2・4歳児連れクリスマスノルウェー帰省:年末年始編

2017/12/27 - 2018/01/04

ここ毎年恒例のノルウェー帰省。今回もクリスマスから年始まで、ノルウェーの実家でのんびり過ごしてきました。クリスマスならではグルメと雪遊びを楽しんできました。オスロでちょこっとだけ観光してきましたが、それ以外は旅行とは言えない帰省記録になっていますが、もしよろしければご覧ください。

今回航空券はSASで往路SAS Plus （プレエコ）、復路はエコノミーで13万9560円でした。ANA修行のために加算率100％のプレエコにしたのですが、その前にDIA達成してしまったので、あまり意味なしｗでも快適でした。

12月22日 SK 0984 12:30 NRT-16:05 CPH, SK 0462　17:00 CPH-18:15 OSL
1月3日 SK 1455 10:00 OSL-11:10 CPH, SK 0983 15:45 CPH-10:40(+1) NRT

エリア オスロ(ノルウェー)

• 旅行の満足度: 4.0

クリスマスの祝日も終わり、平日に。今日から1泊2日でオスロに小旅行。まずは電車＆地下鉄を乗り継ぎ、オスロの老人ホームにいる叔母さんを訪ねる。オスロの一等地にあり、個室だし（ノルウェーはみんな個室らしい）、ゆったりとしていて、オシャレだし、さすが高福祉国家ノルウェーという感じ。それを支えるスタッフはほぼ100％外国人というのもノルウェーらしい。叔母さん担当の看護師さんはフィリピン人だった。スタッフも利用する食堂でビジターも食事がとれるということで、ランチ。キッシュとサラダ、パンの本日のメニューで70kr（約1000円）。これはリーズナブル！

地下鉄でNasjonalteateretに戻る。地下鉄、トラム、バス共通の24時間券を買っておいた。90kr(約1250円)。オスロ大学の前のクリスマスツリー曲がってないか？

Jul i Vinterland (Christmas in winter land)という期間限定のクリスマスマーケットにやってきた。クリスマス当日は過ぎたけど、Romjulというクリスマス期間なので、12月いっぱい開催している。入り口では子供たちに風船を渡しそうとするピエロがいるので要注意。もらってないので、値段は不明だけど。

クリスマスマーケットらしいお菓子の店や、ノルウェー土産の店、屋台などが並んでいい雰囲気。

ノルウェー在住の日本人友人親子と合流。 観覧車に乗りたいというので、私が3人連れて乗ります。一人69kr（約950円）と安くないのでね。いや、ノルウェーにしては安いなと思ったけど、子供割引とかなく、一律なので、4人乗ると3,800円！

下から見るとそんなに高くないけど、なかなかいい眺め。隙間がでかいので、子供たち怖がるかと思いきや、大興奮で、楽しそうだった。乗ってよかった！小さい分何周かしてくれて、一番上でとまってくれたりするので良心的。しかも東京と違って並ばないのが最高（週末は並ぶらしい）。

あちこちでたき火がたかれていて、暖を取れるようになっている。この日は0度くらいだったのでそんなに寒くないけど。

アイススケートリンクはなんと無料。靴は100krで貸し出しているけど、私と快は友人のを借りた。靴でもリンクに乗れるので、娘は靴で。息子は去年初めてアイススケートをして、今年は初。

午後3時くらいの様子。薄暗くなってきて、いい感じー。

メリーゴーランドもあった。高いので乗らなかったけど。

夕暮れのカールヨハン（メインストリート）。

メルヘンなクリスマスマーケット。ノルウェーは年2回来ても、なかなかオスロに足を延ばす機会はないので、誘ってくれた友人に感謝！

今夜は友人の義両親宅にお泊り。QPはそういうのが苦手なので、一人帰宅。義両親宅とはいえ、義両親は不在だったので、あまり気を使わずに済んだ。友人の旦那さん（ノルウェー人）がまだLutefiskというクリスマス料理を食べた事のない私に作ってくれた。Lutefiskとは、乾燥ダラを灰汁に漬けゼラチンのような食感にしたもの。ノルウェー人でも好き嫌いが分かれるということで、ずっと興味津々だった。まあ確かにちょっと変わった食感。でも思ったほど癖はなく、味はたらだった。ベーコンとベーコン油をかけていただくのだけど、それがぴったりで、いいアクセントに。

