2018/01/06 - 2018/01/08
351位(同エリア2024件中)
mickさん
3連休で手軽に行けそうな海外旅行先を探していて、ふと目に留まったのがマレーシアの「ペナン島」です。今まで名前ぐらいは聞いたことがあるという程度で、よくある南の島のビーチリゾート的なものだと思っていたのですが、調べてみると想像とは違って、多様な文化が入り混じっていたり、町じゅうがストリートアートで飾られていたりするような独特の町並みに面白さがあることを知って、その意外性から興味がわいてきて、今回の旅行の行先とすることになりました。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- シルクエア シンガポール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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深夜に日本を発ちシンガポール経由でペナンへ、空港からタクシーで約30分、宿泊先の「イースタン&オリエンタルホテル」に到着したのは午前10時半頃でしたが、幸いにも準備の出来ている部屋があり、すぐにチェックインさせてもらえました。部屋のバルコニーからは海や港の風景が見えます。
イースタン アンド オリエンタル ホテル ホテル
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荷物を置いて、早速街へと繰り出します。こちらはホテルの外観ですが、この建物は旧館で、今回宿泊した新館とは別棟になります。
イースタン アンド オリエンタル ホテル ホテル
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とりあえず、観光客に一番人気のあるアルメニアン通りの方角を目指して、ムントリ通りを歩いていきます。独特の建築様式「ショップハウス」はシンガポールでも見かけましたが、シンガポールの華やかな雰囲気とはまた異なり、生活の場としてしっかり使い込まれている感じがして、違和感無く町並みに溶け込んでいます。
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ペナンの名物といえば、街の至る所で見られるストリートアートです。こちらは、建物の窓枠を支えにしてよじ登ろうとしているかのような、巨大な少女の絵です。このように絵と実在の物を組み合わせたような作品が多いです。
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絵の他に、鉄の棒を折り曲げて作ったワイヤーアートも多くみられます。
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ムントリ通りを抜けて、マスジッド・カピタン・クリン通りに出ました。インド系・イスラム系・中国系の施設が1本の通り沿いに立ち並ぶという、多民族国家のマレーシアを象徴するような通りです。まずはヒンドゥー教寺院の派手な装飾が目を引きます。
マハ マリアマン寺院 (スリ マハ マリアマン寺院) 寺院・教会
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こちらはイスラム教のモスクです。雑然とした町並みの中で大きな存在感を示す、重厚な建物です。
カピタン クリン モスク 寺院・教会
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アルメニアン通りとの交差点に到着しました。角には小さいながらも装飾が見事な中国系寺院が立っています。
ヤップ コンシー (叶公司) 寺院・教会
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ショップハウスが軒を並べるアルメニアン通りの町並みです。
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建物の梁に立派な装飾が施されています。後で確認したところ、ここは孫文が住んでいた家のようです。
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アルメニアン通りの周辺は、ストリートアートの密集地帯でもあります。こちらは本物の椅子の上に子供の絵が描かれています。
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数ある中国系寺院の中でも最も豪華な、クー・コンシーもすぐ近くにあります。建物の内外や屋根の上まで色鮮やかで細密な装飾で埋め尽くされた姿は圧巻です。
クー コンシー (邸公司) 寺院・教会
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建物の内部は、黄金の装飾で光り輝き、目が眩みそうなほどです。
クー コンシー (邸公司) 寺院・教会
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再び外に出て街歩きを続けます。こちらはペナンの象徴的存在ともなっている、最も有名なストリートアートで、本物の自転車に、子供が乗っている絵が描かれています。常に多くの観光客に囲まれていて、写真を撮る隙を見つけるのも大変です。
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アルメニアン通りは交通量も多いので、ストリートアートも車の陰に隠れて見落としそうになることもあります。こちらの猫の絵もかなり大きいですが、絵自体も経年劣化でかなり薄くなってきていることもあって、見落としてしまいそうになりました。
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アルメニアン通りを離れても、少し歩けばすぐに個性的なストリートアートが見つかります。
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「ペナン・プラナカン・マンション」にやって来ました。かつての地元の有力者の邸宅が再現された博物館になっています。
