2017/09/16 - 2017/09/18
83位(同エリア1051件中)
hiroさん
この2、3年毎年1回は、カミさんと一番下の娘、そして旦那を置いて参加する私の姉の計4人で旅行しています。
普段土曜日も仕事の私は、早くから計画を立てないと休みが取れません。今年は9月16日の土曜日は休みになる予定だったのので3月中にANAの旅作に予約を入れました。2泊3日という日程と予算の関係で浮上したのが大連です。
「坂の上の雲」を見て以来一度は訪れてみたい場所だったので、今回は大連にしようと意見がまとまりました。
基本ツアー代金は¥45,000-「スウィッシュホテル大連(朝食付き)」と空港諸税等¥4,550-で1人¥49,550-。四人合計すると、¥198,200-でした。
今年は青島に続いて2度目の中国ですが、その土地ごとにまた違った街の様子が見られました。
現地でのお金は1元≒17円で計算しています。
PR
-
関空に到着して、出国審査を通過後ANAラウンジで朝食。
10:10の大連行きに搭乗するため、遅くとも2時間前の8時には空港に着いておきたい。
とすると、自宅を6時出発しなければならず。起床は5時半頃になってしまいます。嗚呼、関空は遠い。 -
機材は737なので、足元の広い非常口座席も左右に1つずつしかない。私はひざが痛いので他の家族には申し訳ないが、この席を使わせてもらいます。
-
今回食事はシーフードミールを事前に申し込んでおきました。
しかし、メインを見ると野菜が占める面積が大きい。白身魚のソテーにトマトソースをかけたものと、あまり味の付いていない、にんじん、ブロッコリー、カリフラワー。味の付いていない野菜は食べるのに苦労しました。 -
約2時間半で大連の空港に到着。小さな空港ですが、なかなかきれいです。
-
空港から市内まで、地下鉄が通っているので移動が楽です。
ホテルのある青泥窪橋駅までは1人4元でした。 -
地下鉄ホーム、車両ともきれいでした。
-
空港からは12番目が青泥窪橋駅になります。
-
青泥街は歩行者天国で何かのイベントの設営準備中。
-
ホテルのロビーは8階にあります。1階~7階はスーパーのマイカルが入っていて買い物にとても便利。(ただし、ホテルからマイカルに直接行けるドアはなく、1階まで降りて、ホテルを出ないとマイカルにはいけないみたい。)
-
ホテルのフロントは簡単な日本語なら通じました。
-
日本人のツアー客なので、ひょっとして労働公園の見える部屋にアサインされるかなと勝手に思っていたら、その通りになりました。
-
充分な広さがあり、くつろげます。
口コミでは「古い」と書いているのもありました。確かに新しくはないですが、きちんとリノベーションされていて古さを感じさせるところはあまり見当たらなかった。 -
無料のお水が2本とティーバッグなどが置いてあります。
-
バスタブもきれい。お湯もしっかり出ました。
-
アメニティも一通り揃っていました。
-
ついでに洗面台も写真に収めます。(心霊現象のように自分が鏡に映りこんでしまうのは仕方がない。)
-
部屋に荷物を置いて少しだけ休憩したら遅めの昼食をとりにホテルの周辺を歩きます。
中原街は海鮮をはじめとする色々なレストランが並んでいました。 -
どこにするか迷った末、通りの角にある巴哥幺妹重?小面という店に入りました。
-
夕食のこともあるので軽めの食事にしておきます。さて、何を食べようか・・・
-
排骨麺17元と。
-
揚州チャーハンとスープセット15元を4人でシェアー。炒飯は少しべたっとしていたものの、味は良かった。
-
食後は地下の勝利広場を通り抜けて大連駅に行きます。
-
大連駅は日本の上野駅がモデルになっていて、満州国時代に建てられたものだそう。
とりあえず駅構内に入ってみたけれど、これといって見るものはなく、すぐに出て、今度はロシア人街へ向うことに。 -
スタイリッシュなビルが立ち並ぶその足元には、
-
日本の昭和時代に走っていたような路面電車が現役で活躍しているという不思議な光景。
