冬のマルタ島 その2

2018/01/24 - 2018/01/31

冬のマルタ島 その1から

5日目

お誕生日おめでとう、自分＼(^o^)／
今日で20歳と●●●●日だ(●には好きな数字を入れてください)
今朝はどうも風が強い。
天気予報では晴れのち曇り俄雨って、なんやねん(>_<)
青の洞門に行って、天気が良ければボートで遊覧しようかと考えてたけど絶望的。
まぁ、行くだけ行ってみるか。
昨日の残りを朝ごはん(ケバブ超うめー)にして、7時のバスに乗って出発だ。
その前に、部屋のタオルが次々と補充されずに回収されて行くので、フロントにタオルちょうだいって言いに行かないと。
フロントの兄ちゃん、その場でタオルくれたよ。
そういうシステムなん？(・・;)
部屋にタオルを放り込んで、バスターミナルに。
始発だから楽ちん。
ヴァレッタで乗り換え。時間があるので、スタンドでデーツパイを買ってみた。
30セントって安くないかい？
まぁ、コーヒー1ユーロするかしないかだから、そんなもんかなぁ。
バス待ち客が、飲んだり食べたりするからか、丸々太った鳩いっぱい。
というか、マルタの鳩は丸々太ってる(^^;
バレッタから40分ほどで、青の洞門到着。
まずは展望台で、有名なアーチ型の岩を撮る。
朝一番だから、貸切。そして、めっちゃ晴れてて、めちゃ綺麗。
にわか雨とか曇りのち晴れとか、どこいったんさ(ｰ ｰ;)
波が高そうなんだけど、ボート出るのか乗り場まで降りて行ったら、どうやら大丈夫なようだけどオープン待ち。
めっちゃザプンザパン言ってるけど、まぢ大丈夫(・・;)
9時半、荒ぶってるボートに乗り込み、遊覧開始。
うっかり先頭に乗ってしまったもんだから、めちゃ揺れる。
うっかりしてたら、海に投げ出されそうなんですけどー(>_<)
でも、テンションあがるぅ～(°▽°)
必死で座っている板を掴み、根性で写真撮る。
波は荒いけど、海の透明度は変わらないので、すごく綺麗。
ちょっとした洞窟の中にはいったりと、上から見ただけではわからない穴がいっぱい。
20分くらいの遊覧は、あっという間。
船から降りたら、足ガクガク。
意外と踏ん張っていたようだ(・・;)
で、近場に遺跡があるけど、石塊には心動かないので、一旦、ヴァレッタに戻ることに。
展望台のところまで戻って、時刻表見たら、40分後ですかぁ(ｰ ｰ;)
仕方がないので、キラキラ輝く海と白い洞門を、ベストショットな位置でのんびり待つ。
なかなか見ていて飽きない景色である（＾ω＾）
バスに揺られてヴァレッタに戻ると、予想通り日曜休業のお店が多い。
とりあえず目についたカフェで、フィッシュ&チップスを頼む。
ピザのセットもあったけど、デカすぎるんだよね、こっちの。
で、再びバスに乗ってタルシーン神殿の遺跡を見に行く。
一応、世界遺産だし、押さえておこうかなと。
バスターミナルで、お目当てのバスを待っていたが、時間になっても来ない。
と、目の前をそのバスが走りすぎて行く。
隣のバス停に止まってるって、詐欺じゃん(>_<)
仕方なく、他のバスで、このバス停止まるの？と確認して、無事にタルシーン神殿に到着。
ここと、ハイポジウムは、民家のど真ん中にある遺跡というが、ほんと簡素な住宅街のどまんなか。
とりあえず、ニャンコに出迎えられて遺跡見学だ。
痛みやすい石なので、テントで覆われてて、雰囲気がねぇ(´ｰ｀)
15分程度で見終わってしまう。
ハイポジウムの予約は15時からなので、それまでカフェででも時間潰そうかとバス道に出て見たが、何にもなーい(>_<)
日曜日だから、全部閉まってる(;´д｀)
仕方なしに公園のベンチで時間潰し。
鳩がウザい(>_<)
30分前にハイポジウムに行って見た。
受け付けして、しばし待つ。
ここは、一番古いのは6千年くらい前に作られたらしい、神殿兼墓地。
貯水槽作ろうとしたら偶然見つかって、掘ったら遺跡出て来たのが100年前。
今は、発掘が終わって、保護しつつ見学できるように1日60名限定、要予約なところ。
そうしないと、遺跡内の環境(湿気や二酸化炭素、熱等)が変わって、大事な壁画に苔が生えて大惨事になるらしい。
ていうか、なったから、1時間に10名限定ツアーなんだけどね(ｰ ｰ;)
大きさは民家4軒くらいで地下3層。
地下1階は、天然の洞窟を利用したんだけど、その下からは人力で、硬い岩や火打ち石や鹿の地ので、コツコツ何百年もかけて広げて行ったらしい。
そのあとが残ってるし(　ﾟдﾟ)
儀式の部屋があって、となりに、骨を積み上げる部屋があって、そこがいっぱいになったら、次の骨入れる部屋を作ってたらしい。
隣の部屋と入口の高さが違うのは、骨と土を床にして隣部屋作ったからなんだと。
踏んづけていいんだ、ご先祖さま・・・(^^;
儀式の部屋の壁には、シチリア島から持ってきた赤土でグルグル文様が書いてあった。
ここの何がすごいって、少なくとも5千年前に、大した道具もなく手彫りで、石を積み上げたかのような柱と天井を彫ったこと。
一瞬、石をはめ込んだように見えるけど、一枚岩らしい。
美的センスすごいな(　ﾟдﾟ)
地上にある遺跡よりは、よほど見応えがあって、面白かった。
入場料高かったけど、満足。
上機嫌で、バレッタ経由でホテルに帰る。
タオル、補充されてた(^^;
そんなにタオルいらないけど、明日明後日の分だと思おう。
今日の夕食は、美味しいと色々な国の観光客に評判のお店へレッツゴー(=ﾟωﾟ)ﾉ
その前に、水と明日の朝ごはん買わなきゃね。
パステッツィという、パイを買おうとしたら、私の前の客が残り少ない全部をお買い上げ(ToT)
しょうがないので、チキンパイにしといたよ。
で、レストランについて、マルタ風ハンバーグを頼む。
ひき肉の肉包み焼き(煮込み？)、ウマー。
そして、量多いね(^^;
食後に優雅にカプチーノ飲んで大満足。
ふふふ(・ω・)
さーて、明日は観光最終日、イムジーナだ。