添えるのは豆のピューレと決まっているらしい。ごちそうさまでした。

友人には3歳の娘さんと5歳の息子さんがいて年齢が近いので、一緒に遊べて楽しそう。夜は一緒に泡風呂！かわいすぎるー。 と思ったら、お風呂から泡があふれて、子供達もあふれ出て（日本とは違い、洗い場はない）、カオスなことに。子供達めっちゃ楽しそうだった！子供達が寝た後は、大人だけでビールを飲みながら夜中までおしゃべり。楽しかった。

翌日は雨というか、みぞれ。なので、室内で遊べる科学技術博物館に行ってみることに。

https://www.tekniskmuseum.no/

オスロ郊外のKjelsåsという駅近くにあり、市内からは電車でもトラムでもアクセス可能と便利。入場料は大人170kr、子供（4歳以上）100kr。

ジオラマがあったり、展示もいろいろあるけど、小さい子供に楽しいのは地下にあるインタラクティブな学び？遊び？ができるフロアー。

この飛行機はのると風が吹く。何がいいって、ノルウェーなので空いていて、いちいち並ぶ必要がないこと。お台場のも楽しかったけど、並ぶからね…

これは吹き上げる風でボールをコントロールする遊び。

カプラというブロックの部屋。子供たち大興奮で、3時間半いたけど、あっという間！3フロアーあるのに、1フロアーしか見れなかったｗこれはまた来るしかないな。

友人家族にお別れをし、夕方、電車でDrammenまで。QPは昔ここで一人暮らしをしていて、遠距離の時に私もよくあいに来ていたので懐かしい。

雪が降ってきて寒い中歩いていると、目の前に煌々と光るスイミングプールが。シースルーで、中の水着の人達が見えて、別世界。いいなー、私もあったかいところで泳ぎたいなー。と思うと、隣にはBandy（アイスホッケーみたいなの）場があったりして、ノルウェーらしい。

QPと合流して、Drammenに住むQPの幼馴染家族の家へ。6歳の子がいるのだけど、寿司が好きということで、寿司をテイクアウトしていた。サーモンしか入ってない寿司ｗちなみにこれで2000円強。恐ろしやノルウェー。

私達は大好きなSnappy'sのケバブ。なんかまた値上がりしてたかも。スモールサイズで1000円位。スモールとはいえ、かなり大きくて、これ一つでかなりおなか一杯になる。私は辛くしてもらったので、ハラペーニョが大量。

一日フル稼働で私も子供もぐったり。

今日はとってもいい天気。

昨日雪も降ったし、今日はそり日和？ということで、そりへ！実家から歩いて5分くらいのところにある坂でそりできるなんて贅沢だわー。

お昼ご飯はサーモンちらし寿司を作った。ノルウェーのサーモンはやっぱりおいしい。最近は刺身クオリティのものもスーパーで手に入るのでありがたい。

夜はクリスマスと同じ、義妹家族と、義妹の旦那さんのご両親と一緒に実家でご飯。アペリティフ。

昼の残りのサーモンを使い、アミューズブーシュとしてサーモンのてまり寿司を作った。

メインはQPママの焼いたローストターキー。数時間かけて焼くので、いい匂いが一日中していて拷問のようだった。

付け合せのWaldorfサラダはブドウやリンゴ、セロリなどが入ったサラダで、生クリームであえてあり、私の大好物。

デザートは義妹の庭で取れたりんごで作ったジャムとジンジャーブレッドのクランブル、生クリームのミルフィーユ。めっちゃうまい！ノルウェーの生クリームっておいしいんだよね。

今日は近所に住む日本人の友人宅へ。前回もいただいてとてもおいしかったザワークラウトのパイを旦那さんが焼いてくれていた。これほんとおいしい！あと根菜のトマトスープ等もいただいたのだけど、写真撮り忘れ。友人にも男の子が2人いるので（一人は新生児だけど）、子供たちはそれぞれ遊んで楽しそう。私は友人とキャッチアップできてよかった。

今日はマイナス10度くらいで寒いのに、雪で遊びたいと外に出ていく息子。近所の無料アイススケート場に連れて行ってもらった。かなり広くて、これが無料だなんて羨ましい！スケート靴の貸し出しはないけれど、みんなこっちの人は持っているので、私は義妹家族から借りた。