-
せっかく乗るならこういうタイプのほうが郷愁を誘います。
子どもの頃に乗った記憶がよみがえる!でも、大阪の阪堺線は長らくこんな感じの車両が走っていたなと思い出しました。 -
大連火車駅から勝利橋まで、1人1元。
-
ロシア人街にやってきました。
-
ロシア人街といっても、通りに並ぶロシア風の建物は、旧ロシア街の古写真から外観復元したレプリカで、今はただのお土産屋通りになっているだけ。
-
突き当りまで進んでいくと。
今はもう看板もありませんが、元ホテルだったみたいです。 -
この建物は旧市役所だったらしい。日本統治後は満鉄の最初の本社として利用されていたそう。
-
噴水だけど水は出ていない。
ここで、姉が食べたいと言ってホテル近くのショッピングセンターで買っておいたドリアン(30元)を食べました。
ドリアン独特のにおいがきついが、真ん中のほうを食べると、においがほとんどなく、甘みだけが、口の中に広がりました。これは初めてのことだったのでおどろきでした。 -
ロシア人街からひとつ道を外れると地元の人の生活空間になって、この公園ではなにやらゲームに興じている人と、それを見物している人たちの集団が所々にいました。
-
写真を撮ってると怒られないかなと思いながらも、生活感のある建物にパチリとシャッターを切った。
-
これは公衆浴場みたい。一度入ってみたい気がします。
-
ロシア人街を後にして、きりこ屋できりこのグラスを買いました。日本のものと比べると大雑把ですが、その分気を使わず普段使いできるので良しとします。
1個40元くらいのを5つほど買っておまけを2個もらったっけ。料金は全部で200元でした。
それから天津街にあるピザ屋さんで小休止。 -
ミルクティー、14元×3=42元。コーヒー12元。
そのあとまた天津街を歩いてホテルに戻ってしばし休憩。 -
大連は海鮮レストランが有名かもしれないけれど、せっかく4人いるので、北京ダックを食べようと思い、ホテルのフロントに聞いてみることに。
タクシーの運転手にこの紙を見せてくださいと言われてメモを渡されました。ろくに行き先もわからないままタクシーに乗り込んで連れて行かれたところは全聚徳でした。タクシー代4人で10元。 -
北京ダックは半羽で注文。野菜の炒め物。
-
昼間食べて美味しかったので、この店でもう一度揚州炒飯を注文。
-
海老の炒めたもの。これは甘かった。
-
メニューに大好物の海老餃子を見つけたのでついでに注文。
-
かなりの量がテーブルに並んでしまったけれど、ほとんど全部食べました。
会計は姉のおごりということでごちそうさまでした。
260元、約4,420円でした。 -
店内は広かったのですが、客は私たちのほかに、1組か2組いたぐらい。ガラガラで、店員も暇そうだった。ひょっとして普段はツアー客が多いのかも。
帰りもタクシーを拾ってホテルまで11元。中国はタクシーが安い!上手く使えれば便利です。 -
翌朝。きれいに晴れていてホテルの窓から労働公園が見渡せます。
-
朝食会場に降りて朝ごはんを食べるます。
和食、中華、韓国料理、洋食と揃っていました。 -
昨夜かなり食べたのと、今日は旅順まで行くのでお腹を壊してもまずいので少なめにしておくことに。味はまあまあでした。
私たちのホテルから旅順までは地下鉄で行くことに。
まず、2号線で青泥窪橋駅から西安路駅へ行き、そこで1号線に乗り換えて河口駅まで行く。そこからまた向かいのホームの12号線に乗って旅順駅まで行けました。地下鉄網が広がって便利でした。ここまでの運賃は1人9元≒153円。1時間以上のってこの値段。 -
旅順駅を出ると、タクシーの客引きに取り囲まれ、値段交渉。
4人で203高地と水師営の2箇所行って旅順駅に戻ってくるコースで料金を聞いてみた。すると向こうの言い値が料金が250元だった。
交渉して180元≒3,060円で手を打ったが、せめて120元くらいから始めるべきだったと後悔しました。
203高地の入場料はひとり10元。
