2018/02/10 - 2018/02/14
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TX-1000さん
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スクートのハワイ線就航記念セールで、関西国際空港からハワイ・ホノルルまでの格安チケットをゲットできたので、ハワイはホノルルに行ってきました。
今回は初めて関西国際空港から出国です。都内の京成線沿線に住む私は、成田空港も羽田空港も1時間少々でアクセスできるので関空まで行って出国する理由が無かったのですが、今回の旅はスクートの関空ーハワイ線がほぼ底値の往復総額23,440円(座席指定込み)で取れたのです。もちろん関空までは別途手配する必要がありますが、それでも十分お得です。
現代史が好きな私は、以前から真珠湾にあるアリゾナ記念館に行ってみたかったんです。日本の真珠湾攻撃で沈められた戦艦アリゾナが、今も多くの乗組員と共に海底で眠っているのです。
この真珠湾攻撃をきっかけに日本は第二次世界大戦に突入し、やがて敗北します。
実はハワイは中学1年生の夏休みに、初めての海外旅行で一度訪れているのですが、当時は歴史なんて興味無かったです。
今回はちゃんと勉強しました。
ところで、このセールは平日に行われていたんですが、当日は体調不良で会社を休んでいたんです。勤めて10年近くになりますが、初めての突発休暇でした。いや、ホントに体調悪かったんですよ。
2月10日
成田空席11:15→関西空港12:55 GK205便 5270円(諸税込み)
2月10日
23,440円 往復総額諸税込み 座席指定料金付き
関西空港19:25→ホノルル国際空港7:30
スクート TR700便
2月12日→2月13日
ホノルル国際空港9:30→関西空港14:00
スクート TR701便
2月13日
関西空港18:00→成田空席19:25
バニラ JW710便 4660円(諸税込み)
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スクートのハワイ線は関西空港からなので、先ずは関西へ飛びます。
ちょっと調べ物に夢中になっていたら、さっきまであった搭乗待ちの列が無くなっていて、ファイナルコールでビビりました。
まっ、通路側なんで遅く行っても問題無かったです。 -
昨夜は遅くに帰宅したので、睡魔に襲われてタキシング中に寝てしまいました。うっすら離陸した記憶もあります。そして、降下まであと10分程の放送で目を覚ましました。
成田山表参道にある、なごみの米屋とコラボしたジェッ太君の焼印入りどら焼きを購入します。
バニラエアのクリームパンのようなヒット商品を自ら生み出すのはハードルが高いので、自社の就航に関連した名物、そしてジェットスターのオリジナルな一工夫があるっていいですね。 -
少し揺れながら雨降る関西空港に着陸しました。
最後はキャプテンまで出てきて、お見送りしてくれました。 -
ちょうどお昼時なのでフードコートにある蓬莱に向かいます。何はともあれ大阪に来たからには、ここのシューマイと肉まんが食べたかったんです。
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お腹いっぱいになって、ラウンジ比叡にやってきました。
大阪市内に行くには時間が足りないので、りんくうタウンにでも行こうかと思っていたんですが、雨が降っていて空港から出るのは面倒だと思い、ここでハワイ情報を調べながら時間を潰します。 -
スクートでは食事のサービスは有料なので、夕食は予め食べて搭乗します。
フードコートにあるぼてじゅうにやってきました。でもこれ、家から目視できる距離にある北千住のマルイのフードコートで食べられるんですよね。。 -
激混みの国際線出発ロビーでチェックインを終えてチケットが発券されました。
普通ですね。あっ、でもJALのレシートみたいなチケットよりは立派ですよ。
出発ロビーが激混みって時点で薄々気づいてましたが、これまた激混みの手荷物検査と出国審査を抜けて制限エリアに入りました。 -
搭乗が始まりました。
ここまで完全に日本語で来ていたので、機内に入ってスクートのCAに英語で話しかけられた時、心の準備ができてませんでした。 -
席はスターボード側の40K、後方の2列になってる窓側を有料で指定しました。
通常、スクートのエコノミークラスは3列ですが、この部分は機体の後方がすぼまっているので2列になります。座席と窓の間に隙間があり、快適に過ごせます。
機内にはチラホラ空席が目立つので搭乗率は7割程度。往復2万円でばら撒いても満席にはなりませんでしたか。 -
雨降る関西空港を離陸しました。
左下にうっすら見えてるのは連絡橋の灯で、この写真を撮った後、すぐに雲の中に入ってしまいました。 -
機内ではずっと寝てました。ハワイ到着後、すぐに1日が始まるのでエネルギーチャージは重要です。
トイレに立ったら、ポートサイド側の窓からは見事な朝焼けが見えました。しかしこの直後、揺れ出してシートベルト着用サインが点灯して行けずトイレに行けず。。 -
徐々に降下して、一般的にハワイと言われるホノルル島の手前にあるカウアイ島が見えてきました。
まもなくホノルルに到着です。 -
美しい朝焼けの元、ホノルルに到着しました。
日本時間では深夜なので眠いです。。
ところが到着したゲートからターミナルの遥か彼方。。軽く500mは歩きましたね。 -
日本人だらけのハワイなので入国審査では「アロハー♪」なんて言われてポンってスタンプ押してくれると思ってましたが、入国審査に本気で捕まりました。
きみ一人?