今日は大晦日。午前中近所の川で白鳥に餌やり。今日は寒くて、川岸も一部凍っている。

昼は義妹家族を呼んで、年越しそば＆天ぷら。野菜はありあわせのもので。ブロッコリー、玉ねぎ。

マッシュルーム、ニンジン、サーモン。サーモンの天ぷらは初めてだけど、おいしかったし、みんなにも人気。

おそば。ネギを買い忘れたので素で。

大晦日の夜は恒例のステーキ。フィレなんだけど、とてもやわらかくておいしいの。あと、グリーンピースのガーリック＆サワークリーム和えが好き過ぎて大量に食べたら臭かった。

デザートはプリン（市販のもの）と生クリーム。クリーム美味しすぎてやばい。

いつもの時間（午後8時過ぎ）に寝かしつけるも、フライング花火がなり始め、気になってなかなか寝れない様子。それでも9時には寝た。

そして真夜中直前、あちこちで花火が上がり始める。子供達を起こして、布団で包み、外の廊下に出て花火鑑賞。みんなで見れてよかったね！あけましておめでとう！

元旦と言えば餃子！ということで、今日のお昼は餃子です。というのはうそだけど、昼にQPの元先生で、旅行が大好きなQPママの友人でもある人がうちに来るというので、餃子を作ることにした。この人、もうリタイヤしているのだけど、毎月海外旅行をしていて他人とは思えないｗ英語が堪能なのはもちろん、フランス語、ドイツ語、スペイン語も堪能（というか最初の2つは教えてた）で、面白い人なのだ。70年代に日本にガールフレンドがいて、その人を訪ねて日本に行った際、東京から広島まで自転車で行ったらしい。GPSもない時代にすごいなあ。ちなみに日本語は少しだけできる。

メインは日本のカレーライス。QP両親は辛口だと辛すぎてダメなので、中辛を。しかし中辛は何とも味気ないな。

夕方から近所のアイススケート場へ。息子もだいぶ上達して、一人で滑れるというか、歩けるというか、一人で大丈夫になってきた。

晩御飯はチキンとマッシュルームのクリームパスタだった。にんにくがきいていてとてもおいしかった。

ついにノルウェー滞在最後の日。そういえばスーパームーン！朝8時過ぎごろ、まだ暗いので家の中から観賞。

今日は晴天！マイナス4度くらい。雪もまだたっぷりあるということで、ソリへ。歩道もソリに乗って移動、ベビーカーがわり。

もはや新雪ではなく、だいぶ慣らされた雪で、滑る滑る。でも子供たちは全然平気な様子。

午後子供たちが昼寝しているすきに買い物へ。子供用のサイズアジャスタブル（伸縮する）なスケート靴をセールで199kr（3千円弱）でゲット。たまたまいいと聞いたCRAFTのものだった。調べたらCRAFTはスウェーデンの会社なのね。大人の靴はセールがなく、今回は見送り。帰宅すると、従妹が来ていて、みんなで一緒に子供番組を見ていた。

晩御飯はローストポーク。北欧らしく、ベリーのジャムをつけていただきます。

今回は私のチケットを父子と別切りにしていた。予約したときに自動的にあてがわれたオスロからコペンハーゲンのフライトが、父子と違うフライトになっていたことに予約後気付いた。変更不可のチケットということで、私一人父子よりも3時間半早くコペンハーゲン入りすることに。朝7時台の電車で空港へ。まだ暗いよー、雪降ってるよー。

QPは一人子連れで大変なので、私がスーツケース2つの運搬を引き受けた。これでQPは手荷物（と言ってもベニーカー、子供の機内持ち込みスーツケースがある）のみ。私スタアラゴールドで2つ預けられる身分でよかった。電車もゆったりなので（写真のところは本当は車いすスペースなのだけど）助かった。

ちなみにノルウェーの電車には電源もあり、無料WiFiも飛んでいる。

8時半には空港に到着。無事荷物を預け、SASラウンジへ。朝からカヴァ。

ラウンジから見たチェックインエリア。

雪のせいで10時発のコペンハーゲン行が30分ほど遅延。それでも乗継時間は4時間くらいたっぷりとある。こちらは雨だけど、せっかく子供もおらず身軽なので、グーグルマップで見つけた空港から歩いて5分くらいのところにあるスーパーまで足を延ばしてみる。

