2017年末 初スリランカ！ ②1日目ネゴンボ～2,3日目シギリヤ

2017/12/23 - 2017/12/28

2017年の年末に初のスリランカに行ってきました。
友人がスリランカに詳しくて前から興味がありましたが、行ってみたら想像以上に良いところでした！

訪問地:ネゴンボ、シギリヤ、キャンディ、ゴール
旅行形態:１人旅、個人手配
フライト:スリランカ航空

エリア スリランカ

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 2.0
• 交通: 1.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: タクシー 飛行機
• 航空会社: スリランカ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

入国審査を終え、いざホテルへ。

ホテルの予約後に空港への送迎を頼んでいたので、ミーティングスポットで自分の名前を書かれたプレートを持ってるドライバーを探します。

ちなみに送迎は20USドル。ちょっと高いけど、空港着いてエアポートタクシー手配するより楽なので。なんだかんだ長時間のフライト後は疲れますからね。すんなりホテルへ行きたいです。

プレート持ったドライバーが多過ぎて自分のドライバーさんを発見できませんでしたが、事前に電話番号を聞いていたので、何とか会うことができました。

空港から今宵のホテルのあるネゴンボまでは車で20分ほど。
コロンボ着が夜の便が多いので、コロンボよりも近いネゴンボを1泊目にする人が多いとか。自分もそうだけど。

道路は凄ーく混雑。ドライバーさんいわく、クリスマスホリデー前だから混雑してるんだよ、とのこと。どの国も一緒ですね。ちなみにネゴンボはスリランカでは珍しくクリスチャンが多い地域だそうです。

そんなこんなで、今宵のホテルDickmans resortへ到着。

レセプションでウェルカムドリンクを飲みながらチェックイン。
部屋に案内されます。
事前のメールのやり取りの際もそうでしたが、スタッフさんの対応が丁寧で好印象です。

そして、部屋・ホテル自体も良かったです。設備は揃ってるし、キレイだし。

ベッドにはこんな可愛らしいお出迎えも。

男の１人旅にはちょっと恥ずかしいけど、嬉しいですね。

プールもあります。

夜は泳いでる人いなかったけど、昼間はけっこう皆さん泳いでました。

この夜は機内食でお腹がいっぱいだったので夕食はスキップ。部屋にフルーツが用意されていたので、それを食べて部屋でのんびり過ごしました。

全9室のこじんまりとしたホテルだけど、中庭に面したバーもあるので、そこでまったりするのも良い思います。

部屋での休憩後、レセプションで翌日にシギリヤまで向かうツーリストカーを手配してもらって、ついでにマッサージも依頼しました。

アーユルベーダではないけど、しっかり揉んだり伸ばしたりしてくれたので、フライトで凝り固まった体がスッキリ！翌日からの本格的な旅にむけて体を整えます。

翌朝、シャワーを浴びに行くと、バスルームがオープンエアだったことが判明(笑)夜は照明しかないから分からなかった。もちろん外からは見えない作りですが驚きです。

ここは朝食が豪華でした！

メニューから好きなものをオーダーする形で、自分はチーズオムレツ、ベーコン、スープ、ヨーグルト、チーズをチョイス。フルーツとパン、紅茶(またはコーヒー)、フレッシュジュースは自動的に付くみたい。

ボリュームが凄く申し訳ないけど、少し残してしまいました。でも味は良かったですよ！

こんな感じで中庭が見えるテラスでの朝食です。

この日は自分以外の宿泊客は欧米の方ばかりみたいでした。もともとアジア系の宿泊客は少なそう。

朝食の後はチェックアウトまで町をブラブラ。

ホテルから1,2分で大通りまで出られました。そこそこカフェやレストランもあって外での食事に困らなさそう。

さらに1,2分歩くとネゴンボのビーチに。

ビーチリゾートだけあってキレイ。
朝だから人も少なくていいですね。
ちょっとひなびた漁村感があるのも、味があります。

町を歩いてても欧米の方が多いです。日本での知名度はあまり高くないスリランカだけど、欧米ではメジャーなリゾートの一つらしいですね。

そんななか、ホテルへの帰り道、香港からの１人旅の方と遭遇。話が盛り上がって一緒にご飯でも！とお誘いしてもらったけど、タクシーを手配してしまっているので、泣く泣くお断り。あー、残念。

ホテルへ帰ってからは、シャワーを浴びタクシーを待ちます。
やっぱりスリランカは暑くて汗が止まらない。この旅で何度シャワーを浴びたことか…。

チェックアウトを済ませ、ロビーでタクシーを待ちます。

その間、他のゲストやスタッフとおしゃべりして時間を潰します。
このホテルの良さの一つは、スタッフとゲストがすごくフレンドリーなところ。１人旅にはでも楽しく過ごせるいいホテルです。

