2017/12/28 - 2018/01/08
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kobutaさん
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以前からモロッコに行きたいと思っていて航空券を探していたところ、年末年始でありながら、手ごろな値段のエティハド航空のカサブランカ往復航空券を発見。帰路はスケジュールの関係から、アブダビでの同日乗り継ぎができないのですが(だから安かったのかも)、それならむしろアブダビやドバイも楽しんじゃおうと、アブダビでのストップオーバーを2泊に増やしてポチッと購入。
そんなわけで、モロッコ周遊にアブダビ・ドバイ観光のオマケを付けた、12日間のツアーに仕立ててみました。
しかも今回は、アラビアの世界を堪能するため、エジプト人の先生からアラビア語を9カ月間習ったのですが、これが結構モロッコで役に立つことに。
本編はマラケシュ駅出発から、フェズ滞在までとなります。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
これから、マラケシュからフェズまでの列車に乗車します。
ホテルを出て、タクシーで30分ほどでマラケシュ駅に到着しました。
こちらはマラケシュ駅の駅舎。
海外の駅舎って、その土地独特の趣があって、鉄道マニアとしてはテンションがあがります。 -
私たちの列車は、8時20分発のフェズ行きです。
ちなみに、モロッコ国鉄のサイトは外国のクレジットカードを受け付けないらしく、ネットで乗車券を買うことができず困っていたのですが、リヤドのオーナーさんに相談したところ、事前に買っておいてくれて本当に助かりました。 -
フェズ行きの列車が入線しましたので、さっそく車内へ。
列車は、途中のカサブランカを経由し、フェズまで約8時間の乗車時間となります。フェズは終点で、乗換えがないのがありがたいですね。 -
客車の入口は、こんなふうに段差になっていますので、スーツケースを持ち上げるのが少々面倒ではあります。
1等車の予約をしてありますので、1等の車両に向かいます。 -
1等車の車内は、せまい廊下があって、向かって右手に扉のついたコンパートメントがならんでいるスタイルです。昔の北斗星みたいな感じ。
-
コンパートメントの中は、座席が向かい合わせで3列と3列の、合計6席があります。
標準的な日本人の体格の私には、十分な大きさのシート。 -
座席を3席使うと、こんなふうに横にもなれちゃいます。
ただ、この路線はお客さんが多いようで、3席空くことはほとんどなかったですが。 -
スーツケースは、こんなふうに座席の上の棚にあげて置くことができます。
お客さんは大きい荷物を抱えている方が多く、どんどん棚が埋まっていってしまいますので、荷物のある方は早く乗車して棚をキープしておいたほうがよいでしょう。 -
ちなみに、車両についているトイレ。
あまりキレイとはいえないですが、海外の鉄道なのでこんなもんでしょう。 -
列車は、定刻でマラケシュ駅を出発。
アトラス山脈を望みながら、列車は乾いた大地に引かれた線路の上を北に向かってひた走り、マラケシュの街を離れていきます。 -
マラケシュを出発してしばらくすると、検札がありました。
ちなみに、こちらが乗車券。フランス語とアラビア語で併記されています。
ここで、車窓を見ながら、アラビア語についてちょっとだけお話ししましょう。 -
アラビア語には、大きくフスハーとアーンミーヤという2種類があり、フスハーは、テレビのニュース、新聞や看板などの公的な印刷物(切符に記載されているのももちろんコレ)といったオフィシャルな場面で使われており、アーンミーヤは、日常会話で使われているという違いがあります。
フスハーは、どこの国でも全く同じですが、アーンミーヤはいわば方言なので、国や地域によっての違いが非常に大きく、別の地域間での意思疎通は困難だそうです。
特にモロッコのアーンミーヤは、ダリージャとも言われ、世界でも習得の難しい言語の1つに挙げる人もいるようです。
なお、アラビア語(フスハー)を9カ月間学習して感じたのは、
〇文字の記載方法に一定の規則があるため、文字を読んで書けるようになるだけでも相当の時間がかかる。
〇のどの奥から出すような、そもそも発音すること自体が困難な音があるほか、他の言語では区別しない子音の種類が多い。
〇名詞・動詞・形容詞それぞれに複雑な活用がある。
