2018/01/10 - 2018/01/24
182位(同エリア648件中)
コージさん
ニュージーランドへは今までに2回訪れて美しい大自然を堪能してきました。ミルフォード・トラックは「世界一美しい散歩道」と呼ばれ、テレビでも紹介されたのでずっと気になっていました。しかし、途中にマッキノン峠まで700m登って900m下るという難関がある為、山歩きはしても山登りをしない私にはハードルが高すぎると諦めていました。
ところが色々と調べるうちに、700mの登りは以前経験したキーサミットへの登りと大差がないことに気づき、また、今後は年齢を重ねるに従って体力が落ちるばかりなので、今回思い切って挑戦することに決めました。
また、以前行ったことのあるマウント・クック にも立ち寄ってこちらでもトレッキングを楽しんできました。
というわけで、今回はトレッキング中心の旅になりますので、山歩きが得意でない家内を置いて一人旅となりました。
1月10日(水)成田発、シドニー経由
1月11日(木)クイーンズタウン着
1月12日(金)ミルフォードトラック事前説明会、クイーンズタウン泊
1月13日(土)ミルフォード・トラック1日目
1月14日(日)ミルフォード・トラック2日目
1月15日(月)ミルフォード・トラック3日目
1月16日(火)ミルフォード・トラック4日目
1月17日(水)ミルフォード・トラック5日目、クイーンズタウン泊
1月18日(木)クイーンズタウン泊
1月19日(金)マウント・クック へ移動、同地泊
1月20日(土)マウント・クック 泊
1月21日(日)マウント・クック 泊
1月22日(月)クライストチャーチへ移動、同地泊
1月23日(火)シドニーへ移動、同地泊
1月24日(水)成田着
ミルフォード・トラックは決して楽ではなかったものの、普通に健康的な中高年の私でもそれほど疲労困憊することなく歩き通すことができ、素晴らしい景色と相まって大変充実した5日間となりました。
そのあと訪れたマウント・クックでは、ミルフォード・トラックとは全く趣の異なる氷河を頂いた山々の景色を眺めながらトレッキングを楽しむことができて、こちらも大変満足できました。なお、マウント・クック は正式にはマオリ語の名前をつけてアオラキ/マウント・クックと言いますが、長くなるのでこの旅行記ではマウント・クックと表記しています。
また、クイーンズタウンでの滞在は、山歩きの疲れを癒すとても快適なものとなりました。
この旅行記では、ミルフォード・トラック前後に滞在したクイーンズタウンの様子をお伝えします。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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クイーンズタウンはワカティプ湖の北側に発達した街で、繁華街はこじんまりとしていますが、なかなかオシャレで可愛らしい私のお気に入りの街です。
これまで家内と一緒に2回訪れていますが、今回は一人旅なので宿代を節約する必要があり、こちらのLakeside Motelに宿泊しました。湖畔に面していて眺望が良いのに一泊NZD160程度とお安く、繁華街へのアクセスもまずまずです。 -
3階の部屋なので窓から湖が見えます。
WiFiが弱いのとランドリーが夜7時で施錠されてしまうのが難点ですが、まずまずの宿でした。 -
宿の近くの湖畔の景色です。
澄んだ水を湛えたワカティプ湖の景色がクイーンズタウンの最大の魅力です。 -
荷ほどきを終えて街を散歩しているとTSSアーンスロー号が出港していくところに出くわしました。
ワカティプ湖は大きな川がないのでこの船は部品を陸路で運んで、ここで組立てたのだそうです。
クイーンズタウンに来ると必ず対岸のウォルター・ピーク牧場を見学するクルーズに参加していたのですが、オヤジが一人で子羊と戯れてもキモいだけなので今回はやめておきました。波のない湖面を滑るように走るクルーズはなかなか楽しいのですが.....。 -
初日の夕食は、Rees Streetに面したアイリッシュ・パブのPOG MAHONESにしました。ニュージーランドでは郷土料理専門店のようなものは見かけないので、なんでも好きなものを食べることにしています。
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店内は伝統的な内装でとても落ち着きます。後で判ったのですが、このお店は港側まで突き抜けていて、そちらにはテラス席が設けられていました。
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ギネスとハンバーガーを注文しました。
ハンバーガーは無難そうだったので選んだのですが、なかなか美味しかったです。
ここはミルフォード・トラックから帰ってからも夕食を食べに来たのですが、ウェートレスのお姉さんから「あんた、しばらく見なかったけど、どこ行ってたのよ?」と聞かれて、ちょっと嬉しかったです。 -
夜になると空が綺麗に晴れて天の川が見えていました。
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クイーンズタウン二日目は、これまで来たことがなかった、スカイコンプレックスに登りました。
街を一望のもとに見下ろせるので、一度は来て見る価値があるかもしれません。 -
港にアーンスロー号が帰って来ました。
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お客さんがジェットボートに乗り込んでいます。
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ワカティプ湖畔にはカモメが沢山いて目を楽しませてくれます。