6日目

全然、お腹が空きません。
食べすぎたかなぁと思いつつ、いつものように朝のダラダラタイム。
今日は、マルタ島の真ん中にあるイムジーナっていう古都に行く。
イスラム教徒との戦いで、ヴァレッタに砦を築く前まで首都だったところ。
あまり人が住んでいないので、静寂の街と言われているらしい。
平地だといいなぁ。
バスに乗り込み、1時間ほどでラバトに到着予定が、交差点で交通事故起こしたのに出くわして、バスは立ち往生。
40分遅れでラバトに到着。
さっそく、イムディーナの中に入る。
城壁の街でこじんまりと小さいけれど、白っぽい石畳みに調和のとれた街並みが、すごくいい！ヽ(・∀・)
平地だしな。
ヴァレッタのゴミゴミ雑多な感じがなくて、落ち着いてて良い感じ。
大聖堂に一番乗りで入り、貸切状態好き放題(・ω・)
ここのシャンデリア、花のモチーフがあって、可愛らしい。
赤色の布が飾られ、金で装飾されているが、上品に纏まっていて嫌味じゃないのがいいね。
この街の雰囲気、すごく好きだわ。
城壁の外はラバトという新市街。といっても古いんだけどね。
そこにある聖パウロ教会と聖アガサの礼拝堂を見に行く。
途中、マルタで一番美味しいパステッツィのお店があるので、地元民のオヤジ達に揉まれながら、リコッタチーズのを買う。
1個30セント。
普通に手のひらサイズあるから、安いよね。
で、ラバトにある2つの教会は中に入れなかった(´･ω･`)
2つともカタコンベとかが有名なんだけど、好き好んで見たくはじゃない。
遺跡は見るけど、墓は見ない(˙-˙)
外観だけ写真撮って、イムディーナに戻る。
流石に昼近いと観光客が増えて来てるね。
それでも、ヴァレッタの雑多な感じはないけど。
町歩きしてて気づいたけど、ここ、空のネズミと言わてる鳩いないんだよね。
スズメはよく見るんだけど。
逆に、ヴァレッタやスリーマではスズメは見かけなかったな。
お昼まで、少し時間があるので、休憩がてら名前のわからない教会で休憩。
シャンデリアを吊りさげてる天使の人形が可愛いな(^_^)
で、イムディーナの中の適当な店で、マルタソーセジののったピザを頼む。
日本でいうと、Lサイズじゃね？って大きさ。
頑張って食べたさ、美味しかったし(つД`)ノ
帰りのバスの時刻を検索して、わりと本数あるので、適当にイムジーナガラスやバレッタガラスと書かれているガラス製品を物色。
言っちゃ悪いが、ベネツィアのほうが、種類も質、デザインも上のような気がする。
で、バレッタ行きのバスに乗り込んだんだけど、途中でバスの自動ドアが壊れたようで立ち往生。
朝の事故といい、今日はそういう日なのかい(ｰ ｰ;)
なんとか運転手のおじさんが応急処置して、30分遅れで出発。
無事にバレッタつけてよかったよ。
時間があったので、国立考古学博物館へ。
興味がない人は10分程度で終わるだろう小さな博物館である。
ハイポジウムやジュガンティーヤで発掘されたものが展示されていて、なかなか興味深い。
説明書きとか読んでたら時間かかったろうけど、適当に程よく見て回って30分程度。
で、最後のバレッタ散策。
リパブリック通だけだと、騎士団長の宮殿までは、道は平坦なんだな。
脇道や先に行くとアップダウン激しいけど。
初日はリパブリック通を横切りまくりだったからなぁ。
高低差激しすぎて、しんどかったわ(^^;
改めて見ると、店ばっかり。
脇道もメインどころも。
店がない脇道は、両側にびっしり路駐の車。
ちょっとげんなりするね。
で、お気に入りの聖パウロ教会を見に行ったら閉まってた。
じゃあ、イタリア系の綺麗な教会は開いているかと見に行ったが、閉まってた(T_T)
もう一回、見たかったなぁ(>_<)
とりあえず、カフェで休憩する。
ホットカフェオレは、どこのカフェでもガラスで出てくるんだよね、不思議。
時間もいいし、アッパーバラッカガーデン見に行って帰りますか。
1時間ほど眺めて、流石に体が冷えて来たので、スリーマに戻ることに。
満員バスに渋滞で、ちょっと疲れて無事到着。
とりあえず、スーパーに寄って、自分用の買い物とかして、いつものごとくケバブ屋さんで、テイクアウト。
楽だし、美味しいんだもん！(>_<)
ホテルに戻って、荷物詰め。
明日は帰国。
早いもんだねぇ。
お風呂はいってさっぱりして、ご飯食べて。
夜のヴァレッタは今日で見納め。
ピーチティー飲みつつ、夜景を堪能して、寝た。