私の通っていたスクールでは、入門編にもかかわらずあまりの難しさに生徒が次々といなくなっていきました。まあこれ、英会話スクールのような軽いノリじゃ続かないよね… -
出発から4時間経過。ようやく中間地点のカサブランカに到着しました。
大都市なので、かなり多くの乗客の乗降があります。ちなみにカサブランカ国際空港へ行く方も、ここで乗換えとなります。
お昼の時間を過ぎたので、ここで私たちは軽食をとることにしました。
こちらは、マラケシュ駅で売っていた、ムサンマンというモロッコ版の
パンケーキのようなもの。リヤドの朝食でも出てきました。 -
これは、さきほど通った車内販売のおじさんから買ったチキンのサンドイッチ。
なかなかおいしかったです。
ちなみに、車内販売はマメに回ってくるので、食事や飲み物を駅で調達してない方でも大丈夫。 -
そしてデザートがわりに、昨日マラケシュ新市街のAMANDINEで売っていたクッキーをいただきます。
こちらのクッキーは、ナッツやマジパンを使ったものが多く、素朴な味わいなのが印象的。もちろんおいしいです。 -
列車はそれぞれの駅をほぼ定刻で出発し、順調にフェズに向かっています。
車窓からは、北に行くにつれて緑が多くなってきて、オリーブ畑などが見えるようになります。 -
定刻でフェズ駅に到着しました。
ちなみに、アラビア語ではフェズではなく「ファース」と発音します。 -
フェズ駅の外に出ました。モスグリーンの立派な駅舎です。
さて、今日のリヤドに向かうためのタクシーを探しましょう。 -
タクシーは、駅舎に向かって左に乗り場があります。
ここのタクシーは残念ながら交渉制。リヤドまで30ディルハムとのこと。
本当はもっと安いはずなんだけどね…まあいいか。 -
旧市街に入ると、広場みたいなところで降ろされました。
ドライバーさんいわく、リヤドまでは近いから、ここでポーターのおじさんに
案内してもらいなさい、とのこと。
その辺でタムロってたおじさんに、リヤカーで荷物を載せてもらって、
後をついていきます(もちろん有料)。
ホテルの近くまでくると、何やらどんちゃん騒ぎしている一団が。
なんでも、結婚式をやっているそうな。 -
ポーターのおじさんについていきます。
そこの角を曲がったところが、リヤドの場所とのこと。
リヤドの前では、オーナーがすでにおまちかねでした。
わざわざ出迎えなんてご丁寧に、と思ったら… -
リヤドのオーナーいわく「あの結婚式見たろう。あれ夜中までやっててうるさくて眠れないだろうから、別のリヤドを用意したのでそちらに行ってほしい」とのこと。
なんか言い訳してるけど、オーバーブッキングなんじゃないの?とも思いましたが、場所も近くで、グレードもそう変わらない感じだったので、まあこっちでもいいよと返事をすることに。というわけで泊まったダール・コルドバがこちら。 -
部屋も3階でしたがまあまあ広いし、今日はまあこれでもいいかな。
ただ明日は明日でまた違うリヤドになるみたいなので、連泊じゃないのが面倒。
ま、気を取り直して夕飯を食べに行きましょう。 -
あたりはもうすっかり暗くなってしまっています。
ただ、旧市街の治安は悪くはないので、最低限の注意を払っていれば大丈夫かと思います。 -
リヤドから10分ほど歩いて、こちらのFEZ CAFEに到着。
お酒飲みたかったので、ちょっとお高めのところに。
まあ、そのためにお昼はかなり控えめにしておいたわけですが。 -
まずはビールをいただくことに。
お酒を出す店ということもあり、客層は観光客ばかりの模様。 -
前菜のモロッカンサラダ。
いろいろな種類のサラダをちょっとずつ食べられるのがいいですね。 -
まだいただいていなかったモロッコワイン。
いや普通においしいですよ、これ。
あまり日本で手に入らないので、ありがたくいただきます。 -
チーズとナス、トマトの料理。
-
何のお魚か忘れてしまったのですが、とりあえず魚のグリル。
-
鮭の料理。
このあとスイーツもいただいて、ワインも開けてしまったので、結構な請求額になってしまいました。
内容は決して悪くはなかったんですが、やっぱりお酒を出すお店は、観光客価格で単価が高いんですよね…
しかもだいぶ酔いがまわっていたので、帰路がわからず危うく迷子になるところでした(妻がいなかったらマジでリヤドに帰れなかったかも。ちょっと反省)。 -
おはようございます。
こちらは、リヤドの朝ご飯。
やっぱり炭水化物祭り…うまいことはうまいんですが。 -