杭の上にとまっていたカモメが後から来た一羽に追い出されていました。背景には先ほどのジェットボートが出港していきます。 -
港に隣接する小さな公園の木です。いつも日に当たったように輝いていて、私の中ではクイーンズタウンの象徴です。
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この日の午後4時45分からUltimate Hikes社での説明会があったのですが、そちらについてはミルフォード・トラック編でお伝えします。
説明会の後は、和食のお店「Tanoshi 楽」で夕食をとりました。 -
適当につまみを注文してビールを飲みました。日本のビールもありましたが、Emerson'sというダニーデンのビールがやや濃い目の味で美味しかったです。
真ん中に見えるのが経営者の方です。ホールの接客からキッチンの仕事まで常に大忙しで働いているのに、ちょっとでも手が空くとカウンターのお客さん達とも会話を交わして気配りする姿が見事でした。 -
締めに食べたお好み焼きです。アッサリしていてすっとお腹に入っていきました。
この次の日からはミルフォード・トラックに行って来ましたが、そちらについては、ミルフォード・トラック編でお伝えします。 -
クイーンズタウンに帰って来た翌日です。再びLakesaide Motelに投宿しています。クイーンズタウンを発つ際に余分な荷物をスーツケースに詰めて預かってもらったのですが、また宿泊する人以外の荷物は預かれないと言われました。そういうこともあろうかと、再度宿泊することにしていました。
早朝に目が覚めたのでホテルの周りで、夜明け前のワカティプ湖を写撮ってみました。 -
この日はトレッキングの疲れを癒す為、完全休養日に当てているので、これといって予定がありません。
とりあえず早朝のワカティプ湖畔を散歩しました。 -
こちらはニュージーランド・ワインの専門店のようです。我が家ではニュージーランド産のソーヴィニヨン・ブランがお気に入りなのですが、今回は一人旅なのでビールばかり飲んでいます。産地で飲めばきっと美味しいんでしょうが.....。
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街の対岸位突き出た半島にあるクイーンズタウン・ガーデンにやって来ました。色々な花が咲いていて散策するには良いところです。
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池には鴨の雛が泳いでいました。
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港をバックにカモメをパチリ。
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港の公園では子供がカモメを追い回していました。どこの国でも子供のやることは一緒ですね。
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港に隣接する一角には、ストリート・パフォーマーがいました。
片手で逆立ちして.....。 -
ジャンプしました!
両手が地面から浮いています!
この人は演技自体も凄いのですが、トークが絶妙でした。まず観客をイジります。私がカメラを持っているのを見つけると、"Hey, cameraman! Are you ready?"と言われてしまい、思わず、"Yeah!"と返してしまいました。
また、終盤に近づくと、
「クイーンズタウンの映画のチケットがいくらするか知らないけど、サンドイッチの値段なら知ってるよ。NZD40からNZD60だよね?今日のパフォーマンスはサンドイッチより良かったし時間も長かったでしょう?沢山払ってくれると僕もみんなのことをもっと愛せると思うよ!」
なんてことを嫌味なく言ってました。 -
公演が終わると観客がドッと押し寄せました。
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帽子の中はお札がぎっしりで、お兄さん、ニッコニコです。5ドル札だけでなく、10ドル札もたくさん入ってました。
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こちらのお兄さんは、ギターでスタンダードナンバーを弾いていました。
港の雰囲気によく合っていましたが、周りには観客がいなかったので、どうなのかなと思ってしばらく見ていると、ポツリポツリとお布施が集まって来ます。みんなそれとなく聞き耳を立てていたようです。 -
昼間のお兄さんがまたパフォーマンスをやっています。
今度はこちらの女性をイジって、愛を囁いているようです。
もちろんこの後、片手逆立ち&ジャンプを決めて、大量のお布施を手にしたことは言うまでもありません。 -
アーンスロー号が帰港しました。
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お兄さんの後に登場したのは、アイルランド民謡をベースにした演奏をする二人組みの"Choice"というバンドです。哀愁を帯びた曲調に思わず聴き入ってしまいました。購入したCDがとても気に入り、帰国以来毎日のように聞いています。
先ほどのお兄さんもこの二人もとてもレベルが高かったのでオーディションがあるのかと思いましたが、簡単なライセンスを取得すれば誰でもできるそうです。
クイーンズタウンには合計4泊しました。ワカティプ湖を中心とした美しい景色とオシャレな港の雰囲気に癒されてとてもゆったりと滞在を楽しむことができました。
このあとはマウント・クック編に続きます。
ここまで私の旅にお付き合い下さり、ありがとうございます。
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