写真は有名な203高地の忠魂碑。 -
150ミリメートルカノン砲の説明した石版があって。
-
これがそのカノン砲。
-
203高地の紹介文。
日本語訳の文を読むとやりきれない思いになります。 -
テレビで「坂の上の雲」を見てから機会があれば訪れてみたいと思っていた場所でした。
-
頂上までは歩きやすいように整備されていますが、バス停のある料金所からはかなり遠く、結局タクシーかツアーで来るのが1番いいかもしません。
-
少しはなれたところに展望台からは遠くの町や旅順港が見渡せるくらい良い天気でした。
-
日本式280ミリメートル榴弾砲の説明。射程距離は7,800メートルとのこと。
-
往きはタクシーが忠魂碑の際まで上がってくれましたが、後で係りの人に怒られていたみたいで、下の駐車場まで降りて待っていました。
この後水師営まで連れて行ったもらいます。旅順は203高地へ行くまでも、水師営に行くまでも道路はがらがらでタクシーの運転手はかなり飛ばしてました。 -
水師営の入場料1人40元。
水師営会見所は乃木希典とアナトーリイ・ステッセリによる旅順軍港攻防戦の停戦条約が締結された場所。小さな農家でした。
日本語ガイド(ここに来るのは日本人ばかりだから当然か)さんが写真の説明をしてくれます。 -
一応写真を撮っても良いか尋ねてから撮りました。
-
多くの死体が重なっている写真や、日本式280ミリメートル榴弾砲など。
-
6畳間くらいの部屋が2つあってその中に写真や会議が行われたテーブルが置いてありました。
説明の最後にガイドさんがみやげ物を勧めてきました。すごく面白い時計があって、値段を聞いてみたがとてもじゃないが買えるはずもなく、あきらめました。
ガイドさん、「カード払いもOKですよ。」とにっこり。でも、買えません。
敷地内にはレストランでトイレを借りて、旅順駅に戻りました。 -
地下鉄で星海広場まで戻ってようやく昼食を取ることに。
とりあえず目にとまったチェーンのゆで餃子専門店みたいでした。 -
中途半端な時間なので、ニラの餃子と蝦餃子の2種類と、もうひと皿何か注文。タレは自分らで調合します。
皮がモチモチツルンとしていて大変おいしかった!しめて99元。少し高いが、満足。 -
大きな広場を海辺のほうまで歩いていきます。だだっ広い広場を歩くだけでも疲れます。
広さは何と110万平方メートルでアジア最大の面積だそう。夜には屋台も出るらしいが、それにしても意味もなく広い。
駅そばのホテルはまだ新しいにもかかわらず、潰れてしまった様子ですが、広場の周りは超高級マンションがずらり建ち並んでいた。 -
海辺にやって来ました。
-
遠くに見えるのはマンションなんだか、ホテルなんだか・・・
-
向こうに架かっている橋が長い。
-
すぐ近くに遊園地もあって観光客だけでなく子供連れの家族もいてにぎやかでした。
-
建物の屋根か何かわからないけれど、この急な傾斜に腰掛けてみた。
-
中央に見える3人連れは皆同じピンクのリュックと一緒に記念撮影やってました。
気をつけてみると同じ柄でピンク色のリュックをいたるところで見かけました。そして一様にリュックとともに記念写真。多分今中国で大流行のリュックなんだろうが、それにしてもすごい人気みたい。 -
帰りは地下鉄を途中で降りて、路面電車に乗り換えて、大連駅近くで下車。
-
高層ビルにはさまれて下町の雰囲気が残っている場所にやってきました。
-
この一角もやがて無くなって行くのかなぁ。
おみやげ物屋があったので覗こうと思ったけれど、おばちゃんが店先で元気に痰をはいてから私たちを呼び込んだので、速攻無視して移動。 -
昨日から捜していた小籠包を店を見つけたので、あまりおなかが空かないけれど、入店することに。不二心 というお店です。
下調べをした時の記憶があいまいで気づかなかったから、昨日はこの店の前を何度も素通りしてしまった。 -
鮮肉10個入りで、18元≒306円とお得。
食べた感想は、皮が厚いけど、そのかわり口に入れると熱々の肉汁がほとばしり出た!