結果的に、なかなかいいリヤドでした。
今日は、予約でいっぱいだそうなので、連泊でないのが残念。
よくしてくれたスタッフ方と1枚。朝食をいただきながら
アラビア語のレッスンまでしていただきました。 -
そして今日のリヤドは、これまた近くのリヤド・ダーミヤ。
写真左が、元の予約していたリヤドのオーナー氏です。
いくつかリヤドを経営しているそうで、こちらも系列店なんだとか。 -
お部屋はこちら。
広くてきれいなので、まあいいか。 -
リヤドには珍しいバスタブもありました。
肌寒いフェズではありがたいです。
ただ、なぜかドライヤーがなかったんですよね。呼べば持ってきてくれたのかもしれませんが、面倒だったので。 -
リヤドを出て、さっそく街歩きに出かけます。
マラケシュと同様、ここも相変わらず壁だらけ。ですが、マラケシュのときのようなバイクや自転車はいないので、歩きやすいのがいいですね。 -
やっぱりここも、ねこカフェ状態。
-
最初にまず、起点となるブージュルード門に到着。
きれいな青い色をしています。 -
そしてこちらは門の裏側。
裏側は緑色なんですね。 -
そろそろお昼で、おなかもすいてきたので、こちらのローカルなお店に。
-
オレンジジュースは、生絞りのがデフォルトってのがいいですね。
でも私はミントティーを。 -
羊肉のケフタタジン。肉団子のトマト煮込みって感じの料理です。
写真ではわかりにくいですが、グラグラと湯気が立っていて、アツアツ。
トマトのおかげで羊肉の臭みも感じず、とってもうまいんですが、やっぱりビールが欲しくなる味。 -
そしてこちらでもハリラ。
-
お店のマスターが、こんなメッセージを。うれしいですね。
こちらこそありがとう。
しかも90ディルハムと安かったし。 -
さて、街歩きの続きを。
フェズは革製品のほか陶器でも有名で、こちらのお店、看板にあるとおり地球の歩き方にも載っている瀬戸物屋さん。
タジン鍋はさすがに重いし、用途が限られちゃうので、醤油の受け皿に使えそうなモザイク柄のきれいな小皿を購入しました。
現在わが家で活躍中です。 -
さて、おしゃれな感じのこちらのお店にお邪魔。
店員さんは、ムスリムの女性のみなさん。 -
お菓子と雑貨のお店のようで、このデーツにクルミを挟んだお菓子を1ついただきます。1個10ディルハム。
-
これ、お店を出て歩きながら食べたのですがメチャウマ。
思わずお店に取って返し「おいしかったので、もっとください」と
アラビア語で言ってみました。
10個買ったのですが、店員さんたち満面の笑みで、粒の大きいものから
取り分けてくれました。 -
マラケシュよりも、フェズのほうが街歩きは断然しやすい印象。
写真のように、アーケードになってる場所も多く、これなら雨が降っても安心。 -
サファリーン広場というところに到着。
ここは、鍛冶屋さんが何人もいて、トントン、カンカンと銅製の鍋や桶などを成型している広場です。 -
ふと、屋台で不思議な食べ物を売っているのを発見。人だかりができています。
なんだかプリンのようですが、私たちこういう見たこともない食べ物を見ると
無性に食べたくなってしまいます。1つ買ってみましょう。 -
うん、プリンではなく、卵の甘くないスフレのような味。
けっこういけます。 -
さて、フェズといえばやはりタンネリが有名なので、タンネリのある
方向に歩いていくと、「タンネリに行くのなら、こっちだよ」と
勝手に道案内を始めるヤツが現れます。前を歩いているジュラバを
来た人がそれ。 -
この店の関係者だからなんでしょうが、チップくれとかつまらないことを言われることもなく、革製品屋さんに到着。
到着すると、写真手前のお兄さんに交代し、タンネリの案内をしてくれます。
前情報では、においがきついと聞いていましたが、冬だったのでそれほどでもない印象でした(正直、革製品屋さんの製品のにおいのほうがキツイ)。 -
革をいろいろな色の染料に漬け込み、染色をやっているところです。
テレビの旅番組や、ツアーパンフでよく紹介される画ですね。 -
どうみても、重労働な感じ。
これ冬だからまだいいけど、夏場はほんとうにキツイんじゃないかな… -
今日は天気がいいので、なめして染色した革を、天日干ししています。
見学の後は、例のごとくショッピングに案内されます。
いろいろ案内してもらったし、ベルトの1本ぐらいは拝観料として買ってもいいかなと思っていましたが、1本500ディルハム(約6,000円)と言われ「はぁ??ガーリージッダン(アラビア語で、高すぎるって意味)」と答え、そのまま店を出ちゃいました。
