てぶケロと行く、富山アートの旅(富山市ガラス美術館・富山県美術館)

2017/12/22 - 2017/12/22

朝6時に家を出て、友達と富山へ。
富山市ガラス美術館と富山県美術館を巡る、アートを楽しむ日帰り小旅行です。

エリア 富山市(富山)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5

• 交通手段: 自家用車

眠い目をこすって、日が昇る前に家を出発。
集合場所に向かう電車の中からは綺麗なマジックアワーが見れました。

岐阜の友達と合流し、車で富山にビューン。
着いたのは11時くらいでした。それなりに遠いね。
富山市ガラス美術館の近くのコインパーキングに駐車。
お腹空いてると集中力がなくなるから、まずはお昼ごはん。

近くのデパートにあったお寿司屋さんに入店。
厚みのあるマグロの漬け丼。金箔がのってて豪華。
もうすっっっっごく美味しかったです。
中毒性のある美味しさ。写真を見るとまた食べたくなっちゃう。
富山がもっと近ければいいのになぁ。

ではお腹もふくれたところで、美術館へGoGo！
富山市ガラス美術館は外観も印象的で面白いんです。

立地的に広角レンズがないと写真に収めるのは難しいのですが、
角度の違う縦長のガラスがたくさん並び、光の反射でキラキラ光ります。

通行人の皆さんに見られながら集合写真も撮ったところで、いざ入館です！

中に入って驚いた。外観と雰囲気が全然違うぞ。

内観は木のぬくもりを感じる空間でした。
半分が美術館、半分が図書館という作りになっています。

カフェもあります。
メニューをちらっと見たけど、ヘルシーでおいしそう。

カフェを仕切る白いカーテンには、こんなふうに花が飾られていて可愛い。

落ち着いた雰囲気のカフェで、時間があったらここでお茶したかったけど、本日は美術館をもう一軒ハシゴするので諦める。
エスカレーターに乗って展示室に向かいます。

2階から4階のオープンスペースには、富山ゆかりの20名の作家たちの作品が展示されています。

この美術館は撮影禁止の展示と、撮影可能な展示が半々くらいありました。オープンスペースは撮影OKです。

ガラス越しだから綺麗に撮れなかったけど、
わたしが一番心惹かれた作品はこちら。
田原早穂子さんの「山水塔」。ゼリーみたいでとっても綺麗。

企画展「とめどないエネルギー」。
こちらは撮影禁止なので写真はないですが、ユニークなガラス作品がたくさんありました。作品数も多くて見ごたえありました。

吉積彩乃さんの個展。
こちらは撮影可能だったので撮らせてもらいました。

透明なガラスの中にある世界。
透き通った部分と、砂糖菓子のようにザラザラとした側面。指でなぞってみたいと思わされる、好奇心を刺激される展示作品でした。

6階は撮影可能エリア。現代ガラス作家の巨匠デイル・チフーリ氏の作品が展示されています。とってもカラフルでした。

作品名「トヤマ・フロート・ボート」
ボートの中と外にカラフルな球体がありました。

作品名「トヤマ・ミルフィオリ」
海の中みたい。

それではそろそろ良い時間なので、富山県美術館に移動します。
確か車で15分くらいでした。
歩けなくはないけど、あまり歩きたくない距離だよね。

富山県美術館に到着！
時間がなくて駐車場に車を停めてすぐに入館したので、外観をじっくり見れませんでしたが、富山県美術館は巨大な船のような造形で、東向きの一面は、全てガラスで覆われています。

ガラス窓の側にはソファが設置されていて、ガラス窓の向こうに見える美しい立山連峰や環水公園を眺めながらのんびりできます。
ちなみにこのソファ座ると大変危険です。
体を包むように沈み込むので、心地よすぎて動けなくなります。

富山県美術館は2017年8月に富岩運河環水公園にオープンした新しい美術館で、2016年12月に閉館した富山県立近代美術館が、名前をあらたに移転リニューアルしました。
ほとんどが撮影可能なので写真好きにもオススメの美術館です。

冬季は閉鎖のため、残念ながら入れませんでしたが、屋上にはカラフルでユニークなオノマトペの遊具がたくさんあるそうです。次に行ったら屋上で遊びたいな。

三沢厚彦さんの大きなクマの彫刻もいます。
クレマチスの丘の企画展でも見ましたが、とっても大きい作品です。

3階はアートとデザインをつなぐフロア。
ポスターや椅子を中心としたデザインコレクションを展示しています。
図書コーナーやキッズルーム、レストラン「日本橋たいめいけん」があります。

台の上の椅子は展示作品なので触れませんが、床に直に置いてある椅子は座ることができます。

チームラボの「Digital Information Wall（デジタルインフォメーションウォール）」。
富山県美術館が収蔵するポスターコレクションからの3,000点を大型タッチパネルサイネージでデジタル展示しています。