一泊だけなのが勿体ないですが、次にこの旅のメイン・シギリヤが控えているので、旅立たなくては…。

そんな名残惜しい気持ちを抱きつつ、シギリヤへ向かいます。

車で2時間ちょっとでシギリヤ到着です。

この日は12月24日、クリスマスイブで相変わらず道路が混雑。ドライバーさんも2日後ならこんなに時間かからないんだけどと言ってました。
いいんですよ、ちゃんと着けば。

今宵のホテルはホテル・シギリヤ。そのまんま。

ここもロビーからクリスマスムード。

中庭が見える席でウェルカムドリンクを飲みながらチェックイン。このスタイルはスリランカの定番なんですかね。どのホテルでもゲストハウスでもウェルカムドリンクを飲みながらのチェックインでした。

部屋に案内されました。

このホテルは今回の旅で一番高かったのですが、部屋は一番……でした。悪くはないのですが、料金と比較してしまうと、うーんという感じです。

ただ、この日がクリスマスでなので、値段がかなり上がっていたのもあるでしょう。山奥の観光地のホテルなので、もともと高めの設定だとは思いますが、通常の日ならもっと安く泊まれるでしょう。

今日は日が日なのでしょうがないですね。

ホテルを散策してみます。

山奥の大型ホテルだから、ホテルだけで全て事足りるよう、レストラン、バー、プール、スパと色々揃ってました。

こういうところでのホテルステイも悪くないですね。

そして、ついでにレセプションで翌日のキャンディまでのツーリストカーを手配してもらいます。
ここは定額制みたいなんだけど高い！キャンディまで2時間ほどだけど、95USドル！！ネゴンボーシギリヤより近いのに、値段は高くなるなんて…。
でも場所柄他に手配する手立てもないのでお願いすることに。
あぁ、予想以上の出費…。

ついでに、シギリヤロックのガイドを雇おうか迷ってたので聞いてみたけど、人の流れについていけばガイドなんていらないよ！とのこと。
ちょっと心配だけど、まぁそっかと思って取りあえずはガイドは手配せず。

ホテルの外も散策。

……何もない。たまにちょこっと商店的なものがあるくらいで。

ゾウ(野生ではない)はいましたが(笑)。

道中でシギリヤロックを発見！
明日はこれに登るんだなぁ。とりあえず天気が崩れないことを祈ろう。

歩いても何もないのでホテルに引き返します。

ホントにこの辺はシギリヤロックの観光のためにある場所なんだなと実感。

夜になるとイルミネーションでクリスマス気分が高まりますね。

スリランカって仏教国だからクリスマスってどうなるんだろうと思ってましたが、がっつりクリスマスしてました。

夕食はホテル内でいただきます。

この日はクリスマス特別ディナーらしく、チェックイン時に１人40USドルだけど、どうしますか？と尋ねられました。
高っ！と思いつつ、ここで食べるしかないからなぁと思ってると、別のスタッフからagoda(このホテルはagodaから予約)からの予約だとディナーは無料だよ、との声が！

なんと！40USドルがタダは大きいよ！
毎回無料になる訳じゃないと思うけど、今回はタイミングが良かったのかな。
タダなら断る理由もないですからね。ホテルで食べることにしました。

なかなかレストランがオープンしないので、バーでモヒートを飲みながら待ちます。

暑いとこだと、こういうスッキリしたものが合いますね。

スタッフによるクリスマスキャロルなんてのもあったり。

そうこうしているうちに、レストランがオープンしました。

食事はビュッフェ形式です。

普段からビュッフェらしいのですが、この日は目の前で切ってくれるローストチキンやラム、ポークがあったり、クリスマスケーキがあったりで特別感を出してました。オードブルも多分普段よりも豪華なんだろうなーという雰囲気でしたね。

そんな気分に触発されて、普段はあまり飲まないのですが、白ワインをボトルで空けちゃいました。

そんな中、しっかりカレーもあり、スリランカらしさをアピールです(笑)

なんとサンタさんも登場！
子供たちにプレゼントをあげてました。

バンドの演奏があったり、ダンスパーティーがあったりと、クリスマスを意識した旅のつもりではなかったけど、特別な日の雰囲気を存分に味わえました。

……が、弱いくせにたくさん飲んじゃったもんだからフラフラしてきて、早々にベットに潜り込んでしまいました(笑)

