来たのです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
やっと春の足音が聞こえてきました。
-
初瀬路古道の「七見峠」は今ではゴルフ場開発で完全に失われた、と思い込んでいました。
ところが七見峠したの集落のひとの話で、今もその一部は存在する!と分かりました。
今日は初瀬路古道の最難関の「青山峠」走破を目指しているのですが、その前にもう一度ゴルフ場内を横切る道を通ってみた。 -
通り道にはこのような注意書きがあります。
気を付けないとゴルフボール直撃されます。
プレーしている人たちはこの場所に初瀬路古道の七見峠があったなんて、多分誰も知らないだろう。
1000年~100年前くらい前まで綿々と続いた街道なのです。
歩き時代の伊勢参り旅人たちの踏みしめた土地の上で玉転がしをやっているのです。
ワタクシお仕事現役時代は貿易商社員でしたからゴルフは付き合い上必須みたいな状況下にあったのですが、この玉転がしには全く興味がわかなくて、とうとうやることは無かったです。
取引先との付き合い上、仕方なくエジプトのピラミッド隣りの18ホールと、アレキサンドリアでの18ホールのプレーをやったキリです。
現地のプロがインストラクターとしてついてくれ基本をたたきこまれ「スジは非常にイイ!」との評価をもらったことはある。
でも「自然破壊」でしかないこのスポーツには加担できませんでした。 -
このグリーンの対面に山道がぽっかり口をあいていた。
古道のプロ?であるワタクシの勘がはたらきました。
「これは七見峠古道に違いないっ!」 -
さも「古道」らしいではア~リマセンカッ!!
もちろん我がMTBの「ホマール」は奥へと進み入ります。
*ホマール:アラビア語でロバという意味。 -
とても古道です。
この道は随分以前にパートナーと散歩がてらに歩いたことがあります。
最後は「七見坂はこの上を通っていた」と教えてくれたおじいさんの住む集落に出るのです。 -
その集落に出ないようにとコースを違えてコレが旧道だと進んでいると、アララ、金網で閉鎖。
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でもこのイノシシよけの金網扉は手動で開けることができた。
最近は金網に電流を通している場合がおおいので、電流は通っていないか注意深く周辺をチェック。
幸い電流は流れていなかったので、奥に侵入。 -
今は使われていないため池がひっそりと水をたたえていました。
長い間、ヒトが存在しない空間は、普通の空間とは違うのです。
静かです。
空気が自然です。
周りはヒトの手が入っていない森だけ、、、
とてもスペシャルな空間です。
ワタククシはこんな空間が好きなんです。
どこかファンタジーなんです。 -
イチオシ
苔むした石垣。
ここにはおそらく茶屋でもあったのか? -
前人未踏のような落ち葉のみの道。
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トモダチは木々と空のみのファンタジー。
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っと、また金網。
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ここも手動で開けられます。
*この開閉の金具の構造、いただきデス。
我が家の自転車置き場の納屋の扉は竹細工なのですが、その開閉の留めにこの構造を使って、竹の開閉道具を作ります。 -
その金網を通るとすぐに次の金網!
向こうは、またゴルフ場です。 -
イチオシ
新しい金網の横から伸びる農道。
プロの勘、曰く「これは古道に違いない!」 -
あぜ道をホマールを押してその農道へと、、、
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農道を進むこと1分。
また金網です。 -
イチオシ
その金網の先は、まさに七見峠の古道だ!!
っと思います。
この古道が出口に繋がっているに違いないッ! -
青山羽根に出る出口の位置は先日に近所のおじいさんに聞いていたので、金網だらけの七見峠古道を進むことをやめて、元に戻ります。
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ゴルフ場開発で地元の人たちの墓場も新しい土地に移転したようです。
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ゴルフ場わきの山道です。
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途中、古道然とした分かれ道発見。
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進み入ると、古いお稲荷さん。
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その横に古そうな常夜灯。
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ウラには「明治24年」建立の文字。
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「奥山愛宕大権現」の文字も。
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お地蔵様と青鬼の金剛像も。
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元に戻って七見峠古道の下側にある集落近くの古道を進みます。
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木津川上流です。
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あの山の上を七見峠の古道が通っています。
さきほどまであの山中に居たわけです。
七見坂の在処を教えてくれたおじいさんの住む集落が見えています。 -
川の向こう側に石碑が見えたので、あの低い石橋を渡って土手沿いに進んで、
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常夜灯、発見。
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「天保十四年」の文字が読み取れます。
1843年です。
水野大老の「天保の改革」時代です。
ネズミ小僧や大塩平八郎の乱のあった天保年間です。
こんなとこにこんな古い常夜灯が。
なぜか?
恐らくここも初瀬路古道の一つだったのだろう。
最近は遠くにこうした常夜灯が見えても、こりゃあ古い!と直感で分かるようになって、古いものは近くまで行って確かめるようになりました。 -
再度低い石橋を渡り、七見峠の出口探索に戻ります。
木津川上流の清らかな水もぬるみ始めています。 -
ニッポンの里山風景です。
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さて、七見峠下の集落に戻り、峠への入り口を探します。
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入り口はやはり金網でふさがれています。
数年前までは金網もなく、ゴルフ場からここに出てこられたのですが、、、 -
金網」です。
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ここからも七見峠古道に行けそうです。
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もう金網を超えることはせず、峠出口探しに進みます。
村の入り口or出口にあった石碑。
明治のものです。 -
大きな石碑横に小さな石碑。
「右」とだけ読めます。
おそらく七見峠にあった道しるべか何かだったのだろう。 -
さて教えられた出口のある場所に走ります。
木津川上流沿い。 -
イチオシ
大きな柿の木と石垣。
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そう、この石垣の上に「伊勢屋」という旅籠があったらしい。
地元のおじいさんの話です。 -
石垣のわきにあった「七見峠」の出口or入り口です。
ついに発見しました。 -
この出口or入り口には電流の流れている電線が張られていて、中には入れません。
電線が低いので、電線ごしに奥を見てみると、当方が金網をいくつも越えて侵入していた七見峠古道の端っこが見えていました。
今はもう「失われた初瀬街道七見峠」でした。 -
今回のサイクリングマップ。
拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9912/NanamiPass.jpg
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