ペナン プラナカン マンション 現代・近代建築
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建物内は、どこを見ても美しい装飾や豪華な調度品で埋め尽くされています。
ペナン プラナカン マンション 現代・近代建築
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受付で「2時半からガイドツアーなのでここに集合してください」と言われ、言われるままに参加してみると、がっつり1時間にわたってガイドツアーが実施されました。もちろん英語なので説明の内容はほとんど分からなかったのですが、1人で見て回っていたらきっと見落としていたような、建物の隅々まで見ることができました。
ペナン プラナカン マンション 現代・近代建築
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ホテルの近くまで戻り、お土産を買うために「チョコレート&コーヒーミュージアム」に立ち寄りました。ミュージアムといっても入口付近に申し訳程度に展示物がある他は、基本的にマレーシア製チョコレートとコーヒーの販売店です。入口付近はペナンらしくワイヤーアートで飾られています。
ザ チョコレート ブティック (レイス通り店) 専門店
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その隣の屋台街、「レッドガーデン」で夕食です。やはり屋台料理を食べずしてペナンに来たとは言えません。アジア各国の料理を売る屋台が並んでいますが、やはり食べておきたいのは地元ペナンの名物料理です。
レッドガーデン (紅園) 地元の料理
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ペナン名物チャークイティオです。スパイスの効いたピリ辛味です。飲物は、日本では考えられないですがマレーシアでは普通に飲食店で売られているらしい「ミロ」にしてみました。チャークイティオの辛さで味が分からなくなりかけた口の中をミロの甘さが丁度良い感じにリセットしてくれて、相性は抜群です。マレーシアでミロが大人気な理由が分かる気がしました。
レッドガーデン (紅園) 地元の料理
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2日目は、ペナンから船で2時間の無人島、パヤ島へのツアーに参加しましたが、それはまた別の旅行記で紹介したいと思います。ツアーのピックアップ場所がホテル旧館のロビーだったので、その時だけ旧館に立ち寄りました。こちらは建物の裏側の庭園から見た旧館の姿です。
イースタン アンド オリエンタル ホテル ホテル
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ツアーから帰ってきて、日没まで少し時間があったので、初日にあまり歩かなかった海沿いの道を歩いてみることにしました。海沿いには、イギリス統治時代のコロニアル建築の立派な建物が多く見られます。
Church of the Assumption 寺院・教会
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こちらは裁判所の建物のようですが、裁判所というより宮殿のようなイメージです。
高等裁判所 建造物
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海岸沿いには大小の公園が点在し、沢山の地元の人達が夕涼みに訪れています。
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数あるコロニアル建築の中でも最も巨大で豪華な建物、ペナン市庁舎です。
ペナン市庁舎 建造物
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市庁舎とどういう役割分担なのかは分かりませんが、タウンホールと書かれた建物も隣にあり、こちらもまた趣の異なる、優雅な美しさがあります。このあたりにいると、ヨーロッパの国に来ているような気分になります。
ペナン タウンホール 建造物
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白亜の市庁舎を、夕陽が照らし始めています。暗くならないうちに散歩を切り上げ、引き返すことにします。
ペナン市庁舎 建造物
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美しい夕焼けがペナンの街を照らしています。
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2日目も結局昨日と同じレッドガーデンでの夕食です。この写真ではさっぱり分かりませんが、ペナン名物アッサム・ラクサです。ひと口目は独特の酸味に少し驚きますが、慣れると病みつきになる味で、ほぐした魚の身の入った味わい深いスープは、全部飲み干さずにはいられない美味しさでした。
レッドガーデン (紅園) 地元の料理
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翌朝には帰りの便に乗らなければならず、今回の旅も慌しく終了です。出発前の情報収集によれば、「暑すぎ!」とか「冷房寒すぎ!」とか、この空港で飲んだマレーシア名物ホワイトコーヒーにしても「甘すぎ!」とか、そういった類のコメントが多く見られ、色々と警戒していたのですが、実際に訪れてみての個人的な感想としては、何事もそんなに極端ではなく「ほどほど」で、適度な刺激をもらいつつも、まったりと気持ちよく過ごせる場所だったように思います。
オールドタウン ホワイトコーヒー (ペナン空港店) カフェ
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この旅行で行ったホテル
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イースタン アンド オリエンタル ホテル
4.31
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