7日目～帰国

いつも通りに起きて、最後の荷物詰め。
日本は近年稀に見る大寒波らしい。
嫌だなぁ(ｰ ｰ;)
出発まで微妙に時間あるし、バスのチケットもまだあるので、スリーマにあるマウントカラメル教会を見に行く。
同じスリーマだけど、ホテルとは岬をぐるっと回った反対側。
かなり規模がでかいし、装飾とか最低限で、逆に落ち着く空間である。
7時からミサが始まるようなので、早々に退散。
日の出を眺めながら、ヴァレッタに向かう。
バスは満員。最後の方は、人が少なくなったけど。
ヴァレッタに出勤の人は少ないんだな(・ω・)
で、体冷えひえなので、適当なカフェでカプチーノを頼む。
イタリア系カソリックの教会は、やっぱり開いてなかった。
残念(>_<)
アッパーバラッカガーデンで猫を眺めて、バスでホテルに戻る。
重たいスーツケースを引っ張り、路線バスで空港へ。
タクシーを頼みたいところだが、バスなら1.5ユーロ。タクシーなら20ユーロ。
乗合の送迎サービスにあるけど、いい噂きかなかったから止めたんだよね。
なんとか無事に空港到着。早速、スーツケースを預けて身軽に。
出発までは空港内で暇つぶし。
フードコートやお土産屋さんなど色々。
冷やかすだけだけど(^^;
帰りも行きと同じ、キプロス経由ドバイ乗り換え日本行き。
あっという間にマルタ島であった。
イメージ的に、イタリアを小さくまとめて、物価安くした感じ。
島に比例して街自体が小さいので、観光もわりと半日で終わる感じだったなぁ。
交通の便利さや景色、買い物しやすさで、スリーマに泊まって正解だと思ったわ。
バレッタ、坂道だらけで、移動大変そうだもん。
夏はクソ暑すぎるらしいので、泳がないなら冬場がいいかも。
情報少ないけど、のんびりするには良い観光地かなぁ。
次来た時は、観光クルーズもいいと思った。
ご飯美味しいし、治安良いし、なかなか充実した旅行でした。


おしまい

エリア マルタ

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

青の洞門展望台

午前8時ごろ

岩ばっかり

遊覧船への道

いざ出港

天気は、かんかん照り

色が違うのが面白い

アーチをくぐる

中に入る

写真じゃ暗いけど、青くて綺麗だった

水の透明度が半端ない

3色の岩

再びＰａｎｏｒａｍａといわれるバス停の展望台から

透明度がすごい

遊覧船が通ります

にゃんこ

タルシーン神殿

女神像の下半身（レプリカ）

ハイポジウム

スリーマでリーズナブルなビストロ、TA‘KRIS
親父のハンバーグ14.95ユーロ
アイスティ250ml1.75ユーロ
平均より、やや安いかなぁ。

イムジーナ

取っ手がドラゴン

生々しい人形

ガラス工房

カラフルなガラスたち

街角にて

井戸

水のみ場かな

大聖堂

赤かった

シャンデリアがかわいい

手すりの綱の止め具が素敵

シャンデリアが素敵

日が差してきたのでパシャリと

小道も風情がある

聖パウロ教会

聖アガサの礼拝堂

だれ？

イムディーナの名前わかんない教会の横の半地下のお店にてランチ。
マルタソーセージ入りピザとドリンクで12ユーロでお釣が少々きた。

街の外は畑が広がってる

イムジーナの中の教会が見える

月が出ている夕方のアッパーバラッカガーデン

スリーマのマウントカラメル教会

天井が高い高い

朝日が昇るスピノーラ湾