モロッコ→スペイン縦断？の旅（３日目　ラバトからフェズ）

2018/01/01 - 2018/01/13

一昨年は風邪、昨年は家庭の都合で行けなかった最初で最後（？）の「アフリカ」のモロッコそしてジブラルタル海峡渡ってスペインを縦断する旅です。
今回は正月は元旦に日本を出発する格安切符で約２週間の旅です。（●が路面電車のある都市）
１月１日：羽田→カタール航空→ドーハ（アラブ首長国連邦）
2日：→電車→●カサブランカ（モロッコ）
３日：→電車→●ラバト→電車→フェズ
４日：フェズ
５日：→バス→シャウエン
６日：→バス→タンジェ→フェリー→アルヘシラス（スペイン）
７日：→バス→ジブラルタル（英国領）→バス→アルヘシラス→電車→ロンダ
８日：→電車→マラガ
９日：→ライアン航空→●バルセロナ
10日：●バルセロナ
11日：●バルセロナ
12日：→カタール航空→
13日：→ドーハ→羽田

エリア ラバト(モロッコ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: カタール航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

早めにカサ・ボイジャー駅から電車に乗りたいため、7時にチェックアウト。夜明け前だが人が歩いているので、私も通勤客と一緒に駅に向かう。（写真はカサ・ボイジャー駅前）

駅構内はもう人が並んでいる。
窓口でラバト行の切符を購入。（事前にアラビア語のメモを見せました）
37DH

もう日本ではあまり見ることのなくなった、先頭の機関車が引っ張る「列車」
この後ろから見る「姿」はいいよね。

1月はここモロッコでも結構寒い。
列車に乗り込む皆さんも厚着をしている。

定時の8時過ぎに出発。今日の最終目的地はフェスだけど、途中下車でモロッコの首都のラバトに寄ってみます。

列車の中の様子。
（360度カメラで撮影）

RABAT　VILLE駅に到着。
事前に地図で見た時はてっきり地下と思ったら、こんな風に掘りこまれた場所にあって、この駅を過ぎるとすぐにトンネルに入る。

乗ってきた列車の先頭の機関車、ちょっと不格好な顔('_')

上から見た駅の様子。
ここまでの線路際に高速鉄道が作られる予定地がみられた。
この工事も高速鉄道の駅の改修かな？
左側の高台に沿って路面電車が走っている。

駅の出口はこんな感じ。イスラムの雰囲気が伝わってきた。
でも首都の駅にしては「地味」な感じ。

出口のわきに路面電車の駅がある。
この後、駅前の銀行で両替。2万円で1617DH（12.4円/DH）

路面電車が入ってきました。
流線型でカッコいい。

結構な頻度で走ってます。
時間の都合、私は写真を撮るだけでした。

11時11分ラバト駅発の列車が入ってきた。 フランスAlstom社製の機関車。

乗り込む様子。
（360度カメラで撮影）

フェスに向かう途中の車窓。
アフリカについて勝手に「赤い大地」というイメージを抱いていたけれど、車窓からのイメージは「緑の大地」北海道のような景色が続いた。

14時過ぎにフェスに到着。
時刻表とおり。

フェスの駅構内。
立派な駅舎です。

駅前にはこのような庭園があって、その先にタクシー乗り場があります。
旧市街地までは少し距離があるのでタクシーに乗ることに。そこで、値段交渉しなければ・・・
運転手「50DH」
私「じゃあいいや」
運「いくらならいい？」
私「20DH」
運「それは一人じゃ無理だ。全員乗せてからならそれでいいか？」
私「構わないよ。時間はいっぱいあるから」で交渉成立。

相乗りの客を待ってたけど、集まらないんでタクシーは出発した。運転手はちょっと不機嫌そう。
不機嫌なのはもう一つ理由があって、私がナンバープレートを撮影しようとしたときに「なぜ撮るのだ？」と文句言ってた。
この時まだ私はいろんなことを疑っていたのでつい写してしまった。
でも、ブージュード門まで連れて行ってくれた。
20DH+5DH（チップ）

ブージュード門の手前の路地入ったとこに今日から二泊するHotel Jardin Publicがあった。
二泊50ユーロで朝食付き

部屋の中はこんな感じ。でもシャワーとトイレもあるし、寝るだけなら全然OK。
（360度カメラで撮影）

とり急ぎ、明後日のシャウエン行のCTMバスの予約を取りに行く。
その途中で第一村ネコ発見！

CTMバスのオフィスのあるビル。この正門（？）入って左側の奥にあります。
明後日の朝730出発（新市街地8時出発）のシャウエン行の切符は残り2だった。
わかりやすい英語で話してくれる従業員だった。
ただ、シャウエン行はCTMバスがなくても民間バスもあるようだ。
シャウエンの後はタンジェに行く予定だが、CTMバスは15時発しかないとのこと
もっと早く出たい私はシャウエンからはシャウエンで民間バスを予約するようだ。

中はターミナルビルといった感じで、売店や喫茶店が集まっている。
ここのコーヒーもおいしかった、フランス製のコーヒーメーカーを使っていた。
９DH

さあ、今回の旅で一番行きたかったところの一つ、マリーン朝の墓地へ向かう。
その途中でロバ車が！！思わずカメラを向けてしまった。

墓地は丘の上にあって、下の道路から人が集まっているのが見えた。
登っていくと、反対側の広々とした丘陵が見えた、素晴らしい！！

羊の群れも丘にいた。遠くにフェズの旧市街地が見える。

皆、好きなところに佇んで日が暮れるのを見てる。

ワン公も夕日に佇んでる？

夕焼けはそれほど焼けずに太陽は沈んでいった。
この場所を見たかった。

ワン公もシュールに見えてくる？

どんどん暗くなってきた。
実はこの丘に日本の旅人、6名が集まってきて、気づくと最後までいたのは私らだけだったかも。

その後、何名かの日本の方とつかず離れず？スーク内を歩く。

同じくスーク内散歩

今回初めてのモロッコでの女性の写真。
アルガンオイル屋のお姉さん。
もちろん購入しました。

旅の初めのうちは私一人でレストランに行くのはちょっと苦手なので、日本人二人に連れて行ってもらい、レストランでタジン鍋を注文。
味のほうは・・・まずくはなかった。と言ったら怒られますね!(^^)!。

足元にハンサムな第2村ネコ発見。
おかずが落ちてこないか、待ってます。

今夜はこのあとホテルで寝ます。おやすみなさい