2018/02/21 - 2018/02/22
209位(同エリア322件中)
Saraさん
実家に帰省した折、イカが食べたい!と母も一緒に一泊で呼子へ出掛けました。
福岡から呼子だと日帰りでも十分楽しめますが、今回は公共交通機関を使って行くし、ゆっくりしたかったので一泊することに。
公共交通機関だと、JRか昭和バスで唐津まで行き、そこから昭和バスの呼子行きの路線バスに乗り換え。どちらも福岡から唐津までの所要時間、片道料金は同じくらいですが、バスだと往復割引があるし、呼子からの乗り換えも楽なので、今回はバス旅にしました。
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佐賀県唐津市が本社の昭和バス。
福岡市中心部と唐津市を結ぶ高速バス、からつ号は一時間に一、二本出ていて便利。写真は歪んでしまって見づらいですが、時刻表の裏にあった料金表。
福岡から唐津までの高速バスは片道1030円。往復で買うと片道875円になりお得。更に二人なら4枚綴りの回数券をかうと片道775円になりもっとお得。昭和バスっていいな~。 -
唐津から呼子へ行くには‥と調べていて見つけたのが、昭和バスの唐津2daysフリー乗車券。福岡ー唐津間の高速バスに加えて唐津地区(呼子含む)の路線バスが二日間乗り放題。
http://www.showa-bus.jp/jikokuhyou/f_karatsu.html
唐津から呼子に行く路線バスは片道750円するので、その他に一回でも路線バスに乗る予定ならこれが便利でお得。子供用がないのが残念。
からつ号は博多駅始発ですが、西鉄天神高速バスターミナルからも乗車できます。天神高速バスターミナルは、西鉄バスのターミナルだけど、昭和バスの高速バスもこのターミナルから乗れるし唐津2daysチケットもここで買えました。といっても唐津からの戻りのバスは、やっぱりここでは降りられないのね。 -
お昼は呼子で食べようと思っていたけど、出掛けにちょっと用ができてしまい、お昼を軽く食べてから高速バスに乗りました。
このまま呼子に直行してイカ丸で七ツ釜見ようかなと思ったらイカ丸は欠航中‥。じゃあ‥と帰りに寄ろうと思っていた唐津城に今日よっていくことに予定変更。
高速バスは北天神から都市高速に乗り、海岸沿いを走って郊外へ。ドライブするのに気持ちのいい道。そして福重JCTから西九州自動車道でさらに西へ走り、糸島から佐賀県に入っていくとまた車窓から海が見えてくる。海も山もあって食べ物が美味しい糸島に移住する人が増えているというのもわかるなー。 -
1時間15分ほどでからつ号終点の宝当桟橋に到着。
乗り換え案内を見ると、唐津城へは唐津バスセンター前の大手口で高速バスを降りて乗り換えると出てきたのだけど、地図で見ると宝当桟橋から唐津城まで歩けそうなので、終点の宝当桟橋まで乗って行って正解。
バスの営業所のすぐ先に宝くじに当たりやすいという宝当神社へ行くボートが出る桟橋があり、その横に唐津城に続く城内橋があります。 -
満島山という小高い丘の上に建つ唐津城。
ずっと昔、まだ高校生くらいの時に家族で来たときは車だったので、丘?の麓の駐車場に停めて上まで階段登った記憶が。地図で見ると橋の向こうが駐車場みたい。 -
城内橋は平成三年竣工でした。観光情報にも掛け直したという記載もなかったので、江戸の昔にはここに橋は掛かってなかったのかな。
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橋を渡ると駐車場横の小道に続いていました。
最近ふざけて写真撮るポーズはこれ‥。 -
地下の歩道を通って道の反対側へ。
今は舞鶴公園となっている唐津城。天守閣がある丘の上までは階段をあがっていくか、散歩道を歩いていって有料エレベーターで登るかのどちらか。
私は母とエレベーター、主人と子供は階段で行くというので二手に分かれたのだけど、エレベーターは石垣に沿った散歩道を浜辺の方へ回った所にあるのでちょっと遠回り。 -
浜辺の気持ちいい散歩道。散歩道のすぐ横には学校があって、こんな環境で勉強できる子達が羨ましい~。
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斜めに登っていくエレベーター。写真で斜面に沿ってたっている塀みたいなところをエレベーターが通っているわけです。大人一人100円ですが、七十歳過ぎた母は無料。
階段上がった旦那と子供の方が先についてました。 -
天守閣が建っているのは小高い丘の上だから見晴らしがとってもいい。浜辺のそばの海城。360度絵になる。
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唐津城からみた虹の松原。唐津城を築城した寺沢広高は、土木工事に長けていたらしい。虹の松原も防風林として寺沢広高が作ったんだそう。
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唐津城には元々天守閣はなかったんだとか。天守閣は昭和になって建てられた鉄筋コンクリートの展示館プラス展望台。
眺めは良さそうなんだけど、4人だと一人500円の入場料が勿体無いかな。。と登りませんでした。 -
天守閣から一段降りると藤棚がありました。藤の花の季節に来たらキレイだろうなあ。
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藤棚の先からの眺め。
築城の際、唐津城が建つ滿島山を切り落として、松浦川が海に流れ込むようにしたとか。それが後ろに見えている河口。それまでは満島山と虹の松原のある東唐津は地続きだったそう。 -
帰りは階段を降りてきて、また地下の歩道を渡って城内橋へ戻ってきました。
