2017/05/16 - 2017/05/18
41位(同エリア129件中)
キャンパー すみ子さん
- キャンパー すみ子さんTOP
- 旅行記3冊
- クチコミ99件
- Q&A回答0件
- 26,797アクセス
- フォロワー0人
スペインの南海岸沿いを旅行中に、せっかくだからモロッコにも行こうと思い、スペインのタリファから日帰りでモロッコのタンジェへ行きました。普段はツアーには参加せず、自力で歩き回るのが好きですが、今回はツアーに参加した方が経費がかからないと分かり、ツアーに参加しました。というのも、ツアー(タリファ⇄タンジェの往復のフェリー、昼食、ガイド込み)の方が、往復のフェリーチケットを単品で買うより安いのです!すごいですよね。どういうカラクリなのでしょうか?
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
滞在していたキャンプ場はタリファ(スペイン)という町の中心から車で15分ほどの海岸沿いにありました。この門はタリファの町の門です。この近くにタンジェ(モロッコ)行きのフェリーが出る港があります。
モロッコへの日帰り旅行の前日、フェリーのチケットを買いに港へバイクで来ました。港の周辺にはいくつかの旅行会社があり、モロッコへのツアーを販売しています。ネットで予め相場を調べていました。まず、港へ行き、窓口でフェリーチケットの値段を聞きました。往復で1人70-80ユーロ、二人だと140-160ユーロ。ネットで調べていたより高いです。その後、いろいろなツアー会社で聞いて回りましたが、絨毯屋見学など私達が希望しない内容が含まれていて買う気が起きず。そんな折、フェリーの運行会社であるFRSのショップに2名で120ユーロというツアー商品の広告を見つけました。これはFRSがフェリー往復チケットを単品で売る価格より安いです。 -
広告を見ると、家族やお友達へのプレゼント用に販売されているようでしたが、私たちは2人で行くし、これを自分たち用に買って、自分たちでこのチケットを使うことにしました。
連日、タリファは雨、風が続いていて、日帰り旅行当日も雨風が心配されました。追い打ちをかけるように、キャンプ場で知り合ったケンブリッジ(イギリス)からキャンプに来ていた夫婦にも、「え、タンジェ行くの?明日は強風だよーん」と脅されました。明日は朝早く起き、港までバイクで行く予定でしたが、雨に濡れるのが怖くなり、キャンプ場の事務室にいたスタッフにタクシーを予約してもらいました。タリファのフェリー 船系
-
せっかく、港の近くで無料でバイクを駐められる場所を前日に下調べしておいたのに、残念。この写真のところに駐めようと思っていました。
ついに、当日。人生初のアフリカ大陸!早く起き、まだ暗いなか、迎えに来てくれたタクシーに乗り、港のフェリー乗り場へ。ひどい雨ではありませんでしたが、風は強く、とても寒かったので、タクシーにして良かったかな。
予定通りフェリーに乗り、フェリーの中に入国審査のオフィスがあり、モロッコの入国手続きをしました。ツアーの係員が私達団体みんなのパスポートを集めて、入国審査の窓口に行ってくださるので、私はただ客席に座っていれば良かったようです。しかし、私はよく話を聞かなかったので、勝手に自分で入国審査の窓口に並び、スタンプを押してもらいました。(ツアーということを一瞬忘れていました、、、) -
タンジェに到着しました!タンジェはなんと、晴れていました~!!!
港には2台のミニバスが待っていて、私達のツアーは2グループにわかれました。一つはガイドが英語、もう一つはスペイン語。私はもちろん英語を選択。
ミニバスでタンジェ市内観光です!海の方へ行ったり、フランスから来た大型スーパーマーケットのカーフールを見たり、サウジアラビア国王の別荘も見ました。バスの中から撮った風景です。 -
ラクダに乗れるところへ寄り、ラクダに乗りました。5分くらいの体験でしたが、楽しかったです。ラクダが座っている状態で、私が背中に登り、その後、ラクダが立ち上がるのですが、思っていたより勢いがよく、びっくり。ラクダ使いがラクダを誘導していました。ラクダ使いの方々は、タンジェ郊外の村からラクダを連れて、ここにやってくるのだそうです。
-
洞窟も訪れました。
-
光の先は、海です。水が洞窟の方まで来ています。
-
長い洞窟でした。箒(ほうき)を持ったお兄さんが、これ見よがしに観光客の目の前に来て、掃き掃除を始めます。チップ目当てでしょうか。
-
タンジェの町の中心でミニバスを降り、ここからは歩いて旧市街を探検します。
-
路地は細く、趣があります。
-
歩いているだけなのに、胸が高鳴ります。
-
この若いカップルはアメリカから来たとのこと。ヨーロッパを周っているのだそう。
-
タイルが美しい。ポルトガルやスペインでもモロッコ様式のタイル張りを目にしますが、ここがモロッコスタイルの本場ですね。
-
絵が描かれている壁もありました。
町の中は、白い壁に青い窓枠をマッチさせていて、きれいでした。白と青の色使いは、フランスの田舎でも見られます。 -
団体で予約してあるレストランへ。このツアー専用のレストランなのでしょうか、とても広かったです。まずはスープとパン。スープはよい香りのスパイス、豆とお米が入っていました。パンは、町を歩いていたときにパン屋にたくさん積み重ねられているのを見ました。
-