明日は早朝からシギリヤに登るし、今日は無理しちゃダメ！早く寝なきゃ。

寝る直前、ふとテーブルを見てみるとケーキが！

夕食の間に各部屋に配ってたんですね。

なかなかサービスがいいなぁ。

前日早く寝たので、なんとか早く起きれました。
シギリヤロックへは早い時間に行かないと！と思ってたので、ここで寝過ごすわけにはいきません。

ガイドブックやネットの情報で、とにかく混むから、早い時間できればチケットセンターが開くのと同時に登った方がいい。
とか、
暑いから陽が強くなる前に登った方がいい。
というのをたくさん目にしていたので、7時30分のオープンと同時に中に入ろうと思います！

なので、シャワーを浴びたら朝食も食べずにシギリヤロックへ向かいます。
(前日食べ過ぎたからまだお腹がいっぱいなだけでもあるけども)

とりあえず、敷地内に入ったけども広くてなかなかチケットセンターまでたどり着かないなぁ。

壕が見えてきた。

ようやくチケットセンター辺りまで着きました。

ホテルから徒歩だと20分以上はかかります。

この付近ではガイドさんが客引きをしています。日本語を話せるガイドさんが話しかけてきました。最初は昨日ホテルで聞いた通り頼む気がなかったんだけども、その旨を伝えたらあっさり了解してくれてチケットの買い方とか場所を教えてくれてバイバイって感じ。全然しつこくなかった。

それが逆に気に入って、チケット購入後、その人にガイドをお願いしました。(そういう作戦なのかもだけど)値段は4500～5000ルピーだったかな？＋チップ。安くはないけど、頼んでよかったかなと思います。

いよいよ中へ。

ガイドさんが詳しく説明してくれます。１人だったら素通りしてしまうところでも、歴史や由来を聞けるのがいいですね。

雨は降ってないんだけど、霧がかかってる…。

いよいよ岩へと進んでいきます。

絶妙なバランスで保たれている石のゲートをくぐります。

どんどん上へと進んでいきます。

この辺りはまだそれほどきつくありませんが、登りはじめてから15分～20分くらいの地点かな。

途中にシギリヤロックの見所の1つ、シギリヤ・レディがあります。そこは今は撮影禁止なので写真は取れません。
前はフラッシュなしなら撮影可能だったようですが、フラッシュたいて撮影する人が後を絶たず、撮影自体が禁止になったとガイドさんが言ってました。
観光客として、自らの態度を振り返らなきゃいけないなと思う出来事ですね…。

上に近づくにつれて、王朝があったころの名残が現れてきます。
ここは警備の人の部屋の跡だそう。

それと同時に傾斜と段差がキツくなってきます。
年配の方も登ってるけど、かなり大変だろうなぁと見てても感じます。

ついにライオンテラスまできました！
今は足の部分しか残っていないけど、昔はライオンの口のなかに入っていくような造りだったとか。

ここまでくれば頂上まであと少し！

ついに頂上到着～！
そして晴れた～！
見晴らしが良くて、景色がキレイ！

ここはかつての王様のプール。

見晴らしもいいけど、遺跡もすごい！
こういうものを見ると、本当に言葉を無くすというか、言葉じゃ表現できない素晴らしさがあります。

シギリヤの場合、時間をかけて苦労して登った末に巡り会えるので、感慨が高まりますねぇ。

下りてくると、また曇ってきました。いいタイミングで登れて良かった～。

ガイドさんの説明を聞きながらの登頂だったけど、往復1時間半ほど。9時半前には出口まで戻ってこれました。

暑くて汗たくさんかいたし、水も必須(入り口手前の売店で売ってます)。だけど、時期と天候的にそれほどキツくは無かったです。

登る時間はオープンと同時で大正解！
降り始める頃下をみると、岩の登り口の手前から列が出来てました。人のピークは昼頃なので、もっともっと列は長くなるとか…。ガイドさんも、全然進まなくて登るのに物凄い時間がかかってイライラするし暑いから、その時間帯はガイドしないと言ってました(笑)

山奥だし、入場料だけで確か35USドルするけど、やっぱりスリランカでも屈指の名所とあって、ここは必見です！

登頂でかなり足がつかれたけど、ガイドさんがホテルまでバイクで送ってくれました！これはホントにありがたい。ちょっとチップをはずもう。

ホテルでガイドさんと分かれ、シャワーを浴びてチェックアウトまで一眠り！12時がチェックアウトなので、余裕があります。
ちなみにチェックアウトのときのスタッフの方、日本語が喋れました。聞くともう少しで福岡に日本語を勉強しに来るそう。こういうの聞くと、ちょっと嬉しくなります。

さて、次の目的地は古都キャンディ！ツーリストカーは昨日すでに手配ずみ。

次はキャンディとその翌日のゴールについて書いていきます！