2009/06/01 - 2009/06/08
467位(同エリア1819件中)
WT信さん
イングランドには勿論首都ロンドンを始め、大都会が参集するが、この旅の主眼は"神が造ったイングランドの田舎”。
最初の訪問地・湖水地方は、イギリスの環境自然保護団体(ナショナル・トラスト)が100年も前から管理・整備してきた、イングランドは勿論イギリスの誇る観光地。
"神が造ったイングランドの田舎”の最初の洗礼をたっぷりと味わされる。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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スコットランドに別れを告げた我々のバスは、一挙に湖水地方南部に横たわるこの地方最大の湖、ウィンダミア湖に建つホテル、夕暮れの,その名も「レイクサイド」に到着。
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翌朝、羊や鳥たちが迎える爽やかなレイクサイドで目を覚ます。
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「レイクサイド」前からウィンダミア湖クルーズのボートは出航。
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湖面に色鮮やかな影を落とす森林の木々。
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大小さまざまなヨットの群れ。
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湖面に色鮮やかな影を落とす森林の木々。
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気が付くと広々とした視界の中を、クルーズボトは滑るか如く進む。
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ヨットの群れが一段と多くなった湖畔には立派な住宅が層をなして現れる。
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小さな港が現れた、ボーネスと云う街。
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ここボーネスでボートを降りる。
ウィンダミア湖クルーズは動画でもご覧いただけます。
ウィンダミア湖クルーズ旅情
https://www.youtube.com/watch?v=LjIDmkHBbzw -
ウィンダミア湖周辺の散策を開始。
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待ち受けた小さなバスでウィンダミア湖の北西グラスミアに向かう。
ここに建つ「ドーブコテージ」で、桂冠詩人ウイリアム・ワーズワースが「水仙」等多くの詩を編んだ。 -
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近くの教会のワーズワースのお墓にも訪れる。
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しかし黄水仙には出会わなかった。
調べてみたが、「水仙」はワーズワースが妹と旅した先で目にした、黄水仙を詠んだものとの事。 -
300年前からここで続く、ワーズ・ワースも利用したであろうホテル・オールド・イングランドのレストランで昼食。
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地元のバスの運転手の趣向でグラスミアの南部のスケルス村の遊歩道を軽いトレッキング。
荒々しい岩肌を流れ落ちる滝。 -
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湖に広がる緑の丘でのんびり家族団欒をする目の先は、
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親鴨が子鴨達のレッスン真っ最中の風景。
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ウィンダミア湖周辺の散策のハイライトは、ニア・ソーリー村にある「ピーター・ラビット」の著者ビアトリスク・ポターの農場ヒルトップのアトリエ。
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ポターはベストセラーになった「ピーター・ラビット」の莫大な印税で、
自然保護の目的で周辺の膨大な土地を取得。
"神が造ったイングランドの田舎”の偉大なる保護者となった。 -
ウィンダミア湖周辺の散策の最後は英国保護鉄道となっている、ハバースウエイト鉄道運営の蒸気機関車で10分間の旅。
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湖水地方に名残を惜しみながらさらに南下。
目指すは「ジェン・エアー」や「嵐が丘」等で名を成した文学少女、ブロンテ3姉妹の故郷ハワース。 -
昔ながらと思われるハワースの街を散策。
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街の中心に立つエミリーが一時働いたと云うホテル「BLAK BULL」。
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300年も続いていると云う、ブロンテ姉妹も訪れたであろうレストラン「Old White lion」で昼食。
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教会の裏手のおどろおどろした墓地に続く通称「ブロンテの小道」を辿ると、ブロンテ姉妹が遊び廻り、小説のアイディア育んだであろう草原の丘に出る。
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開発が進み大きく変化したと云うハワースの田園風景だが、この草原の風景は「嵐が丘」の文面と変わらない景観だという。
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ストラットフォード・アポン・エイヴォンは、街自体が"シェークスピアの生涯”を描いた「シェークスピア劇場」そのものだ。
先ずは生家。 -
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ウイリアム・シェークスピアが少年時代在学したキング・エドワード4世グラマースクール。
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シェークスピアは18歳の若さで、豪農の娘、8歳年上のアン・ハサーウエイと結婚する。
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その後ロンドンに出奔するも、32歳で劇団の花形作家兼俳優として凱旋。
今やこの片田舎の「ロイヤル・シェークスピア劇場」でハイシーズンの6月~9月は、日曜以外毎日シェークスピア劇が上演されると云う。
コッツウォルズ観光から帰り、夜我々も観劇に。
出し物はシェークスピアの喜劇・ハッピーエンドの「お気に召すままに」。 -
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シェークスピアの作品資料や舞台衣装は「シェークスピア・センター」でも見ることが出来る。
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この街に建つホリー・トリニティー教会は、シェークスピアが誕生の際洗礼を受け、そして埋葬されている。