牛肉のひき肉を串に巻きつけて焼いたもの。つくね串みたいですね。塩コショウがすごく効いていて、テイスティーでした。
-
メインはチキンとクスクス。干しぶどうが入っていて、野菜にもスープが染みていて、いろいろな味がして美味しい!完食しました。ドイツから来た方々は、生演奏の民族音楽に合わせてもう踊っています。ビールのおかげでしょうか。味がしっかりついているので、ビールも進みそう。デザートは、はちみつがたっぷり染み込んだおかしでした。ビスケットを油であげたものですが、とっても甘く、小さいけど食べ終わるのに時間がかかりました。それと、ミントティー。こちらも、とっても甘く、飲むのが大変でした。でもせっかくなので飲み干しました。モロッコ式ミントティーは茶葉を鍋で煮出すのですが、その煮出す過程でたくさん砂糖を入れるのですね。(この旅行記の表紙の写真がはちみつのお菓子とミントティーです。)
食事が終わった頃、店内で民族音楽を演奏していた方々がチップをもらいにテーブルをまわりはじめました。ほとんどのツアー客がチップをあげていました。そんな中、ドイツ人グループはあげるのを拒んでいました。
おいおい、音楽に合わせて踊ってしまったのだから逃げられないのでは?と思いましたが(笑) -
レストランのあとは、また町歩き。ガイドさんはいろいろなお店の前で止まります。買い物ツアーになっています。絨毯、陶器、金属器、アクセサリーなどなど。ここは、そんなお土産屋の屋上に登り、撮った写真。
-
タンジェの町。異国情緒漂っています。
-
屋上から撮った隣のビル。
-
最後に自由時間がありました。一番賑やかな広場に面したカフェでコーヒーをオーダーしました。アラブの国に来たなあと感じる瞬間は、カフェの客が全員男性であること。カフェにいる女性は観光客だけ。
その後、ホテル コンチネンタルからフェリーが出る港を眺めました。 -
このホテルはタンジェのなかでも代表的なホテルです。
インターコンチネンタル ホテル タンジェ ホテル
-
モロッコのスパイスやハーブを売っている薬局で買ったモロカンスパイス。レストランで食べたスープにもこれが使われていたようです。18種類のスパイスがミックスされていて、これを料理に入れれば、モロッコ味になるようです。この日から数日間は、キャンパーの中で炒め物を作り、このスパイスを使いました。美味しい!
ミントティーの茶葉も買いました。
イスラムの国では、ハーブやスパイスのお店=薬局なのですね。体の不調はハーブで治す。漢方みたいです。疲れたときに嗅ぐと良いハーブ、鼻が詰まっているときに嗅ぐと良いハーブなどなど教えてもらいましたが、花粉症を治すハーブは残念ながら見つかりませんでした。(毎年この時期は重度の花粉症に苦しんでいます。) -
楽しかったモロッコツアーも終わり、帰りのフェリー。
港に、とっても高級な船が停まっているなーと思っていました。客船ではなさそうです。でも、じゃあ個人で所有しているにしては、高級すぎです。世界でこれを所有できる人が何人いるか。。。
なんと、サウジアラビアの国王がちょうどタンジェの別荘に宿泊されているとのこと。これは国王が乗ってきた、国王所有の船なのでした。すごいものを拝むことができました。
帰りのフェリーでは、なぜか、船酔いしました。船酔いを鎮めるため、サンドイッチを食べました。
今回のタンジェへの日帰り旅行は、晴天に恵まれて何よりでした。また、普段はツアーには一切参加しない私と相方ですが、今回はミニバスでタンジェ市内をいろいろ周れたので、ツアーのメリットを感じました。もし、個人で来ていたら、旧市街だけ歩くのが精一杯で、郊外まで見てまわることはできなかったでしょう。 -
タンジェへの日帰り旅行から帰ってきて、その翌々日にジブラルタルを訪れました。
タリファから海岸沿いを東に進むと一時間位で着きます。タリファのキャンプ場で知り合ったイギリス人夫婦の夫の方がジブラルタル出身ということで、ジブラルタル行きを強く勧められました。ジブラルタル出身ってレアです。
ジブラルタルの入り口近くにある駐車場にキャンパーを駐め、歩いてジブラルタルへ向かいます。駐車場から撮影したジブラルタル・ロック。 -
イギリス領ジブラルタルへ入国。国境を跨ぎましたが、特にパスポートチェックなどありませんでした。
-
ジブラルタルの街なかは、イギリスと同じ雰囲気で、お店もイギリスにあるのと同じラインナップのチェーン店がひしめき合っていました。イギリス式パブで休憩します。
-
イギリスのパブだし、サイダー(りんごのお酒)を。
イングリッシュブレックファストはちょうど終わったとのこと。残念。もう少し早く来ればよかった。
イギリス代表のスーパーマーケット、テスコへチェダーチーズを買いに行きました。スペインにはイギリスにあるようなチェダーチーズがなく、テスコで買うのを楽しみにしていました。期待していたとおり、ありました。しかし、とっても高い!
◎ジブラルタルのテスコについて
品揃え的には、イギリスのものが全部揃っていて、完璧です。しかし、価格的には、割高です。 -
ジブラルタル散策を終え、スペインへ帰ります。
国境には、この看板だけ。
束の間のイギリスを楽しみました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
タンジェ(モロッコ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
29