2018/01/16 - 2018/01/22
52位(同エリア822件中)
1ウォンさん
(丹陽①の続き)
水没した丹陽の旧市街地には一体何があるのか!
近隣には「赤城山城址・新羅赤城碑」、町中には水没関連の「水没移住記念館」といった施設はあるものの、関心度は一般的にはあまり高くないでしょうし、特に見どころがある訳でもなく、グルメを堪能できる訳でもなく、ただ残された古い家々がひっそりと佇んでいるだけで、訪れる人はあまりいないことでしょう。
なので、ここはスルーして頂いた方がよろしいかと。
後半は、青瓦台晩餐酒に指定されたというマッコリのテイスティングと、ニンニクが名産なので、新市街地の市場でニンニクを使った食べ物にトライ。
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旧市街地への入口となる「赤城大橋」からスタート。
見どころがない中、実は一番来てみたかったのがこの橋で、ここから旧市街地に入るなんてことは想定していなくて、チョッピリ感慨深いものがある。 ^^ -
欄干の親柱には、丹陽のキャラクターであるオンダル(高句麗の将軍)
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反対側にはピョンガン妃
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丹陽のシンボルのひとつであるカササギもお出迎え。
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”丹” の文字を表した丹陽のシンボルマーク。
ちなみに、赤は太陽、青は南漢江、
緑の下段は嶋潭三峰、左側は挨拶をしている人の姿を表しているそう。 -
それをイメージしたオブジェ。
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対岸には「イェッ(昔)丹陽ニュータウン」
人口増加と農業競争力向上のためにつくられたという、帰農者を対象にしたマウル。 -
イチオシ
(ズームイン)
美しい~ 憧れ~ -
水没したと思われる地区。
といった風景が見られたり、丹陽のキャラクターなどに迎えられたりと、この橋に来てみたかった理由はここにあり。 ^^ -
旧市街地へ。
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1キロほど歩いた所に「下坊里」のバス停。
バスに乗ってきた場合はここで降りて赤城大橋に向かったことでしょう。
この辺りには飲食店やスーパーなどの商店が何軒か集まっていて、町の中心といった雰囲気。 -
バス停向かいには、昔のこの町(下坊里)の写真。
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市場
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映画館
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渡し船も往来していた様子。 など。
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イチオシ
写真のうしろには、こんなカワユイ灯篭が、
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そろそろお昼で、ニンニクを使った料理を食べさせてくれるお店はないかと探したがなさそうだったので、バス停近くの「旧丹陽スンドゥブ」というお店に。
” 旧丹陽 ” というヒビキがいいじゃありませんか!
以下、旧丹陽とさせて頂きます。 -
(店内)
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スンドゥブをおいしく頂く。
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食後は水没移住記念館や赤城山城へ。
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坂道を上って、
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【水没移住記念館】
かつて丹陽の中心であったこの地区は、ダムの建設により、その大部分が水没したため、そこで暮らしていた数千世帯もの人々は、1984年から翌年にかけて現在の市街地または他地方へと移住。
この記念館は、そんな故郷を失った彼らを思いつつ、後世の人々に歴史の生きた教育の場として活用させよう、と1990年に設立された。(自分なりに解釈) -
水没した場所に置かれていた碑石類をここに移転。
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(羽化橋記事碑)
朝鮮時代に「羽化橋」という石橋が造られたことを記念してたてられた碑石。 など。 -
(現在の羽化橋)
あの橋を渡って、 -
イェッ丹陽ニュータウンからも、こちら側を眺めてみたかったが、時間的にちょっと厳しい。
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(ここから見た旧丹陽の風景)
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館内には写真などが展示されていたが、開放されていなかった。 ( x_x )
見たかったのに! -
さらに上に向かい、
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丹陽高速サービスエリアに。
最近、徒歩でSAに来ることが多いような、 ^^ -
展望台のような所があって、ここにも旧丹陽の写真が少々。
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(下坊里全景)
今と比べると、町の規模が大きかったことがよく分かる。 -
眺望は、高速道路と南漢江が見えるだけ。
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さらに上に向かい、
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【新羅赤城碑】国宝第198号
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山城は城郭が一部残っているのみで、現在修復中?