どこの旅行会社?
滞在先は?
職業と会社名と職種は?
所持してる現金は何ドル?
帰りのチケット見せて。
ホテルの予約確認書を見せて。
ホノルルに友達とか居るの?(これは何回も聞かれた)
あんなに聞かれたのは初めてでした。
まぁ、確かに男1人旅で、しかも2泊しかしないハワイって不審だよな。 -
そんな事もありましたが、無事に入国できました。
路線バスで市街地に向かおうと思ってバス停で待ってたんですが、ぜんぜんバスが来ない。。
そこでUberを呼びました。 -
やってきたのはダイヤモンドヘッドの裏手にあるKCCマーケットです。
土曜日の朝だけの限定市場です。 -
コナ産のアワビを購入しました。Sサイズが2個で8ドルです。
少し塩辛いです。 -
次はフルーツがいっぱいのアサイーもいただきます。
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続いてエビです。単品で食べるにはちょっと味付けが濃くて。。ご飯が必要だな。
普通に日本語で購入できました。あまにりも日本語が溢れていて、外国にいる事を忘れてしまいそうです。
こういう油断が危ないんですよね。。 -
路線バスでワイキキビーチにやってきました。
運賃は2.75ドルなんですが、細かいのが無くて運賃箱に3ドル投入。
バスでお釣が出るなんて優しい国は日本くらいですね。 -
海が美しいです。
この旅で、1番美しい景色でした。 -
ワイキキビーチを歩いて移動します。
途中、少しベンチで寝てしまいました。とても気持ちよかったです。 -
少し遅いランチを探していたら、グッと来る店を見つけました。
アメリカで人気No.1のBBQリブレストラン「トニーローマ 」です。さっそく入店します。 -
人気ナンバーワンの骨つきリブ(って名前だったかな。)を注文しました。
運ばれてきて、最初に思った事は「あれ?これ見たことある。デジャブか?」って思っていたら、幕張にもお店があるんですね。。味も... -
そのまま歩いてアラモアナセンターにやってきたんですが、特に欲しい物もなく。。
池に鯉が泳いでました。この鯉、さっき乗ってきたスクートの機体みたいな色をしてます。きっとスクートって名前だな。 -
アラモアナセンターの近くにある宿にやってきました。
ホテルではなくマンションで民泊みたいな感じなので、16時に管理人が来るまでマンションの下で待つハメになりました。。
部屋は確かにキレイですね。 -
窓からは美しいオーシャンビューが見える部屋と書いてありましたが、、
あぁ、確かに海が見えるねぇ。。
この日は時差の関係もあり疲れていて、このまま寝ちゃいました。 -
翌朝、まずは朝食を食べに行きます。
この標識はアメリカやカナダで見かけますが、ぜったいナンパしてますよね(笑) -
宿の近くにあるマックにやってきました。
ここで朝食を食べます。 -
朝食は朝マックです。
マックなのに米ですよ。これ日本にも欲しいです。 -
Uberでパールハーバーに向かいます。
片側5車線の広い道路を見ると、アメリカと言う国の国力を感じさせられます。 -
やってきたのは第二次世界大戦武勲記念史跡です。
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この真珠湾では1941年12月7日、日本の真珠湾攻撃が行われました。
この攻撃によって戦艦アリゾナなど、多数の艦船が沈没し、日本は勝利に湧きました。しかし、作戦の主目的であった空母は不在で、これが後に大きな失敗となるのです。 -
アリゾナ記念館へはボートで向かいます。このボートのチケットが、すぐに無くなってしまうそうですが、奇跡的に残っていて乗るコトができました。
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アリゾナ記念館に到着しました。
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この下には、真珠湾攻撃で沈没した戦艦アリゾナと運命を共にした多くの乗組員が沈んでいます。
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海面に出ているのは砲塔の基部なんだそうです。
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70年経った今でも船体から油が漏れて、アリゾナの涙と呼ばれいます。
時折、重油の匂いがします。ちょっと見えにくいですが、写真の左側に虹色の油が浮いてます。 -
奥には、アリゾナと運命を共にした将兵の名前が刻まれてます。
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20分程の決められた見学時間でアリゾナ記念館を後にします。