小籠包は、ディンタイフォンも含め、今までけっこう食べてきたつもりだけど、口の中の皮がやけどでむけるくらい熱々なのは初めてでした。
皮も厚いのは賛否両論あるかもしれないけれど、1人で1籠食べれば充分足りるので、大満足でした。 -
細長いつくりで4人掛けのテーブルが合わせて8つか9つくらい。饅頭のテイクアウトする人がひっきりなしに来ていました。
-
鮮肉小籠包×4とスープ1つで合計91元≒1,547円でした。
あらためて大満足! -
レジのお姉さんは私たちが日本人でも物おじすることなくガンガン中国語で話しかけてきました。奥に見えるが厨房。
店内は清潔で、箸は機械のボタンを押すと出てくるタイプでした。 -
ホテルの帰る途中、マイカルによってお買い物。店に入ったのは8時をまわっていたと思うのに身動き取れないほどの超満員。
ホテルに戻ると、せっかく水着を持ってきたからと私とカミさんは屋内プールを体験。少し泳いだり、二回目の五十肩になった私は肩を廻しながらのウォーキング。
娘と姉は隣接されたジムで機械をいじっていましたが、やがて部屋へ帰っていきました。 -
3日目、最後の朝。
昨日と変わらない朝食をとり、まずはマイカルで昨日買いそびれた買い物の続きを大急ぎで済ませてから、 -
次に足裏マッサージを受けにタクシーで曽石足道へ。タクシー代11元。
年々値段も上がっているのか、私たちが受けた時は60分で1人88元≒1,496円でした。 -
それが終わるとまたタクシーを拾って今度は中山広場まで。タクシー代10元。
大連賓館、旧ヤマトホテル。私は外観だけ写真に収め、カミさんらはフロントを見に行きました。 -
昼間の中山広場は大して見るものがありませんが、周りには歴史的な建造物が並んでいました。
夜はライトアップされて、夕涼みがてらやってくる人で賑わうみたい。 -
今日も天気が良く、日向にいると暑い。
帰りの荷物を持ったままホテルをでたので、そのまま中山広場から地下鉄で空港に向います。 -
空港には余裕の2時間半前には到着。
小さい空港で、たまたまなのか出国審査や荷物検査もスムーズに完了。
ちょっとギフトショップを覗いて、大連ファーストクラスラウンジに。
大連には中国国際航空のラウンジもあるけれど、自社便の乗客ではないからと案の定断られました。 -
小さな空港なのにラウンジは広い!
-
焼そば、炒飯などホットミールも一応置いてあったけれど、食べる気がないので、ほんの少しだけの味見で済ませます。
-
おつまみに袋入りのザーサイやdried fish,dried been curd(豆腐干)、お菓子などが並んでいて、その右側にワインとウィスキー(ジョニ黒とジョニ赤)。
-
カップラーメンが3種類。
辛ラーメンも置いてありました。 -
ラウンジは最初2、3割ぐらいの客が入っていたけれど、私たちが乗る便の搭乗が始まる頃にはもうほとんど誰もいなくなってました。
-
帰りはバルクを押さえたけれど小さい機材なので足元にあまり余裕なし(涙)。
帰りもシーフードミールを予約していたので、出てきたのがこれ。
メインは関空からの便よりこっちのほうが全くマシでした。ラウンジでもつまみ食いばかりしていておなかが空きませんが、がんばって完食。
およそ2時間と20分のフライトを終え関空に着陸。
短い日程でしたが、それなりに楽しめました。
国と国の間ではややこしい問題もありますが、旅行先としては楽しく、また違う場所を訪れたいものです。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
90