シェークスピアは墓標に「この石に触れざる者に幸あれ わが骨を動かしたる者に呪いあれ」と刻ませた。 -
チューダー様式の街並み
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街中に舞台装置を張り巡らせた、至れり尽くせりの「シェークスピア劇場」の街・ストラットフォード・アポン・エイヴォン。
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湖水地方が"神が造ったイングランドの田舎”の「誇り」に対して、
コッツウォルズは"神が造ったイングランドの田舎”の「象徴」と云えるだろう。
その典型がコッツウォルズで最初に訪れたバイブリー。 -
詩人のウイリアム・モリスが「イングランドで最も美しい」と絶賛した村。
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何処を歩いてもその美しさに見惚れるばかり。
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バイブリーの北側には「リトル・ヴェニス」称されるボートン・オンザ・ウォーター。
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浅い清流のウィンドラッシュ川で戯れる子供たちとそれを優しく眺める親たち。
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木株に腰かけて語らうカップルの姿。
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レストランの木陰の野外席にはちょっと洒落た雰囲気が漂う。
「リトル・ヴェニス」よりも「Big Miniture Garden」てな感じだ・・ -
コッツウォルズでの最後の訪問地チッピング・カムデンは13~14世紀にウールで栄えた街。
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その象徴が今も現役で活躍していると云う石造りのマーケットホール。
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ここは住宅も教会もはちみつ色一色。
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この村でイングランドの習慣に則り、美味しいアフタヌーンティの振る舞いに饗する。
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ストラットフォード・アポン・エイヴォンへの帰路、お伽噺の住いの様な屋根の家々の街並みを通る。
イギリス人にこよなく愛される街並みとかで、その名は「ブロードウェー」。 -
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イギリス唯一天然温泉が湧くバース。
街の中心をエイボン河がU字型に囲む。
エイボン河に架かる「バースのヴェッキオ橋」ことバルトニー橋。 -
エイボン河に繋留中のボートの姿に思わずカメラを向ける。
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バルトニー橋の麓からも望めるバース寺院。
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それまで無視されていたローマ人の遺跡の風呂は、バース寺院改修の際再発見。
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風呂として使用はされていないものの、そのローマ式神殿風の遺跡は今や「ローマン・バス博物館」として観光の名所。
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建物の2階のバンプルームでお茶代わりに、きれいなお嬢さんが温泉を汲んで飲ませてくれる。
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その温泉の効用が知られたことが切っ掛けで、バースの街は王侯貴族社交場化が図られ、バースの街は美しい弧を描いたような街並みが続く。
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その建築様式の典型を見せてくれるのがロイヤル・クッレセント・ハウス。
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30個の住宅からなり、右端の1号館は博物館となっている。
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雲が垂れ込め、日が陰るのが早くなったストーンヘンジへ。
少年時代に夢を描いた場所。
近々この辺りの自動車道は消えさられ、一層ストーンヘンジが建てられた頃の様相に近づくことになるらしい。 -
その日の宿泊地はソールズベリー。
この旅の主題"神が造ったイングランドの田舎”を巡る旅は、実質的にはストーンヘンジで終わりを告げる。 -
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ソールズベリーと、残るロンドンは巨大建築を巡る旅となった。
ソルズベリー大聖堂外観 -
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イギリス一高い(123m)聖堂尖塔
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ソルズベリー大聖堂堂内
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今宵のモーツアルト・コンサートのリハーサル風景。
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ソルズベリー大聖堂庭園
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イギリスの首都ロンドン風景。
とうとう雨になった。
いつの日か改めてロンドン中心のゆっくりした旅をしようと、家内とも話し合ったものだが・・
ロンドン塔 -
タワー・ブリッジ
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ウエスト・ミンスター寺院
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ビッグ・ベン
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故ダイアナ妃の居城だったケンジントン宮殿
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大英博物館
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近代美術館
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トラファルガー広場
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バキンガム宮殿
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地下鉄(チューブ)
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ケンジントン地区の高級マンション
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然史博物館
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