大型のタッチパネルには、時間とともにポスターが次々現れ、手で触れると閲覧できます。近づくだけでも反応があるので楽しいです。

1階フロアにはカフェやミュージアムショップ、ギャラリー。
2階がメインの展示フロア。
常設展示室では約2カ月に1回のペースで展示替えが行われるそうです。

わたしが行った日は「富山県美術館開館記念展 Part 2　素材と対話するアートとデザイン」という企画展が開催されていました。

木や金属から新素材まで。
様々な素材の魅力と、素材に触発されて生まれるアートとデザイン。

会期は2017年11月16日(木) ～2018年1月8日(月)なのでもう終了していますが、アーティストが創作の過程で選択する様々な素材が展示されており、興味深かったです。

TAKT PROJECTの「COMPOSITION」
ガラスの中に様々な部品が入っていました。

倉俣史朗 さんの「ミス・ブランチ」

そして、いよいよ登場！
今回この時期にこの美術館を訪れたのはこの作品に会うため！！

エマニュエル・ムホーさんの「COLOR OF TIME」

おびただしい数の数字が並ぶグラデーションの世界。圧巻です。

本展のための新作だそうです。
一体どれくらいの製作期間で作られた作品なんだろう。

反対側から見ると色味が白っぽい。
見る角度によって雰囲気が変わるので、何度も往復したくなる。

ここでゆっくり写真が撮りたくて平日にあえて行きました。
狙い通り人が少なめでしたが、やっぱり美術館なのであまりパシャパシャは撮りにくいですね。本当はもっといろんな切り取り方をしたかったな。

夕方の閉館時間までいたので、美術館で夕飯を食べることにしました。
レストランやカフェは展示室が閉まっても営業しています。

メニューを見に、レストラン「日本橋たいめいけん」の入り口に行ったところ、呼び込みの方がかなり積極的で驚きました。
早口すぎて何を言っているのか分からないくらい。
とりあえず一旦離れて1階のカフェも見に行ったのですが、値段がそれほど変わらなくてメニューが少なかったので、3階に戻ってレストランで食事をすることに。

注文したのはオムライスとカニクリームコロッケ。
オムライスが有名なお店と聞きましたがオムライスは普通かな。
カニクリームコロッケはとっても美味しかった。
結構ボリュームがあるので全部食べきれませんでした。

久々のアート三昧な一日。
夜まで富山にいたので、愛知に戻った時は結構遅い時間になっていましたが、とっても楽しい充実した小旅行でした。

この旅行記へのコメント （2）

• ひろさん 2018/01/20 18:23:33

  今年も宜しくお願いします

  てぶケロトラベラーさん　こんばんは！
  ガラス美術館と富山県美術館ですか。
  いいですね～
  特に富山美術館に惹かれました！
  
  自分が訪れた時は2017年1月なので富岩運河環水公園にそんな所あったかな～と思いましたが、その後にできたのですね。
  公園内のどの辺に出来たんだろうと思ったらガラス越しに見える風景でなんとなくわかりました。確かに行った時に工事していたような記憶があるので、それがこの美術館だったという事ですね。
  富山はお魚も美味しくまた訪れようと計画している県なので、次に行く時には立ち寄ってみる計画にします。
  
  それにしても朝６時に出発して11時に富山着ってことは運転者交代しないと結構大変なドライブ旅だった事と想像しますが、ガラス美術館の集合写真にはそれを感じさせない表情。若いっていいな～と感じました。
  また次の旅行記も期待しています。
  
  ひろ
  
  

  てぶケロトラベラーさん からの返信 2018/01/20 21:42:18

  Re: 今年も宜しくお願いします

  ひろさん、こんばんわ！
  今年もどうぞよろしくお願いします(*^∀^*)
  
  岐阜集合・岐阜解散だったので、車に乗っていたのは3時間ちょっとですかね。
  わたしたち2人は運転苦手なので、岐阜の友達に全部お任せしちゃいました。
  ひろさんのように旅行先でレンタカーを借りて、慣れない道でも運転できるスキルがあれば、もっと行ける場所が増えるんですけど、運転が好きになれないので全然上達しません(苦笑)
  
  富山のお魚はほんとに美味しいですね！！
  並ばずに食べれる上に、個人的には金沢の海鮮丼より断然美味しいと思いました。
  
  ぜひ次に富山に行く際には行ってみてください( ^ω^ )
  2つの美術館はどちらもよかったですが、特に富山県美術館は本当にオススメです。
  遊び心があるアートはお子さんも楽しめるでしょうし、大人にとっても癒しの空間なので、いろんな人に訪れてもらいたいなと感じました★
  
  
  てぶケロトラベラー