橋のそばにある船入門公園。江戸時代、参勤交代の出入や物品搬入に使われた船着場の跡を公園として残したよう。なんとなく当時の様子が想像できますね。 -
旧高取邸に寄ってみたかったけど、旦那と子供は興味なし。そのまままた宝当桟橋を渡ります。
城内橋を渡りながら振り向いて唐津城の写真をもう一枚。お城が見える橋を散歩やジョギングしたら気持ち良いだろうなー。 -
呼子行きのバスは宝当桟橋が始発。バスの時間まで中途半端だし周囲にお茶できるようなところも無し‥。フリーパスあるしバスセンターまでバスで行ってお茶するかなと思って歩いてるうちに結局バスセンターに着いちゃった。
宝当桟橋からバスセンターまで歩いて十分ちょっと。こじんまりとしたバスセンター。ちゃんと発着案内が出てるので、前知識なく来ても乗り損ねることはなさそう。 -
呼子行きの路線バスが走る道の両脇にはすぐ民家が並んでいて、昔と変わらない景色。
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唐津からバスに乗る前にホテルに電話していたので、呼子のバス停留所に送迎バンが待ってくれていました。
今夜泊まるのは、観光ホテル大望閣。
ロビーはガラス張りで景色がいい -
お部屋は四階。このホテルは全室海が見える造りだとか。お部屋の窓から名護屋橋がきれいに見えます。
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奥の角部屋だと、呼子大橋も見えるみたい。私達が通されたのは奥から二番目。右側を見るとちらっと呼子大橋が見えます。
5階にある大浴場、女湯はこの呼子大橋側にあって、露天風呂からきれいに橋が見えました。
温泉じゃないけど気持ちいいお風呂でした。 -
最初は、呼子大橋や萬坊に近い別の旅館に泊まろうかと思っていたのだけど、大望閣を予約したのは、Qサバが食べたかったから。
それに、大望閣は客室17室だけなのでで静かかなと。
Qサバのコースのおしながき。サバにイカに、佐賀牛のミニすきやきもついていて色々楽しめていいかな、とこのコースに決めました。 -
夕食は一回のお食事処にて。小さな個室ですが、大きな窓からお庭が見えて狭苦しく感じさせないようになってます。
イカとサバのお刺身は鮮度が命。席についてからさばいてくれるようです。
真ん中の籠に入った怪獣の爪みたいなものは、カメノテだと思います。地元ではかみなりの爪と呼ばれているらしい。食べられるとは知らなかった。 -
呼子と言えば、のイカ。透明で甘い~。
大きなお皿にぽつんとイカ一杯。これだけじゃ物足りないから追加しようかなと思っていたのですが、母も旦那もそんなに沢山食べられないというので、追加せず。
小さいお皿に盛ったほうが寂しく見えないと思うけどなあ -
Qサバ。唐津市と九州大学が共同で養殖しているサバです。新鮮だから、青魚って気がしない。お刺身が美味しい~。
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佐賀牛のすきやき。とっても柔らか。
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呼子と言えば欠かせない、いかしゅうまい。
他にも地魚の煮付けなど、海の幸がいっぱい。九州特有の甘めの味付けだけど、九州はお醤油が甘いからこうなりますよね。でも嫌な甘さではなく美味しく頂きました。 -
イカのゲソは天ぷらにしてもらいました。
私はやっぱりお刺身が好き、子供と旦那は天ぷらにしたらもっと甘くて美味しい! と喜んでました。
デザートに加部島名産甘夏ジュレも出て、大満足のコース。 -
翌朝。朝ごはんの後チェックアウトして、加部島へ。
バスで行こうと思っていたのだけど、4人だし母もいるし乗り換えにさらに一時間に一本のバスを待つのも面倒だから‥という旦那の意見でタクシーで。
呼子大橋を渡ります。 -
田島神社で降ろしてもらい、お参り終わるまで待っていてもらうことに。
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元寇の碇石だって。
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田島神社由来。
肥前国最古の神社で、江戸時代には唐津藩の祈願所にもなってたんだとか。由緒ある神社です。 -
立派な本殿と拝殿。朱色の建物は佐用姫を祀った神社で、江戸時代には、藩主のお姫様たちもお忍びでお参りされたんだそう。
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海運と航海の神として信仰を集めている神社。神門というのかな、門から港が見えるって、珍しい。
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海辺に建つ鳥居。港に入ってすぐに神社が見えるっていうこの景色が気になって、田島神社に寄ってみたんです。
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お参りを終えてまたタクシーで対岸の呼子のバスセンターまでへ戻ります。
ちょっと港の辺りをウロウロして、お土産買って、路線バスで唐津へ。唐津バスセンターにつくと十分後に福岡への高速バスがあったので旦那はもうすっかり戻る気になっていて、寄り道せず博多駅まで戻ってきました。
イカもおいしかったし、温泉じゃないけど露天風呂の景色良かったし、田島神社も寄って良かったな~。楽しい小旅行でした。
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