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だいぶ歩いたので、アメリカの激甘なアイスを食べながらベンチで休憩します。
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次はバスでフォード島に渡ります。
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やってきたのは、アリゾナメモリアルの後方に位置する戦艦ミズーリです。
先ほど行った戦艦アリゾナが戦争の始まりなら、こちらは戦争の終わりが展示されています。 -
ミズーリの右舷デッキにやってきました。
ここは日本の降伏文書の調印式が行われた場所である事から、サレンダーデッキと呼ばれてます。 -
降伏文書調印式の様子が掲示されてました。右に並ぶのが重光外務大臣を始めとする日本側代表です。
結果として敗戦と言う形に追い込まれた日本ですが、正義の反対は悪ではなく、また別の正義があったのです。 -
こちらは日本側に渡された降伏文書のレプリカです。原本は外務省外交史料館に保存されて、数年前に一般公開されてましたね。
調印式の中で、カナダ代表が署名欄を間違えてしまい、それ以降の代表の署名欄がずれてしまったので、手書きで修正が加えられてます。 -
カミカゼデッキと呼ばれる後方甲板にやってきました。
この戦艦ミズーリは第二次世界大戦末期、後部甲板に特攻隊の攻撃を受けたのです。 -
その時に受けた傷は修理されず、今も船側が湾曲してるのが確認できます。
任務を全うした特攻隊員は、海軍式の水葬が行われました。
1944年の就役から1992年の引退まで、ミズーリで行われた水葬は、この一回だけだったそうです。 -
続いてやってきたのは太平洋航空博物館です。
先ずはパンナムの写真が出迎えてくれます。 -
朝焼けの空母赤城から真珠湾攻撃に飛び立つイメージだそうです。今、まさに日米の戦闘が始まろうとしてる瞬間ですね。
でも、ちょっと何か足りない気がすると思ったら、機体の下部に吊り下げられるハズの爆弾や魚雷が再現されて無いんですよね。 -
そして、こちらが機体の下に吊り下げられる魚雷や爆弾です。
真ん中の細長いのが魚雷で、水深が浅い真珠湾の海底に沈まないように改良されたタイプです。 -
こちらはミッドウェー海戦のイメージです。
手前の飛行機は急降下爆撃機のドーントレスで、後方で炎上してる空母はドーントレスの攻撃を受けて後に沈没する赤城、加賀、蒼龍のどれかです。
この戦いを境に、日本は敗戦に向かって転がり落ちていきます。 -
主翼の後方には、ドーントレスの特徴である大きな急降下ブレーキが装備されています。
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こちらは潜水艦ボーフィンです。
このボーフィンは太平洋戦争時には多くの日本船を沈めています。中でも1944年8月には小学生と介助者の1600人以上が乗っていたとされる対馬丸を襲い、1500名以上の死者を出した対馬丸事件を起こしています。 -
Uberを呼んで街に戻ります。路線バスだけでは移動しにくいですよね。
現在、ホノルルでは鉄道の建設が進んでますが、まだ高架橋の柱の鉄筋が転がってる状態なので、開業はずっと先です。 -
アラモアナセンターに戻ってきました。
少し遅くなりましたが、こちらのフードコートで食事をします。
大きなフードコートがあり、和洋中と豊富なメニューがあります。 -
フードコートにはリンガーハットなどもありましたが、ハワイまで来て和食も無いと思い、ロコモコをいただきます。
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続いてデザートのクレープです。
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ワイキキビーチの夕陽が沈むシーンが美しいと聞いて、やってきました。
なかなか路線バスが来なくて、到着は日没後になってしまいましたが、美しい夕陽が見れました。 -
日が暮れたワイキキビーチです。
夜でも明るくて、安心できますね。 -
旅行3日目。帰国します。
まだ夜明け前の街を歩いて、朝食を食べに行きます。 -
今日も朝マックです。
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9時のフライトですが、夜明け前に空港へ移動します。
Uberで空港までの料金を調べたら57ドルだそうです。行きは27ドルでしたが。。
タクシーを捕まえようとしましたが、この時間はぜんぜん走ってません。夜明け前の街をウロウロするのは危険なので、仕方なく57ドルで呼びました。
来た車はジープでした。色んな車に乗れるのも好きなんですが。。 -
私が乗る便は上から二段目、TR701便の関西空港行きです。
ついNARITAって文字をを探してしまいましたが、今回はKANSAIなんですよね。 -