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さらに上に向かい、この辺りが頂上で、少々いっぷく。
今回は買い物をしながらの旅をしてしまい、これまでの収穫はこちら。
この後さらに増えて、おかげで旅の予定が変わってしまった。
これからはやめよう! ^^; (余談) -
眺望は悪し! (渡ってきた赤城大橋がチラっと見える程度)
お次は下に戻って旧丹陽を散策。 -
商店が集まる中心エリア
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ちょっと離れると、例の如く壁画だらけ。
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イチオシ
スカイウォークでジップライン。
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アート? ^^
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公衆便所
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(丹城面の役所)
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イチオシ
入口右には、” 丹 ” 文字の石造りの素敵なオブジェ。
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☆ 島潭三峰
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左には水没遺蹟碑
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ニンニク
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丹陽駅
水没前の丹陽駅は、ここから約2キロ離れた(現)丹城駅(信号場)で、次の目的地へ向かう途中にチョット寄り道すれば行けたのにパスしてしまった。(すごく後悔) -
島潭三峰と舎人岩 (丹陽八景)
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廃屋も多い。
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イチオシ
と、
歓迎されてない様なので、そろそろ旧丹陽をあとに。(^^;) -
かつての丹陽の中心地は、旅行者が立ち寄りそうなところでは、
飲食店5~6軒、スーパー数軒、カフェ1軒?
市場やコンビニ、宿泊・娯楽施設はなし。
と、中心地であったとは全く思えない、ひっそりとした村であった。 -
続いて、数キロ先の大崗醸造場へ徒歩で向かう。
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ニンニク街灯 ^^
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韓国でチョクチョク見かけるサオの石造物。
ついに製造元を突き止めたぞ! (^o^) -
4キロ先には、丹陽八景のひとつである「舎人岩」。
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やっぱり訪れているので昔の写真を。
下を流れる川の水がすごくきれいだったことを記憶している。 -
【大崗醸造場】
創業1918年。2003年に韓国初となる黒豆マッコリを製造。
故ノ・ムヒョン元大統領が、ここのマッコリを気に入っていたようで、2005年~2008年まで青瓦台晩餐酒に指定される。 -
販売所
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主力商品
(左) 黒豆マッコリ 1200ml 2,500ウォン、 (右 )小白山マッコリ
黒豆の方をここで買うつもりでいたが、町のスーパーでも買えるというので新市街地で購入することに。(重たいので) -
ミニ博物館もあって、レトロな道具類が展示されていた。
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マッコリ作りの体験場もあり。(要団体予約かと)
結果的にはマッコリは町中でも買えるし、ここに足を運ぶよりもイェッ丹陽ニュータウンや丹城駅に向かった方がよい旅ができたでしょう。
近くのバス停から新市街地へ向かう。 -
【丹陽九景市場】
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(ニンニク通り)
収穫時期はニンニクでいっぱいに。 -
マッコリをニンニクマンドゥのお店で頂く。
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【黒豆マッコリ】
ハナロマートで2,400ウォン。
本家より100ウォン安い!ちなみに他のスーパーでは2,500ウォン。
成分:白米36% 小麦60% 黒豆2% 黒ゴマ2%
アルコール分:6% -
豆乳っぽい味に、コクのようなものも若干あるのかなと勝手に想像していたが、そのどちらもなく、単にまろやか~で軽い感じだった。多少の苦みはあるものの飲みやすいでしょう。パッケージには根拠は記されていなかったが、女性が飲むとよりよいとされていたので皮膚や美容にいいかも?
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マンドゥは3種類。
・海老 ・トッカルビ ・キムチ -
海老とトッカルビ4個ずつで4,000ウォン。
(キムチも食べたかったけど、この日は売り切れ)
ニンニクの匂いは全くせず、普通のマンドゥを食べているような感じだったが、トッカルビがおいしかった。 -
続いて、本当はニンニク定食を食べたかったが、どこも2人前以上でないとダメなので、スンデ通りでニンニクスンデクッパを。
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7,000ウォン。
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こちらもニンニクの匂いはせず、おいしかったとは思うが、返って物足らなさを感じる。
韓国らしくないッ! -
(黒ニンニクバンのお店)
これはニンニクが入っているのではなく、ニンニクの形をした饅頭のことね。(たぶん) が、休みで食べることはできず。 ( x_x ) -
ニンニクトッカルビというのもあるが、4枚で1万ウォンとのことでトライできず。
と、「ニンニク料理を食べ尽くす!満喫する!」 ということにはならなかった。(>へ<) 明日は列車でソウルに戻る。
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