何も買わないならチップを置いて行けと言われるケースもあるようですが、さすがに吹っ掛けすぎたと思ったのか、しつこく追いかけては来ませんでした。
でもこういう商売のしかた、やめたほうがいいと思うんだけどね… -
次の向かったのは、アッタリーンマドラサという神学校。
モロッコでは、異教徒はほとんどのモスクに入れてくれないのですが、神学校はモスクではないからか、異教徒でも見学できます。
ちなみに、マドラサとは、アラビア語で学校の意味。 -
中庭はきれいなタイルで装飾されているほか、おそらくコーランの一節と思われるたくさんのアラビア文字が彫られています。
-
ヒスイみたいな、きれいな緑色の瓦屋根が特徴です。
-
ネジャリーン木工芸博物館です。
ここの入口で写真を撮っていたら、この旅で初めて日本人の団体客を見かけました。これ以降、空港以外で日本人団体客を見ることはなかったですね。
モロッコって最近日本人に人気だし、しかも年末年始のハイシーズンなのに、日本人がこんなに少ないのはちょっと意外… -
ここはきれいなトイレがあるほか、屋上にはカフェテラスもあってビュースポットとなっています。さっそくカフェテラスに行ってみましょう。
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フェズの旧市街を眺めていると、ずっと向こうの丘のようなところに人が集まっているのを発見。
あそこ見晴らしがいいんじゃないかな、そんなに遠くなさそうだし。
明るいうちに行ってみましょう。 -
タクシーでも行けますが、見てると歩いて登っている人も多いので、明るいうちなら歩いて行っても問題はないでしょう。
-
ネジャリーン博物館から歩いて、だいたい1時間くらいで到着。
丘の上の、人が集まっているところがビュースポットです。
ちなみに、地図にはマリーン朝の墓地という名前で載っています。 -
丘の上に到着。
私は高いところから見る景色がとても好きなのですが、ここから見えるフェズの街はほんとうにキレイ。
写真では伝わりにくいんですが、これは一見の価値があります。
写真中央左手に、さきほどまでいた神学校の緑色の屋根が見えます。 -
もうすぐ暗くなるので、旧市街に戻ります。
夕飯前ですが、妻が行きたいと言っていたカフェクロックに。ブージュルード門のすぐ近くにあります。 -
ここはもともとリヤドだったらしく、アラブ風の調度品などがいい雰囲気を出しています。
もっと上の階もありますが、混んでいるので1階で。 -
ここの名物のキャロットケーキ。普通においしいです。
-
私はカフェラテを。妻はスムージー。
旧市街には、コーヒーやケーキ、ハンバーガーなどを出してくれるお店が少ないので、こういういかにもカフェっぽいものが食べたくなったときにおすすめ。 -
さて夕飯ですが、昨日の夕飯はちょっと高かったので、今日はお酒をあきらめて、地元向けのNAGHAM CAFEというレストランに。
この建物の2階と3階です。 -
ベランダからは、ブージュルード門が目の前に見えるという絶好のスポット。
-
しかもセットメニューで85ディルハム(約1,000円)と格安。
ほんとこの国は、お酒をあきらめると安く済ませられるんです。 -
まずはベルベルティーから。
これ、緑茶にローズマリーなどのハーブを入れたもので、ちょっと苦いですが、体によさそうな感じ。 -
クスクスのサラダとハリラ。
サラダは、クスクスにキュウリやトマトなどの生野菜を和えた料理です。
クスクスと生野菜が好きな方はぜひ(妻はキュウリが苦手なので撃沈)。
塩気がない料理なので、付け合わせのオリーブとの相性も絶妙ですし。 -
さて、牛肉とプルーンのタジンがやってまいりました。
蓋を開けます。 -
じゃ~ん。
湯気がもくもくと立っていておいしそう。
実際、とってもおいしかったですね。 -
牛肉の炒め物の料理。
日本にもありそうな味付けで、どなたでもお口に合う料理だと思います。 -
スイーツにはモロッカンスイーツであるクナーファを。
マラケシュで食べたクナーファは、パリパリの皮にコンデンスミルクや糖蜜をかけたものでしたが、ここのお店では、ライスプディングをパリパリの皮で挟んだものでした。これもこれでいけますね。
これにてフェズ編は終了。シャウエン編に続きます。
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