手荷物検査を終えて制限エリアに入りました。空港に到着した時は真っ暗でしたが、朝日が登ってきたんですね。
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カードラウンジに入ります。
LCCは水も有料なので、ここでの水分補給は重要です。 -
スクートの機体は、いっぱいの朝日に照らされてます。
日本時間では明け方に差し掛かってるので猛烈に眠いです。 -
座席は往路と同じ41Kです。
窓側が広く使えるのがいいですね! -
隣はカンタス航空のA330ですね。
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プッシュバックすると、2機のANAの787が目に入ってきました。
まもなくANAでは、A-380が就航させますが、需要が追いついてくるのでしょうか。。 -
海側の滑走路から離陸しました。
右に旋回すると、窓の外にはエメラルドグリーン色の海がいっぱいに広がります。 -
海は沖合に出ると青色になり、空の青と海の青が重なります。
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パールハーバーの全景が見えました。70年前、戦争の舞台となったのが信じられない程、美しかったです。
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さよならホノルル。きっとまた来ます!
次は一人旅じゃないといいな(笑) -
離陸して15分程するとカウアイ島が見えてきました。
このカウアイ島を過ぎると、日本まで大きな島はありません。 -
カウアイ島が過ぎると、あとはずっと海の上を飛行します。
時おりシートベルト着用サインが点灯しなが小刻みに揺れます。 -
遠くにうっすら陸地が見えてきました。房総半島のようです。
関東に住む私は、ここで降ろして欲しいです。 -
街並みがはっきり見える高度まで降下してきました。写真は紀伊半島の東岸です。
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四国の方までグルリと回って、第2滑走路に着陸しました。
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ターミナルに到着しました。
成田空港と違って、LCCでも端っこに追いやられるコトは無いんですね。 -
ここで、ちょっとビールなんか飲んじゃいました。
う~ん。。1人で飲むビールは、あんまり美味しくないなぁ。 -
関空からはバニラエアで帰京します。
ところでバニラでも手荷物の個数と重量の制限を厳格化したみたいで、チェックインの前に確認されました。
私はだいじょうぶでしたが、アウトとなる人が続出。。ルールは確かにそうなんですが、あんまり厳しくすると嫌われちゃいますよ。 -
着席しました。座席は19F、スターボード側の主翼の後ろです。
バニラは座席指定しなくても、早めにチェックインすると窓際の座席がゲットできるって自分の中で思ってます。 -
定刻通り出発しました。
夕焼けへと伸びて行く滑走路が美しいです。 -
離陸後、夕焼けの中を東に向かって飛行中です。
半分、寝てたせいもあるんでしょうが、距離が短い東阪線では、機内販売もあまり行わないんですね。 -
成田空港に戻ってきました。
今回の旅では格安でハワイに行けて、とても満足でした。関西空港からは今回利用したスクート以外にエアアジアもハワイ線に就航し、今後ANAは大型機のA-380を飛ばす等、従来はJALの独断場であった日本ーハワイ線は変化の時を迎えています。
次は成田空港からハワイ線へLCCが就航して欲しいです。
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この旅行記へのコメント (2)
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- mimiumnさん 2018/04/09 08:23:02
- ホノルル線に搭乗予定です。
- はじめまして。
スクートの記事とても参考になりました。
今度2歳の子供を連れてスクートのホノルル線に搭乗します。色々不安があるのですが、隣り席など空いていたら子供を座らせたりするのはできそうな雰囲気なのでしょうか??
- TX-1000さん からの返信 2018/04/19 13:00:08
- Re:
- コメントいただきましてありがとうございます。
私が利用した時は、あまり子供の姿は見かけませんでした。往路は夜間飛行なので、暗くなってしまえばCAも頻繁には来なかったです。
ただ元々混んでいるので、隣が空くのは厳しいかもしれません。
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