中規模のスーパーだけどなかなか楽しく、行ってよかった。戦利品。北欧のパンおいしいんだよねー。

そしてSASラウンジで時間をつぶす。サラダとパンとスープくらいしかないんだけど、このカレースープが思いのほかおいしかった。飲み物はカヴァとカールスバーグを。

ラウンジで、QP達のフライトステータスをチェックすると、30分遅延になっているではないか。乗継時間1時間しかないのに。まあでもいつも遅延しても日本便に乗り継げなかったことはないので楽観視。QPたちの到着するゲートまで迎えに行く。私を見つけた娘がママー！と駆け寄ってきて、だっこすると、ママ大好き！と。かわいすぎる。きくと、QPのオスロからのフライトには、東京行のキャプテンが乗客としてのっていたらしく、彼をおいていくことはないから大丈夫じゃないか、とQP。まあキャプテンはきっと車で機材から機材へ直で移動できるんだろうけど…私たちも小走りで、東京行のゲートへ。ステータスはゲートクローズになっていたけど、ちゃんと待っていてくれて乗れた。1/3の帰国便（到着は翌日朝）なので、満席かと思いきや、プレエコに空席がちらほらあった。私たちは真ん中4席並びで。 ビールを頼んだら、IPAが出てきてラッキー。とてもおいしかった。カールズバーグの人もいた。確かこのクラフトビールは、アルコール有料の路線では、プレミアム価格で売っているもの。SASはジンもクラフトジンを採用していたり、なかなかいいもの搭載している。東京便以外は有料だけど。

チャイルドミール。去年の写真を見たら、メインは全く同じだった。子供達このパスタ好きだからまあいいけど、努力が感じられない。そして去年はフルーツだったのが、サラダになっていた。子供でサラダ好きあまりいないと思うんだけど（娘は好き）。

大人の食事。1種類のみで、チキン。チキンは柔らかくてうまいけど、見た目がダメダメすぎる。しかもサイドが人参のマッシュって…

機内でベッドになるスーツケースJetKidsは、もはや香凛にも
小さいのだけど、こうして斜めに寝れば、２席で２人とも横になれることに気づいた。

そして代わり映えのしない朝食。ほぼ全部持ち帰りで。出発が私たちのせいで若干遅延したにもかかわらず、40分位早着。私も映画1本見て、あとは極力寝るようにしていた。帰りはあっという間だな。お昼頃家に帰って、この日は在宅勤務。

この旅行記へのコメント （2）

• 旅太郎のお母さんさん 2018/01/19 16:37:16

  おかげさまで！

  wakabunさん
  
  こんにちは。
  ついさっき年始のオスロ旅行記をアップしたら、ほぼ同時にアップされていたようで気が合いますねｗ
  スケートリンク、ラウンジ、サーモンだけの寿司、そしてご推薦いただいた博物館など、あちこちかぶってて、「そうそうそう！」と旅行記とっても楽しく拝見いたしました～♪
  
  博物館の件はありがとうございました。あとオットマンも。
  おかげで淡白な都市観光にならず、旅太郎も大満足のオスロ滞在ができました！
  旅行記で「wakabunさん、ありがとうございました」的な標記が多くて、wakabun教の信者みたいになってるかも・・
  
  また色々参考にさせて＆あちこちご一緒させてください！
  
  
  旅太郎のお母さん

  wakabunさん からの返信 2018/01/19 22:36:49

  旅行記拝見しました！

  旅太郎のお母さん、こんばんは。
  
  なんと、同時にアップでしたか。私より後にいっているのに、さすが仕事が早い！
  もしかして今夜から旅行で、その前にアップ、という魂胆ですか？
  あ、でも明日があるから違うかな。
  
  信者みたいな旅行記拝見しましたよ。ありがとうございますｗ
  オットマン早速買ったんですねー。長距離フライトにはいいですよね！
  旅太郎君も使えましたか。
  
  私もいつもお母さんの旅行記にはお世話になっているので、感謝の気持ちでいっぱいです！
  またよろしくお願いしますー。
  
  Wakabun